2020年07月23日公開
2020年07月23日更新
【ハイキュー】井闥山学院高校の強さ・メンバーは?佐久早と古森は最強クラス?
ハイキューの中でも春高バレー前に特に注目を集めたチームだったのが井闥山学院高校です。影山が選ばれ断片的に描かれた全日本男子ユース代表合宿に選ばれた佐久早や古森の所属校として名前が登場しその強さなどが注目されました。今回は井闥山学院高校について、所属しているメンバーや学校としての強さ、ハイキュー作中で描かれている成績一覧についてなどをまとめて紹介していきます。
目次
ハイキューの井闥山学院高校とは?
ハイキューの作品情報
井闥山学院高校について紹介する前に井闥山学院高校が登場するハイキューについても簡単にまとめていきます。
ハイキューの概要
ハイキューは2度の読み切り掲載を経て2012年から週刊少年ジャンプにて古館春一先生が連載しているバレーボールを題材としたスポーツ漫画です。漫画的な誇張表現の少ない本格的なバレーボール漫画であり、ルールやプレイの解説なども丁寧に織り込んだ形でバレーボールを知らない人にも読みやすい事、それでいて個性豊かなキャラクターが多く登場する事から高い人気を集めた漫画になっています。
評価も高い作品であり宮崎県を中心に現実の地名や大会名などとのタイアップやコラボレーションも積極的に行われています。メディアミックス展開も盛んに行われ連載開始直後から展開されていたVOMIC、2020年7月現在4度行われているアニメ化、舞台やゲーム化、さらにオリジナルカードゲーム「バボカ」なども展開されています。
ハイキューのあらすじ
偶然春高バレーの中継をみた小柄な少年日向は地元の高校の「小さな巨人」が活躍するのをみてバレーボールを始めます。しかし環境に恵まれずようやく出場できた中学最後の大会にて対戦した影山要する北川第一との試合に惜敗した日向は、憧れの小さな巨人がいた烏野高校に進学、因縁が出来た影山への高校でのリベンジを誓いますが烏野高校で影山と再会する事になります。
井闥山学院高校の概要
井闥山学院高校は東京都にある学校でハイキューの主な物語の舞台になる宮崎県とは別の地区です。しかし影山が全日本男子ユース代表合宿に選ばれた事によりその合宿に所属メンバーの佐久早や古森が登場する形で高校の名前が登場しました。不明点の多い井闥山学院高校ですがハイキューの各校の色を表す横断幕は「努力」という文字になっています。
ハイキューの井闥山学院高校の強さやセッター
井闥山学院高校の強さ
井闥山学院高校の強さはハイキュー作中でも未知数な所が多いです。何故ならハイキュー作中で試合の様子がほぼ描かれておらず成績などで判断するしかない為です。ただし同じ東京都の高校である音駒高校や梟谷学園高校などの描写から東京都はバレーボール激戦区である事、その東京都の代表に選ばれるだけでも十分に強さを持っている高校であると言えます。
井闥山学院高校のセッターは登場していない?
長らくメンバーがウィングスパイカーの佐久早とリベロの古森以外不明だった井闥山学院高校ですが実はセッターだけは1コマだけ登場しています。登場しているといっても井闥山学院高校が敗れた試合で名前などが紹介されているだけで佐久早や古森と違い詳しい能力や強さなどについては登場していません。
ハイキューの井闥山学院高校のメンバー一覧
井闥山学院高校のメンバー①佐久早聖臣
井闥山学院高校のメンバーで全日本男子ユース代表合宿にも呼ばれた1人が2年生の佐久早聖臣です。ハイキュー世界の高校バレーにおいて全国で3本の指に入るエースと言われ、全国トップ3が地方に分かれている事から「関東の佐久早」という異名でも呼ばれています。極度の潔癖症であり試合の時など必要な場面以外では常にマスクをつけています。
またコミュニケーション能力はそこまで高いとは言えず、全日本男子ユース代表合宿の際にも影山に絡んで古森がフォローしていました。佐久早のスパイカーとして特筆すべき点は異常な程の手首の柔らかさにあり、この手首の柔らかさを活かしたコースの打ち分け、さらにはボールに通常はかからない回転をかける事でレシーブをしにくくする事が出来るといった特徴があります。
その実力は高校レベルを越えており、高校卒業後は大学に進学、全日本大学選手権大会にてMVPを取得した後、Vリーグディビジョン1のチームで主人公日向や木兎、宮侑なども所属する事になるMSBYブラックジャッカルに所属しています。またオリンピックの日本代表にもウィングスパイカーとして選ばれておりその実力の高さを示しています。
井闥山学院高校のメンバー②古森元也
佐久早と同じく井闥山学院高校のメンバーから全日本男子ユース代表合宿に選ばれた1人が2年生の古森元也です。高校No1リベロと呼ばれておりそのポテンシャルの高さを窺い知る事が出来ます。またコミュニケーション能力も高く全日本男子ユース代表合宿では佐久早のフォローに回っていたりもします。
佐久早と同じく試合は一切描かれておらず僅かに描かれているバレーボールシーンからプレイにも配慮が現れており代表合宿にてフライングレシーブをした後、すぐに引いてバックアタックの進路を防がないようにしていたりします。このプレイに気づいた影山は烏野にもそれを持ち帰り西谷にも同じ配慮を求めるなど烏野の成長を間接的に促した存在でもあるのです。
リベロとして特徴的な点でいえばハイキュー作中に登場するリベロの中ではダントツで身長が高く180cmある長身リベロです。ハイキュー作中には160cm代のリベロも多く登場する事からファンの間ではこの長身を活かし本人の配慮を徹底した味方に安心感とプレイのしやすさを与えるプレイスタイルなのではないかと考察されています。
高校卒業後はVリーグディビジョン1のEPJ(東日本製紙)RAIJINに所属しプロになっています。ただしこちらでもアップのためかストレッチをしている様子が描かれているだけでバレーボールをしている様子は描かれていません。同じチームには元稲荷崎の角名や元梟谷の鷲尾などもいるチームです。またオリンピックの日本代表にもリベロとして選ばれておりその実力の高さが伺えます。
井闥山学院高校のメンバー③飯綱掌
井闥山学院高校の主だったメンバーは佐久早と古森しか判明していませんが、名前とポジション、身長だけが判明しているキャラクターがもう1人だけいます。それが飯綱掌です。彼は春高バレー時点での井闥山学院高校の主将であり、ポジションはセッターを務めています。また身長は181cmある事が明らかになっています。
古森とも違い描かれているのはコートから泣きながら退場するシーンなど僅かだけなので周囲の評価なども描かれておらず強さはまさに未知数な存在であり、学年も不明である事から3年生で引退試合になってしまったのか2年生で新チームになっての主将なのかは不明になっています。
ハイキューの井闥山学院高校の試合結果一覧
試合結果一覧①昨年のIHで優勝
井闥山学院高校は何を隠そうハイキュー作中で描かれた烏野が青葉城西に敗れたインターハイで全国優勝を果たした強さを持っているチームです。その為春高前のテレビの特集や雑誌などのでは「王者井闥山」という形式で描かれる事が多くなっていました。特に稲荷崎高校との対比では王者井闥山vs挑戦者稲荷崎という構図がクローズアップされています。
試合結果一覧②今年の春高
実際春高バレーでも激戦区であるされる東京都予選大会では準決勝で3位決定戦で音駒を苦しめる事になる戸美学園を圧倒してストレートで勝利を収め、東京都大会決勝では木兎要する梟谷学園高校にも勝利を収めています。梟谷学園高校は春高バレー本戦では準優勝するほどのチームなので相対的にいかに井闥山学院高校の強さが垣間見える結果となっています。
しかし春高バレー本大会では烏野も敗れた準々決勝にて犬伏東と言われる高校に敗れてしまいベスト8止まりとなっています。犬伏東との試合も最終的なスコアボードが描かれただけで詳細は不明である為どのような負け方をしたのかは不明ですが、大会1番の波乱として扱われていました。このまま犬伏東が優勝していれば井闥山としても面目が立ちましたがその犬伏東も準決勝で梟谷に敗れています。
井闥山が敗れた理由を考察①相性が悪かった
上記の春高バレーの試合結果を見ると不可思議な点があります。東京都大会時点では井闥山は梟谷を下して優勝、1位で春高進出を決めています。しかし本大会では梟谷に敗れる犬伏東に敗れているのです。この事から井闥山が敗れた理由として犬伏東のプレイスタイルが井闥山にとって非常に相性が悪い相手だったのではないかと考察されています。
ハイキューには様々なプレイスタイルの高校が登場しており、高校バレーにも各校の色が強く現れている事が表現されています。犬伏東については井闥山以上に不明点が多くメンバーの能力や強さなどは一切不明ですが、井闥山のスタイルと相性が良く、梟谷のスタイルとは相性が悪かったと考える事も出来るのです。
井闥山と梟谷を比較すると井闥山は絶対的エースであろう佐久早がいるのに対し梟谷には木兎がいます。しかし木兎は調子の浮き沈みが激しい事からチームメイトは木兎に頼らないスタイルでもプレイ出来るのが特徴です。対して佐久早は安定感があると言われており万が一崩されるような事があればチームメイトが立て直す時間を作れるのかは疑問視されます。この差が或いは犬伏東との相性に繋がったのかも知れないと考察されています。
井闥山が敗れた理由を考察②セッター飯綱の負傷?
また別の観点から見ると上記でも紹介した主将でセッターの飯綱が負傷退場したのではないかとする考察もあります。飯綱が描かれている1コマ、泣きじゃくる飯綱が印象的ですが見切れてもう1人描かれており、飯綱に肩を貸しているようにも見えるのです。
実際同じく準々決勝で敗れた烏野も敗れた1つの要因として日向の体調不良による退場があります。同じような現象が飯綱にも起こった可能性もあるのではないかと考察されているのです。ハイキュー作中には春高バレーは基本的に1日1試合ですが3回戦と準々決勝だけは同日に行うという描写が入っており、これは日向の体調不良の伏線にもなっていますが同時に飯綱の伏線になっていたのではないかとも考察出来るのです。
しかも飯綱の場合、チームの司令塔であるセッターであり精神的支柱になりえる主将という立場にもあります。彼が負傷退場したとなればチームに与える影響は大きいはずでありそれが結果として敗戦に繋がったのではないかとも考察出来るのです。
ハイキューの井闥山学院高校に関する感想や評価
ハイキューもしスピンオフとかあるならインターハイの決勝と春高の東京都代表決定戦決勝が見たい。高校生の佐久早と古森君見たすぎるし井闥山が見たい!!
— 山菜 (@sansai_058) July 13, 2020
ここからは既にハイキューを視聴している人の井闥山学院高校に関しての感想を紹介していきます。ハイキューはどうしても烏野が主人公チームという事もあって他校の試合はあまり描かれない事が多く、井闥山は特にその煽りを大きく受けている学校です。実際勝利している試合も多いにも関わらず春高バレーでの敗北と佐久早と古森ばかりにスポットが当たってしまい不遇であるという声もかなり多くなっています。
その為、井闥山の試合も1試合くらい描いてほしかったとする声が多く特に作中ピックアップされていた高校の1つである梟谷学園高校との東京都大会決勝は描いてほしかったとする声も多くなっています。
井闥山学院という王者の視点から見るハイキューも見たい、というかハイキューに生きる人みんなそれぞれの視点でもう一度2012年を堪能したいという途方もない欲がある
— 梶木🐿 (@kjk_rs) July 20, 2020
またハイキューはキャラクター人気も高い事から主人公高校を変えた視点でも見てみたいという声も多くその中には井闥山の名前を上げる人も多いです。ハイキュー作中王者として紹介されているだけにその事に関しての描写や佐久早や古森以外のメンバーについてももう少し詳しい情報がほしかったとする声も多くなっています。
今週のハイキューで王者と呼ばれてた井闥山の横断幕が「努力」だったことが判明した訳だけど、試合シーンがなくてもハイキューを読んでいる者には少なからずどんなチームだったかが伝わるし想像できる事が凄いんだわ#wj31
— ぱけっと (@Picopacket) July 6, 2020
またハイキュー作中にて数少ない井闥山学院高校の分かっている情報として横断幕が「努力」である事が分かっています。ハイキューでは多くの高校が横断幕とチームカラーが連動している為に井闥山学院高校がどのような高校だったか見え隠れする要素として注目を集めています。
ハイキューの井闥山まとめ
ハイキューの井闥山学院高校はインターハイの優勝校である事、また全日本男子ユース代表合宿に佐久早や古森が選ばれるなどして名前が登場した高校です。ハイキュー作中では思わせぶりに描かれた高校だけにその活躍に注目が集まりましたが、春高バレーでは残念ながらベスト8で敗れてしまっています。
しかし佐久早と古森の名前はその後のクローズアップされ続け、プロ入り、日本代表入りを果たしている事を考えると紛れもない名門高校の1つと言えるでしょう。井闥山学院高校についての情報はどうしてもハイキュー作中に散りばめられている形なので井闥山学院高校の情報に注目しながらハイキューを視聴してみてはいかがでしょうか?