【ナルト】日向ネジの技一覧!白眼の能力・強さや悲しい最後も解説

『NARUTO(ナルト)』には日向一族というエリートが登場します。日向一族は白眼という一族に伝わる特殊な能力を持っています。この記事で紹介する日向ネジも白眼の使い手で、天才と呼ばれるほどの強さがあります。日向ネジは日向一族の分家なのですが、本家にのみ伝わる技も独学で会得しています。優秀な忍者である日向ネジがどのような技を使うのか、また第四次忍界大戦での日向ネジの最後などをこの記事ではまとめています。

【ナルト】日向ネジの技一覧!白眼の能力・強さや悲しい最後も解説のイメージ

目次

  1. 日向ネジとは?
  2. 日向ネジの技・白眼の能力や強さ
  3. 日向ネジの悲しい最後やBORUTOでの登場
  4. 日向ネジのアニメ声優
  5. 日向ネジに関する感想や評価
  6. 日向ネジの技まとめ

日向ネジとは?

NARUTO(ナルト)の作品情報

日向ネジとは『NARUTO(ナルト)』に登場するキャラクターで、主人公のナルトよりも一つ年上です。日向ネジが登場して間もない頃は宗家のことを恨み、従妹のヒナタに対して辛くあたっていました。しかし中忍試験後は宗家と和解し、それからは頼りになる人物となります。ここではそんな日向ネジが登場する『NARUTO(ナルト)』について紹介します。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは岸本斉史によって「週刊少年ジャンプ」で連載されていた作品です。作者の岸本斉史にとって『NARUTO(ナルト)』はデビュー作なのですが世界的に大ヒットしており、実写映画化も決まっています。国内累計発行部数は2019年5月時点で1億5,300万部を突破しています。『NARUTO(ナルト)』は完結していますが、現在はスピンオフの続編として『BORUTO(ボルト)』が連載されています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』の主人公・うずまきナルトはアカデミー卒業の課題である分身もできない落ちこぼれ忍者でした。このままでは卒業さえできないピンチに陥ったナルトに、アカデミーのミズキという先生が封印の書に書かれた技を使えば卒業を認められると嘘の情報を教えます。それを信じてしまったナルトは禁術が書かれた封印の書を持ち出してしまいます。

日向ネジのプロフィール

日向ネジとは日向一族の分家に生まれた忍者です。7月3日生まれのかに座で、担当上忍のガイ率いるガイ班に所属しています。白眼という血継限界を使った瞳術と体術で戦います。木ノ葉隠れの里最強といわれる瞳術を持つエリートの日向一族の中でも、天才といわれるほどの実力があります。忍術を使わない体術で戦うリーとはスタイルが違います。

登場して間もない頃はとても冷酷な性格をしており、リーやナルトのことを見下していました。しかしそれは父がヒアシの身代わりとして殺されたことで、いくら才能を持っていても分家である限り運命は変えられないと思い、宗家を恨むようになったからです。しかし中忍試験後に父の死の真相を聞いてからは性格も柔らかくなります。そして第二部では上忍に昇格しました。

『NARUTO-ナルト-』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

日向ネジの技・白眼の能力や強さ

日向ネジの技一覧

『NARUTO(ナルト)』の劇中で日向ネジが使っている技は三つあります。白眼を使った体術もあります。まず一つ目は「柔拳法・八卦六十四掌(じゅうけんほう・はっけろくじゅうよんしょう)」といいます。これは日向ネジやヒナタがよく劇中で使っている技です。白眼によって見えた点穴を狙い、相手にチャクラを流し込みます。この技によって相手の体を内部から破壊することができます。

二つ目の技は「八卦空掌(はっけくうしょう)」といいます。手のひらからチャクラを勢いよく放出することで相手を吹き飛ばすことができる技です。この技を使うと衝撃で地面がえぐれて遠くの山まで吹き飛ばすほどの強さがあります。複数人で同時に行うと「八卦空壁掌(はっけくうへきしょう)」という名前になり、さらに威力が増します。これにより十尾の動きを止める事ができました。

ちなみにヒナタはただの「八卦空掌」で十尾の動きを止めています。技の強さやチャクラの出方は個人の実力によって違うようです。そして三つ目の技は「八卦掌回天(はっけしょうかいてん)」といいます。この技は回転しながら全身の点穴からチャクラを放出して敵の攻撃を防ぐ技です。回転によって相手を弾き飛ばす事もできる強さがあります。

「八卦掌回天」は日向一族の本家にのみ伝わる技です。そのため、分家の日向ネジはこの技を独学によって会得しました。日向ネジは本家にしか伝わらない技をも会得するほどの強さがあることが分かります。

日向ネジの白眼の能力

日向ネジは白眼という日向一族の血継限界の能力を使います。白眼は写輪眼を上回る強さを持つ三大瞳術の一つだといわれており、世界最古の血継限界です。大筒木カグヤも白眼を持っていました。透視して目の前の人物の点穴を見ることができたり、数キロ先を見ることもできるので、攻撃だけでなく索敵能力にも長けています。能力を使う時には目尻に血管が浮くのが特徴的です。通常時は白い瞳をしています。

日向ネジの白眼の弱点

白眼の能力を使うことで視界が広がり、自分の後ろまで見ることができます。そのため後ろからの攻撃にも反応することができます。このことから瞳術でもトップクラスの強さの能力だといわれています。ただ、幅広い範囲を見渡せるものの若干の死角はあるようです。「八卦掌回天」はその死角をカバーするための技だといわれています。

日向一族は白眼の能力だけでなくそれを応用したり弱点をカバーする技を使うため、ほぼ欠点がない状態となります。ヒアシが「日向は木の葉にて最強」と言ったのもこのような能力と体術を使うからです。

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日向ネジの悲しい最後やBORUTOでの登場

日向ネジの悲しい最後

『NARUTO(ナルト)』の中でも人気が高く、スピンオフなどでも登場回数が多い日向ネジでしたが、第四次忍界大戦で死亡してしまいます。なぜエリートの日向一族の中でも天才といわれた日向ネジが死亡してしまったのか、ここではその死亡シーンを紹介します。第四次忍界大戦では、抑え込んでいた十尾が復活して再び暴れだしてしまいます。

そのような状況でもナルトは危機感がない様子でした。それどころか、戦場の前線にいるにも関わらず十尾から攻撃を受けた本部のシカク達の心配をしていました。そんなナルトに、側にいた日向ネジは「ボケッとするな」と叱りました。そしてヒアシは戦場ならば人も死ぬと諭します。シカクは死ぬ間際にナルトの能力を使って十尾を止める作戦をシカマル達に伝えました。

つまり作戦を決行するにはなんとしてでもナルトを守らなければなりません。日向ネジ・ヒナタ・ヒアシなど日向一族はナルトの壁になるように前に立ちました。しかし十尾は「挿し木の術」で木の棒を雨のように降らせます。日向ネジは「八卦掌回天」を使いますが、回転を上回るほどの木の棒を完全に避けきれません。すると日向一族が木の棒を避けている間にナルトが仙人モードになれたと言って戦いに参加します。

ただナルトはすぐにスタミナが切れて膝をついてしまいます。そこを十尾はピンポイントで狙います。ピンポイントで大量の木の棒を浴びれば、日向ネジやヒナタの「八卦掌回天」でも守ることはできません。ヒナタは自分が壁になるようにナルトをかばいました。その上から日向ネジがヒナタをかばうように立ちます。そして二本の大きな木の棒が日向ネジの身体を貫きました。

これが致命傷となり、日向ネジは死んでしまいました。ナルトはなぜ自分のためにここまでするのかと狼狽えます。それに対して日向ネジは「お前に天才だと言われたからだ」と言い、かつて父がなぜ自ら死を選んだのかその気持ちを理解しながら息を引き取りました。

なぜ強い日向ネジがここであっさりと死んでしまったのかというと、作者は「ナルトとヒナタがくっつくため」と語っています。また「死は意外なほど突然やってくる」という演出をするために感傷に浸る余裕もないほどあっさりとした演出にしたそうです。

日向ネジはBORUTOに登場している?

日向ネジは『BORUTO(ボルト)』にも登場しています。主人公のボルトがサスケと共に大筒木ウラシキを追いかけ、過去にタイムスリップしてしまった時に登場しました。ウラシキはナルトのチャクラを狙っていたので、ボルトはナルトを守るために探していました。するとたまたま綱手とナルト、そして自来也と出会います。

当時サスケが里を抜けたことが原因で里は厳戒態勢になっていました。ボルトとサスケは旅芸人だととっさに嘘をつきましたが、念の為に監視がつくようになりました。その監視役に任命されたのがナルトでした。ただサスケはサクラなど多くの親しい人がいるため、正体がバレないように別行動をすることになります。次の日、ボルトがナルトに里を案内してもらっていると日向ネジと出会います。

日向ネジは任務のためにナルトを探していました。任務は銭湯の掃除だったので、ボルトもついていくことにします。しかし他のメンバーはなぜ下忍総出で銭湯の掃除の任務をする必要があるのか不思議に思っていました。しかもそれを指揮しているのは中忍のシカマルです。ただナルトには思い当たる節がありました。先日自来也とナルトが銭湯の覗きをしたのです。

ナルトはそのことを知られまいと張り切って銭湯の掃除をしますが、結局騒動になってしまいました。その後、ウラシキがナルトを襲ったことが原因で九尾の力が暴走し、ボルトは怪我をしてしまいました。ナルトに襲われたことがトラウマになり、ナルトとの修行中につい手を振り払ってしまいます。怖がるつもりはないのに酷いことをしてしまったと悩んでいる時、ボルトは日向家の前を通りました。

そこで日向ネジと会い、思い切ってボルトは相談してみることにします。ボルトの様子を見た日向ネジは「ナルトを哀れんでいるのか?」と聞き、「勘違いするな」と言いました。そしてナルトと戦った中忍試験の時のことを話しました。叔父の日向ネジとナルトにそんなことがあったとは知らなかったボルトは驚きました。そして日向ネジは、底しれぬ力に怯えるのは当然のことだと言ってアドバイスをしました。

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日向ネジのアニメ声優

日向ネジのアニメ声優①根本圭子

アニメ『NARUTO(ナルト)』で幼い頃の日向ネジ役を演じたのは根本圭子です。根本圭子とは、1979年12月10日生まれの女性声優です。81プロデュースに所属しています。『NARUTO(ナルト)』では他にもシズネや卯月夕顔、トントン役などを兼任しています。主な出演作品には、『ロックマンエグゼ』のフォルテ役、『がんがんがんこちゃん』のがんこちゃん役、『ファニアスとファーブ』のバルジート役などがあります。

日向ネジのアニメ声優②遠近孝一

アニメ『NARUTO(ナルト)』で日向ネジ役を演じているのは遠近孝一です。遠近孝一とは1971年10月20日生まれの男性声優です。東京俳優生活協同組合に所属しています。主な出演作品には、『キン肉マンII世』のチェックメイト・イリューヒン、『デジモンアドベンチャー02』のホークモン役、『東京ミュウミュウ』の白金稜役、『探偵学園Q』の天草流役などがあります。

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日向ネジに関する感想や評価

『NARUTO(ナルト)』の中忍試験で日向ネジはナルトは戦うことになりましたが、その後はサスケ奪還に協力するようになります。音隠れの里の忍に対して日向ネジは白眼と日向家の武術を使って戦い抜きます。日向ネジが戦っている姿はかっこいいと人気で、同じ武術を習ってみたいという方もいました。

『NARUTO(ナルト)』で日向ネジの死亡シーンが描かれた時は、SNSでも話題になりました。まさか日向ネジが死亡するとは思わず、泣いたという方もたくさんいました。また、なぜあの場面で日向ネジが死ななければならなかったのか分からず、怒っている方もいました。日向ネジは『NARUTO(ナルト)』の中でも人気キャラクターの一人だったので、多くのファンに衝撃を与えました。

『NARUTO(ナルト)』のスピンオフ漫画『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』はアニメ化された人気作品です。日向ネジは原作よりも登場回数が多く、さらにリーのボケに便乗したりするなど面白いシーンがたくさんあります。ただ『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』に登場する日向ネジが原作で死亡してしまうと思うとつい泣きそうになったという方もいました。

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日向ネジの技まとめ

『NARUTO(ナルト)』に登場する日向ネジはとても優秀で、日向一族の中でも圧倒的な強さを持っていることから天才といわれていました。独自で本家だけに伝承されている技も会得し、第二部では皆よりも一足先に上忍に昇格したほどの実力です。しかし第四次忍界大戦ではあっけなく死亡してしまいます。日向ネジの死亡は多くの読者に衝撃を与えました。

原作では既に死亡してしまいましたが、続編の『BORUTO(ボルト)』でボルトとサスケが過去を訪れた時に再登場しました。再登場シーンはアニメ『BORUTO(ボルト)』の128話のから始まるタイムスリップ編で描かれているのでぜひ観てみてください。

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