【ナルト】角都の強さ・能力とアスマ班との戦いを考察！必殺技名がガンダム？

NARUTO（ナルト）で几帳面で短気な性格を持っている角都は、一度の失敗で自分をないがしろにした滝隠れの里に憎悪を抱き里の大切な禁術を盗んだり、上役の心臓を奪ったりめちゃくちゃに暴れて里を抜けていきました。身体中傷だらけにされた彼は、それ以来あまり人間を信用できなくなり「備えあれば憂いなし」という言葉を胸に生きるようになります。彼は91歳という高齢でありながら若々しい見た目を持っていました。

NARUTO（ナルト）で不死身のような若々しい身体の角都は、冷静沈着な性格を持っているものの、思わぬトラブルや問題が発生した際にはすぐにキレてしまう短気な一面もあります。一旦キレてしまった彼は仲間であっても殺害してしまう恐ろしい性格を持っていました。そこで、金銭にかなりの執着を持っている彼の強さや能力、コンビとして戦った飛段との関係、アスマ班との戦い、ガンダムという必殺技も紹介します。

派手な戦いを繰り広げている「NARUTO（ナルト）」は、バトルアクション漫画として岡山県出身の漫画家である岸本斉史さんによって描かれました。忍術や仙術、幻術や体術など忍者にとっては定番の能力を駆使して戦う姿が描かれているNARUTO（ナルト）は、全700話によって展開され全72巻まで単行本で刊行され注目を集めています。週刊少年ジャンプの中でも国民的に人気となった看板作品となりました。

週刊少年ジャンプ（1999年43号～2014年50号）によって連載されたNARUTO（ナルト）は、宗教のオマージュ的な内容やアジア各地に残っている民話や伝承を巧みに取り入れた作品となっています。NARUTO（ナルト）では、忍者による師弟関係や壮絶な裏切りや復讐が描かれており、仲間と共に成長していく姿を見ることができました。日本をはじめ海外でも高い評価を得ているナルトは多くの人から愛される漫画となっています。

かつて火の国と呼ばれている木ノ葉隠れの里はあるものに襲撃されることになります。里において最も大切だった九尾の妖狐を奪われないようにと考えた当時の火影は赤ん坊の体内に隠してしまったのです。木ノ葉隠れの里の危機を救ったその赤ん坊とはアカデミーにおいてはかなりの問題児となっているナルトでした。いたずら三昧だった彼は忍者としての人生に向き合うことで自分の体内に秘められている力に気が付いていきます。

NARUTO（ナルト）で栗羊羹が苦手な角都は、滝隠れの抜け忍として活躍していました。木ノ葉隠れの里において初代火影を務めていた千手柱間の暗殺の任務を任された彼でしたが、失敗してしまったために重罰を受けることになります。滝隠れの里のために必死に戦ったのにも関わらず汚名を着せられ、重い罪に問われた彼は憎悪を抱くようになり、復讐心から滝隠れの里に伝わっている大切な禁術などを盗んでしまったのです。

• 名前：角都（かくず）
• 血液型：A型
• 誕生日：8月15日
• 年齢：91歳
• 星座：しし座
• 体重：63.2kg
• 身長：185.0㎝
• 趣味：読書（古書）
• 好きな食べ物：あん肝、レバ刺し
• 好きな言葉：備えあれば憂いなし

盗み出した禁術の力を得た彼は、滝隠れの里の上役を務めていた人物の心臓を次々と奪って里を後にしています。若い見た目に反して91歳という高齢のため不死の命も手に入れたかのようでしたが、彼は不死ではないと否定していました。しかし、一緒にコンビを組んでいる飛段は自分たちコンビは不死だといい放っており、コンビでありながらも不死に関しての見解には違いがあるようです。

NARUTO（ナルト）でかつての仲間に重罰をかけられるなど辛い過去を背負っている角都は、暁のメンバーとして活動するようになります。暁では二人で一組となって戦うコンビ戦が一般的となっていたのです。彼の相棒となったのは、信仰深い性格の飛段です。金以外は信用しないという冷たい発言をしている彼ですが、仲間の飛段が首を斬られてしまった際には即座に助っ人に入っています。

短気で荒々しい性格をしている彼は、口が裂けているのを隠すためか常にマスクで顔を覆っていました。マスクからは緑色の美しい瞳がのぞいていたのです。身体中傷だらけの彼は自らの能力や術を駆使して身体中を黒い紐で縫い合わせています。彼の身体には憎悪を抱かずにはいられない重罰を与えられた跡が残っていたのです。彼の身体の傷がなくならない限り、彼のすさんでしまった心は晴れないのかもしれません。

忍者としての能力が高い彼はガンダムを思わせるような技名の忍術を放つことができました。禁術を手に入れた彼は、他人の心臓を取り込むことに成功します。そのため彼には5つの心臓があるのです。これらの心臓は彼の身体から分離して管理する能力を持っていました。ガンダムを思わせるような技名の忍術を扱うことができる彼は、自分自身の心臓が潰されたとしても切り離している心臓が全て潰れない限り生きることができたのです。

ナルトで火球を放ったり竜巻を放ったり多くの技を扱うことができる角都は、素晴らしい攻撃力のある技に加えて心臓を五つ管理できるという高い能力を持っていたために不死身に近い存在となっていました。敵は彼が持っている五つの心臓を全て潰さない限りは倒すことができなかったのです。さらに団体戦においては、何度心臓を潰したとしても心臓を奪う機会を与えることにもなるので心臓を補充して強化することにもなりました。

不死身ではないため確実に五つの心臓を潰すことで倒すことができますが、他の者の心臓を奪い補充した際にはこの限りではありません。強烈な技を放つことができる彼は、心臓を切り離して管理することで敵は五人と戦っているような状況となります。一対一で戦っているつもりが実は五人を相手に戦っていることになるため相当なダメージを得ることになっていたのです。

金にかなりの執着心を抱いている角都は、火の国に入るとかつて守護忍十二士であった地陸を殺し、賞金を換金しようとします。しかし、火の国に暁が入ったという情報によって駆け付けたアスマ班と戦うことになりました。楽天家の猿飛アスマや目の下にバンテージを付けているはがねコテツ、厚焼き玉子が大好きな神月イズモ、めんどくさがりの奈良シカマルらと一戦を交えることになったのです。

コンビを組んでいる飛段が手を出さないようにいい放ったために、彼はガンダムを思わせるような名前の技を放たずにしばらくは様子を見ていました。しかし、相棒が首を斬られてしまったために彼の技によってすぐに首を縫い合わせ一緒に戦うことになります。圧倒的な強さを見せていましたが呼び戻されてしまったためその場を去っていきました。しかし、新アスマ班に発見され再び戦うことになります。

影真似手裏剣の術という技が奈良シカマルから放たれたことで二人は身動きが取れなくなりますが、能力をほとんど見破られていない角都は脱出しますが、相棒とは離れ離れになりました。隊長を務めているはたけカカシの技や応援に駆け付けたナルトによって心臓を潰された彼は瀕死の状態となっていきます。最終的には隊長を務めるカカシによってとどめを刺されて死亡しました。

ナルトでは二人一組で行動することが基本となっている暁に所属している角都は、わがままでありながら信心深い性格の飛段と一緒にコンビを組んで戦っています。五つの心臓を持っている彼は、ガンダムを思わせるような忍術によって敵を攻撃していました。ガンダムに登場しているジオン軍のモビルスーツを思わせるような忍術名がずらりと並んでいたのです。

彼が放つことができる遊び心が満載のガンダム風の忍術には、滝隠れの禁術であり、自身の体中から黒い触手のような物質を発生させることができる秘術・地怨虞（ジオング）や火球を放つことによって炎で全てを焼き尽くすことができる火遁・頭刻苦（ズコック）、台風のような圧縮した竜巻を放つことで風圧によって広範囲を破壊したり攻撃したりすることができる風遁・圧害（アツガイ）などがありました。

その他のガンダムを思わせるような名前の忍術には槍状の雷を放出することができる雷遁・偽暗（ギアン）や自身の皮膚を硬化することで完全な防御をすることができる土遁・土矛（ドム）などもあります。ガンダムを思わせるような忍術名が付いているこれらの術名は漢字で付けられているため、一見ガンダム風とはわかりませんが、漢字の読みがガンダムに登場するジオン軍のモビルスーツの名前とほとんど同じだったのです。

ナルトでガンダムを思わせるような忍術を放つことができる角都は、暁のメンバーであり銀髪のオールバックの髪型の飛段とはコンビとして一緒に戦っています。金に関して相当な執着心を持っている彼は、暁の中でも財布役を担っていました。金以外は信じられないという精神を持っている彼とコンビを組んでいる飛段の名前はその雰囲気から将棋と関係があるのでは？を噂されるようになります。

忍術名がガンダムからきているように、コンビを組んでいる冷静沈着な性格を持っている角都とスペアリブが大好きな将棋の名前は、将棋が由来となっていました。彼らの名前の頭文字はそれぞれ将棋のコマを意味していたのです。107話において登場しているぶっきらぼうな性格の猿飛アスマは将棋が大好きでした。彼が将棋好きであることからのちの戦う相手となる短気な角都とわがままな飛段のコンビが誕生します。

312話においての扉絵は煙草を吸っている猿飛アスマとなっていました。趣味が将棋となっている彼は、不吉な影を漂わせながら登場する角都とピンク（赤紫）の目を持つ飛段と戦うという運命が出来上がっていきました。将棋好きの彼は「棒銀」になりますが、「飛車（飛段）」と「角（角都）」との戦いにおいて瀕死の状態となってしまいます。彼の弟子が「桂馬」となることで見事「飛車（飛段）」を倒していました。

ガンダムを思わせるような忍術名の技を放つことができる角都の声を担当したのは声優の土師孝也さんです。声優の土師孝也さんは、その他にも演出家や俳優としても活動をされています。桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻を卒業した師孝也さんは、劇団青年座の舞台や派遣公演に多く出演して演技の幅を広げていきました。洋画吹き替えにおいてはアラン・リックマンを担当することが多くなっています。

• 名前：土師孝也（はしたかや）
• 本名：加藤孝也（かとうたかや）
• 血液型：B型
• 生年月日：1952年9月8日
• 出身地：東京都
• 身長：175㎝
• 所属事務所：アプトプロ
• 職業：声優、俳優、演出家
• 活動期間：1974年から

声優の家弓家正さんが亡くなってからは彼が担当していた多くの持ち役を引き継いでいます。さらに、同じく死去された声優で俳優の石塚運昇さんをはじめ、ナレーターで声優の小川真司さん、俳優で声優の加藤精三さん、歌手で声優の黒沢良さん、声優で俳優の仁内建之さんらの持ち役の一部も引き継いで精力的に活動をしていきました。

声優の土師孝也さんの主な出演作品には、聖戦士ダンバインのシュンカ・ザマ役、スコット艦長役をはじめ、ダーティペアのブライアン役、聖闘士星矢のアゴラ役、まじかる☆タルるートくんの風熊五郎役、剣勇伝説YAIBAの柳生十兵衛三厳役、PEACE MAKER鐵の近藤勇役などがありました。

その他のテレビアニメとしては、蒼穹のファフナー Dead Aggressorの溝口恭介役や、戦国英雄伝説 新釈 眞田十勇士 The Animationの大谷刑部少輔吉継役、Dimension Wの百合崎士堂役、されど罪人は竜と踊るのモルディーン・オージェス・ギュネイ役、宇宙戦艦ティラミスのヴェンチュリー・ルロワ役、逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜のアラン・シリンダー役などがあります。

初代火影の暗殺を依頼された角都は、失敗に終わり重罰を受けることになりました。初代の火影と戦った彼は相当強かったのだろうというコメントから、最初に戦わなければならかなった相手が初代の火影ということで多くの同情の声も寄せられていました。彼が生き残っただけでも十分だと感想を寄せている人もいます。

ナルトを楽しみにしていた人の中には忍者としての能力が非常に高く、ガンダムを思わせるような忍術名の技を披露している角都やわがままな性格でありながら信仰心が厚い飛段の登場を楽しみに待っていた人も多かったようです。彼ら二人を最愛の人と考えている人も意外と多く、かなり愛されているキャラクターでもありました。

大人の渋みが良いと評判の角都が結構なおじいちゃんだったと驚いた人も多かったようです。渋い雰囲気が漂っている彼ですがさすがに91歳とは誰も思わなかったのでしょう。その年齢であの出で立ちの彼はやはりかっこいいとコメントを寄せている人もいます。身体中傷だらけの彼ですが、コンビを組んでいる飛段の首をすぐに縫い合わせてあげたり、すぐに助っ人に入ったり心優しい所もありました。

マスクで顔を覆っている角都は、顔をはじめ体中が傷だらけのキャラクターとなっています。優秀な忍者でしたが初めから初代の火影の暗殺を命じられた彼はかなり過酷な人生を歩むことになりました。その時のトラウマによって人間を信用できなくなったようです。金に執着するようになった彼ですがコンビを組んでいる飛段に関しては何かと世話を焼いて心優しい雰囲気も漂わせていました。