【ナルト】春野サクラはかわいいヒロイン!強さ・能力やアニメ版声優は?

忍者を題材とした人気漫画『NARUTO』には春野サクラというヒロインが登場します。かわいいヒロインの春野サクラは主人公のナルトにとっては初恋の相手です。春野サクラは医療忍術に長けており、またナルトでも顔を青ざめる程強い怪力を持っています。医療忍術と怪力は綱手仕込みのものです。この記事ではそんな強くてかわいい春野サクラにはどんな能力があるのか、またアニメの声優などをまとめています。

【ナルト】春野サクラはかわいいヒロイン!強さ・能力やアニメ版声優は?のイメージ

目次

  1. 春野サクラはかわいいヒロイン
  2. 春野サクラは強い?能力を紹介
  3. 春野サクラのアニメ声優
  4. 春野サクラのかわいい魅力
  5. 春野サクラと他キャラとの関係
  6. 春野サクラのかわいい名セリフ・名言集
  7. 春野サクラに関する感想や評価
  8. 春野サクラのかわいい魅力まとめ

春野サクラはかわいいヒロイン

NARUTO(ナルト)の作品情報

この記事で紹介する春野サクラとは『NARUTO(ナルト)』という漫画に登場するヒロインです。ナルトが通う学校のマドンナ的な存在でかわいい容姿をしています。『NARUTO』は忍を題材にした作品で、春野サクラも忍です。ここでは春野サクラについて詳しく紹介する前に、『NARUTO』の作品情報をまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO』は「週刊少年ジャンプ」で連載されていた少年漫画で、忍者のバトルを描いた作品です。1999年から2014年まで連載された大人気漫画で、全72巻・700話で完結しました。連載されていた頃は「週刊少年ジャンプ」の看板漫画として人気を博しており、現在では続編の『BORUTO』が「Vジャンプ」で連載されています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO』の主人公のうずまきナルトは、アカデミーでは成績が悪く落ちこぼれでした。それに加えて九尾を封印されており、木ノ葉隠れの里の人々から嫌われていました。そんなナルトにミズキは封印の書について話し、そこに書かれた術を見せれば卒業間違いなしだと言います。しかしそれはミズキの罠でした。ナルトは封印の書を持ち出したとして木ノ葉隠れの里の忍から狙われます。

春野サクラのプロフィール

春野サクラとは3月28日生まれの女の子で、『NARUTO』のメインヒロインです。ピンクの髪色に緑の瞳を持っています。気の強い性格をしていますが、幼少期はおでこが広いことをからかわれていじめられていたこともありました。ナルトやリーなどを一目惚れさせるほどのかわいい容姿をしています。

かわいいだけでなく地面を砕くほど怪力で強いのですが、綱手に師事するまでは戦闘能力が低くまともに戦うこともできませんでした。医療忍術や怪力の能力を得てからは戦いのサポートをしたり前線で戦ったりと一人前の強い忍になります。ただ怒るとその勢いのまま殴ってしまうため、家を破壊してしまうこともあります。忍界大戦後はサスケと結婚し、サラダという一人娘を授かりました。

春野サクラの家族

春野サクラはナルトやサスケのように特別な能力を持った強い家系ではなく、一般家庭で育ちました。父は春野キザシ、母は春野メブキといいます。劇場版での月読の世界では波風ミナトではなくキザシが木ノ葉隠れの里を救った英雄として逝去していました。春野サクラはこのように一般家庭で育ち、特別な能力を持っていないにも関わらず綱手ほどの強い忍になったことからその努力は読者からも評価されています。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

春野サクラは強い?能力を紹介

強さや能力①チャクラコントロールと幻術の才能

春野サクラの強いところは、チャクラコントロールと幻術の才能に長けているところです。『NARUTO』の第一部で春野サクラは医療忍術よりも幻術の方を得意としていました。さらにアカデミーでは座学とチャクラコントロールの技術はサスケを上回っているほどの才能がありました。ただ、戦闘能力に関してはほとんどなく、またその頃は強い忍になりたいとも思っていないようでした。

サスケが好きでミーハー的なところがあったのですが、中忍試験で二人が戦闘不能になってから自分が足手まといになっていることを自覚してからは著しく成長していきます。アカデミー卒業後はカカシから幻術の才能があると評価されていました。劇中ではすぐに幻術を見破ったり、幻術返しをするシーンがあります。

これらは全て誰かに教わったわけではなく、春野サクラの元から持っている才能によるものでした。ただ、それ以上のことを教わっておらず、その後は綱手に医療忍術を習うようになったので幻術を使う忍にはなりませんでした。

強さや能力②医療忍術と怪力

春野サクラが強い能力を得たのは、綱手との修行で医療忍術と怪力を習得したからです。もともと春野サクラはチャクラコントロールに長けていましたが、それを戦闘にうまく使う術を持っていませんでした。頭が良いのでとっさに作戦を立てて一瞬の隙を作ったりすることはできましたが、直接的な攻撃ができる能力がありませんでした。

そんな春野サクラは、サスケ奪還作戦に失敗して帰還したナルトを見て自分の弱さと向き合うことになります。そして春野サクラは強い忍になるために綱手に弟子入りしました。春野サクラはチャクラコントロールに長けていたので、修行が始まるとその繊細なチャクラコントロールに綱手も驚いていました。

それまで幻術が得意なのではないかといわれていましたが、緻密なチャクラコントロールが必要な医療忍術も春野サクラには合っていたようです。医療忍術を学んでからはさらに高度なチャクラコントロールが出来るようになりました。体内にある毒素をチャクラを使って身体の外に抽出する「細患抽出」という技など高度な医療忍術を使えるようになります。

そして春野サクラが強いといわれるようになったのは、綱手譲りの怪力を使えるようになってからです。この怪力は対象物を殴るだけだと思われがちですが、実は高度なチャクラコントロールが必要な技なのです。春野サクラの怪力がどれほど強いのかというと、地面を叩き割って辺り一帯の足場を崩すほどの威力があります。

カカシが初めて春野サクラが地面を叩き割ったのを見た時には、「相当緻密なチャクラコントロールが無けりゃ出来ない芸当だ」と評価しています。春野サクラがそれまでどれだけの修行を積んできたのか分かるシーンでもあります。ちなみにこの怪力を見たナルトは、今後春野サクラを怒らせないようにしようと怖がっていました。

強さや能力③百豪の印と口寄せの術

春野サクラは忍界大戦までに綱手から医療忍術と怪力だけでなく、「百豪の術」を教わっていました。「百豪の術」とは、綱手が使っていた術で額にチャクラを溜める技です。「百豪の術」を使う者の額には百豪の印といわれる紫色のひし形のマークが現れます。「百豪の術」を使う春野サクラと綱手には同じ百豪の印が額に現れています。

この額に溜めたチャクラは陰封印・解で開放する事ができます。百豪の印は三年間チャクラを溜め続けなければ現れないといわれていますが、実力によっては通常よりも早く百豪の印が現れるようです。綱手は劇中で三年という時間を要さなくても何度も百豪の印を復活させていました。これは綱手が千手柱間の孫だから一般人よりも百豪の印が現れるのが早いのではないかと考察されています。

「百豪の術」でチャクラを開放させると、百豪の印を中心にライン状の模様が現れます。綱手は肉体を治癒するためにこの術を使いましたが、春野サクラの場合は怪力がさらにパワーアップしました。このことから「百豪の術」で溜めたチャクラは治癒系の術だけでなく攻撃系の術の強さを向上させることができることが分かります。チャクラを開放させた状態で怪力を使うと分裂した十尾を殴り飛ばすほど強い力を発揮します。

春野サクラは千手一族の血を引いている綱手とは違い、緻密なチャクラコントロールによってこの「百豪の術」を会得することができました。また、春野サクラは綱手から「百豪の術」だけでなく「口寄せの術」も受け継いでいます。「口寄せの術」では綱手と同じようにカツユを呼び出しました。忍界大戦でこれだけの能力を見せた春野サクラは綱手の弟子として着実に成長していました。

強さや能力④創造再生の術

『NARUTO』では春野サクラが技名「創造再生の術」を言うシーンはありません。ただ、「創造再生の術」を使っているのではないかといわれているシーンがあります。それは『NARUTO』の676話です。676話でマダラを前にした春野サクラは一瞬怖気づいてしまいます。しかしもうサスケとナルトに守られる自分ではないと証明するために、「百豪の術」を使って揺動して二人に攻撃の隙を与えようとします。

しかし春野サクラはマダラによって脇腹を刺されてしまいます。普通であれば致命傷になっていてもおかしくはありませんが、春野サクラはそのまま殴ろうと身体を動かしました。マダラの黒い棒に刺されればそもそも身体を動かせなくなるはずです。マダラは春野サクラに出た模様を見て、「忍法創造再生 百豪の術を極めている」と察しました。「創造再生の術」を使うと黒い棒の能力が通用しないのです。

しかし春野サクラの怪力の能力を持ってしても、見えない壁に阻まれてマダラに攻撃できませんでした。そしてナルトとサスケに救出された春野サクラは瞬時に黒い棒によって刺された脇腹を治癒しました。このシーンはマダラの発言や春野サクラが自分の身体を瞬時に治癒したところから「創造再生の術」を使ったのではないかと考察されています。

このように春野サクラは高度な術も使うことができるようになり、綱手に引けを取らないほどの強い忍になりました。

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春野サクラのアニメ声優

中村千絵のプロフィール

アニメ『NARUTO』で春野サクラ役を演じている声優は中村千絵です。中村千絵とは5月14日生まれの声優です。アクセルワンという声優事務所に所属しています。声優を目指す前から歌や芝居に興味を持っており、一時期は宝塚歌劇団を目指したこともあるそうです。しかしダンスが苦手だったため、妹の勧めで声優を目指すようになりました。

声優としては1990年代から活躍しており、高校時代からオフィス薫の声優養成所へと通っていました。その後オフィス薫に所属することになり、2012年に退所しています。その後現在の所属事務所に在籍しました。中村千絵は高い声質が特徴的で、少女から大人の女性まで演じる声優です。

アニメの声優よりも吹き替え作品に出演することが多くあります。春野サクラ役の声優としては『NARUTO』のアニメ以外にも映画・OVA・ゲームなどに出演しています。

中村千絵の主な出演作品

春野サクラ役の声優・中村千絵の主な出演作品には『逆転裁判〜その「真実」、異議あり!〜』の綾里千尋役、『どろろ』の縫の方役、『巌窟王』のユージェニー・ド・ダングラール役、『ギルガメッシュ』の円紀世子役などがあります。吹き替え声優としては、エイミー・アダムスやキルスティン・ダンストの声優を担当しています。

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春野サクラのかわいい魅力

かわいい魅力①うちはサスケとの関係

春野サクラはサスケに対してずっと一途な恋心を持っていました。春野サクラに注目しながら『NARUTO』を読むと分かるのですが、春野サクラの行動の中心となっていたのはほとんどサスケです。大人になってから春野サクラがサスケと結婚していることに対しては賛否両論ありましたが、物語を通して見るとどれだけ一途なのかが良く分かります。

ただサスケは憎しみに支配されナルトの成長に焦りを抱いており、全く恋愛に目を向けていなかったのでこれは春野サクラの一方的な片想いでした。マダラに脇腹を刺されながら揺動しようとした時も、サスケは春野サクラを助けようともしていません。この時はまだサスケからは足手まとい扱いを受けており、春野サクラはショックを受けたような表情をしていました。

しかしその後、カグヤとの戦いで砂漠地帯に飛ばされたサスケをオビトと共に助け出しました。春野サクラのおかげで助け出されたサスケはこの時初めて春野サクラの能力を認めたようです。ただそれでもサスケは愛こそが失敗した過去の惨劇だと言ってナルトと戦います。一時期は殺し合いまでした二人ですが、ナルトと決着がついた後はようやく結ばれます。

そして夫婦になってから、春野サクラはあからさまに照れるようになりました。春野サクラはサスケのこととなると、泣いたり、笑ったり、照れたりと表情豊かになるのも特徴的です。ただサスケはたまにしか帰ってこないので、サラダからは実は母親が違うのではないかという疑いをかけられるようになってしまいます。

かわいい魅力②ナルトとの関係

ナルトはずっと春野サクラのことが好きでした。ただ一方的な片想いだったので、サスケが好きな春野サクラからは邪険に扱われていました。しかし春野サクラが泣いてサスケを取り戻して欲しいと頼んでから関係性が少しだけ変わります。春野サクラは最初にサスケが音隠れの里の忍に連れ去られた時、ナルトにサスケ奪還を頼んだことを後悔するようになります。

ナルトは春野サクラとの約束を守り、親友を取り戻すために自らを犠牲にしてサスケを追い続けたからです。春野サクラはそんなナルトを止めるために、「ナルトが好き」と嘘をついたことまでありました。しかしナルトからはすぐに嘘だと見抜かれ、もし春野サクラと約束していなくてもサスケを止めると言われました。それでも自分がナルトに頼りきっていることに落ち込みます。

ナルトからは能力を認められており、特に怪力を初めて見た時や十尾の分身体を吹き飛ばした時など強い一面を見た時には怯えていました。ナルトの想いは春野サクラに伝わらなかったものの、春野サクラとは第七班として一緒にいることが多く信頼できる仲間です。またナルトは、春野サクラが強い忍になるための成長のきっかけとなった人物でもありました。

かわいい魅力③サクラ秘伝での活躍

『NARUTO』の小説「サクラ秘伝」は大筒木トネリとの戦いの後のストーリーが書かれています。春野サクラは里の外で調査を続けているサスケが帰ってくるのを待っていました。しかしある時、サスケが外で抜け忍を集めて木ノ葉崩しを企んでいるという噂を耳にしました。しかしそれがキドという暗部の計画であることがサイの調査で判明します。春野サクラは暗部の計画を止めるために動きます。

「サクラ秘伝」ではサスケと再会することはありませんが、サスケは間接的に春野サクラを手助けしています。春野サクラのファンにはとても好評な小説です。

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春野サクラと他キャラとの関係

春野サクラといのの関係

春野サクラといのは幼馴染です。昔はいのが泣いている春野サクラを慰めたりととても仲が良くて親友だったのですが、二人ともサスケのことが好きになってからはライバル関係になりました。アカデミー時代はよく喧嘩をしていましたが、中忍試験以降は互いを認め合って喧嘩はしなくなりました。

第二部以降のいのは昔ほどサスケのことを語るシーンはありませんでしたが、サスケの始末をするという作戦を聞いた時には泣き崩れていました。大人になってからはサスケのことはすっぱり諦めており、サイと結婚しています。春野サクラとは親友としての付き合いが続いているようです。

春野サクラと綱手の関係

春野サクラと綱手は師弟関係です。春野サクラが強い忍になったのは綱手のおかげでした。綱手には一番弟子のシズネがいるので春野サクラはシズネにとって妹弟子にあたります。春野サクラは得意のチャクラコントロールを活かして綱手と並ぶほどの能力を使うことができるようになりました。

春野サクラとサイの関係

サイは過去の出来事のせいで感情を失っていました。そのため、悪意なく春野サクラに対して「ブス」と言うことがあり、よく怒らせていました。第七班にはサスケの代わりに入ってきたので、サイの存在自体が気まずいものでもありました。ただサイは感情を理解しようと努力しており、春野サクラやナルトに対してはサスケについて客観的な意見を言うこともあります。

最初こそギクシャクしていましたが、サイが感情を理解したり互いに歩み寄ったりしたことでサイはやがて第七班のメンバーとして絆を深めていきました。

春野サクラとチヨ婆の関係

チヨ婆はサソリの祖母です。サソリと戦った時に春野サクラと共闘しました。春野サクラは激戦の中、チヨ婆をかばって毒を受けたり急所を突かれたりして命が危ない状況になりました。当時の春野サクラは「百豪の術」を使うことができなかったので自己治癒能力が低く、傷の状態から普通の医療忍術でも対応出来ない状態でした。そんな春野サクラを救ったのがチヨ婆の「己生転生」でした。

チヨ婆は自分の寿命を削って春野サクラを助けます。その後死亡した我愛羅を生き返らせるために再び「己生転生」で寿命を使い果たし、息を引き取りました。春野サクラは息を引き取ったチヨ婆をずっと抱えていました。

春野サクラとサソリの関係

サソリは春野サクラがチヨ婆と共に戦った相手です。サソリの毒はとても強烈なものですが、春野サクラは綱手に教わった医療忍術の能力で毒に侵されたカンクロウを救いました。その後サソリと本格的に戦うことになります。サソリにとって、チヨ婆と春野サクラを殺すことができればちょうど「人傀儡」の数は300人になると言っていましたが、二人によって倒されてしまいます。

春野サクラと香燐の関係

香燐はサスケのことを好いており、春野サクラと香燐はいわばライバル関係のようなものでした。ただ、いのと春野サクラの関係のように直接的にライバル関係であるような描写はありません。香燐はどちらかというとサスケの幸せを願っているようなタイプで、春野サクラとの結婚は受け入れているようでした。

また、香燐は春野サクラが出産した時にサラダを取り上げています。サラダは香燐に似ていたため、ファンの間でも実の母親は香燐なのではないかと疑う声がありました。そしてサラダも香燐の写真を見つけて本当の母がいるのではないかと疑うようになります。

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春野サクラのかわいい名セリフ・名言集

春野サクラの名言①「今度は私の後ろ姿を…」

春野サクラには「今度は私の後ろ姿を…」という名言があります。この名言は『NARUTO』の54話「サクラといの」で描かれたシーンです。この時の春野サクラはまだ下忍で、ナルトやサスケとは実力差が大きくありました。54話ではちょうど中忍試験が描かれており、気絶しているナルトとサスケを守りながら音隠れの里の忍と戦っていました。

リーに助けてもらうものの、音隠れの里の忍の音による攻撃の前では歯が立ちません。リーも戦闘不能になった状態で、春野サクラは何とかクナイや手裏剣を投げて応戦しますが、空気圧によって跳ね返されてしまいます。すると背後から突然音隠れの里の女の忍に長い髪を掴まれます。女に髪を掴まれ「髪に気を使うヒマがあったら修行しろ」と言われた春野サクラは悔しくて泣いてしまいます。

今までサスケやナルトに助けられ、リーに守られて足手まといになっている自分が許せませんでした。そうしている間にいよいよナルトやサスケが襲われそうになります。その瞬間春野サクラは掴まれていた長い髪をクナイで切ります。春野サクラはいつもサスケのことを好きだと言ったり、ナルトに偉そうなことを言っておきながら何もできませんでした。そんな自分と決別するかのように髪を切り、この名言を言いました。

春野サクラはサスケが長髪の女の子が好きだという噂を聞いて髪を伸ばしていました。そんな髪を切ってまでナルトやサスケを守ろうとします。春野サクラが初めて成長を見せた名シーンでした。その後春野サクラは基本的な忍術を使って音隠れの里の忍の一人に噛みつきます。そして殴られながらも噛み付いた口を離しませんでした。

今度は私の後姿を―――…しっかり見ててください!!

春野サクラの名言②「今度は私も一緒に…」

春野サクラには「今度は私も一緒に…」という名言があります。この名言は『NARUTO』の236話「守れなかった約束」で描かれました。ナルトはサスケの奪還作戦に失敗して大怪我を負い、入院していました。春野サクラは奪還作戦に参加しておらず二人の帰りを待っていました。ナルトは病室で、サスケ奪還作戦へ向かう前に春野サクラに絶対にサスケを連れて帰ると言ったことを思い出して落ち込んでいました。

春野サクラは、サスケ奪還作戦に向かったメンバーが帰還したというのをいのから聞いて病院にかけつけます。いのは先にチョウジの病室へ行くと言い、まだ何も知らない春野サクラはナルトとサスケの病室へ向かうと言いました。病室ではナルトがサスケ奪還作戦でサスケを取り戻すことができなかったことをシカマルに話していました。ちょうど病室を開けようとしていた春野サクラにもその声が聞こえていました。

そのことを聞いた春野サクラは病室を開ける事ができずに佇んでいました。するとそこに綱手が現れます。綱手と共に病室に入った春野サクラを見たナルトは、気まずそうな顔で目をそらしました。そして「ごめん…サクラちゃん」と謝ります。春野サクラは「…なんでアンタや謝るのよ」と無理に笑顔を見せました。そしてサスケを取り戻せなかったことは何でも無いという風に振る舞います。

そんな春野サクラに、ナルトは絶対に約束は守ると言います。そんなナルトに春野サクラはもういいと言いますが、ナルトはまっすぐ自分の言葉は曲げないことが自分の忍道だと笑いました。その言葉に春野サクラは胸が痛みます。自分が泣きながらナルトに「一生のお願いだからサスケを連れ戻して欲しい」と言ったせいでナルトは全身に包帯を巻くほどの怪我をしてしまったからです。

春野サクラはナルトにすがっただけで自分では何にもできなかったことを悔い、ナルトに謝ります。そして何かを決意したような表情でこの名言を言いました。この後春野サクラは強い忍になるために綱手に弟子入りします。このシーンは春野サクラが一流の医療忍者になるきっかけにもなった名シーンでした。

今度は、私も一緒に!

春野サクラの名言③「私なんかを好きになってくれた…」

春野サクラには「私なんかを好きになってくれた…」という名言があります。この名言は『NARUTO』の459話「サクラの決意」で描かれました。459話では暁との戦争を控えて各里のトップが話し合いをしていました。しかし誰が忍連合をまとめるのかで話し合いは進みません。それどころか雲隠れの里の雷影は忍連合軍さえ認めないと言い出します。

一方で春野サクラはサイと言い争っていました。サイはナルト一人に頼りすぎていると指摘します。劇中に登場して間もない頃は感情がないサイでしたが、この頃には悲しみや怒りを感じるようになっていました。サイは最近のナルトを見ていると悲しみを感じ、サスケを見ていると怒りを感じると言います。ナルト一人にサスケのことを押し付けるのではなく、自分たち自身がなんとかしなければならないと言いました。

するとそこにシカマルが現れました。シカマルはサイの言う通りだと言い、ナルトだけでなく自分たちが暁とサスケを止めるのだと言います。そして第七班のメンバーにある承諾を得るために、シカマルは各里の状況について説明しました。サスケが暁に加担してキラービーを襲撃したことで、木ノ葉隠れの里と雲隠れの里はいつ戦争が勃発してもおかしくない状況でした。

雷影が火影を忍連合のトップにしたがらないのはそれも要因の一つでした。しかしこのまま雲隠れの里にサスケの後始末をさせるわけにもいきません。なぜなら、もし雲隠れの里がサスケを殺した場合、ナルトや春野サクラが黙っていないからです。そして二人が殺されれば今度はシカマル達やその両親達は敵を討とうとします。そうすれば雲隠れの里も黙っていません。

こうして憎しみの連鎖は続いていきます。それに加えてサスケは木ノ葉隠れの里だけの問題ではなく、国際的にも重罪人として扱われる様になっていました。雲隠れの里との戦争を避けて落とし前をつけるためにも、木ノ葉隠れの里でサスケを処理しなければならないと言いました。シカマルはその承諾を得るために来たのです。そしてシカマルはこのまま雷影に会いに言ったナルトを追いかけると言いました。

しかし春野サクラはその役割は自分にまかせて欲しいと言いました。シカマルの話を聞いている間、黙って泣いていた春野サクラでしたが、涙を拭ってこの名言を言いました。春野サクラはサイやシカマルの話を聞いて、今までナルトを苦しめているのは自分だったと自覚します。もう失敗しないためにも、春野サクラは覚悟を決めます。

私なんかを好きになってくれたバカだから …だからそれは私の役目にさせて

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春野サクラに関する感想や評価

春野サクラは大好きなサスケを追い続けていました。『NARUTO』を読んでいると分かるのですが、春野サクラはサスケのために行動するシーンがたくさんあります。しかしサスケからは辛辣なことばかり言われてきました。春野サクラが好きなファンの中には、かわいそうで不憫なところがかわいいという読者もいました。また、最終的にはサスケに想いが届いてよかったと喜ぶ声もありました。

『NARUTO』の続編『BORUTO』では大人になった春野サクラとサスケ、サラダの親子が登場します。春野サクラの家には第七班の写真やサラダの入学式、そして親子3人の写真が飾られていました。そんな親子の姿がかわいいと評判でした。一時期は春野サクラが実母ではないのではないかとサラダが疑ってトラブルが起きたこともありましたが、問題解決後は親子仲も良好のようです。

『BORUTO』ではサスケのことで春野サクラがからかわれると照れるシーンがあります。夫婦になっても全力で照れている春野サクラがかわいいと評判でした。春野サクラがそれだけサスケのことを好きだということが分かるシーンでもあります。普段は母親としてきっちりしている春野サクラが、サスケのことで照れているところを見て呆れてるサラダも面白いといわれています。

『NARUTO』の春野サクラが好きで声優を目指したという方もいました。声優の小原莉子も『NARUTO』の春野サクラになりたいという思いから声優という職業があることを知ったそうです。春野サクラ役の声優・中村千絵は若い人たちに夢を与えた声優です。

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春野サクラのかわいい魅力まとめ

春野サクラはサスケに恋心を寄せるかわいいくノ一でした。しかし戦いが激化していくと春野サクラの心境も変化していき、強い忍になるために修行をするようになりました。春野サクラは自分の言葉のせいでナルトに無理させたと思っており、辛い時でも皆の意見を受け入れながら戦いました。そのため、春野サクラが報われるまではとても時間がかかりました。

ときには大好きなサスケから酷い言葉を言われたり殺し合いをしたこともありましたが、最後は想いが届いてやっと夫婦となりました。ぜひ『NARUTO』や『BORUTO』では春野サクラに注目して読んでみてください。

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