【ナルト】うちはイタチの声優はだれ？暁加入までの経緯や名言・名シーンも紹介

うちはイタチは『NARUTO（ナルト）』の中でも圧倒的な人気を誇るキャラクターであり、作中でもトップクラスの実力を持つうちは一族の天才であり、サスケにとって超重要な人物となっています。心優しき人物で悲しき過去を抱えているイタチは名言などでも多くのファンを魅了しました。ここから『NARUTO（ナルト）』とうちはイタチについての基本情報をまとめていきます。

『NARUTO -ナルト-』は日本が世界に誇るメガヒット漫画であり、忍者漫画として日本漫画史に残る高評価を獲得しています。『ワンピース』と共に長年『週刊少年ジャンプ』の看板漫画として人気を博した作品のため、漫画ファン、アニメファンならば知らない人はいない少年漫画の金字塔となっています。 

『NARUTO -ナルト-』は人気漫画家・岸本斉史によって描かれる日本の漫画作品であり、アニメやゲーム、劇場版作品、舞台など幅広いメディアミックスで知られています。1999年43号から2014年50号まで15年に渡って連載された漫画であり、全700話で完結しています。コミックスは全72巻と外伝1巻が刊行され、2億5000万部を突破している作品となっています。

うずまきナルトは忍者アカデミーの劣等生であり、卒業試験が迫っていることに焦っていました。それは卒業試験が『分身の術』であり、『分身の術』はナルトが最も苦手な術だったからです。ナルトはどうにか卒業する方法を考えますが、あるとき里に伝わる禁術が書いてあるという巻物の存在を知り、ひそかに手に入れようと考えました。

うちはイタチは木ノ葉隠れの里出身の忍であり、木ノ葉の名門『うちは一族』の中でも天才と呼ばれ、うちは一族を虐殺したことで木ノ葉隠れの里を追われました。弟にうちはサスケがおり、物語の開始時点ではこの二人がうちは一族の最後の生き残りでした。幻術を得意としており、『万華鏡写輪眼』の使い手として作中屈指の実力者となっています。

作中でも屈指の天才であり、7歳で忍者学校を主席で卒業し、8歳で写輪眼を開眼しています。その後も圧倒的な才能を見せつけ、10歳で中忍に昇格すると13歳の時には暗部の部隊長を任され、その実力は大蛇丸以上とされています。うちは一族を皆殺し、木ノ葉の里を抜けた後は『暁』のメンバーとして暗躍していました。

ここからはアニメ『NARUTO(ナルト)』でうちはイタチのアニメ声優を担当している石川英郎のプロフィールと主な出演作品を紹介してきましょう。イタチの声は低音ボイスで、その静かな演技が多くのファンを魅了しました。石川英郎はベテラン声優として数多くの出演作品を誇っており、『NARUTO(ナルト)』や『BLEACH』などへの出演への出演で知られています。

石川英郎（いしかわひでお)は1969年12月13日生まれの50歳(2020年現在)の男性声優であり、ナレーターとしても高い評価を獲得しています。兵庫県西宮市出身で『青二プロダクション』に所属しています。相愛大学音楽学部声楽学科でオペラを学び、青二塾東京校第12期として声優の基礎を学びます。数多くの作品に出演し、低音ボイスで主に男性キャラクターを担当しています。

キャリア初期にはアニメ以外の仕事も積極的に行っており、『仮面ライダー』シリーズなどの特撮、『FINALFANTASYⅩ』のアーロン、『キングダムハーツ』のスコールなどアニメファン以外にも好評を博した仕事を数多く行っていました。こうした経歴も異色なので、声優ファン以外にも特撮ファンやゲームファンにも知られた存在となっています。

石川英郎の主な出演作品を見ていきましょう。石川英郎は1993年に『蒼き伝説シュート!』などでデビューを果たし、2000年台に入うと『ONE PIECE』や『探偵学園Q』、『リングにかけろ1』など人気作に出演します。特に評価が高かったのは『NARUTO -ナルト-』のうちはイタチや『BLEACH』の浮竹十四郎であり、近年でも『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』や『聖闘士星矢 セインティア翔』などを演じています。

ここからはうちはイタチの暁加入までの経緯や過去、病気などを見ていきましょう。うちはイタチは木ノ葉の里の重罪人であり、初登場時から多くのファンに注目されていた存在でした。その過去にはある秘密があり、その秘密と病気によってイタチは悲しき最期を迎えてしまいます。うちはイタチは『暁』のメンバーの中でも重要なキャラクターであり、すべての行動の裏には弟であるサスケへの愛が隠されていました。

うちはイタチの暁加入までの経緯①は『木ノ葉隠れの里襲撃』です。イタチが一族を皆殺しにするきっかけは遥か昔から起こっていました。うちはと千手の因縁は里できた当時から続いており、うちはは里のはずれに隔離されるようにして過ごしていました。木ノ葉の名門として尊敬を集めながらも、うちは一族の中には不満が渦巻いていました。

そんな中で起こったのが『九尾襲来』です。九尾を操ることができるのはうちは一族の写輪眼であり、木ノ葉の人たちはうちは一族に対して疑念を持ち始めました。まったく関係のない木ノ葉襲撃のために、立場が悪くなっていくことにうちは一族は耐えきれなくなっていました。

うちはイタチの暁加入までの経緯②は『うちは一族の企て』です。うちは一族は木ノ葉への恨みを強めており、ついにクーデター計画を企て始めました。イタチはうちは一族の長である父から暗部に入るように勧められて、若くして暗部に入りました。それは木ノ葉の情報を探るためであり、イタチはスパイとして送り込まれました。しかし、イタチはこの段階で二重スパイとしてうちはを探っていました。

うちはイタチの暁加入までの経緯③は『うちは一族虐殺任務』です。イタチは木ノ葉の上層部であるダンゾウの命令で『うちは一族虐殺』の任務を課せられます。三代目火影は最後まで反対していましたが、イタチはサスケを守るためにダンゾウの計画を実行に移しました。それと引き換えにイタチはうちはの名誉とサスケの命を守ってもらえるように頼み、抜け忍を装って木ノ葉のために暗躍するのでした。

イタチの望みは両親や友人、恋人を皆殺しにしてでも弟を守ることであり、この願いは三代目やダンゾウによって叶えらることになります。それでもサスケが絶望感を感じて生きていくことをあきらめないように、自身への復讐心を植え付けてサスケに『生きる意味』を与えました。

うちはイタチの暁加入までの経緯④は『暁への加入』です。木ノ葉を抜けた後、怪しい行動をしている『暁』に潜入して、彼らの動向を探っていました。その間も木ノ葉とのつながりはあり、三代目が死亡した時にはサスケへの扱いを探るために木ノ葉へ侵入して上層部へにらみを利かせていました。

うちはイタチの暁加入までの経緯⑤は『サスケとの最後の戦い』です。サスケとの戦いはイタチにとって最終目標でした。イタチはサスケに討たれることでサスケを『重罪人を討ち取った英雄』にして里へ返したかったのです。そのために病を押してサスケと戦い、想定通りサスケに倒されました。

このときにトビの介入を予測して『天照(アマテラス)』をサスケに仕込むなど、先の先まで読み切った対策も欠かしていませんでした。しかし、結果的にはこの『イタチの真実』がサスケをさらなる復讐へと駆り立ててしまい、イタチの本意とは真逆の方向にサスケは進んでしまいました。イタチは穢土転生の際にそうしたことに気づいていましたが、ナルトが必ずサスケを救うと確信しており、すべてをナルトに任せて安心して逝きました。

イタチが患っていた病気は原作やアニメ、スピンオフとなる『イタチ外伝』でも明らかにされていません。病気の症状としては吐血する描写が多くあるため、肺や消化器系の病気であったことが推察されています。ゼツによると病気に加えて『万華鏡写輪眼』の影響で、さらに病気が悪化してしまったと明かしていました。この病気はファンにとっても重要なキーワードとなっています。

ここからはうちはイタチの名言や名セリフ・名シーン集などを見ていきましょう。イタチは数多くの秘密を抱えた存在であり、その言動には必ず意味があります。イタチは『NARUTO(ナルト)』の重要キャラクターであるうちはサスケにとって最も重要なキャラクターのため、イタチの名言や名セリフ・名シーン集は多くのファンに注目されています。

うちはイタチの名言や名セリフ・名シーン集①はイタチを代表する名言です。このセリフはサスケ以外のすべてのうちは一族を殺した日にサスケに言った言葉であり、サスケを長年苦しめ、イタチへの憎しみを胸に生きてきました。しかし、これはサスケに恨まれることで、絶望の中にいるサスケを生かすために言ったセリフであることが判明します。イタチは愛の代わりに憎しみを授けることでサスケを生かしたのでした。

うちはイタチの名言や名セリフ・名シーン集②はサスケとの間で交わされる重要な名言です。サスケは幼いころには兄が大好きであり、若くして重責を任されていたイタチはサスケとの約束を破ることがしばしばありました。その時に決まっていうのが『許せ、サスケ』という言葉でした。サスケは文句を言いながらも兄を誇らしく思っていました。

時は流れ、サスケとイタチはついに激突しました。圧倒的な力でサスケを追い詰めていくイタチですが、イタチは病気に侵されてサスケに押されてしまいます。そして、サスケとの決着がつく間近で、イタチはこのセリフを残します。最後の最後で見せたイタチの優しい笑顔であり、長年騙し続けたサスケの成長に兄として誇らしく思っていることが分かるイタチの最期の名言です。

ここからはうちはイタチの声優に関するネット上の感想や評価などを紹介してきましょう。うちはイタチは作中でも屈指の人気キャラクターですが、アニメ担当声優もネット上で高い人気を獲得しています。そのためネット上でもうちはイタチの声優に関する感想や評価は数多く見つけることができます。

うちはイタチの声優も好評を博しており、ネット上でも多くのファンがいます。圧倒的な低音ボイスで人気があり、数多くの名言を残したイタチのセリフも高い表現力で好演してファンを急増させました。ネット上には『うちはイタチは声優がマジで最高なんだよな』という声や『うちはイタチ、声優さんが最高』という声などが挙がっています。

イタチの声優を担当した石川英郎といえば、『低音ボイス』です。穏やかな低音ボイスが特徴的なので、イタチの不気味で冷静な魅力を好演しています。ネット上には『石川さんの低音は誰にもまねできないよな』という声や『うちはイタチの方の石川さん、低音ボイスがめっちゃかっこいいなと思って』という声などが挙がっています。

石川英郎の代表作である浮竹十四郎も人気を獲得しています。うちはイタチと同時期に演じていたジャンプ作品の登場人物であり、石川のアニメ作品の代表作として注目されています。ネット上には『石川英郎といえば浮竹さんなんだよな』という声や『浮竹十四郎、石川英郎さんにハマった原因はこの人』という声などが挙がっています。

今回は『NARUTO(ナルト)』の人気キャラクター・うちはイタチの声優、イタチの真実や病気、名言、ネット上の感想などを紹介してきました。圧倒的な存在感を見せるイタチは『影の主人公』と言われるほどファンに好評な存在であり、サスケにとっても最も重要な存在でした。トップクラスの実力を持ち、すべてを見通していたうちはイタチにも注目して、『NARUTO(ナルト)』をお楽しみください。