2020年09月03日公開
2020年09月03日更新
【ナルト】ガトーは悪逆非道の大富豪!再不斬との関係や最後の死亡シーンを解説
NARUTO(ナルト)で海運会社ガトーカンパニーを経営しているガトーは悪逆非道の大富豪として周囲からも恐れられていました。NARUTO(ナルト)において悪役や敵役として登場しているキャラクターは多いですが、悪役であっても実は心優しいなどの深みのあるキャラクターも多いです。しかし、彼はどこを見ても良さがない純粋な悪役として登場していました。そこで、霧隠れの抜け忍をしている再不斬との関係や最後の死亡シーン、数々の悪行、声を担当した声優などを紹介します。
ナルトのガトーは悪逆非道の大富豪
NARUTO(ナルト)で裏の世界ではアウトローにも顔が利くガトーは、数々の悪行を行っていました。表向きは海運会社ガトーカンパニーを経営している世界屈指の大富豪となっていますが、裏の世界では闇の世界の帝王と呼ばれるほどの悪行を行っていたのです。密売人として違法な商品を売りさばいたり、国や企業でさえも乗っ取ったりさまざまな顔を持っている悪逆非道の大富豪でした。
NARUTO(ナルト)では情報通といわれているカカシでさえも知らないガトーは、賞金首となっている抜け忍をあえて雇い使用することで自分の正体を隠し通していたのです。そこで、計算高く自分以外の人間を信用していない悪逆非道の大富豪であるガトーの声を担当した声優や霧隠れの鬼人と呼ばれている再不斬との関係、最終的には雇っている忍によって殺されてしまう彼の最後の死亡シーンを紹介します。
NARUTO(ナルト)の作品情報
NARUTO(ナルト)の概要
少年漫画においてはあまり行っていないある意味のタブーを取り入れている「NARUTO(ナルト)」では、恩師を殺されたナルトは対話によって敵と和解するという姿が描かれて注目を集めることになります。岡山県出身の漫画家である岸本斉史さんによって描かれたNARUTO(ナルト)は、週刊少年ジャンプにおいては看板漫画として人気を得ていました。さらに、長寿アニメとして10年以上テレビアニメで放送されています。
全72巻(全700話)まで単行本で刊行されたNARUTO(ナルト)は、1999年43号~2014年50号に渡って週刊少年ジャンプによって連載された漫画であり海外でも高い評価を得ていました。連載当初からバトルアクション漫画として人気を集めたNARUTO(ナルト)では、修業を一緒にしてきた仲間同士の友情や絆、強い絆で結ばれている師弟関係、壮絶な過去による因縁や復讐などの世界が巧みに作り込まれていきました。
NARUTO(ナルト)のあらすじ
ある者の襲撃によってピンチとなった木ノ葉隠れの里では、当時里長を務めていた四代目の火影が自らの命と引き替えに里を守っています。彼は里にとって命のような存在の九尾の妖狐をある赤ん坊の体内に隠したのです。時が流れ平和を取り戻した里では体内に重要な秘密を託されたナルトが忍者になるためにアカデミーに通っていました。超問題児だった彼は、身を挺して自分を守ってくれた恩師によってある覚悟を持ちます。
ガトーのプロフィール
NARUTO(ナルト)で表と裏の二つの顔を持っているガトーは悪逆非道の大富豪として登場しています。ナルトにおいては悪役であるキャラクターであっても過去に辛い思いをしていたり、家族の復讐に燃えていたりそれなりの理由や原因がありました。しかし、彼に関しては生粋の悪人だったようです。表の世界はもちろん、裏の世界にも顔が利いている彼は闇の世界の帝王とまでいわれていました。
- 名前:ガトー
- 異名:闇の世界の帝王
- 性別:男性
- 所属:波の国
- 職業:海運会社ガトーカンパニーの経営者
- 表の顔:世界屈指の大富豪
- 裏の顔:違法な商品を売りさばく密売人
- 性格:非道、ずる賢い、計算高い、かなりケチ
- CV(声優):坂東尚樹
表の世界では屈指の大富豪として海運会社ガトーカンパニーの経営をしているガトーですが、裏の世界では抜け忍である桃地再不斬らを雇って国や企業を次々に乗っ取ったり密売人として違法な商品を売りさばいたりしていたのです。悪逆非道な彼は数々の非道な行いをしてきた末に、雇っていた桃地再不斬によって殺され死亡しています。ナルトにおいては珍しくどこを見ても悪逆非道なキャラクターとして活躍していました。
ガトーの性格
NARUTO(ナルト)で世界屈指の大富豪として活躍しているガトーは、裏の世界ではやたらとケチな性格を披露しています。闇の世界の帝王と呼ばれている彼は、数々の悪行を重ねているためにそれが公にならないために都合の悪い人物の殺しなどは全て賞金首となっている抜け忍を雇って行っていました。自分の手は決して汚さない彼は用心深い性格も持っていたようです。
最後は自ら雇っていた抜け忍によって死亡している彼ですが、彼があえて賞金首となっている抜け忍を雇う理由には、正規の忍者の場合はお金がかかるからでした。かなりケチな性格をしている彼はお金の節約のためにならず者や抜け忍しか雇わなかったのです。悪逆非道の彼は反乱を起こさないために人々を脅したり、自分に逆らったものを公開処刑したりするという残虐な性格も持っていました。
ナルトのガトーと再不斬との関係や最後
ガトーと再不斬との関係
NARUTO(ナルト)で大いなる野望を抱いている桃地再不斬(ももちざぶざ)は、かつては霧隠れの暗部において無音殺人術(サイレントキリング)の達人として活躍していました。霧隠れの実力者だった彼は、霧の忍刀七人衆の一人として高い評価を得ていましたが、自身が通っていた忍者学校の卒業試験において同期の生徒を皆殺しにしてしまっています。水影暗殺のクーデターに失敗した彼は部下と一緒に里を離れました。
- 名前:桃地再不斬(ももちざぶざ)
- 血液型:A型
- 星座:しし座
- 誕生日:8月15日
- 年齢:26歳
- 体重:72kg
- 身長:183㎝
- 職業:霧隠れの抜け忍
- CV(声優):石塚運昇
波の国を支配することに成功したガトーでしたが、再度広く交流ができる橋を架けようとした橋職人であるタズナが邪魔な人物となったために彼の殺害を抜け忍である再不斬に依頼しています。私利私欲の為であればどんな手段も厭わない彼は最後は死亡することになりますが、彼が死ぬまでには多くの犠牲者が出ることになりました。
ガトーの最後の死亡シーン
NARUTO(ナルト)で海運会社ガトーカンパニーの経営をしているガトーは、波の国を自分のものにするために漁師であるカイザを処刑しています。彼は自分にとって邪魔になった存在は暗殺したり処刑したりしていたのです。漁師であるカイザの場合は二度と反乱が起こらないようにするため、見せしめにするために公開処刑をしています。彼らの仲間に戦意を喪失させるために惨い処刑を行ったのです。
橋職人であるタズナが登場したことで再び建設中だった橋を架けようとした彼が邪魔になったガトーは、彼の暗殺を企み抜け忍である再不斬と温厚で素直な性格の白を雇います。しかし、橋職人であるタズナにも護衛がついており第七班と戦うことになりました。互角の戦いが繰り広げられますが、オリジナル忍術を放つことができるカカシの攻撃を受けそうになった再不斬を庇ったことで心優しい白は死亡します。
敵を倒すことなく死亡した白に対して貶した上に、彼の死体を足で蹴飛ばしたガトーは最後死亡することになりました。雇い主であったガトーですが、自分を庇って死亡した白のことを大切に思っていたことに気が付いた再不斬は、瀕死の状態でありながらも襲い掛かり彼の首を斬ったのです。アニメにおいては最後の死に方が異なっており、心臓を突き抜かれて死亡することになりました。
ナルトのガトーの部下や悪行
ガトーの部下は2人
表の社会で海運会社ガトーカンパニーの経営者を務めていたガトーには二人のボディーガードがついていました。彼は自分のボディーガードとしてギャンブル好きの侍となっているゾウリと居合抜きの達人であるワラジを雇っていたのです。彼ら二人は悪逆非道なガトーのために彼の手足となって行動しています。波の国の英雄として活躍していたカイザを公開処刑にしたのもこの二人となっていました。
ギャンブル好きでありながらも雇い主のガトーには忠実なゾウリと血が出るものであれば何でも戦ってみたいと思うワラジは雇い主に頼まれたツナミを人質として連れ去ろうとしたり、息子であるイナリを斬り殺そうとしたりしていますが、素早く状況を判断して行動することができたナルトの分身によって阻止されていました。二人は雇い主の命を守り彼の私利私欲のために多くの犠牲者を出す手助けをしていたのです。
ガトーの不正や悪行の数々
世界屈指の大富豪として活躍しているガトーは、裏では数々の悪行を働いてきました。裏の世界では闇の世界の帝王と呼ばれるくらい恐ろしい人間だったのです。禁製品や麻薬などの違法な商品を売りさばいたり、国や企業を乗っ取ったりしてきた彼は、波の国を自分の支配する国にしようと企みます。物流を遮断することによって自分だけが儲かる独占の仕組みを作り上げていったのです。
不正や悪行の数々を行ってきた彼は最後は雇っていた抜け忍である再不斬の怒りを買って死亡することになりますが、彼がこれまで暗殺したり、処刑したりしてきた犠牲者は驚くべき数となっていました。自分だけの利益を追い求めていた彼は波の国を支配し貧困に追い込んでいきます。情に厚いカイザは仲間や孤独になってしまったイナリを助けるためにガトーに歯向かったことで公開処刑されることになりました。
英雄と呼ばれた心優しいカイザの両手を斬り落とした上に、公開処刑にすることで波の国の人々を恐怖へ陥れて逆らえないようにしたのです。しかし、橋職人であるタズナがかつて英雄だったカイザと同じように橋を架けて物流を再開しようとしたことで彼の標的となってしまいました。彼は自分の邪魔になる人間に対しては容赦なく切り捨てる極悪非道な性格を持っていたのです。
ガトーの名言「少々作戦が変わってねぇ…」
橋職人であるタズナが邪魔になったガトーは、口を包帯で覆っている再不斬と純粋で一途な性格の白を雇い邪魔者を暗殺するようにと指示します。しかし、雇われた彼ら二人が第七班を相手に戦っている最中に大勢の手下を連れて姿を現したのです。その際に極悪非道な彼が放った名言が下記のセリフとなっています。
「少々作戦が変わってねぇ…と言うよりは初めからこうするつもりだったんだが…」
他人のことを信用していない彼は、自分が雇った二人も一緒に始末しようと考えていたのです。自分を庇って死んでしまった白に対して、役に立たなくなった人間は不要とばかりに死体を蹴ったことで霧隠れの抜け忍である再不斬から怒りを買った彼はは最後は首を斬られて死亡することになります。
ナルトのガトーの声優
坂東尚樹のプロフィール
悪行の限りを尽くして最後は死亡してしまったガトーの声を担当したのは声優の坂東尚樹さんです。坂東尚樹さんは、声優以外にナレーターとしても活動をされています。声優の坂東尚樹さんは、劇団青年座俳優養成所本科を卒業した後は、声優の仕事を目指して劇団新人会をはじめ、マウスプロモーションや九プロダクション、ALBA、リベルタなどさまざまな事務所で活動をしてきました。
- 名前:坂東尚樹(ばんどうなおき)
- 本名:坂東耕一郎(ばんどうこういちろう)
- 血液型:O型
- 生年月日:1957年12月12日
- 出身地:北海道旭川市
- 身長:163㎝
- 職業:声優、ナレーター
- 所属事務所:プロダクション・エース
- 声優デビュー:1983年
- 配偶者:あり
現在はプロダクション・エースに所属して声優やナレーターとして活躍しています。端正なバリトンの声を持っている声優で俳優だった仲村秀生さんや歌手や俳優、声優として活躍してきた富山敬さんが死去した際には彼ら二人の持ち役の一部を引き継いでいます。
坂東尚樹の主な出演作品
声優の坂東尚樹さんの主な出演作品には、キャプテン翼の北詰誠役や魔法の天使クリィミーマミのタカシ役、地球SOS それいけコロリンの江古再生役、機動戦士Vガンダムのオーティス・アーキンズ役、バクー・チー役、疾風!アイアンリーガーのメッケル役、スーパーヘッド役、インサイド・ロガシー役、ジャングルの王者ターちゃんのアレン役、黄金勇者ゴルドランのジェットシルバー役などがありました。
その他のテレビアニメとしては、ナースエンジェルりりかSOSの宇崎宙役、ダークジョーカー役、カリティ役、勇者指令ダグオンの宇宙の阿修羅シュラ役、剣風伝奇ベルセルクのオーウェン役、浦安鉄筋家族の大沢木金鉄役、牛松虎五郎役、逮捕しちゃうぞ SECOND SEASONの仙台四郎役、出撃!マシンロボレスキューの水島純一郎役、SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriorsの水鏡ガンタンク役などがあります。
ナルトのガトーに関する感想や評価
こうして改めて読むと結構大物だなナルトのガトーさん……
— ふる🦀 (@enjoy_duel) October 16, 2019
ナルトを改めて読んだ際に悪行の数々を行ってきたガトーが結構大物だったんだとしみじみと感じた人はいたようです。表の社会では海運会社ガトーカンパニーの経営者として活動し、裏社会では闇の世界の帝王と呼ばれる彼は密売人として違法な商品を売りさばいたり国を乗ったったりして多くの人を犠牲にしてきました。最後は死亡してしまう彼ですがナルトでここまで純粋な悪役も珍しいとコメントされています。
ナルトで好きなキャラはガトー
— 森の妖精リラックマ (@Uhehe_FFATM) November 6, 2017
多くの人を殺害し苦しめてきたガトーですが、ナルトの中で好きなキャラだと感想を寄せている人もいました。悪行の数々を行い他人を一切信用しない彼の存在は悪役に徹しているキャラクターとなっています。そのあまりにも突き抜けた悪行を貫いている彼を認めている人もいたのです。
ガトーさんとかいう長いナルトの歴史の中でも数少ない純粋な悪役
— 黒猫とお空を周回するリン (@eALe7pj4x4pCq4V) October 4, 2017
ナルトにおいてはさまざまな敵役や悪役が登場していますが、ここまで純粋に悪役を貫いたガトーは、長い歴史を持っているナルトにおいても貴重な存在だと感想を寄せている人もいました。ナルトでは悪役でも実は心優しかったり、ある人物の復讐のために心が歪んでしまったりなどの壮絶な過去を持っていることが多いですが、彼の場合は純粋に自分の利益を考えて周囲の人間は駒としか思ってないキャラとなっていたのです。
ナルトのガトーまとめ
悪逆非道の大富豪とされているガトーは、純粋に自分の利益のために生きていました。そのため、金のため自分の利益のためであれば周囲の人間がどうなってもなんとも思っていなかったのです。彼は自分以外は全て駒と考えており、彼らの命は自分が支配してもいいと考えていました。すでに死んでいる白を罵り蹴ったことから怒りを買ったことで雇った忍者である再不斬によって最後は死亡することになります。