【とある科学の超電磁砲】幻想御手(レベルアッパー)編を解説!登場キャラは?

大人気シリーズ『とある科学の超電磁砲』では、第1期の序盤で「幻想御手(レベルアッパー)編」が描かれましたが、「幻想御手(レベルアッパー)編」とは一体どのようなストーリーだったのでしょうか?まとめでは、「幻想御手(レベルアッパー)」とは一体どんな能力でどんな事件だったのか、副作用とはどんなものだったのかについてまとめていきます。また、登場キャラクターについてもまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  1. 幻想御手(レベルアッパー)編とは?
  2. 幻想御手(レベルアッパー)編の登場キャラ
  3. 幻想御手(レベルアッパー)編の副作用や事件の経過
  4. 幻想御手(レベルアッパー)編の事件の真相・結末やその後
  5. 幻想御手(レベルアッパー)編に関する感想や評価
  6. 幻想御手(レベルアッパー)編まとめ

幻想御手(レベルアッパー)編とは?

とある科学の超電磁砲の作品情報

今回のまとめでは、大人気シリーズ『とある科学の超電磁砲』で描かれた「幻想御手(レベルアッパー)編」とは一体どんな事件だったのかについてまとめていきます。また、「幻想御手(レベルアッパー)」の副作用や登場キャラクターについても紹介していきますので、最後までご覧ください。それでは、「幻想御手(レベルアッパー)編」についてまとめていく前に、『とある科学の超電磁砲』の概要やあらすじを見ていきましょう。

とある科学の超電磁砲の概要

『とある科学の超電磁砲』は、2004年よりシリーズ展開されている鎌池和馬さんが手掛けるSFライトノベルを本編としたスピンオフ作品です。スピンオフ作品となる『とある科学の超電磁砲』は御坂美琴を主人公とし、2007年より『月刊コミック電撃大王』にて漫画が連載されており、作画は冬川基さんが手掛けています。漫画は15巻まで刊行されています。テレビアニメは2009年より展開され、2020年8月現在は3期が放送中です。

とある科学の超電磁砲のあらすじ

御坂美琴は、ルームメイトの白井黒子らと変わらぬ日常を過ごしていましたが、ある日爆破事件に遭遇してしまいます。また、次々と事件は起こり、今度はレベル2の能力者である重福省帆(じゅうふくみほ)による常盤台中学の生徒を狙った事件が起きていったのでした。『とある科学の超電磁砲』は御坂美琴を主人公とし、学園都市を舞台に勃発する事件や『とある魔術の禁書目録』の裏で起こる事柄を描いています。

幻想御手(レベルアッパー)編の概要

続いては、『とある科学の超電磁砲』で描かれた「幻想御手(レベルアッパー)編」とはどんな内容だったのか、概要について見ていきましょう。「幻想御手(レベルアッパー)編」は、テレビアニメでは第1期の前半、原作漫画では第1巻から3巻までの内容となっています。「幻想御手(レベルアッパー)編」は、とある銀行の爆発事件から始まります。次々に謎の事件が起こりますが、犯人は記録されているレベルと相違がありました。

記録上ではレベル2な一方、実際の戦闘能力はレベル3に相当するなど不可思議な点があったのです。一連の事件が裏で繋がっているとはつゆ知らず、御坂美琴やジャッジメント(風紀委員)の白井黒子らは事件を片付けていきました。そんなある日、ネット上の都市伝説で「幻想御手(レベルアッパー)」が蔓延っていることを知ります。

ただの都市伝説だと思っていた一向ですが、一連の事件が「幻想御手(レベルアッパー)」と関係していることを突き止めたのでした。また、「幻想御手(レベルアッパー)」を流布していた真犯人には、学園都市の裏側と根深い関係があることが明らかになっていきます。「幻想御手(レベルアッパー)」とはどんな能力なのか、また、副作用についてまとめていきます。

幻想御手(レベルアッパー)編のあらすじ

それでは、「幻想御手(レベルアッパー)編」のあらすじについて見ていきましょう。あらすじについては概要で大まかに紹介していますが、事件は銀行の爆発事件から始まります。ジャッジメントやアンチスキル(警備員)によって事件が表沙汰になっていくある日、初春飾利の友人である佐天涙子がネットサーフィン中に「幻想御手(レベルアッパー)」を手に入れてしまいます。

レベル0の佐天涙子は、能力に憧れ、学校の友人らと「幻想御手(レベルアッパー)」を使用してしまったのでした。ですが、事態は大ごとになっていきます。御坂美琴は犯人を捕まえますが、事件の裏側には学園都市の闇が関係していたのでした。

とある科学の超電磁砲T アニメ公式サイト

幻想御手(レベルアッパー)編の登場キャラ

登場キャラ①御坂美琴

では、「幻想御手(レベルアッパー)編」の詳細や副作用についてまとめていく前に、「幻想御手(レベルアッパー)編」に登場してくるキャラクターについて見ていきましょう。まず1人目は、主人公の御坂美琴です。御坂美琴は、お嬢様学校の常盤台中学に通う中学2年生です。誕生日は5月2日、161cm身長は161cmです。レベル5で、序列は第3位と最強の能力を有しています。

運動神経抜群で学業も優秀な御坂美琴は、超電磁砲では白井黒子や初春飾利、佐天涙子らのお姉さん的存在として慕われている姿が描かれています。能力者としてお嬢様学校のトップに鎮座しながらも気さくで活発な性格は御坂美琴の魅力の1つと言えるでしょう。声優は佐藤利奈さんが務めています。

登場キャラ②白井黒子

続いてのキャラクターは、御坂美琴の後輩でルームメイトの白井黒子です。黒子は中学1年生でジャッジメント(風紀委員)に所属しています。身長は152cm、能力はレベル4の空間移動(テレポート)です。美琴を「お姉さま」と呼び慕う一方で百合的な愛情を美琴に向けています。ジャッジメントとしての活動に誇りを持ちながら活動しており、ルール違反を犯す者には容赦のない性格をしています。声優は新井里美さんが務めました。

登場キャラ③初春飾利

続いてのキャラクターは、黒子と同じくジャッジメントとして活動している初春飾利です。初春は柵川中学に通う中学1年生です。身長は153cm、お花の冠型髪飾りが特徴的で能力はレベル1、触れた物の温度を保つ「定温保存(サーマルハンド)」という能力を持っています。声優は豊崎愛生さんが務めました。戦闘能力は低いですが、ハッキング能力が高く、作中でも活躍する姿が描かれているので要チェックです。

登場キャラ④佐天涙子

続いてのキャラクターは、初春の友人である佐天涙子です。佐天涙子も柵川中学に通う中学1年生で黒髪ロングヘアーが特徴的な女の子です。身長は160cm、レベル0の無能力者です。能力がないことをコンプレックスに思っていたことで「幻想御手(レベルアッパー)」に手を出してしまいました。性格は明るく活発な一方で、初春のパンツチェックをするなど変態な一面があります。声優は伊藤かな恵さんが務めています。

登場キャラ⑤木山春生

続いてのキャラクターは、「幻想御手(レベルアッパー)編」に登場する一連の事件の首謀者である木山春生(きやまはるみ)です。木山春生は8月9日生まれの20代女性、ナイスバディな一方で学園都市の都市伝説では「脱ぎ女」の異名を持ちます。AIM拡散力場を専攻する大脳医学の研究者であり優秀な研究者ですが、ある理由で「幻想御手(レベルアッパー)」を作りネット上にばら撒いていました。声優は田中敦子さんが務めました。

登場キャラ⑥介旅 初矢

続いてのキャラクターは、虚空爆破事件の犯人として『とある科学の超電磁砲』6話から登場する介旅初矢(かいたびはつや)です。介旅はレベル2の量子を使った「量子変速(シンクロトロン)」という能力を持つ能力者です。「幻想御手(レベルアッパー)」を使用してからはレベル4の能力を見せました。声優は野島裕史さんが務めました。

登場キャラ⑦枝先 絆理

続いてのキャラクターは、枝先絆理(えださきばんり)です。枝先絆理は、佐天涙子や初春飾利と一緒の柵川中学に通う1年生の生徒です。実は、木山春生が担任をしていた時のチャイルドエラーとなってしまった生徒の1人で、能力はレベル2の「精神感応(テレパシー)」というものです。レベルアッパー編では木山春生の回想で登場し、2期では回復した姿が描かれています。声優は佐藤聡美さんが務めました。

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幻想御手(レベルアッパー)編の副作用や事件の経過

幻想御手(レベルアッパー)の副作用

「幻想御手(レベルアッパー)」とは、音楽をダウンロードし聴くことによってこれまでの能力よりも強い能力を出すことができる画期的な代物のことです。ですが、「幻想御手(レベルアッパー)」を使用するにあたっては副作用がありました。その副作用とは、昏睡状態へ陥ってしまうことでした。なぜ昏睡状態に陥ってしまうでしょうか?それは、音楽を通して共感覚として脳に多大な負荷をかけてしまうことによるものでした。

幻想御手(レベルアッパー)編の佐天涙子の葛藤

作中では、佐天涙子は「幻想御手(レベルアッパー)」を求めネットサーフィン中にたまたま音楽をダウンロードしたことによって「幻想御手(レベルアッパー)」を手に入れてしまいます。佐天涙子は、学園都市の中学に入学するもレベル0の無能力者だったのです。学園都市には様々な能力者がおり、また友だちとなった御坂美琴は学園都市の頂点であるレベル5の第3位だったことから劣等感の様なものを抱えていました。

御坂美琴は「能力なんてなくても関係ない」と言いますが、佐天涙子はどこか腑に落ちず、「幻想御手(レベルアッパー)」を使い能力者になりたいと密かに思っていたのです。佐天涙子は「幻想御手(レベルアッパー)」を手に入れても尚、違法なものを使うことに戸惑っていましたが、クラスの友人と一緒に使い罪悪感を薄めていました。

幻想御手(レベルアッパー)編の初春と佐天の関係

佐天涙子は、ジャッジメントの仕事に一生懸命に励んでいた初春飾利や黒子、最強の能力者である御坂美琴と自分を比べてしまっていたのです。そんな時に「幻想御手(レベルアッパー)」を手に入れてしまった佐天涙子は、初春と電話で話し自分の心情を吐露しました。そして、初春の着信を拒否してしまった佐天涙子でしたが、副作用で意識を失ってしまったのです。普段見せない2人のやりとりに注目です。

幻想御手(レベルアッパー)編の事件の経緯

では、「幻想御手(レベルアッパー)編」の事件の経緯には一体どのようなものがあったのでしょうか?実は、これら一連の事件の真犯人は、AIM拡散力場の大脳生理学の研究者をしている木山春生でした。木山春生と御坂美琴が顔見知りであったことから、初春飾利は爆破事件やレベルの相違がある件の解析などを彼女に依頼していました。ですが、初春は木山春生の研究データを知ってしまいます。

木山春生が研究していたのは、音楽を使った脳への能力干渉でした。所謂”電子ドラッグ”です。この電子ドラッグは能力の向上が見られない学園都市の学生を中心に裏取引されていました。木山春生は学園都市中にこれらを配布し実験をしていたのです。「幻想御手(レベルアッパー)」の開発者である木山春生には、学園都市中を巻き込んだ実験を通じて、とある目的を果たそうとしていました。

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幻想御手(レベルアッパー)編の事件の真相・結末やその後

幻想御手(レベルアッパー)編の事件の真相

では、木山春生は「幻想御手(レベルアッパー)」の一連の事件を通じて一体何の目的を果たそうとしていたのでしょうか?木山春生は以前、AIM拡散力場の研究所で研究者として活動していました。そんな時、教員免許を持っていることから、学園都市内で集められた「チャイルドエラー」という能力者になり得ない存在の子どもたちの担任をすることになったのです。

乗り気ではありませんでしたが、木山春生はだんだんと子どもたちに情が移っていきました。そんな矢先、本来の目的である子どもたちを利用した「暴走能力の法則解析用誘爆実験」という実験をしたのですが、実験は失敗に終わり生徒たちは昏睡状態へとなってしまったのです。科学者たちはこれらの失敗を隠すために手を打ちましたが、木山春生はこれらの現実を受け入れることができなかったのです。

子どもたちの目を覚まさせるには、「ツリーダイアグラム(樹形図の設計者)」が必要だったのですが、何度使用許可申請をしても受け入れてもらえなかったのでした。そんな経緯があり、木山春生は「幻想御手(レベルアッパー)」を開発し、学園都市を利用して「ツリーダイアグラム(樹形図の設計者)」の演算装置の代替を作り、子どもたちの昏睡状態の原因究明に当たろうとしていたのでした。

幻想御手(レベルアッパー)編の事件の結末

その後、木山春生自身も「幻想御手(レベルアッパー)の力をネットワークを通じて手に入れ、御坂美琴と交戦することになりましたが、突如出現した「幻想猛獣(AIMバースト)」の攻撃によって木山春生は御坂美琴と協力していきました。そして、一連の事件は御坂美琴と初春飾利によって消滅させることに成功しました。

幻想御手(レベルアッパー)編の事件のその後

「幻想御手(レベルアッパー)」を使用していた能力者や無能力者は、副作用で昏睡状態に陥っていましたが、その後は木山春生が事前に用意していた昏睡状態から目覚める「幻想御手(レベルアッパー)」の解除プログラムによって意識を取り戻しました。

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幻想御手(レベルアッパー)編に関する感想や評価

感想や評価①副作用

では、『とある科学の超電磁砲』のレベルアッパー編に関する感想や評価について見ていきましょう。まず1つ目は、レベルアッパーに手を出してしまった佐天などに対する御坂美琴に関するものでした。レベル5で学園都市第3位の能力を持つ御坂美琴は、根本的には無能力者の気持ちは理解できていないという感想です。

感想や評価②佐天と初春

続いての感想は、佐天と初春に関するものでした。この2人の絆の深さに関しては、レベルアッパー編で描かれていますのでこの回は必見です。

感想や評価③学園都市の闇

レベルアッパー編では、学園都市に関する闇について描かれました。学園都市の闇とは一体どんなものなのかについて知りたい方はぜひ本編をご覧ください。

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幻想御手(レベルアッパー)編まとめ

以上、『とある科学の超電磁砲』で描かれた「幻想御手(レベルアッパー)」とは何なのか、「幻想御手(レベルアッパー)」の副作用などについてまとめてきました。サイト内には、『とある科学の超電磁砲』に関する他のまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

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