【銀魂】陰陽師篇は結野アナの一族が登場！声優陣が豪華？登場キャラやあらすじは？

銀魂の陰陽師篇は、コメディ部分とシリアスな展開が絶妙なバランスで、ファンからの人気も高いエピソードの一つです。銀魂作中で最も可愛いキャラクターとも言われるパンデモニウムさんも登場し、大きく盛り上がった陰陽師篇のあらすじを紹介する前に、銀魂の作品情報を紹介します。

銀魂とは、2004～2019年まで連載されていた少年漫画作品です。週刊少年ジャンプにて連載され、人気を博したSFギャグコメディ・銀魂は、2006年にはテレビアニメ化も果たしている大ヒット作品です。テレビアニメの他にも、ゲーム化や実写映画化など様々なメディアミックスも盛んであり、キャラクターのグッズ展開も非常に豊富な一大コンテンツにまで成長しています。

銀魂は2004～2018年までは週刊少年ジャンプにて連載され、2019年にはジャンプGIGAに最終回を持ちこして完結を迎える事となりました。コミックスは全77巻で、累計発行部数は5500万部を突破しています。原作が完結してしまった銀魂ですが、2021年には新作の劇場版アニメの公開も控えており、完結後も衰えない人気と注目度を誇っています。

陰陽師篇も盛りあがった銀魂のあらすじを簡単に紹介していきます。銀魂は、江戸時代に天人と呼ばれる宇宙人が来訪し、無理やり開国させられてしまったという舞台設定となっています。天人の圧倒的なテクノロジーの前に江戸幕府は屈し、街並みはすっかり近代化していました。そんな江戸の街で、主人公の銀時は万屋を営んでいる侍です。銀時の元には新八・神楽も転がり込み、彼らの巻き起こす騒動が描かれていきます。

銀魂の陰陽師篇の概要を紹介します。銀魂の陰陽師篇は、原作の漫画では282話～289話にて描かれたエピソードです。陰陽師篇では、銀魂の初期からずっと登場している、銀時憧れのお天気お姉さん・結野アナにスポットが当たる事となりました。銀魂の陰陽師篇は、テレビアニメ版で言うと、195～199話となっています。アニメDVDではシーズン4の12～13巻に収録されているエピソードでした。

銀魂の陰陽師篇のあらすじを紹介する前に、声優がとても豪華だと話題となった登場キャラクターについて紹介していきます。まず、陰陽師篇に登場する結野晴明です。結野晴明は、結野アナの兄の陰陽師であり、妹が大好きなシスコンキャラクターとして登場しました。見た目はとてもイケメンな陰陽師で、声を担当した声優は緑川光です。

銀魂の陰陽師篇で登場した巳厘野道満は、陰陽師篇での敵キャラクターという立ち位置のキャラクターです。結野アナや結野晴明の結野衆と敵対する巳厘野衆の陰陽師です。結野アナや結野晴明に深い恨みを持っており、陰陽師篇では敵対する事となりました。巳厘野道満の声を担当した声優は成田剣です。成田剣は様々なイケメンキャラクターを担当している人気声優として知られています。

銀魂の陰陽師篇にて登場した外道丸は、結野アナの使用している式神です。黒い着物姿に巨大な棍棒を背負っている女性キャラクターで、外道丸という名前の通り非常に外道な性格をしています。外道丸の声を担当した声優は、大人気女性声優の川澄綾子です。外道丸を演じた川澄綾子はメインキャラクターの声を担当する事も多い売れっ子の声優で、代表作品にはFateシリーズのセイバーなどがあります。

銀魂の陰陽師篇のあらすじを紹介していきます。ある晴れた日、銀時は天気予報の晴の予報を信じて街をぶらついていました。しかし、予報ははずれて雨に降られてしまいます。悪態をつきながら雨宿りをする銀時に、傘を差し出す女性がいました。それは銀時の憧れているお天気お姉さん・結野アナでした。結野アナは予報を外した自分に落ち込んでいました。

結野アナのファンである銀時は落ち込んでいる彼女を放っておけません。万屋に彼女を連れていき、話を聞く事にしました。今までは天気予報を外した事がなかった結野アナ。しかし、このところ予報を外してしまっており、番組も降板させられると言います。

落ち込む結野アナを助けてあげたい銀時。結野アナに悩みを打ち明けて、相談して見ないかと提案します。しかし、結野アナは「危険だから」と話そうとしません。銀時は腕っ節には自信があるからと彼女に言いますが、突如万屋に謎の魑魅魍魎がなだれ込んできました。巨大な鬼を前にして、結野アナは突然陰陽師となり、鬼を倒してしまいます。

万屋にて巨大な鬼を倒してしまった結野アナ。実は、彼女は古くから江戸の町を守り続けてきた、陰陽師の一族・結野衆の一人だったのです。結野アナの本名は結野クリステルだったという事も判明します。結野アナは、自分のお天気お姉さんとしての仕事をよく思っていない人物がいると話します。銀時達はその人物を調べるため、結野アナから式神の外道丸を預かり、結野アナの実家・結野衆の大本山に向かいました。

結野衆に到着した銀時達は、陰陽師達から攻撃されてしまいます。しかし、外道丸は非常に強く、敵を瞬殺してしまいます。そこへ陰陽師で結野アナの兄・結野晴明が登場し、騒動を収めました。結野衆の隣には、巳厘野衆が住んでおり、両家は敵対しています。巳厘野衆の頭目・巳厘野道満は結野アナの元夫であり、結野アナを恨んでいました。その為、結野アナの予報を外させるため、祈祷で天気を変えていたのです。

長年敵対していた結野家と巳厘野家。結野晴明は両家のいざこざを収めるため、妹の結野アナと巳厘野道満とを政略結婚させたのでした。巳厘野道満も結野アナを愛していましたが、結野アナは自分の気持ちを偽れず、衰弱してしまいます。不憫に思った結野晴明は結野アナを連れ戻し、このスピード離婚が原因で、巳厘野道満は二人を恨むようになっていったのです。

巳厘野道満は結野晴明に、呪法デスマッチを申し込んできます。結野晴明は１人で向かおうとしますが、銀時達も加勢します。外道丸も勝ち目はないと言いましたが、それでも銀時達は行くのでした。そんな銀時の姿を見て、外道丸は銀時をもう一人の主と認めました。呪法デスマッチでは、銀時・神楽・新八の3人も活躍を見せ、なんとか勝ち残っていきます。

最終対決は結野晴明と巳厘野道満の一騎打ちになりましたが、巳厘野道満はかつて封印していた闇天丸を蘇らせており、その力に支配されそうになっていました。結野晴明はそのパワーに負けそうになってしまいますが、銀時が洞爺湖で攻撃を受け止めます。銀時の洞爺湖には式神の外道丸や葛葉、さらには結野晴明がパワーを送っており、みんなの力を受け止めた銀時は、闇天丸にとどめをさすのでした。

闇天丸は倒され、巳厘野道満も死亡したと思われましたが、実は巳厘野道満は生きており皆の想いが届いた結果となりました。結野衆・巳厘野衆は盛大な宴を開催しますが、この事件を収めた功労者である銀時は何も言わずに去ろうとします。結野アナはこの騒動を知らないはずで、彼女には知られずに事件を解決しようと思っていたのでした。

銀時は外道丸に結野アナのサインだけを要求し、去っていきました。その後、結野アナの天気予報はまた的中するようになり、晴れてお天気お姉さんとして復帰を果たします。結野アナはテレビの画面を通り、涙を流しながら銀時に感謝のメッセージを送るのでした。

銀魂の陰陽師篇の最大の見どころと言えるのが、名キャラクター・パンデモニウムの登場シーンです。呪法デスマッチのパン食い競争で登場したパンデモニウム。パンデモニウムは芋虫のような大きな身体に顔だけ人面という、まさに化け物という姿で登場しました。パンデモニウムは、妖怪たちにとってはスナック感覚の食べ物だったのですが、パン食い競争に出場した新八にとっては、食べられた物ではありません。

しかし、パン食い競争ではこのパンデモニウムを食べないと進めません。新八は意を決してパンデモニウムを食べようとしましたが、ちょうど口と口が触れ合う状態となってしまいます。新八にとってこれはファーストキスという悲しい状況となってしまいます。しかし、この時新八にとってパンデモニウムは美少女に見えていたのです。パンデモニウムにときめく新八のロマンスシーンは、陰陽師篇の名シーンとして人気です。

陰陽師篇では、呪法デスマッチで銀時のキンタマが外れてしまうという事態も起こりました。呪法デスマッチの最終対決で、銀時は外道丸の棍棒で股間を殴られてしまったのです。その後、味方の結野晴明と敵の巳厘野道満により、キンタマを一つずつ操られ、謎の対決を繰り広げられた銀時。最終的に外道丸に叩きつぶされてしまい、銀時は気絶してしまいました。

長きに渡る因縁でいざこざが絶えなかった結野家と巳厘野家。しかし、幼少の頃は結野晴明と巳厘野道満は親しくしていたのでした。そんな二人でしたが、巳厘野道満の父親は、よく昔の両家の確執について巳厘野道満に話して聞かせたのです。かつて京の街を守っていた陰陽師の兄弟。二人は同じ姫を好きになりますが、想いを伝えられなかった弟とは違い、兄は姫と駆け落ちしてしまいます。

姫と駆け落ちした兄を倒すように命じられた弟。子どもも生まれて幸せそうな兄と姫を目撃し、心を闇に支配されてしまいます。弟は兄と姫を殺し、子供だけが残されました。その後、兄の子供が興したのが結野家となり、弟の子供が興したのが巳厘野家となったのです。そんな因縁も、自分の代で終わりにすると思っていた巳厘野道満。しかし、結野晴明と縁を切れという父の圧力により、結野晴明と対決する事となります。

実力差は歴然で、結野晴明に惨敗してしまった巳厘野道満。一族からも陰口を叩かれるようになってしまった巳厘野道満は、落ち込んでいた所を励ましてくれた結野アナに恋をし、やがて結婚することが出来ました。しかしこの結婚生活も駄目になってしまいます。こうして心を蝕まれて闇天丸を蘇らせてしまった巳厘野道満。しかし、昔から心の中では結野晴明と仲良くしたかったのでした。

銀魂の陰陽師篇に関しての感想や評価を紹介していきます。銀魂の陰陽師篇の感想では、暴走っぷりが面白いと言った感想が多くなっています。ギャグコメディな場面や、シリアスな展開が織り交ぜられている銀魂。両方のバランスが絶妙で、銀魂らしい作風となっています。陰陽師篇は、その点でもとても銀魂らしいエピソードと言えます。

銀魂の陰陽師篇では、登場するキャラクターの人気も非常に高くなっています。結野アナの兄で陰陽師の結野晴明や、敵の巳厘野道満も人気なのですが、特にかわいいと注目されたのが外道丸でした。外道丸はその名前の通り外道な性格をしていましたが、黒い和服姿にかわいい顔立ちが人気を集めています。コスプレの題材としても人気となっており、女性ファンも多いキャラクターとなりました。

銀魂の陰陽師篇は、ギャグ部分と同じくらい、人間ドラマの面でも評価されていました。長い因縁の歴史がある結野家と巳厘野家ですが、結野アナの天気予報をめぐる戦いで、その確執が解消されていきます。敵の巳厘野道満も、実は結野晴明や結野アナと仲良くしたいという想いも抱えており、陰陽師篇では最終的にハッピーエンドを迎える事となりました。銀魂の陰陽師篇はとても良いエピソードだったと評価されているのです。

ここでは、銀魂の陰陽師篇のあらすじや、豪華な声優が声を担当した登場キャラクターなどを紹介しています。銀魂の陰陽師篇には見どころも多く、作中最大の名シーンとして話題となっていた、パンデモニウムさんのシーンも詳しく紹介しました。是非、銀魂の陰陽師篇をチェックして、結野衆と巳厘野衆の因縁の戦いに注目して見てください。