2020年08月11日公開
2020年08月11日更新
【セーラーエース】突然の最終回は打ち切り?頭文字Dなどしげの秀一作品も紹介
しげの秀一は「頭文字D」や「バリバリ伝説」の大ヒットで知られる漫画家です。「バリバリ伝説」ではオートバイ、「頭文字D」ではスピード感と迫力溢れる走り屋の世界を描いたことで人気を得ました。しげの秀一の作品で「最終回が打ち切りだったのではないか?」と言われているのが「セーラーエース」です。ここでは「セーラーエース」の最終回が本当に打ち切りだったのかをネタバレも交えて調査するとともにしげの秀一の他作品も紹介していきます。
目次
セーラーエースとは?
「セーラーエース」とはしげの秀一原作の女子高生野球を題材にしたスポーツ漫画です。しげの秀一は「バリバリ伝説」や「頭文字D」を大ヒットさせたことで知られています。「バリバリ伝説」はオートバイを題材に公道からサーキットを目指す若者を描き、「頭文字D」は峠道でのレースを描いたことで両作品ともブームを巻き起こしました。しげの秀一の作品群の中でも「セーラーエース」は違う意味で話題になったと言われています。
女子高校生が野球に打ち込む姿を描いた「セーラーエース」はその最終回の内容が物議を醸しました。「最終回は打ち切りだったのではないか?」と言われるほど唐突な最終回を迎えたからです。ここでは「セーラーエース」の最終回が本当に打ち切りだったのかをネタバレを含めて調査・紹介していきます。そしてしげの秀一の他作品紹介から最新作のあらすじまで取り上げていきます。それではご覧ください。
セーラーエースの漫画の概要
ここでは最終回が物議を醸したことで話題になったしげの秀一の漫画「セーラーエース」の概要について紹介していきます。「セーラーエース」は週刊ヤングマガジンに2015年27号から2017年18号まで連載されました。しげの秀一の連載としては大ヒット作品「頭文字D」の次だったので連載当初は大きな話題を呼んだと言われています。また、女子高校生が野球に打ち込む姿を描いた点が斬新であったと評されています。
セーラーエースの漫画のあらすじ
ここではJK野球という斬新なテーマを扱ったしげの秀一の漫画「セーラーエース」のあらすじをネタバレ紹介していきます。主人公の女子高生桜木繭はモデルのようなスタイルを持つ美少女です。野球部に所属していましたがヒジの故障で野球から離れて5ヶ月間ギャルとして過ごしていました。しかし、退屈な日々に飽きて野球部に戻ろうとしますが、それを快く思わないチーム四番打者の木村架純は彼女の野球部復帰に条件を出すのでした。
セーラーエースの突然の最終回は打ち切り?
「バリバリ伝説」や「頭文字D」の大ヒット作品で知られているしげの秀一の「セーラーエース」はJK野球という珍しいジャンルを扱ったことで話題となり、週刊ヤングマガジンでの連載も丸2年を迎えようとしていました。しかし、「セーラーエース」は唐突に最終回が描かれてしまいました。その最終回の内容は当時大きな話題となり、インターネット上などでも議論が起こったためファンのみならず知られるところとなりました。
ここでは女子高生が野球に打ち込む姿を描いて人気を呼んでいたにも関わらず突然終わってしまった漫画「セーラーエース」の最終回の内容をネタバレを交えて紹介していきます。文章も画像もネタバレを含みますのでこれから「セーラーエース」を読もうとしている方は注意してください。また、何故そのような最終回を迎えてしまったのか理由も調査・考察していきます。「セーラーエース」の最終回ネタバレ紹介をご覧ください。
セーラーエースの最終回の内容
JK野球漫画「セーラーエース」の最終回の内容をネタバレ紹介しています。主人公桜木繭を擁する私立関東女学院高校野球部は秋季大会の3回戦、杉並育英女子学院との激闘を制しました。しかし、繭は高熱を押しての力投だったため試合中に倒れて病院に運ばれてしまいました。点滴を受けて休養した繭は驚くべき回復力を見せて翌日には完全に復帰したのでした。
そして私立関東女学院は秋季大会の準々決勝で強豪校である、青山インターコンチネンタルハイスクールと激突しました。関東女学院の先発は繭ですが、青山ICHはエースのマリコ・メッセンジャーを温存しました。繭のナイスピッチングと味方が得点を挙げて、ついにマリコが登板する…というシーンで、上記の画像のように突然「セーラーエース」は幕を下ろすことになるのです。
セーラーエースは打ち切りだった?
女子高生野球漫画「セーラーエース」の最終回をネタバレ紹介しました。この最終回は発表当時大きな物議を醸しました。先に挙げたネタバレ画像にもあるようにストーリーは急展開を見せて終わるでもなく、これからの試合展開を読者に予想させたわけでもなく、淡々と進行しながら欄外に「今回が最終回です」と書かれたのみだったからです。このことが「セーラーエース」打ち切り説の原因なのではないかと推測されています。
「セーラーエース」の最終回をネタバレ紹介しながらその理由が打ち切りだったのかを考察しています。打ち切り説が濃厚であると言われていますが欄外にしげの秀一の次回作紹介が告知されていたことから作者本人が「セーラーエース」を投げ出したのではないかという意見も出ました。打ち切りだったのか本人の意思で止めたのか、その真相は調査しましたが2020年8月現在明らかになっていません。今後の展開が待たれるところです。
セーラーエースの作者・しげの秀一の次回作
打ち切りになったのではないかと議論が巻き起こったほど唐突な幕切れを迎えた「セーラーエース」の最終回を画像とともにネタバレ紹介してきました。ここでは「セーラーエース」終了後にしげの秀一が発表した次回連載作品について取り上げていきます。しげの秀一の次回作品とはどのような内容で、どんなキャラクターが登場するのでしょうか?それではご覧ください。
しげの秀一の次回作は車関係の漫画?
ここでは人気漫画家しげの秀一が「セーラーエース」に続いて描いた作品について紹介していきます。しげの秀一の次回作品は「MFブースト」というタイトルです。週刊ヤングマガジン2017年40号より連載が開始されて2020年8月現在連載中です。コミックスは既刊8巻です。自身の大ヒット作品である「頭文字D」の続編的位置付けであり実在する公道でのレースを描いています。スピード感溢れる描写が人気の要因だと評されています。
しげの秀一の次回作のあらすじ内容
ここでは人気漫画家しげの秀一の最新作品である「MFブースト」のあらすじ内容を紹介していきます。202X年の世界では自動運転システム搭載の電気自動車・燃料電池自動車が普及しています。そんな中、内燃機関搭載の古いタイプのスポーツカーで公道を走る「MFG」というレースが日本で開催され、人々を熱狂させていました。主人公カナタ・リヴィントン(片桐夏向)はMFGに参戦するために来日してきました。
セーラーエースの作者・しげの秀一の他の作品
「セーラーエース」の原作者しげの秀一は1958年3月8日生まれで2020年8月現在62歳です。出身地は新潟県十日町市です。学生時代から漫画が好きで同人活動をしていました。ひおあきらのアシスタントを務め一度デビューし、その後石渡治、小林まことのアシスタントを経て1981年「おれたち絶好調」で再デビューしました。1983年に週刊少年マガジンに連載開始された「バリバリ伝説」で大ブレイクしました。
ここでは「セーラーエース」以外でしげの秀一が発表した作品を紹介していきます。代表作中の代表作と言われている「頭文字D」や初の大ヒット作品である「バリバリ伝説」はもとより、その他の作品も紹介していくことで人気漫画家しげの秀一の魅力を浮き彫りにしていきます。それでは「頭文字D」「バリバリ伝説」などしげの秀一作品の内容紹介をご覧ください。
しげの秀一の他の作品①バリバリ伝説
しげの秀一の作品紹介をしています。最初に挙げるのはしげの秀一初の大ヒット作品となった「バリバリ伝説」です。「バリバリ伝説」は週刊少年マガジンに1983年から1991年まで連載されました。「バリ伝」の通称でも親しまれています。コミックス全38巻、ワイド版・文庫版の形態では全20巻刊行されています。1986年にOVAが2作制作されて、編集したものが劇場版として公開されました。ゲーム化・パチンコ化もされています。
しげの秀一初の大ヒットである「バリバリ伝説」のあらすじを紹介していきます。主人公巨摩郡(こま ぐん)は高校生ですが卓越した技術を持っているライダーです。彼は峠道でのアマチュアレースからスタートしてやがてサーキットでの疾走を夢見るようになり、世界チャンピオンを目指して奮闘していきます。巨摩には伊藤歩惟(いとう あい)というガールフレンドがいて、2人のラブストーリーも描かれています。
しげの秀一の他の作品②DO-P-KAN
しげの秀一の漫画作品を紹介します。次に挙げるのは「DO-P-KAN」です。タイトルは「どっぴぃかん」と読みます。1992年から1995年まで週刊ヤングマガジンに連載されました。高校陸上部を舞台にしたスポーツ漫画で青春漫画としての一面もあります。「バリバリ伝説」や「頭文字D」というマシン描写に定評のあったしげの秀一がスポーツや青春をテーマにしたことが話題になりました。コミックスは全10巻が刊行されました。
しげの秀一原作のスポーツ漫画「DO-P-KAN」のあらすじを紹介していきます。主人公北村高志は南陵高校陸上部に所属しています。北村高志の彼の親友で同じく陸上部員である池田典明は陸上に打ち込みながら高校生活を過ごしていきます。「DO-P-KAN」でのスポーツ描写が後に描かれた「セーラーエース」にも受け継がれていると分析するファンもいると言われており、「セーラーエース」のプロトタイプだと言う人もいます。
しげの秀一の他の作品③頭文字D
人気漫画家しげの秀一の作品を紹介しています。彼の代表作中の代表作であると万人が認めると言われているのが「頭文字D」です「イニシャルD」が読み方で「イニD」の通称でも親しまれています。週刊少年マガジン1995年30号から2013年35号まで連載され同誌の看板作品とも評されました。コミックスは全48巻が刊行されています。テレビアニメ化・OVA化・アニメ映画化・実写映画化されてファン層を拡大していきました。
しげの秀一の代表作として知られている「頭文字D」のあらすじ紹介です。主人公藤原拓海は連載当初高校生です。家業の「藤原とうふ店」を手伝いながら秋名山の峠道を愛車スプリンタートレノで疾走していました。超人的なドライビングテクニックを有する彼は「秋名のハチロク」の異名で呼ばれ、様々な公道レースに参加していくことになるのでした。やがて彼は「頂点に立つドライバーになる」ことを目標に車を走らせます。
しげの秀一の他の作品④高嶺の花
「セーラーエース」を描いた漫画家しげの秀一の他の作品を紹介しています。最後に紹介するのは「高嶺の花」です。「高嶺の花」は2014年に週刊ヤングマガジン誌上で連載されました。コミックスは上下巻が刊行されています。売れない漫画家である主人公多村幸一が金髪の美女である高嶺花と出会ったことで展開されるラブストーリーで前作「頭文字D」とは毛色の違った内容が話題を呼んだと言われています。
セーラーエースの最終回に関する感想や評価
ここではしげの秀一原作のJK野球漫画「セーラーエース」の最終回に関する感想や評価を紹介していきます。Twitter上でのつぶやきをいくつか紹介していきます。「セーラーエース」の最終回はインターネット上でどのような感想や評価を持たれているのでしょうか?
「セーラーエース」最終回。
— 🌻チカ太郎’2020 🌻 (@chikata_0048) April 3, 2017
女子野球もので、試合途中、主人公が活躍し相手ピッチャーを下ろして、謎の外国人投手がブルペンに入り「ついにあの選手が…!!」みたいなところで
「今回で「セーラーエース」は終了です」。
「私達の野球はこれからだ!」的な展開でもなく…
これはひどい…
「セーラーエース」の最終回をリアルタイムで読んだと思われる方のツイートです。欄外に「今回で終了です」とだけ書かれた突然の終了劇についてひどいという感想をお持ちです。
終わり方というか、マンガの最終回でいままでぶっっっっっちぎりでヒドかったのはこのセーラーエースじゃまいか?
— シャイニング阿賀井 (@ShiningAcguy) May 18, 2020
何もかも放り出していきなり終わったんだが(ФωФ) pic.twitter.com/DmekrJWcxQ
「セーラーエース」を最後まで読んだと思われる方のツイートです。漫画の最終回の中でひどい最終回は数あれど「セーラーエース」の最終回が一番ひどいのではないかという感想をお持ちです。
あ・・・あれ?・・・
— アナゴ。 (@kibunhaanagosan) April 3, 2017
しげの秀一さんの『セーラーエース』終わっちまった・・・
(゚Д゚;)かつての『将』のようないきなりの終わり方ッ!
(´・ω・`)そんな人気無かったのかよ・・・
俺意外と好きだったのに
リアルタイムで「セーラーエース」を読まれた方のツイートです。「セーラーエース」のファンであると思われ、唐突な終わり方が残念だったとの感想をお持ちです。
セーラーエースの最終回まとめ
しげの秀一が描いたJK野球漫画「セーラーエース」の最終回について紹介してきました。唐突な最終回が物議を醸した同作品ですが、スピード感溢れる描写とほぼ女子しか登場しない中で描かれたドラマは高く評価されています。是非一度その魅力と突然の最終回に触れてみてください。