東京喰種のリゼ（神代利世）はどんな人物？謎や魅力を徹底まとめ

皆さん東京喰種は知っていますか？東京喰種とは週刊ヤングジャンプ41号から連載か開始された石田スイさんのデビュー作です。その人気ぶりから2014年にテレビアニメ2作、OVA2作が制作され、翌年2015年には舞台が上演されました。また、2017年には実写映画化や2018年には「東京喰種:re」がアニメ化されるなど凄まじい人気を誇っている作品です！

東京喰種とは、人間に溶け込み人間を食らう怪人「喰種」が東京に蔓延し、主人公カネキは女性喰種のリゼに襲われてしまいます。しかし、一命を取り留め彼女の臓器を移植したため「半喰種」になってしまいます。そこから彼の喰種として生きるか人間としていきるかの苦悩の日々が始まります。

東京喰種は面白そうだけど、具体的にどこが面白いの？という方も多いのではないでしょうか？この記事では主に東京喰種のキャラクターの「リゼ」の魅力やかわいいシーンなどについて書いていきますが、東京喰種自体の魅力や面白さなどにも触れて書いていきます。

東京喰種の魅力はなんといってもその「世界観」です。容姿は人間なのにも関わらず、人間を食べることでしか生きていけない喰種と喰種を駆除する人間のドラマが描かれている作品です。

しかし、容姿が普通の人間と変わりない喰種が人間に溶け込んでいるという設定が、見ている側に喰種にも人間にも共感できる場面があり、正義とはなんなのか、喰種だけが悪いのかと深く考えさせられる作品であり、よってこの世界観が東京喰種がここまで人気な要因の一つになります。

東京喰種の魅力は主人公のカネキにもあります。もともとは読書好きで気弱などこにでもいる平凡な大学生だった彼が、喰種になったとたん豹変、人格が真逆になってしまいます。口調は荒く喧嘩がものすごく強くなり、カネキのいつもとは違う一面をみられるのも東京喰種の魅力のひとつです。

3つ目は内容の構成です。前述したとおり東京喰種という作品はダークファンタジーの要素が強い物語です。そのためシリアスな展開が非常に多くキャラの本質がよくわかる構成になっています。ですがシリアスばかりではなくギャグパートも少なからずあり、シリアス続きから一転ほっこりするようなシーンも見られるのが東京喰種という作品です。

ではいよいよカネキを最初に襲い、そしてカネキが喰種になってしまう原因を作った「リゼ」について紹介してきます！女性喰種「リゼ」こと「神代利世」はカネキと同じ大学に通い、カネキと同じく読書が好きという所から仲良くなりデートに発展します。しかし、デートの帰りに二人は最近起こっている喰種事件の話になります。そこで神代利世はさっきまで話していた喰種は自分だと言いカネキに襲い掛かります。

神代利世は喰種としての自分を隠し、金木と同じ大学に通っていました。読書が好きで清楚な見た目をしており、デートの時には金木に対し「私もずっと君を見ていた」と語ります。しかしかわいい見た目とは裏腹にその本性は貪欲で凶悪で、食べる人間も整った顔の男性と面食いであり、自分に対し好意を寄せている金木を誘い捕食しようと考えていました。

余談ですが、東京喰種主人公の「カネキ」こと本名「金木研」についても補足しておきます。趣味は読書、優柔不断な小柄な普通の青年でした。ですが神代利世に一目惚れをし、同じく読書が好きな彼女と意気投合し、デートにまで持ち込みました。

しかし、彼女のかわいい容姿からは想像がつかないほど、彼女は喰種としての本性を隠しもち襲われてしまいます。なんとか一命を取り留めるも腹部を抉られ危険な状態でした。そこで医師の判断で神代利世の臓器を移植し、喰種の世界へ足を踏み入れてしまいました。

神代利世は喰種化し「リゼ」となり金木を襲いましたが、捕食は失敗に終わります。理由は金木を襲っている際に上から落ちてきた建設用の鉄骨により体を押しつぶされてしまうからです。これにより金木は助かり一命を取り留める事が可能になった訳です。その後東京喰種本編では死亡していたと思われていましたが実は生存が確認されています。

女喰種「リゼ」は人間時の名前は「神代利世」と言っています。しかしこれは本名ではなく偽りの名前なのです。本名は謎でどういった経歴を持つのかも詳しくは語られていません。ではここで断片的に神代利世の彼女について書いていこうと思います。

東京喰種に出てくる謎の組織「V]、神代利世はVの元メンバーだったことが明らかになります。Vとは構成員は「半喰種」で構成されており、正体は謎、目的も謎、公にも公表されていない謎の組織です。神代利世はVの脱走者で脱走をした理由も謎です。むしろ謎しかないキャラクターになります。

喰種には人間を捕食するため赫子（かぐね）というものが備わっています。対外へ飛び出した血のような「Rc細胞」が固形化し形状化したものを赫子と言います。赫子には種類があり、リゼの赫子は「鱗赫」（りんかく）というタイプの赫子です。その強さは凄まじく複数の喰種に囲まれても余裕で瞬殺するほどの力を持っておりリゼが全力を出した力は未知数です。常に全力を出さずその力の本領は謎のままでした。

ここまでリゼの謎やその性格などを書いてきました。非常にミステリアスかつ残酷な面を持っているリゼですが実はかわいい部分も多いです！そのためコスプレイヤーやグッズ展開などファンも多く人気投票などでは常に上位に君臨しています！ここからはリゼがファンの心を掴んだかわいい場面などを紹介していきます。

リゼのかわいい部分と言ってまず上がるのがその容姿です！いつも笑顔で優しく眼鏡をかけているため眼鏡っ子が好きな方にはたまらないと思います！頬を赤らめて照れるシーンなどはとてもグッと心に来ます。しかし本性は獰猛な「大喰らい」なのでそのギャップに驚かされる方も多いのではないでしょうか？

リゼのかわいさは見た目だけではありません！キャラにマッチした声もファンを引き付ける魅力の１つです。cvは有名なあの「花澤香菜」さんが担当しています！花澤さんはリゼの他に青の祓魔師の「杜山しえみ」、監獄学園の「緑川花」を演じている売れっ子声優さんです！花澤さんが好きでリゼのファンになった方も多いのではないでしょうか？

リゼが人気の原因はかわいい容姿や声だけではありません！リゼは作中で多数の名言を残しています。どれもシーンの雰囲気にあった、深く考えさせられるものから感情をむき出しにして放った名言と色々あります！それではここでリゼが東京喰種で放った名言とそのシーンについて紹介していきます。

「私も、ずっとあなたを見ていたの…」これはカネキとリゼがデート中、カネキはリゼの事をずっと見ていたと告白します。その時に彼の言葉に対する答えとして放った名言です。あの雰囲気でこの言葉を囁かれたら落ちない男はいないのではないか？そんなインパクトの強い名言です！

「私に騙され、医者に弄られ、化け物にされた。全部あなたのせいよ。」カネキはヤモリに捕まり地獄のような拷問を受けます。精神が崩壊するほどの拷問の中で精神世界でリゼと再会します。追い打ちをかけるように放った名言がこの言葉です。「辛辣すぎるよリゼさん！」と思いましたが、カネキに自分の弱さを認識させ最終的にはリゼを喰らいカネキは別人のように強くなりました。まさにカネキを救った名言です！

「それでいいのよカネキ君。生きるというのは他者を”喰らう”事。喰べて」これは精神世界でカネキと再会したリゼが自分を食べさせることによってカネキを強くする時に放った名言です。カネキはリゼに恋をしていました。そのため彼女を食べることへの罪悪感や嫌悪感もあったでしょう。そういった感情をすべて吹き飛ばしてくれるかっこいい名言です！

東京喰種は名言が非常に多い作品です。ダークファンタジーな世界観で人間と喰種お互いの共存することが不可能な存在、「半喰種」にされてしまった主人公カネキとそれを囲むキャラクター達の心の葛藤が描かれた作品です。そのため考えさせられるセリフやシーン、見ている側も人間にも喰種にも共感できる部分があり、自分なら…と無意識に考えさせられてしまいます！そこでリゼの他に印象に残る名言を放ったキャラ達を紹介します！

主人公カネキ君も名言をかなり残しています。もともと優しかった彼が喰種として覚醒してしまってもその優しさが見える場面や、逆にもとのカネキからは想像もつかないほど強い言葉を放つシーン、半人間かつ半喰種だからこそわかる彼の悲痛な叫びなど見ていて鳥肌が立つ名言を数多く残してくれています。その中からいくつか厳選して紹介してきます。

これはカネキが自分を喰種として自分を認識してしまったとき、「喰種」とは「人間」を食べる存在です。「人間」は「喰種」を退治する存在として、彼は自分はいったいどっち側の存在なのか、自分は人間だが「人間」を食べなくては生きていけない。彼のそんな悲痛な思いが込められたセリフです。

ヤモリに拷問され、精神世界でリゼを喰らい「喰種」としてカネキが覚醒してヤモリと決闘します。カネキの背中からは赫子が露出しヤモリを圧倒します。そしてヤモリを追い詰めすぐにとどめを刺さないカネキは、腕や足を刺しヤモリと同じセリフを吐きながら拷問していきます。立場逆転のシーンで鳥肌がだった名場面に放った名言です！

こちらも心に響く名言です。もしカネキがリゼと出会っていなければ彼は東京喰種の主人公にはなりませんでした。出会ってしまったがため想像を絶する苦しみを味わうことになってしまいました。カネキがカネキ自身を皮肉って放ったどこか悲し気な名言です。

東京喰種を見ているとどうしても印象に残ってしまうキャラ、それが「月山習」という男です！このキャラを一言で表すと「変態」というのがピッタリだと一部でも話題になっています。よって名言（迷言）も非常に多く残しているのでその変態っぷりとセリフを紹介します！

喰種になりたてのカネキ君に対して、食べる人間を用意した月山です。その人間を食べるカネキ君を月山自身が食べたい！と変態的な欲求が爆発したシーンに放ったセリフです。月山自身色白のイケメンであるのでそのギャップから、余計に印象が残ってしまうのでイケメン変態キャラ認定が決定してしまいました。

カネキを食べようとしていた月山が、カネキがトウカに自分の肉を食べさせている場面を見て先に食べられた事に腹がたち放った名言です。自分が食べる予定だったものを先にとられてしまった事があまりにも衝撃だったのでしょう。

シロクロペアを相手にした時にいったセリフがこちらです。ハードというのは本気という意味で彼自身強いのですがどうもカネキを前にすると変態になってしまうようです。そんな彼の強者でイケメンなセリフを吐く非常に稀なシーンです。

「例えば道を歩いていれば、アリを踏み潰す事もある。それが強さというもの」と月山は言っています。たしかに普段外出するときにアリに気を配って歩く人はいないです。たとえ踏み潰したとしても気付くことはないでしょうし、そもそも気付くことができないのでしょう。

東京喰種という作品はどの作品の中でも名言が非常に多いものです。理由としては登場人物の個性が豊か、そして作品の世界観がその原因です。人と喰種、2種類の存在が争っている中で一番信じられるものは「自分自身」です。常に自分だけは見失わないようにキャラ達はそれぞれの思想を持って行動しています。衝突の中でそれぞれの思想が名言として出てきたのでしょう。

ここまで東京喰種の魅力を書いてきましたがやはり書ききれなかった部分も多いです。そして東京喰種は見る人それぞれで感じ方が違ってくる作品ですので、そこも東京喰種の魅力です！見た人全員が同じ感想になることはないのでまだ見ていない人も視聴をお勧めします！

いかがでしたでしょうか？この記事は主に神代利世ことリゼについての謎、魅力などについて紹介しました！清楚でかわいいですが腹黒く底がしれない、結局最後まで尻尾がつかめないキャラクターでなんとも気になってしまう方も多いと思います。東京喰種でカネキを喰種の世界に引き込んだ張本人ですし、なにより最も重要キャラクターです。そこも含めリゼの魅力です！