【ナルト】イザナミとはどんな術?発動条件や解除方法は?イザナギと比較紹介

『NARUTO(ナルト)』に登場するうちは一族の写輪眼を使う術に「イザナミ」という術があります。「イザナミ」とは主に「イザナギ」という術とセットで使われる瞳術です。とても強力なのですが、失明などのリスクがあって禁術に指定されています。『NARUTO(ナルト)』のうちは一族最強の瞳術といわれる「イザナミ」はどのようにして発動されるのか、また解除方法などについてまとめています。

【ナルト】イザナミとはどんな術?発動条件や解除方法は?イザナギと比較紹介のイメージ

目次

  1. ナルトとは?
  2. ナルトのイザナミとはどんな術?発動条件や解除方法は?
  3. ナルトのイザナミとイザナギを比較紹介
  4. ナルトのイザナミと関係のあるイザナギの使用キャラ
  5. ナルトのイザナミに関する感想や評価
  6. ナルトのイザナミまとめ

ナルトとは?

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは岸本斉史によって連載されていた国民的人気漫画です。15年間連載されていた長寿漫画で、現在は主人公のナルトの息子・ボルトの世代を描いた『BORUTO(ボルト)』が池本幹雄によって連載されています。忍者を題材とした漫画で、日本だけでなく海外でもファンが多く『ドラゴンボール』に次いで人気があります。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』の主人公・ナルトはお腹に九尾が封印されている人柱力です。ナルトは世界征服を企む「暁」という抜け忍集団に九尾の人柱力として狙われてしまいます。そして「暁」を裏で操っていたマダラとオビトによって第四次忍界大戦が宣戦されます。第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によってマダラが完全復活し、ナルトはサスケやサクラと共にマダラと戦います。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

ナルトのイザナミとはどんな術?発動条件や解除方法は?

イザナミの発動条件

『NARUTO(ナルト)』のうちは一族最強の瞳術「イザナミ」とは「イザナギ」を止めるために作られた瞳術です。ただ、相手が「イザナギ」を使っていなくても使うことができます。発動のためには「イザナギ」が自分だけにかける瞳術なのに対し、「イザナギ」は二人の体の感覚を使う必要があります。

イザナミの仕込み方法

「イザナミ」の仕込み方法は、印を結ぶだけの「イザナギ」とは違っていくつかの行動をしなければなりません。「イザナミ」は相手の行動をループさせるための仕込みが必要なのです。まずは相手と術者の行動の中の一瞬だけを写真のように記憶していきます。その後複数の印象的な場面をいくつか記憶します。そして再び最初の記憶と同じような行動を再現して相手に体感させ、その一瞬を写真のように記憶します。

そして一番最初と最後の記憶を繋げることによってループを完成させることができるのです。こうすることで「イザナギ」で都合の良いように変えた現実をループし、これにかかった者は抜け出せなくなってしまいます。そのため、視覚に訴える普通の瞳術ではなく術者と相手の体感によって発動される瞳術といわれています。イタチはカブトとの戦いで体を貫かれた時から「イザナミ」を仕込み始めました。

イザナミのリスク

『NARUTO(ナルト)』のうちは一族最強の瞳術の「イザナミ」には失明するリスクがあります。相手に「イザナミ」を仕込み終わると片目を失明してしまうのです。そのため、新しい写輪眼を移植しない限りは一人2回までしか使うことができません。

イザナミの解除条件

「イザナミ」には解除方法があります。なぜならこの術は、もともと「イザナギ」を使う術者を救うための術だからです。「イザナギ」の術者は驕りと怠慢によって暴走しがちになります。そんな術者を改心させるために「イザナミ」で「イザナギ」を使うループに陥れます。もし改心できなければ一生ループから抜け出すことはできなくなるというわけです。

改心というのは具体的にどういうことかというと、「イザナギ」などの術に頼らず現実を受け入れることです。例えば、現実では負けていた戦いを「イザナギ」で勝つ結果に変えてしまった場合、負けたという現実を受け止めて今後は術に頼らないと心に決めることで解除できます。このように、この術は本来うちは一族同士で行うものなので解除する方法が用意されているのです。

ただ「イザナギ」に使う者以外にも「イザナミ」を使ってループに陥れることも可能ですが、解除方法がある上に失明するという大きいリスクがあります。そのため対「イザナギ」以外の戦争などで使われないように禁術に指定されたようです。

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ナルトのイザナミとイザナギを比較紹介

イザナギの発動条件

『NARUTO(ナルト)』の「イザナギ」を発動するには写輪眼を開眼していなければいけません。これは自分自身に術をかけて幻と現実を繋げます。つまり自分の見た幻が現実になるという技で、リスクが高く危険なため禁術に指定されています。この「イザナギ」は誰でも使うことができるわけではなく、写輪眼の他に陰遁と陽遁のチャクラが必要になります。

陰遁で自分に起こった現実を幻に変え、陽遁で実際の現実とは違う幻を現実にするという仕組みです。もともとうちは一族は陰遁を使う術者が多く、「イザナギ」を使うには千手一族の陽遁が必要となります。ただイタチの話によると、昔は陰遁と陽遁の二つのチャクラが必要なはずの「イザナギ」を使うことができる術者がたくさんいたようです。

イザナギの仕込み方法

「イザナギ」の仕込み方法は「イザナミ」とは違い、印を結ぶだけで術を発動することができます。アニメオリジナルでうちは一族同士が「イザナギ」をかけ合うシーンを見ると、「イザナギ」をかけられた人物は術者がその印を結んだということさえ気づかないので、攻撃に使えばほぼ回避は不可能な術です。それ故に「イザナミ」が使われる前まではうちは最強の瞳術といわれいました。

イザナギのリスクは?失明?

『NARUTO(ナルト)』の「イザナギ」にはリスクがあります。そのリスクの一つは失明です。1度の発動で片目のみ失明してしまいます。「イザナギ」が発動している間は失明せず、発動終了後に失明します。また、失明だけでなくそれ以上に大きなリスクがあります。それは「イザナギ」を使えば自分の思い通りに事を進めることができるので、次第に驕り暴走しがちな性格になってしまうのです。

そして最大のリスクは「イザナギ」を使える者同士が争ってしまうことです。「イザナギ」はうちは一族の一人だけが使える技ではありません。大昔には何人もうちは一族に「イザナギ」の使い手がいたようです。複数の「イザナギ」の使い手がいると、都合の良い結果を奪い合う事になってしまいます。つまり一族同士で争うことになるのです。

例えば「イザナギ」を使って戦で活躍して昇格することができても、他の術者が「イザナギ」を使って結果を書き換えればその手柄を横取りすることができるというわけです。これによってうちは一族では「イザナギ」の術者同士の戦いが勃発するようになります。禁術指定されているのは失明だけでなく、同士討ちを招く術でもあるからなのです。

イザナギの解除条件

基本的に「イザナギ」は一度発動すれば他人が解除することはほぼ不可能です。しかし写輪眼を持つうちは一族であれば解除する方法はあります。それが「イザナミ」です。「イザナミ」は「イザナギ」を解除するために開発された術で、相手をループに陥れた後「イザナミ」を解除できれば「イザナギ」も解除することができます。

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ナルトのイザナミと関係のあるイザナギの使用キャラ

イザナギの使用キャラ①志村ダンゾウ

『NARUTO(ナルト)』の劇中では「イザナギ」を使用するシーンがあります。その「イザナギ」の使用者の一人は志村ダンゾウです。ダンゾウはうちは一族ではありませんが、右腕に複数の写輪眼と柱間の細胞が移植されています。しかし実際に使用さいた「イザナギ」は不完全なものでした。ダンゾウは柱間の細胞を移植しているので陽遁を使えますが、チャクラ量が足りずに不完全な「イザナギ」になったといわれています。

ダンゾウは不完全な「イザナギ」を使っていましたが、腕に複数の写輪眼を移植しているので移植した写輪眼の数だけ「イザナギ」を使うことができます。「イザナギ」を使う度に印を結ぶ必要はなく、継続して使うことができます。そのため「イザナギ」の発動時間が過ぎるとひとつずつ腕の写輪眼が閉じていき、次の写輪眼が自動的に「イザナギ」を発動します。

「イザナギ」の発動時間は術者によって違うのですが、ダンゾウの場合は1つの写輪眼で1分間継続して使う事ができます。主にサスケとの戦いで致命傷を負った時に「イザナギ」を使い、致命傷をなかったことにしていました。また、攻撃であれば自分に有利なほうを現実にすることができます。この時戦っていたサスケはまだイタチから「イザナミ」について教えてもらう前だったので、「イザナミ」を使うことができませんでした。

そのため、互いにチャクラが尽きるまでのほぼ持久戦となっていました。しかしサスケはある方法でダンゾウに致命傷を与えます。サスケは最後の一撃を入れる前に、ダンゾウの右腕の写輪眼がすべて閉じているのを確認し、一瞬の隙に万華鏡写輪眼によって右腕の写輪眼が閉じていないという幻を見せ、ダンゾウに「イザナギ」が発動していると錯覚させたのです。

サスケの万華鏡写輪眼の観察力は複数の写輪眼を持つダンゾウよりも上です。これによって右腕の写輪眼をすべて失い、柱間細胞が暴走したことでダンゾウは香燐を人質に取ります。しかしサスケは香燐を犠牲にしてダンゾウにとどめを刺しました。ちなみにダンゾウの不完全な「イザナギ」は都合の良い幻を現実にするのではなく、都合の悪い現実を幻にします。

そのため完全に現実を書き換えることができず、サスケの万華鏡写輪眼には勝つことはできませんでした。この戦いを見ていたトビは、写輪眼を使っているのがうちは一族のサスケであるというのも重要そうな言い方をしていました。

イザナギの使用キャラ②トビ

『NARUTO(ナルト)』の劇中では「イザナギ」を使用するシーンがあります。その「イザナギ」の使用者の一人はトビです。トビの正体は後にうちは一族の生き残りであるオビトであることが判明します。オビトは「暁」を裏で支配しており、写輪眼を集めていました。ダンゾウとサスケの戦いを見ていたのもシスイの写輪眼を手に入れるためです。そんなオビトも小南と戦った時に「イザナギ」を使いました。

小南はオビトと戦うために何度もシミュレーションをしていました。これまで同じ「暁」として活動してきただけあり、オビトが写輪眼で時空移動する時に一瞬実体化したり、物質をすり抜けられる時間が5分間と制限があることを知っていました。そこで小南はこのオビトの写輪眼の特性に対抗するために、6千億枚の起爆札でオビトを囲い、10分間起爆し続ける逃げ場のない状況を作りました。

これにはオビトも避けることはできませんでしたが、「イザナギ」を使って爆破したという現実をなかったことにしました。オビトは複数の写輪眼を持っているので、この時はシスイの写輪眼ではなく左眼の写輪眼で「イザナギ」を使いました。この時オビトは不完全ではない「イザナギ」を使ったような口ぶりでしたが、実際はダンゾウと同じく陰遁のチャクラが足りず不完全な「イザナギ」を使っていました。

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ナルトのイザナミに関する感想や評価

『NARUTO(ナルト)』の写輪眼は、万華鏡写輪眼を酷使するだけでも失明の危険性がある瞳術です。ただ写輪眼の中でもレアでその分負担が大きいシスイの「別天神」という術でも、一度使っただけで失明することはありません。一度使うだけで失明するほどリスクが高い術は「イザナミ」と「イザナギ」だけです。読者の中には「別天神」と「イザナギ」はどちらが強いのか気になっている方もいました。

『NARUTO(ナルト)』の読者の中には普段の生活でループを感じる時に、「イザナミ」に例えている方がたくさんいました。ループしていると感じて疲れている場合によく「イザナミがかけられた」といわれているようです。また、Twitterのトレンドなどに「イザナミ」が入ると、うちは一族が何かやったのかと『NARUTO(ナルト)』の術を思い出している方もいました。

アニメ『NARUTO(ナルト)』の劇中では、「イザナギ」と「イザナミ」の説明の時にうちはナオリという女性が登場します。アニメオリジナルキャラクターで術の説明の時にだけにしか登場しませんでしたが、うちは一族というだけあってとても美人です。うちは一族で一番好きなキャラクターにナオリの名前を挙げている方もいました。

『NARUTO(ナルト)』の読者の中には「イザナミ」が開発された理由について考察されている方もいました。実際に「イザナギ」と「イザナミ」が使われたのはうちは一族同士でしたが、写輪眼を奪った千手一族が「イザナギ」を使い、それを止めるために「イザナミ」を使ったのではないかと考えている方もいました。

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ナルトのイザナミまとめ

『NARUTO(ナルト)』にはうちは一族最強の瞳術「イザナミ」と「イザナギ」がありました。「イザナミ」は「イザナギ」によって傲慢な心をもつようになった同じうちは一族を改心させるための術でした。ただ、「イザナギ」も「イザナミ」も写輪眼が失明してしまうほどの強力な術です。ぜひ『NARUTO(ナルト)』で「イザナギ」と「イザナミ」を使うシーンを見てみてください。

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