【銀魂】吉田松陽の名言・名シーンまとめ！虚との関係や声優情報を紹介

アニメ「銀魂」には、たくさんのキャラクターが登場していますが、その中でも重要なキャラクターで終盤まで正体が発覚しなかった吉田松陽はファンの間でも話題になっていました。アニメ「銀魂」の吉田松陽のプロフィールや作品情報などを紹介していきます。

アニメ「銀魂」は、第1期が2006年から放送されていた作品です。第4期が2018年に終了していて、原作のコミック「銀魂」は翌年の2019年に完結していました。コミックは、77巻で完結していましたが、スピンオフ作品や映画のノベライズやキャラクターブックなど色々な作品が発売されていてファンの間でも人気があります。

アニメ「銀魂」は、劇場版が2作品公開されていて2021年にも新作が公開予定になっています。作品の内容に関しては明かされおらず、タイトルなども未定です。実写版映画も2作品公開されていて、特に人気のあるコメディ回とミツバ編はオリジナルドラマとしてネット配信されていてファンの間でも人気があります。

かつて幕府に反乱を起こした攘夷志士の坂田銀時は、共に戦った仲間たちとは別々の道を進んでいました。スナックを営むお登勢に拾われ、万事屋を始めた坂田銀時の元には夜兎族の神楽と眼鏡をかけた青年の新八が集い色々な依頼を引き受けます。

アニメ「銀魂」の吉田松陽は、歴史上でも有名な吉田松陰をモデルにしたキャラクターです。坂田銀時を始めとする、色々な問題を抱え家柄がなくても侍を目指す子供たちを集めて松下村塾を開いていました。物腰がとても柔らかい人物ですが、謎が多く掴みどころのない人物になっています。

アニメ「銀魂」の吉田松陽の名言・名シーン・セリフ①は、「私が抗ったのは天ではない自分です…」です。このセリフは、アニメ「銀魂」の第307話の将軍暗殺篇で登場していました。高杉晋助や坂田銀時が、神威と神楽に連れられ逃げていくシーンで朧はこれも天の定めなのかもしれないと感じ、吉田松陽を投獄していた時のことを思い出します。

吉田松陽は、牢屋にやって来た骸に勉強を教えていたのです。朧は、天に抗って地に堕ちてまでこんなことがしたかったのかと吉田松陽に問いかけていました。そして、吉田松陽はこのセリフを返して自分の方が多くを与えられたと教えます。人間は苦しみながらも、弱さと向き合って変わろうと苦しむことができるんだと言いました。

吉田松陽の1番初めの弟子だった朧は、このシーンを思い出しながら自分のことを知らない弟弟子の坂田銀時や高杉晋助に天に抗えるだけ抗えば良いと呟いています。この吉田松陽の名言は、他の話数でも何度か回想シーンとして登場していました。

アニメ「銀魂」の吉田松陽の名言・名シーン・セリフ②は、「君も道に迷ってここに流れついたんでしょう…」です。このセリフは、アニメ「銀魂」の第304話の将軍暗殺篇で登場していました。坂田銀時と激しい戦いを繰り広げながら高杉晋助は、子供のころに一緒に松下村塾で学んでいた時のことを思い出します。

子供の頃の高杉晋助は、吉田松陽の圧倒的な強さを見て手合わせがしたいと考えました。松下村塾に道場破りに行った高杉晋助は、坂田銀時にやられてしまいます。ケガをした高杉晋助が目覚めると、側には吉田松陽がいました。初めて負けたことにショックを受ける高杉晋助でしたが、吉田松陽は負けたからこそ強くなれると教えます。

高杉晋助は、侍の定義を吉田松陽に尋ねました。しかし、吉田松陽も同じように侍とは何かわからないと答え志次第だと教えます。自分なりの武士道を話した吉田松陽は、高杉晋助にこのセリフを放っていました。その後、高杉晋助は毎日のように道場破りに向かい松下村塾の生徒になったのです。

アニメ「銀魂」の吉田松陽の名言・名シーン・セリフ③は、「他人におびえ自分を護るためだけにふるう剣なんてもう捨てちゃいなさい…」です。このセリフは、アニメ「銀魂」の第180話の紅蜘蛛篇で登場していました。屍を喰らう鬼の子供がいるという噂を聞いた吉田松陽は、死体にまみれ剣を持ちながらおにぎりを食べる坂田銀時を見つけます。

当時まだ子供だった坂田銀時の頭を撫で、可愛い鬼だと言い放ちました。初めて会った吉田松陽のことを警戒する坂田銀時は、距離を取って刀を鞘から抜き取り構えます。その時、坂田銀時が持っていた刀には血がベッタリついていました。吉田松陽は、子供1人で生きていく為に屍から刀やご飯を奪って暮らしている坂田銀時を憐れんでいます。

大したモノだと坂田銀時を褒めた吉田松陽は、このセリフを言い放っていました。警戒する坂田銀時に、自分の持っていた刀を投げ渡しています。このシーンは、坂田銀時と彼が慕う吉田松陽との出会いのシーンとしてモノクロで描かれていました。

アニメ「銀魂」第308話から始まったさらば真選組篇では、主人公の坂田銀時たちが局長の近藤勲を救う為に黒縄島へ向かっていました。真選組や桂小太郎率いる攘夷志士たちに協力する万事屋は、新政権に加担する見廻り組と激しい戦いを繰り広げます。見廻り組の今井信女と沖田総悟が戦うのを止めた神楽でしたが、そこへ新たな敵が現れました。

その人物は、天導衆を率いる虚という人物だったのです。夜兎族の神楽と人間離れした強さを持つ沖田総悟と今井信女の3人で虚に攻撃を仕掛けましたが、全く歯が立たず逃げることしかできませんでした。今井信女は、虚を見て本物の死神と言い放っています。朧と戦っていた坂田銀時は、岩の下敷きになりながらも虚へ飛び掛かって行きました。

虚の笠を斬った坂田銀時は、彼の顔を見て一瞬動揺しています。しかし、すぐに体制を立て直して激しい斬り合いを繰り広げていました。その様子を見ていた沖田総悟は、坂田銀時が虚の剣筋を知っていると気づきます。その後、虚も同じように坂田銀時に対して自分の剣を知っているのかと尋ねていました。

そのシーンで回想として流れたのが、松下村塾での坂田銀時が師匠の吉田松陽と剣術の稽古をしている場面だったのです。仮面が外れた虚の顔は、坂田銀時の敬愛する吉田松陽の顔と瓜二つでした。動揺して思わず動けなくなる坂田銀時でしたが、神楽が名前を叫び剣を素手で受け止めたことで正気を取り戻しています。

なんとか虚を斬った坂田銀時でしたが、朧は天導衆に抗う限りお前は何度も師を殺す羽目になると告げていました。斬ったハズの虚の体は再生し、再び立ち上がってきます。動揺する坂田銀時でしたが、沖田総悟たちとその場から逃げ出しました。あいつは正体は誰だと動揺する坂田銀時に今井信女は、吉田松陽を殺したのはあの男だと言います。

アニメ「銀魂」第317話で主人公の坂田銀時は、今井信女から虚の正体を聞かされることになりました。松下村塾で吉田松陽と過ごした日々を思い出す坂田銀時は、虚が彼と同一人物だということを知らされます。虚は、龍脈から生まれたアルタナと融合した生命体で何度殺しても生き返る不死身の生物だったのです。

とてつもなく長い虚の命の中で、吉田松陽はたった1度彼が人間と共に生きることを選んだ瞬間でした。今井信女は、坂田銀時が吉田松陽の首を斬ったから死んだのではなく、彼の中に居た虚という存在によって殺されたのだと告げます。吉田松陽と同じ器ですが、虚の正体は彼とは全く別の存在だったのです。

虚の正体は、吉田松陽と同じ器の別の存在です。今井信女は、彼の中に吉田松陽がいるのかどうかはわからないと坂田銀時に言っていました。しかし、坂田銀時や高杉晋助の様子を見た虚は自分の中に眠っている吉田松陽に向けて話しているシーンなどがあります。坂田銀時は、虚の正体は吉田松陽が勝てなかった何かだと言っていました。

アニメ「銀魂」の吉田松陽と坂田銀時たちの前に立ちはだかった天導衆の虚の刀は、同じ家紋があしらわれています。紅蜘蛛篇で坂田銀時の過去の回想シーンで、銀時が渡された刀と天導衆として登場した虚の家紋は一緒です。ファンの間でも、吉田松陽の正体に関する伏線になっているのではないかと当時話題になっていました。

虚の刀が登場した際に、アニメ「BLEACH/ブリーチ」の斬魄刀をパクったのではないかと話題に。しかし、この刀のデザインは吉田松陽のモデルになっている吉田松陰の家紋がモデルになっていることが明らかになっています。

アニメ「銀魂」で吉田松陽と虚の声優を担当していたのは、「山寺宏一」さんです。山寺宏一さんは、声優以外にもタレントやナレーターや司会者やものまねタレントなどマルチに活躍しています。現在は、東京都渋谷区にある事務所アクロスエンタテインメントに所属しています。ファンからは、山ちゃんやバズーカ山寺の愛称で親しまれていました。

声優の山寺宏一さんは、宮城県の塩竈市出身の男性で、生年月日は1961年6月17日です。血液型はA型で、身長176cmだと公表されています。過去に、声優のかないみかさんや田中理恵さんと結婚していた事でも有名です。アーティストとしても活動していて、J-POPやアニメのテーマソングなどを担当していました。

アニメ「銀魂」の吉田松陽と虚の声優を担当した山寺宏一さんは、アニメ「リスナーズ」や「ハクション大魔王」や「もっと！まじめにふまじめかいけつゾロリ」や「僕のヒーローアカデミア」や「Bラッパーズ ストリート」やルパン三世 プリズン・オブ・ザ・バスト」や「ポケットモンスター」や「ちびまる子ちゃん」などの作品で幅広く活躍中です。

アニメ「銀魂」の吉田松陽の声優「山寺宏一」さんは、声優の仕事に誇りを持っていることでも知られています。1985年に声優デビューした山寺宏一さんは、その後色々なアニメに引っ張りだこになっていました。アニメ「ドラゴンボール」の孫悟空の声優の野沢雅子さんにも若手の頃から高評価されていたほどの実力の持ち主です。

山寺宏一さんに関する逸話の中でも有名なのが、ディズニー映画の声優に決まっていたにも関わらず、知名度がないという理由で降板させられたという話です。ディズニー映画は、俳優や女優などを吹き替え声優として使うことが多いので、その当時あまりテレビへの露出もなく声優としてしか活動していなかった山寺宏一さんは悔しい思いをしました。

現在は、声優としてギャラクシー賞や声優アワードやファミ通アワードや日本映画批判家大賞などで多くの賞を受賞するほど有名な人物です。2000年代には、自身のブログ上で劇場版アニメーションや洋画の吹き替えなどに俳優や女優が起用されるという風潮に苦言を呈していたこともあり、声優としての仕事に誇りを持っていることがわかります。

アニメ「銀魂」以外でも大活躍している山寺宏一さんは、人柄が良いことでも知られています。色々なメディアに出演し、幅広い年代から支持されている山寺宏一さんですが、とても常識人なことでも有名です。声優としても有名な山寺宏一さんは、とても謙虚な性格で細かい気遣いができると同じ声優の方からも絶賛されていました。

謙虚な性格と言われた山寺宏一さんは、自身では謙虚なわけではなくネガティブで卑屈なだけだとコメントをしています。他にも山寺宏一さんは、震災の被害に遭った土地などにボランティアとして参加したりしていることでも知られていて、慈善活動をしていることでも有名です。

声優の山寺宏一さんは、日本でも大人気のディズニーが認める程の実力者として知られています。たくさんのディズニー作品で活躍している山寺宏一さんが演じたキャラクターの中でも、特に絶賛されているのがドナルドダックです。ディズニー側から、山寺宏一さんはドナルドダックのグッズをプレゼントされたことでも有名になっています。

山寺宏一さんがディズニーの作品で声優や吹き替えを務めたのは、実写版映画「アラジン」のジーニー役や「メリー・ポピンズ」のバートやアニメーション映画「ムーラン」のムーシューや「クリスマス・キャロル」のスクルージや「アラジン」のジーニーや「ターザン」のターザンや「ハウス・オブ・マウス」のドナルドダックなどです。

たくさんの声優や吹き替えを担当している山寺宏一さんは、広範囲の声を出せるという特徴があり「七色の声を持つ男」とファンの間でも有名です。人間や動物に関係なく多彩なキャラクターを演じている山寺宏一さんは、声帯の構造が特殊だと言われています。同業者から見ても圧巻の声帯の持ち主で、同じ人物の演技と思えないのが魅力です。

ディズニーやマーベルシリーズでは、山寺宏一さんが担当しているキャラクターが一緒に登場する場面などがあります。山寺宏一さん1人が、会話をしているシーンなどもファンの間では人気です。

アニメ「銀魂」で正体なども不明だった吉田松陽は、銀時の父親代わりだということが判明していました。アニメ「銀魂」の紅蜘蛛篇で初めて登場した吉田松陽は、正体不明の鬼を探し坂田銀時に出会っています。両親のことを一切知らずに育った坂田銀時にとって、突如現れた正体不明の男吉田松陽は、初めて親しくなった大人でした。

お互いに流れ者の坂田銀時と吉田松陽は、共に過ごすことになり、高杉晋助や桂小太郎よりも長い日々を過ごしていました。坂田銀時にとっては、師匠でもあり父親のような存在だったのではないかとファンの間でも考察されています。

アニメ「銀魂」第305話の将軍暗殺篇で登場していた回想シーンには、吉田松陽の首を主人公の坂田銀時がはねているシーンがありました。天導衆に捕らえられた吉田松陽を助け出す為に必死に戦っていた坂田銀時や、高杉晋助や桂小太郎たち。しかし、戦いのさなか桂小太郎と高杉晋助は敵によって捕らえられてしまいました。

主人公の坂田銀時と高杉晋助は、お互いの身に何かあったとしたら吉田松陽を頼むと約束をしていたのです。捕らえられた吉田松陽の後ろへ引きずり出された高杉晋助と桂小太郎の後ろから、坂田銀時が登場しています。天導衆は、吉田松陽に向かって自分が教えた子供が一緒に死ぬことを選ぶか、師匠を斬って生きる道を選ぶか試そうと言い出しました。

背後に立つ坂田銀時に気づいた桂小太郎と高杉晋助は、驚きます。天導衆は、坂田銀時に師匠をとるか仲間の命をとるか好きに選んでもいいと提案しました。坂田銀時は、吉田松陽が天導衆に捕まった時に彼から仲間を護ってあげてくださいと頼まていたのです。同じように、高杉晋助にも吉田松陽のことを頼まれていました。

坂田銀時は、真っすぐ吉田松陽の元へ向かって行きます。高杉晋助は、お願いだからやめてくれと坂田銀時に訴えました。しかし、坂田銀時は刀を振りかざし高杉晋助の方を見ずに吉田松陽の首を切り落としたのです。吉田松陽は、自分を斬りに来た坂田銀時に感謝の言葉を呟きます。坂田銀時は、涙をこらえて微笑みながら師匠を斬ったのです。

坂田銀時は、吉田松陽が何よりも大事にしている自分や高杉晋助たち教え子を護る為に彼の意思を尊重し首を斬り落としたのです。高杉晋助と桂小太郎は、その時の坂田銀時の気持ちや本当は誰よりも吉田松陽を助けたかったことも知っていました。

アニメ「銀魂」で声優の山寺宏一さんが務めたキャラクター吉田松陽に関する感想や評価には、誕生日を祝うコメントがたくさんありました。謎が多く優しい師の吉田松陽でありながら、主人公の坂田銀時の最大の敵でもあったキャラクターですが、ファンの間でも嫌いにはなれないと人気があり祝福のコメントが多くなっています。

アニメ「銀魂」の主人公の坂田銀時の師でもある吉田松陽に関する感想や評価には、2面性があるので亡くなった時に複雑な気持ちになったというコメントが多くなっていました。主人公の坂田銀時を導いた吉田松陽でしたが、残虐な行為を繰り返す天導衆の虚でもあったことがファンの間でも波紋をよんでいます。

アニメ「銀魂」の吉田松陽に関する感想や評価には、ストーリーの中で登場していた名言や名セリフなどが話題になっていました。他のキャラクターと比べて登場しているシーンの少ない吉田松陽ですが、彼のセリフや名言はアニメ「銀魂」の中でも特に人気があります。感動的なシーンなども多くなっていてファンに支持されていました。

アニメ「銀魂」の人気キャラクター吉田松陽の名言と名セリフや主人公の坂田銀時との関係だけでなく、虚との関係性や正体や声優に関する情報などをまとめて紹介していきました。アニメ「銀魂」の中でも吉田松陽と虚が登場しているシーンは特に人気があるので、声優や名言と名セリフなどと合わせて是非チェックしてみてください。