【ナルト】自来也の最後は死亡?ボルトの果心居士と同一人物?復活の可能性を考察

『NARUTO(ナルト)』には自来也という伝説の三忍の一人が登場します。伝説の三忍といわれるだけの強さがあり、多くの強い弟子を育ててきた人物です。そんな自来也ですが、ペインとの戦いによって最後は死亡してしまいます。しかし、『NARUTO(ナルト)』の続編『BORUTO(ボルト)』では自来也によく似た果心居士というキャラクターが登場します。この記事では自来也の最後のシーンや本当に死亡したのかなど考察をまとめています。

【ナルト】自来也の最後は死亡?ボルトの果心居士と同一人物?復活の可能性を考察のイメージ

目次

  1. 自来也とは?
  2. 自来也の最後は死亡した?果心居士と同一人物?
  3. 自来也の弟子
  4. 自来也の声優
  5. 自来也に関する感想や評価
  6. 自来也の最後や死亡まとめ

自来也とは?

NARUTO(ナルト)の作品情報

自来也は『NARUTO(ナルト)』の登場キャラクターの中でも重要な人物です。ナルトの師匠で、螺旋丸を教えた人物でもあります。しかし劇中で死亡してしまいました。ここではそんな自来也について詳しく紹介する前に、まずは『NARUTO(ナルト)』の作品情報についてまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは岸本斉史によって連載されていた漫画です。忍術によるバトルが中心なのですが、第二章以降は主人公のナルトの心の変化によって戦いで解決するだけでなく対話によって戦いを終わらせることもあります。そのため王道の少年漫画らしくない作品だといわれることもあります。「週刊少年ジャンプ」では看板漫画として人気を博しました。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

主人公のうずまきナルトは木ノ葉隠れの里の皆から嫌われていました。そこでナルトは皆に認めてもらうために火影を目指して修行に励みます。しかしある時、同じ第七班のライバルであり仲間のサスケが里を抜けてしまいます。ナルトはサスケを連れ戻すために自来也と共に修行の旅に出ることになります。自来也との修行で成長したナルトでしたが、今度はマダラ率いる暁に狙われるようになります。

自来也のプロフィール

自来也は伝説の三忍といわれている忍の一人です。綱手や大蛇丸と同じヒルゼンの班に所属していました。誕生日は11月11日のさそり座です。師匠は三代目火影のヒルゼンで、弟子は四代目火影のミナトとナルト、そして雨隠れの里の戦争孤児だった長門・小南・弥彦です。口寄せはガマブン太など主にカエルと契約を結んでいます。

ナルトに対してはミナトが開発した螺旋丸と口寄せの術を伝授しました。多くの戦争に参加して生き延びている実力者でしたが、大蛇丸の里抜けをきっかけに大蛇丸の動向を探るために木ノ葉隠れの里を出て調査にあたっていました。ヒルゼン死後は自来也以外に適任者が里内に居なかったこともあり、五代目火影に推薦されたこともありました。

数多くの実力者を育てていますが、つきっきりの指導法ではありません。段階にあわせて課題を与えてそれを自分で解決させるので、課題をクリアできるまではほとんど手を貸さない放任主義です。ただ出題する課題は的確で、これまでに弟子たちは迷いながらも高い実力をつけてきました。

自来也の性格

自来也は伝説といわれるほどの忍なのですが、女風呂を覗いたりとスケベなところがあります。そのため弟子のナルトからは「エロ仙人」と呼ばれていました。また、カカシが愛読している「イチャイチャシリーズ」の執筆者でもあります。「イチャイチャシリーズ」は映画化されるほど人気があります。

『BORUTO(ボルト)』では、自来也を知るためにボルトが「イチャイチャシリーズ」を読もうとしていましたが、大人たちに全力で止められていました。その代わりに自来也のかっこいい武勇伝ばかり聞いていたので、タイムスリップして実際に自来也に会った時にはスケベな性格に驚きを通り越して呆れていました。

自来也は伝説の三忍?

自来也は伝説の三忍といわれています。なぜ綱手や大蛇丸と共に伝説の三忍といわれるようになったのかというと、第二次忍界大戦の時に雨隠れの里で半蔵と渡り合ったことがきっかけです。これにより「三忍」という名前が忍界で有名になりました。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

自来也の最後は死亡した?果心居士と同一人物?

自来也の最後は死亡した?

自来也はペインの情報を求めて秘密裏に雨隠れの里を調べていました。雨隠れの里とは四本線の額当てのマークが入っており、雨がたくさん降っている里です。暁のペインは雨隠れの里長をしていました。自来也はペイン達の正体が何者なのかを探っており、その正体がかつての教え子であることを知ります。

しかしその姿は弥彦であるものの長門の輪廻眼を持っていたことから、本当の正体がどちらなのか自来也は混乱しました。かつての教え子だとしても、襲ってくるからには戦わなければなりません。自来也はペインの一人を仙術で引きずり込みます。しかし一人倒すだけでも片腕を失うほどの負傷をしてしまいます。さらにもう一人とどめを刺そうとしますが、すぐに居場所がバレてしまいます。

しかしその瞬間、自来也はペインの正体が分かりました。自来也はペインの正体を綱手になんとか伝えようとしますが、喉と心臓をチャクラの流れを乱す黒い棒で突かれてしまい声を出すことができなくなります。自来也は自分の最後の情けなさに悔しく思います。

しかし自分はナルトの師匠であるから泣き言は言えないと喝を入れ、残りの力を振り絞って最後にカエルの背中に暗号を残します。そしてナルトへと想いを託しながら死亡しました。

自来也はBORUTO(ボルト)の果心居士と同一人物?

『BORUTO(ボルト)』には果心居士というキャラクターが登場します。果心居士はボルト達の敵で「殻」という組織に入っています。果心居士が登場した23話で木ノ葉丸は「殻」という組織とはどういうものなのか聞きますが、教えてはくれず封印術で体を縛ります。しかし木ノ葉丸は封印術に詳しく常日頃から備えているので、すぐに封印を解除して螺旋丸をぶつけようとします。

すると果心居士も螺旋丸をぶつけて相殺してきたのです。螺旋丸はミナトが開発したもので、使用出来るのは自来也・ナルト・木ノ葉丸・ボルトだけのはずです。木ノ葉丸は不意をつかれて果心居士に追い詰められますが、ボルトに突然現れた「楔」によって全てのチャクラが吸い取られます。「楔」を見た果心居士は「面白いものを見せてもらった」と言って突然立ち去りました。

果心居士は顔をマスクで隠していましたが自来也のような白髪です。さらには螺旋丸を使うことができたり、蝦蟇を口寄せします。そして劇中ではチャクラを登録していなければ侵入者として感知されてしまう木ノ葉隠れの里に、果心居士は感知されることなく忍び込みました。このような点から果心居士は自来也なのではないかと考察されていました。

しかし残念ながらその正体は自来也ではありませんでした。ただ自来也と全く関係ないわけではなく、実は自来也のクローンなのです。木ノ葉隠れの里には自来也のチャクラが登録されていたので、侵入した時に感知されませんでした。ただ性格は自来也には似ておらずリアリストです。さらに人造人間なので自来也よりも高い実力を持っています。

自来也の復活の可能性

自来也のクローンである果心居士が登場したことで、自来也復活の可能性は低いのではないかといわれています。さらにアニメ『BORUTO(ボルト)』では、ボルトがナルトの師匠の自来也について調べたり、タイムスリップして実際に自来也に会うストーリーがあります。ボルトが過去で自来也に会ったということは、もう現代で復活する可能性はないのではないかといわれています。

ただアニメはオリジナルが多く原作の内容はほとんど放送していないので、アニメの内容が原作に影響するのかは不明です。ミツキが人造人間だとボルトが知るシーンもアニメと原作では全く違います。ただアニメと原作でストーリーが違ったとしても、今後自来也が復活することはないのではないかといわれています。

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自来也の弟子

弟子①小南と弥彦と長門

自来也の弟子には小南・弥彦・長門の三人がいます。三人は自来也にとって初めての弟子で、元々は敵の雨隠れの里の戦争孤児でした。三人のリーダーのような弥彦と臆病な長門、優しい小南はそれぞれ兄弟のように暮らしていました。そんな時に自来也と出会い、三年間修行をつけてもらいます。その後独立して平和を目指す「暁」を結成ましたが、半蔵とダンゾウの騙し討ちによって弥彦は死亡してしまいます。

そしてこの事がきっかけで長門は弥彦の遺体を使ってペインの素体として使い、「暁」のリーダーとして君臨させていました。本来は平和を願う組織でしたが、輪廻眼を移植した長門がトビの「月の眼計画」に賛同することになってから組織は裏でマダラに乗っ取られていた状態でした。

そして長門はペインを通して師である自来也を殺害しました。ナルトにとって長門は兄弟子であり、師の敵でもありました。しかしナルトは長門を倒すことなく話し合いで和解することを望みました。

弟子②波風ミナト

四代目火影のミナトも自来也の弟子です。第三次忍界大戦の時には「木の葉の黄色い閃光」と異名がつけられるほどの実力を持っていました。ミナトは自来也のことを尊敬しており、自来也の書いた本「ど根性忍伝」に登場する「ナルト」という登場人物からナルトの名前をつけました。九尾の封印時に死亡してしまいましたが、第四次忍界大戦の時に大蛇丸の穢土転生で蘇りました。

弟子③ナルト

七代目火影で『NARUTO(ナルト)』の主人公でもあるナルトも自来也の弟子です。中忍試験の前に自来也と共に修行をしたことで、チャクラをコントロールすることができるようになります。また、口寄せの術もこの時にできるようになりました。木ノ葉崩しのときは、守鶴を抑えるためにガマブン太を初めて呼び出すことに成功しました。その後、自来也と共に綱手を探す旅に出ます。

その旅の途中でミナトが開発した螺旋丸を自来也から習得しました。自来也と出会ったことで落ちこぼれだったナルトは急成長し、このことは里を抜けてしまったサスケにも影響を与えてしまいます。ナルトは螺旋丸を使ってサスケを里に戻そうとしましたが、敗北して修行の旅に出ることを決意します。その後ナルトは自来也から教わった螺旋丸や口寄せの術を木ノ葉丸に伝授しています。

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自来也の声優

大塚芳忠のプロフィール

アニメ『NARUTO(ナルト)』で自来也役を演じた声優は大塚芳忠です。大塚芳忠とは1954年5月19日生まれの男性声優です。クレイジーボックスに所属しています。洋画吹き替えを中心にアニメ作品にも多数出演しているベテラン声優で、2017年には声優アワードで助演男優賞を受賞しています。妻はアン・アーチャーなどの声優を担当していた弥永和子です。

大塚芳忠の主な出演作品

大塚芳忠の主な出演作品には、『機動戦士Zガンダム』のヤザン・ケーブル役、『SLAM DUNK』の仙道彰役、『銀魂』の阿伏兎役、『宇宙戦艦ヤマト2199』の真田志郎役、『D.Gray-man HALLOW』のブックマン役、『刃牙』のビスケット・オリバ役、『鬼滅の刃』の鱗滝左近次役、『3月のライオン』の柳原朔太郎役、『ONE PIECE FILM Z』のゼット役などがあります。

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自来也に関する感想や評価

『NARUTO(ナルト)』のキャラクターの中でも自来也はとても人気があります。だからこそ、自来也が最後弟子のナルトに全てを託して死亡したシーンを読んだ時は泣いたという方がたくさんいました。自来也が死亡したことがあまりにショックで一時期『NARUTO(ナルト)』を読むのをやめていたという方もいました。

アニメ『BORUTO(ボルト)』では古代遺物が発見されました。それはタイムスリップできる大筒木一族のもので、この遺物の亀を使ってボルトとサスケは自来也に会いました。このストーリーで最後に亀は自由の身になって旅をします。亀は再び過去に行き、ペインにやられた自来也が亀を使って未来へ来て、果心居士として登場したのではないかと考察されている方もいました。

ペイン戦で死亡してしまった自来也はその後、回想シーンで何度か登場するだけでした。しかし『BORUTO(ボルト)』のタイムスリップ編で自来也が生きている姿を再び見る事ができます。さらにストーリーの最後で自来也はボルトとサスケの正体が分かっているようでした。写輪眼で記憶を失くしてしまったものの、自来也が一瞬でも明るい未来があることを知れて良かったと喜んでいるファンもいました。

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自来也の最後や死亡まとめ

自来也はかつての弟子に殺されて死亡してしまいました。しかし最後に暗号を残したことで『BORUTO(ボルト)』では平和の礎を築いた人物として語り継がれていました。『BORUTO(ボルト)』の原作には自来也に似ている人物が登場しましたが、自来也のクローンだという衝撃の事実が判明しています。またアニメ『BORUTO(ボルト)』ではボルトが実際に自来也に会うシーンもあります。

自来也は死亡してしまいましたが、その後も登場するシーンはたくさんあります。SNSでは『BORUTO(ボルト)』で再登場たことが嬉しかったという声もありました。ぜひ『NARUTO(ナルト)』だけでなく『BORUTO(ボルト)』でも自来也の活躍するシーンを見てみてください。

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