【最遊記・外伝】あらすじと感想をネタバレ解説!金蝉との出会いと結末は?

『最遊記・外伝』は最遊記シリーズ屈指の名作であり、そのあらすじと感想は多くのファンに注目されています。悟空と金蝉との出会いと結末は本編にもつながるストーリーなので、『最遊記・外伝』は数多くのファンに気にされている作品となっています。今回は『最遊記・外伝』のネタバレあらすじや結末のネタバレ、『最遊記・外伝』のキャラクターたち、ネット上の感想などを紹介していきましょう。

【最遊記・外伝】あらすじと感想をネタバレ解説!金蝉との出会いと結末は?のイメージ

目次

  1. 最遊記・外伝とは?
  2. 最遊記・外伝のあらすじネタバレ!金蝉との出会いは?
  3. 最遊記・外伝の結末ネタバレ
  4. 最遊記・外伝の主な登場人物
  5. 最遊記・外伝に関する感想や評価
  6. 最遊記・外伝のネタバレまとめ

最遊記・外伝とは?

『最遊記・外伝』は日本漫画史に残る名作と言われており、その世界観やストーリー性が絶賛された作品です。メガヒット漫画『最遊記』のスピンオフ作品であり、前日譚にもなっている注目の作品としてファンならば見逃せない作品とされています。本編とのつながりも深くなっており、本編への伏線にもなっているエピソードでもあります。ここでは『最遊記・外伝』の基本情報をまとめていきましょう。

最遊記シリーズの概要

『最遊記シリーズ(さいゆうきシリーズ)』は峰倉かずやによって描かれる漫画作品であり『最遊記』を皮切りに、『最遊記RELOAD(さいゆうきリロード)』、『最遊記RELOAD BLAST(さいゆうきリロード ブラスト)』があり、中国の古典『西遊記』を基にした物語となっています。数多くのイケメンキャラクターやオシャレなセリフなどで高い人気を誇ります。

またアニメ化や舞台化、ゲーム化など数多くのメディアミックスが行われており、連載開始から20年以上たった今でも高い人気を維持しつけているメガヒットコンテンツとなっています。さらにスピンオフ作品として天界での出来事を描いた前日譚『最遊記外伝(さいゆうきがいでん)』、玄奘三蔵の師匠の若き日々を描いた『最遊記異聞』(さいゆうきいぶん)』も好評を博しています。

最遊記・外伝の概要

『最遊記・外伝』の概要を見ていきましょう。『最遊記・外伝』は『最遊記』の物語から500年遡った時代の物語であり、本編につながる前日譚として『Gファンタジー』で同時連載されました。『斉天大聖』が天界で犯したという罪が描かれ、三蔵や悟浄、八戒の三人の前世の姿も描かれる壮大なストーリーとなりました。『最遊記』シリーズの中でも最も哀しいストーリーとしてファンにも絶賛されています。

物語の終盤では本編である『最遊記』とのつながりが描かれて、三蔵と悟空の出会いが500年前から続く約束であったことが明かされます。さらに、ストーリー終盤に差し掛かっている『最遊記RELOAD BLAST(さいゆうきリロード ブラスト)』では外伝と物語が交わっているため、『最遊記・外伝』はファンならば見逃せない作品となっています。

TVアニメ「最遊記RELOAD BLAST」公式サイト

最遊記・外伝のあらすじネタバレ!金蝉との出会いは?

ここでは『最遊記・外伝』のあらすじネタバレを見ていきましょう。外伝で最も重要となる斉天大聖と金蝉との出会いは本編にもつながる重要なエピソードの始まりとなる名シーンです。当初は斉天大聖の扱いに困っていた金蝉ですが、名を授けて心を通わせていくうちに親心のようなモノが芽生えていきます。そして、『闘神』哪吒の登場が悲しき結末へと加速させていきました。

あらすじネタバレ①金蝉童子と斉天大聖

最遊記・外伝のあらすじネタバレ①は『金蝉童子と斉天大聖』です。天界の仕事を淡々とこなし、退屈していた金蝉童子の前に現れたのが、『斉天大聖』として危険視され観世音菩薩の元に預けられた少年でした。初対面で斉天大聖は金髪の金蝉童子をみて、『すげーーキラキラしてる。太陽みたいだ』と言います。

何事にも無関心であった金蝉童子は「くうのみえぬものを悟る(さとる)者」という意味の『悟空』と名付けて、悟空と共に生活を始めます。わがままで破天荒な悟空の行動に振り回されながらも、金蝉童子の退屈な日常は変わっていきます。そんな様子を見ていた観世音菩薩は『お前はずっとあいつの太陽でいられるか?』と意味深なセリフを残すのでした。

あらすじネタバレ②悟空と哪吒の約束

最遊記・外伝のあらすじネタバレ②は『悟空と哪吒の約束』です。悟空が天界の生活になじみ始める中で、天界では圧倒的な強さを持つ『闘神』哪吒が話題になっていました。哪吒と悟空は同世代であり、二人は天界で運命的な出会いをします。しかし、『斉天大聖』と『闘神・哪吒』の邂逅は天界をも巻き込む大騒動の始まりになってしまいました。

あらすじネタバレ③「天帝の座」を狙う父・李塔天

最遊記・外伝のあらすじネタバレ③は『「天帝の座」を狙う父・李塔天』です。友達となった哪吒と悟空ですが、哪吒は多忙な日々を送っていました。父である李塔天は「天帝の座」を狙って哪吒の圧倒的な戦闘力を利用していました。しかし、そのためには『斉天大聖』として圧倒的な戦闘力をもつ悟空が邪魔でした。そして、哪吒に『悟空を殺せ』という指示を出します。

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最遊記・外伝の結末ネタバレ

ここからは『最遊記・外伝』の結末ネタバレを紹介していきましょう。哪吒は悟空の抹殺を命令されますが、初めてできた友達である悟空を殺すことができずにひとり苦悩を抱えていました。そんな中、悟空は哪吒の様子がおかしいことに気づき、哪吒のことが気になって仕方がありませんでした。そして悟空と哪吒が再会した時に、悲劇が起きてしまいます。

結末ネタバレ①残酷な死

最遊記・外伝の結末ネタバレ①は『残酷な死』です。悟空は哪吒が気になり、討伐から帰ってきた哪吒に会いに行きます。そして、「悟空を殺せ」という父との命令と悟空との友情の間で揺れ動き、哪吒は答えを出すことができずに、自害することを選びました。悟空の前で自身に刃を向けた哪吒は瀕死の重傷を負い、悟空の前で絶命してしまいます。衝撃の死を目の当たりにした悟空は妖力制御装置を壊し、暴走してしまいます。

圧倒的な殺戮マシーンと化した悟空は『斉天大聖』としての力を暴走させて、天界の住人を大殺戮してしまいます。そして大罪人として捕縛される寸前、金蝉と悟空の前に現れたのは天蓬と倦簾でした。しかし、李塔天によって四人は一味とみられて、天界中から狙われてしまいます。

結末ネタバレ②残された金蝉と悟空

最遊記・外伝の結末ネタバレ②は『残された金蝉と悟空』です。金蝉と悟空、天蓬、倦簾の四人は天界のお尋ね者となり、下界へと脱出することを試みます。しかし、天蓬と倦簾はなんとかして金蝉と悟空の二人を逃がすために、おとりになって時間を稼ぎました。金蝉と悟空は二人の犠牲を無駄にしないために下界への扉を目指し続けて、ついに『下界の門』へとたどり着きました。

しかし、『下界の門』を開くためのパスワードが李塔天によって変えられていて、李塔天と戦闘になってしまいます。斬り合いになりながらも何とか下界の扉を開き、金蝉と悟空は扉まで走ります。しかし、李塔天によって寸前のところで扉の開閉スイッチを押されてしまい、悟空が挟まれてしまう刹那、金蝉は悟空をかばって扉に挟まれてしまいます。悟空に「太陽みてぇだ」と言い残した金蝉の体は塵になって消えてしまいました。

結末ネタバレ③悟空に課せられた刑

最遊記・外伝の結末ネタバレ③は『悟空に課せられた刑』です。しばらくの時が経ち、観世音菩薩が『下界の門』の前に現れました。そこには金鈷(きんこ)がはずれた悟空がうずくまっていました。観世音菩薩は「金蝉、天蓬、倦簾に代わって言おう。お前に遭えてよかったと」と伝え、悟空が大罪人として裁かれることも伝えます。その刑とは天界での記憶を消した上での『500年の孤独』でした。

あまりにも力の強い斉天大聖を天界は消すことができずに、下界で『500年間の幽閉』という処罰が下したのでした。観世音菩薩によって記憶は消されていましたが、観世音菩薩が消すのをためらい、残した記憶がありました。それは「すげーキラキラして太陽みたいだ」というたった一つの言葉でした。そして、500年後。彼の前に一人の人間が現れます。それこそが太陽のような金髪をした僧侶。玄奘三蔵でした。

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最遊記・外伝の主な登場人物

ここからは『最遊記・外伝』の主な登場人物たちを紹介していきましょう。本編・外伝で共通しているキャラクターは孫悟空のみであり、その他の三人は彼らの生まれ変わりとされています。この四人の絆は500年以上の時を超えても強く結びついており、外伝と本編を結ぶ重要なキーワードとしてキャラクターたちの情報は注目されています。

登場人物①孫悟空

最遊記・外伝の主な登場人物①は『孫悟空』です。東勝神州傲来国にある花果山山頂の仙岩卵から生み出された大地の化身であり、その圧倒的な強さから天に斉しい存在として『斉天大聖』と呼ばれていました。妖力制御装置をつけている間はおとなしく純粋な少年であり、金蝉童子によって『孫悟空』と名付けられました。天界で犯した罪により、記憶を奪われ500年間の幽閉に処され、『玄奘三蔵』と出会い解放されました。

登場人物②金蝉童子

最遊記・外伝の主な登場人物②は『金蝉童子』です。玄奘三蔵の前世の姿とも言われており、観世音菩薩の甥として様々な雑務を任されていました。天界での退屈な仕事に飽き飽きしており、フラストレーションの溜まる日々を送っていました。そんな中で『斉天大聖』に出会い、退屈だった日々が充実していきます。悟空と名付け、生まれ持った純粋さゆえに、悲しき最期を迎えてしまいます。

登場人物③捲簾

最遊記・外伝の主な登場人物③は『捲簾』で天界西方軍大将を務めています。どこか沙悟浄と風貌が似ているといわれています。天蓬元帥の部下ですが戦闘の才能があるため、実戦の場では大将を務めています。天界のしがらみに不満を持っており、様々な違反行為をしている問題児として上司からは煙たがられています。一方で部下からの信頼も厚く、天蓬とはプライベートでの親交も深い友人となっています。

登場人物④天蓬

最遊記・外伝の主な登場人物④は『天蓬』で天界西方軍元帥として優秀な将軍でもありました。どこか猪八戒と似ています。セミロングの黒髪と度のキツい眼鏡をかけており、皮肉屋で意地悪な面も持っています。金蟬童子の友人で古い付き合いのため、ラフな態度で接する数少ない人物です。本が好きで、本に埋まるような汚い部屋にいることが多い変わり者です。

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最遊記・外伝に関する感想や評価

ここからは『最遊記・外伝』に関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。『最遊記』シリーズはネット上でも高い人気を誇り、特に『最遊記・外伝』はそのストーリー性で高評価を受けているのでネット上でも絶賛する声が多く集まってます。

最遊記・外伝は名作!

『最遊記・外伝』は名作であると数多くのファンから絶賛されています。本編にもつながるストーリーであり、天界のキャラクターたちの心情描写や哀しき結末などが今でも高い評価を獲得していることでも知られています。ネット上には『外伝ってめっちゃ名作なのに知らない人多すぎ!』という感想や『最遊記外伝読み返したら涙がでてきた。色褪せない名作だよホント』という感想などが挙がっています。

最遊記・外伝は悲しすぎる…

『最遊記・外伝』は悲しすぎるという声も多く集まっています。四人の悲劇的な別れは本編につながる重要なエピソードであり、500年の時を超えた四人の絆には多くのファンから涙なしには見られないと言われています。ネット上には『外伝は見るたび絶対泣いてしまうわ』という感想や『最遊記やっと見たけど無理…号泣してる…やっぱり外伝つらい悲しすぎる』という感想などが挙がっています。

最遊記・外伝の四人も人気!

『最遊記』と言えば三蔵一行のメンバーたちの高い人気ですが、『最遊記・外伝』の四人もファンには高い人気を博しています。この四人組は本編、外伝共に好評であり、多くのファンが称賛している組み合わせとなっています。ネット上には『本編でも最高の四人だけど、外伝の四人も最高だよな』という感想や『最遊記は本編も外伝のどっちの4人も好き』という感想などが挙がっています。

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最遊記・外伝のネタバレまとめ

今回は『最遊記・外伝』のネタバレあらすじや結末のネタバレ、『最遊記・外伝』のキャラクターたち、ネット上の感想などを紹介してきました。『最遊記・外伝』は500年前の物語であり、最遊記シリーズでも最も重要な作品と位置付けられています。最終章である『最遊記RELOAD BLAST(さいゆうきリロード ブラスト)』では哪吒が本格参戦して、悟空と再会を果たしています。

今後も『最遊記RELOAD BLAST(さいゆうきリロード ブラスト)』はまだまだ盛り上がっていくので、本編と密接なつながりのある作品でもある『最遊記・外伝』をお楽しみください。

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