【ヤマノススメ】アニメ4期制作の可能性を考察！原作のストックは？

「ヤマノススメ」は、少年・青年向けのウェブコミック誌「コミック アース・スター」で2011年9月号から連載されている作品です。原作者は、漫画家の他にもゲーム原画家、イラストレーターとしても活躍するしろでした。漫画作品には、「セーラー服とブレザーちゃん」「カメラ、はじめてもいいですか?」などがあります。約5分間のショートアニメとして制作された第1期は、2013年1月から3月に放送されました。

第1期以降は、約15分間アニメとして制作されます。第2期「ヤマノススメ・セカンドシーズン」は2014年7月から12月、第3期「ヤマノススメ サードシーズン」は2018年7月から9月にかけて放送されました。

監督は「しあわせソウのオコジョさん」「アクエリオンEVOL」などの監督も担当した山本裕介、アニメーション制作は「グリザイアの果実」「星合の空」なども手がけたエイトビットが務めました。4期の制作、4期の放送、いつになるのかについては今のところ発表されていません。

人付き合いが苦手な主人公のあおいは、高校入学したての頃に幼なじみのひなたと再会を果たします。ひなたはあおいを誘い、共に趣味の登山をすることになります。ジャングルジムから落下して大怪我をした経験から高所恐怖症になり、躊躇していたあおいでしたが、いつの間にかどんどん登山の魅力に引き込まれていきます。

原作のストックから、4期の制作、4期の放送の可能性を考察していきます。第1期「ヤマノススメ」、第2期「ヤマノススメ・セカンドシーズン」第3期「ヤマノススメ・サードシーズン」は、原作漫画9巻数までが取り上げられています。原作漫画「ヤマノススメ」は、2020年1月に18巻が発売されました。まだアニメ化されていないエピソードは9巻分もあり、4期を制作するにあたっての原作のストックは問題ないようです。

円盤売り上げから、4期はいつになるのか、4期の制作、4期の放送などの可能性を考察していきます。引用の円盤売上の数字は、2018年に放送されたアニメ「ヤマノススメ・サードシーズン」のものになります。第1期「ヤマノススメ」と第2期「ヤマノススメ・セカンドシーズン」の円盤の売上は好調でしたが、第3期「ヤマノススメ・サードシーズン」は前期と比べると少し売上が落ちてしまいました。

しかし、新グッズの販売や、イベントなどの行事も頻繁に行われ盛り上がりを見せています。さらに、15分枠のアニメということもあり、一般的なアニメより製作費を抑えることもできます。こうした観点からも、いつになるのかは不明ですが4期制作の可能性は高いのではないかといわれています。

近年開催されているイベントから、4期はいつになるのか、4期の制作、4期の放送の可能性を考察していきます。第3期「ヤマノススメサードシーズン」は、2018年7月から9月にかけて放送されましたが、現在に至っても度々イベントが行われています。舞台となっている埼玉県飯能市では、「ヤマノススメ」主要キャラクターたちのパネルが至ところに設置されており、今もなお「ヤマノススメ」ファンが訪れています。

聖地の観音寺には、4期の制作を待ち望む絵馬多く奉納されていました。第3期「ヤマノススメサードシーズン」放送終了から月日が経ちますが、新しいグッズもどんどん発売されています。ファンからも熱い支持を受け続けており、4期制作の可能性も十分に考えられます。

製作費などの観点から、4期はいつになるのか、4期の制作、4期の放送の可能性を考察していきます。第1期「ヤマノススメ」は5分前後のアニメでしたが、その人気を受けて第2期「ヤマノススメ・セカンドシーズン」と第3期「ヤマノススメ・サードシーズン」は、15分アニメになりました。それでも一般的な24分前後のアニメと比べると短く、予算も少なく制作できます。

出演している声優陣の意気込みから、4期はいつになるのか、4期の制作、4期の放送の可能性を考察していきます。引用元はアニメ「ヤマノススメ」ひなた役の声優・阿澄佳奈のツイッターになります。そのほかのキャストも「ヤマノススメ」4期に期待する声が多く上がっています。声優陣の意気込みが感じられる最終回後のコメントからも、4期が制作される可能性は高いのではないかといわれています。

あおいは「ヤマノススメ」の主人公の女子高生です。人見知りが激しく内気で1人でいることを好んでおり、手芸や料理といった趣味があります。小さい頃は山に憧れていたこともありますが、ジャングルジムから落下したことがきっかけで高所恐怖症になりますが、小学校の同級生・ひなたと再会し登山に誘われます。舞台版「ヤマノススメ」であおい役を演じたのは、オンリーユーに所属する高橋紗妃でした。

アニメ「ヤマノススメ」であおい役を演じた声優は、井口裕香でした。2002年に声優オーディションに合格し「ゲーマーズ・ガーディアン・フェアリーズ」のサファイア役に抜擢されました。翌年にはブロッコリー原作の「デ・ジ・キャラットにょ」うさだあかり役を演じ、ロボットアニメ「アイドルマスターXENOGLOSSIA」にて主役の天海春香役を務め注目を集めます。

「ヤマノススメ」に登場するひなたはあおいの小学生時代の同級生です。同じ高校に進学したことで再会し、半ば強引にあおいを登山に誘います。社交的で明るくズバズバとした物言いをすることもありますが、洞察力もあり周囲の感情の機微も敏感に感じ取ります。登山趣味はありますが、あまり知識は多くないようです。舞台版「ヤマノススメ」でひなた役を演じたのは、柳瀬晴日でした。

アニメ「ヤマノススメ」でひなた役を演じた声優は、81プロデュースに所属する阿澄佳奈でした。2007年に放送された蒼樹うめ原作のアニメ「ひだまりスケッチ」で主役のゆの役を演じ、一躍注目を集めます。高い歌唱力を持つことでも知られ、第7回声優アワードでは主演女優賞の他に歌唱賞も受賞していました。特技や趣味に剣道、好物にアップルパイをあげています。

「ヤマノススメ」に登場するかえでは、ひなたが登山グッズを売る店で出会った1学年上の先輩です。同じ登山仲間ということもあり、ひなたとメールアドレスを交換しました。メガネをかけたロングヘアが特徴で、身長164cmと背が高くスタイルも抜群でした。登山に関する知識も豊富で、どの山に登ったらいいかと悩むあおいの相談に乗ったこともありました。舞台版「ヤマノススメ」では、大櫛まこがかえで役を演じています。

アニメ「ヤマノススメ」でかえで役を演じた声優は、アイムエンタープライズに所属する日笠陽子でした。趣味や特技に服飾やモノマネなどをあげています。声優の三石琴乃に憧れ、声優養成所・日本ナレーション演技研究所に通います。2007年に小箱とたん原作のアニメ「スケッチブック 〜full color's〜」で根岸みなも役に抜擢され、2009年に放送された「けいおん!」で秋山澪役を演じ知名度をあげます。

ここなは、あおいとひなたが高尾山で出会った中学2年生の女の子です。靴底が外れ身動きが取れずにいたところをあおいとひなたに助けられ、一緒に登山することになります。高尾山にきた理由は、モモンガを見るためでした。身長144cmと小柄でウェーブがかった長い髪にフェミニンなファッションをしており、あおいは森ガールと評していました。料理を得意としています。舞台版でここな役を演じたのは、女優の天音でした。

アニメ「ヤマノススメ」でここな役を演じた声優は、ジャストプロに所属する小倉唯です。趣味や特技に料理や読書、メイクアップ、ダンスなどをあげています。歌手としても活躍しており、2009年から2017年まで同じく声優の石原夏織との音楽ユニット・ゆいかおり、2011年から2013年までは石原夏織、松永真穂、能登有沙と共にStylipSとして活躍していました。

ほのかは、アニメ「ヤマノススメ」では、第2期の「ヤマノススメ・セカンドシーズン」谷川岳に登った回で登場します。人見知りが激しく口数も少ないショートヘアーでボーイッシュな服装をした中学3年生の女の子でした。似たタイプのあおいに声をかけられ、仲良くなります。群馬の高崎市出身で、山にはよく写真を撮りにきています。

アニメ「ヤマノススメ」でほのか役を演じた声優は、インテンションに所属する東山奈央でした。趣味や特技にダンスや歌などをあげていました。「週刊少年サンデー」で連載されていた「神のみぞ知るセカイ」でヒロインの1人でアイドルでもある中川かのん役を演じます。2019年には、第13回声優アワードにて助演女優賞とゲーム賞の2つの賞を獲得しています。

「ヤマノススメ」主人公たちが住んでいるのは、埼玉県飯能市です。2018年に人気観光スポット・メッツァができたことでも話題となりました。メッツァとは、ムーミンバレーパークとメッツァビレッジというショッピングモールからなるレジャー施設です。こちらの施設は、アニメ「ヤマノススメ・セカンドシーズン」にも登場しました。

武鉄道池袋線上にある飯能駅は、「ヤマノススメ」の主要キャラクターたちが登山に出かける時などによく登場します。ムーミンバレーパーク最寄駅としても知られており、駅の北口には、ショッピングモール、西武飯能ステーションビルなどがあります。南口のロータリーには、ギネス記録にも載った世界最大級の木馬・夢馬が設置されていました。2019年には、北欧のデザインを取り入れリニューアル工事が竣工します。

「ヤマノススメ」の聖地であることから観光客も多く、「ぷらっと飯能」という観光案内所も設けられています。ここでは、「ヤマノススメ」のイラスト入りの展示物がある他、「ヤマノススメ」の観光案内マップも配布されていました。アウトドア用品を取り扱う店「ひだまり山荘」には、「ヤマノススメ」グッズが販売されている他、原作者・しろのサイン入り色紙が展示されています。

飯能駅の北口側に、飯能銀座商店街があります。あまり大きな商店街ではないため、長く時間が取れないという人でも気軽に立ち寄ることができます。あおいがバイトしている「夢彩菓すずき」もこの商店街の中にありました。モデルとなった実際のお店もあり、再現度の高さを称賛する声も多くありました。主にケーキやチョコレートなどといった洋菓子が販売されています。

飯能小町公園は、アニメ「ヤマノススメ・セカンドシーズン」新十三合目「不思議なホタルの物語」で登場しました。飯能銀座商店街を出て飯能商工会議所の向かい側にあります。あおい、ひなた、かえで、ここなの4人は、名栗湖へ蛍を見にいくことにします。飯能小町公園は、この時みんなが待ち合わせした場所として登場しました。

観音寺は、飯能銀座商店街を出て少し歩いたところにあります。真言宗智山派のお寺で、観音堂にはご本尊として如意世輪観音菩薩が祀られています。鐘楼堂には、「ヤマノススメ」の作中で度々登場している白い象がいます。

第二次世界大戦中に武器を作るため金属類の物資が不足し、寺の鐘も供出されます。ヒンドゥー教や仏教でも神聖な動物と知られる白い象は、檀家の人が昭和40年代に奉納したもので、鐘楼堂に祀られるようになったといいます。「ヤマノススメ」の4期を期待する言葉が書かれた絵馬も数多く奉納されています。

現時点で4期はいつ放送されるのか、アニメ4期の制作・4期の放送について発表はありません。「ヤマノススメ」の主要キャラクターの誕生日を祝うハッシュタグには、「ヤマノススメ」4期の放送を期待するコメントを入れているファンも多くいます。

あおいとひなたは小学生の頃に仲が良かった幼なじみであり、高校で再会します。人見知りで人と距離を置きがちなあおいですが、ひなたに対しては容赦なく本音でぶつかり合えます。2人の関係が好きといった感想も多くありました。

「ヤマノススメ」はキャラクターや風景といった作画も高い評価を受けています。実際の場所をモデルに描かれており、キャラクターと共に登山した気分にひたれるといった感想も多くありました。

「ヤマノススメ」アニメ4期が制作される可能性、4期がいつ放送される可能性を考察してきました。いつになるかは不明ですが、あらゆる観点から見ても、4期が制作される可能性は高いのではないかといわれています。