【鬼灯の冷徹】ピーチ・マキがかわいい！本名は？歌う曲や声優情報も紹介

ピーチ・マキは桃をモチーフにしたかわいいアイドルとして地獄で人気を博しているキャラクターです。そんなピーチ・マキが登場する『鬼灯の冷徹』はどんな作品なのか、ここでは作品概要やあらすじを紹介します。

『鬼灯の冷徹』は2011年から2020年まで「モーニング」で連載されていた人気コメディ漫画です。2014年にはアニメ化され、2017年から2018年には2クールかけて2期が放送されました。地獄を題材としており、地獄の鬼や人間だけでなく神や妖怪なども登場します。

『鬼灯の冷徹』の主人公・鬼灯は閻魔大王の第一補佐官を務める鬼です。時代の流れによって地獄には亡者が溢れかえり、深刻な人手不足となっていました。鬼灯は当てにならない閻魔大王の代わりに各部署から相談を受けていました。そんな中、地獄に桃太郎と名乗る男が現れます。

『鬼灯の冷徹』のピーチ・マキは地獄で活躍するアイドルです。身長は153cmで左目にある泣き黒子がチャームポイントです。アイドルを始めた頃はキャラがブレていましたが、最近は素の天然キャラでブレイクしています。「チャイニーズエンジェル」のショーの仕事をして以来、野干のミキとのアイドルユニット「まきみき」としても人気です。

『鬼灯の冷徹』のピーチ・マキはもちろん本名ではなく芸名です。本名は真黍(まきび)と言います。ピーチ・マキの本名の真黍はトウモロコシの異名です。『鬼灯の冷徹』の鬼達は植物の名前がついていることが多いのですが、なぜピーチ・マキの本名がトウモロコシの異名の真黍なのかは不明です。

ピーチ・マキが初登場したのは11話の「ニャパラッチ」です。ピーチ・マキは桃源郷で撮影の仕事をしていました。桃源郷を管理している白澤に撮影協力のお礼を言うと、白澤からナンパされます。そのシーンを小判にパパラッチされ、週刊誌に写真を載せられてしまいます。

ピーチ・マキと鬼灯が出会ったのは11話の「ニャパラッチ」です。鬼灯が列車に乗っていると頭に桃の被り物をつけて桃のサングラスを着用し、桃柄の着物を着ている女性が座っていました。鬼灯はすぐにその正体がピーチ・マキだと気づいて声をかけます。ピーチ・マキは変装をしているつもりでしたが、鬼灯からむしろピーチ・マキだということをアピールしているようだといわれてしまいます。

ピーチ・マキはある日、金魚草コンテストのイベントにゲストとして出演することになります。一通り仕事が終わった後、舞台袖で金魚草コンテストの様子を見ていました。ちょうど金魚草大使の座を巡って人間が金魚草の鳴き真似をする競技が開催されている時、疲れている様子のピーチ・マキに茄子は飴を渡します。その飴は金魚草を凝縮した飴でした。

それを知らずに食べたピーチ・マキはまるで金魚草のような鳴き声で叫びました。その叫び声を聴いた金魚草コンテストの審査員達は満場一致で金魚草大使をピーチ・マキに決めました。

ピーチ・マキは元々アイドルではなく普通のショップ店員をしていました。ショップ店員時代を経験しているので、内部事情を詳しく話すことができます。その後グラビアを経てアイドルになりました。

ピーチ・マキは衣装がとてもかわいいといわれています。その日の仕事にあわせた衣装を着用しているのでバリエーションも豊富です。特に人気なのは「キャラメル桃ジャム120%」のEDの時の衣装で、襟にフリルがついていてかわいいと評判でした。

アニメ1期のEDの主題歌は「パララックス・ビュー」です。これはピーチ・マキが歌っているのではなく、声優の上坂すみれの名義で歌われたものです。しかし8話ではピーチ・マキが初のシングルを出したストーリーが描かれ、8話のEDにはピーチ・マキの「キャラメル桃ジャム120％」が流れました。

アニメ2期のEDは「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」です。こちらも上坂すみれの名義ですが、EDではピーチ・マキが歌っているような演出がされました。1期の8話で流れた「キャラメル桃ジャム120%」とは違ってしっとりとした曲です。

ピーチ・マキは「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」や「キャラメル桃ジャム120%」の他にも歌っている曲があります。『鬼灯の冷徹』のOP曲は「地獄の沙汰オールスターズ」というユニットで歌われているのですが、ピーチ・マキもこのユニットに参加しています。その他にも、「開け!地獄の釜の蓋」というシングルではピーチ・マキの「そとばの前で会いましょう」という曲が収録されています。

ピーチ・マキは「まきみき」というユニットにも所属しています。元々ピーチ・マキとミキは同じ事務所でしたが個別に売り出されていました。しかし「チャイニーズエンジェル」で共演した時に二人が変態を撃退したと話題になり、「まきみき」というユニットで仕事をするようになりました。キャラ付けのせいでこれまで友達がいなかったミキはピーチ・マキと友達になれてとても喜んでいました。

「まきみき」はほぼ成り行きでユニットを組むことになりましたが、アイドルとしての悩みなど共通点が多く仲が良いユニットです。「まきみき」は特に子供から人気が高いようで、シロや座敷わらし、茄子なども「まきみき」のファンです。

アニメ『鬼灯の冷徹』でピーチ・マキ役を演じているのは上坂すみれです。上坂すみれとは1991年12月19日生まれの女性声優・タレント・歌手です。ロシア語が堪能なことでも知られています。

上坂すみれの主な出演作品には『異世界食堂』のアレッタ役、『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』のアナスタシア役、『SHOW BY ROCK!!』のチュチュ役、『艦隊これくしょん-艦これ-』の吹雪役、『シルバニアファミリーミニストーリー』のシマネコの女の子役、『MAJOR 2nd』の藤井千里役などがあります。

ピーチ・マキには「もしかして メーカー事情による…」という名言があります。この名言は鬼灯と初めて出会った時に、鬼灯の事を第一補佐官だと気づかずに言ったセリフです。ピーチ・マキはアイドルになる前はショップの店員をしていました。そのためピーチ・マキはおすすめ商品の裏側について知っていたり、万引犯に苦しめられた経験を話しており、ショップ店員時代は苦労が絶えなかったようです。

ピーチ・マキには「芸能界は人形師の…」という名言があります。ピーチ・マキのマネージャーはドSな性格をしており、ピーチ・マキに拒否権はなくどんな仕事も受けるところがあります。さらにはマネージャーに言われるがままにキャラ付けし、清純派・悪女キャラをこなしてきましたが最近では天然キャラで売れるようになっていました。この名言はそんなアイドルとしての闇を感じた時のピーチ・マキのセリフです。

『鬼灯の冷徹』のアニメで使用されたピーチ・マキの曲の中でも、特に中毒性が高いといわれているのが「キャラメル桃ジャム120%」です。「キャラメル天国…」というフレーズは頭から離れないという方が多く、このフレーズをエンドレスで歌い続けるシロのようになっている方がたくさんいました。ピーチ・マキの曲は変わった曲が多いですが、とても中毒性が高くて人気です。

鬼灯と一緒にいる時のピーチ・マキはかわいくて面白いと人気です。ピーチ・マキと鬼灯は仲が良く閻魔大王によって縁を結ばれそうにもなりましたが、斜め上の行動をする二人に神様も苦戦します。基本的にピーチ・マキが鬼灯のことを怖がっているので恋仲には発展していませんが、二人の関係は読者からも人気です。

ピーチ・マキはただかわいいだけのキャラクターではありません。天然な性格でどこかズレているところや、アイドルという職業に少し病んでいるところなどギャップが多いキャラクターです。そのため、ピーチ・マキは容姿だけでなく性格も好きという方がたくさんいました。

『鬼灯の冷徹』のピーチ・マキはとてもかわいいと人気のキャラクターです。歌っている曲は小判からは不評でしたが、アニメ視聴者は曲のフレーズが頭から離れないというほど中毒性が高い曲でした。ピーチ・マキの活躍は『鬼灯の冷徹』の漫画やアニメで見れるのでぜひチェックしてみてください。