2020年07月13日公開
2020年07月13日更新
弱虫ペダルは2年生編になってつまらない?理由は?面白かった1年生編と比較考察
大人気シリーズ『弱虫ペダル』の2年生編がつまらないと言われている理由について考察しています。『弱虫ペダル』は1年生編がとても面白いと人気だった一方、2年生編に突入してからは「つまらない」という声が上がっていました。では、1年生編と2年生編ではどんな風にストーリーが違うのか、また、インターハイでの展開や結果などについて比較しながらまとめていきます。その他、キャラについても言及していきますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
目次
弱虫ペダルとは?
弱虫ペダルの概要
今回のまとめでは、大人気漫画・テレビアニメ『弱虫ペダル』の中盤から描かれている2年生編についてまとめていきます。2年生編は度々「つまらない」と言われていますが、その理由とは一体何でしょうか?1年生編のインターハイと2年生編のインターハイ、キャラなどを比較していきます。では、2年生編について見ていく前に、『弱虫ペダル』の概要やあらすじについて見ていきましょう。
『弱虫ペダル』は2008年から『週刊少年チャンピオン』にて連載されている渡辺航さんが描くスポーツ漫画です。自転車競技を描いた漫画は、2020年7月現在67巻まで刊行されています。テレビアニメは2013年から始まり、現在4期まで放送がされました。また、テレビアニメのほか、劇場版や舞台、実写化などもされる大人気作品です。
弱虫ペダルのあらすじ
オタク趣味を持つ主人公の小野田坂道は千葉県立総北高等学校に入学したばかりの新入生。坂道は意気揚々とアニメ・漫画研究部に入部しようとしますが、漫研部は人が足らず活動をすることができないことが判明します。そんな時、坂道のママチャリの逸話を聞いた今泉俊輔によって自転車のレースを申し込まれ、ひょんなことから自転車競技部に入部することになりました。そして、坂道は自転車の世界へ入っていくことになったのです。
弱虫ペダルは2年生編になってつまらない?理由は?
弱虫ペダルは2年生編になってつまらない?
それでは、『弱虫ペダル』の2年生編がつまらないと言われている理由について見ていきましょう。『弱虫ペダル』の2年生編は本当につまらないのでしょうか?『弱虫ペダル』は、主人公の小野田坂道が自転車競技部に入部し1年生としてインターハイに出場するまでを1年生編と呼び、それ以降は坂道が2年生になってからを2年生編と大まかに区切っています。2年生編はコミック34巻から展開されていきます。
1年生編に関しての詳細は中盤で紹介していきますが、大まかに言えば、坂道が自転車競技に魅入られ才能が開き、強豪校との対決や仲間との葛藤や成長などを描いた「スポコン」を代表するストーリーとなっています。漫研部に入りたかった坂道は自転車競技部に入り奮闘していく姿や、先輩たちとの絡みは読者や視聴者からもワクワクとして声が聞こえていました。
そして、何と言っても1年生編では「インターハイではどの高校が勝つのか⁉」といった先の読めない展開に読者や視聴者の心を掴んだのです。そして、1年生編が終わり2年生編に突入した『弱虫ペダル』は、今後どんな展開になっていくのか?という期待感などがありました。ですが、期待されていた2年生編は期待をし過ぎたのか、あまり面白い展開にはならなかったという声が聞こえてきました。
弱虫ペダルの2年生編がつまらないといわれる理由
中には「期待外れだ」という声や「1年生編で完結していればよかった」という声もあり、あまり盛り上がることがありませんでした。では、『弱虫ペダル』の2年生編はどんな所や展開がつまらないと言われているのでしょうか?要点を抑えながら見ていきましょう。
成長しない1年
『弱虫ペダル』の2年生編が1年生編と比べてつまらないと言われている理由1つ目は、成長が見られない1年生キャラと無理矢理な成長を見せた2年生が描かれている点です。インターハイに出場した後、全力を出し切った坂道含めた1年生たちは、2年生編で見せたインターハイでの態度が問題だと言われています。まず、坂道は1年生編でインターハイに出場し見事選手として成長したかと思われましたが、初々しさが消えませんでした。
そして、オールラウンダーの今泉もまた、メンタルの弱さが露呈する始末…。インターハイまでの道のりはそれなりにまあまあな展開を見せましたが、インターハイに突入すると2年生になった元1年生たちの頼りなさが見えてしまい、読者からは不満の声が漏れることになったのです。そして、次は3年生になった手嶋です。手嶋は1年生編インターハイ終了後は主将になり、負けず嫌いな努力家、頼れる先輩と奮起していました。
2年生編のインターハイまでは手嶋は坂道など後輩たちを気遣うなど成長が見られ、主将らしさが垣間見えたのです。ですが、インターハイでは箱根学園の真波山岳と激しい争いを繰り広げていくことに…。手嶋は自分が凡人並みの実力であることを理解しているはずですが、実力者として周知されている真波と激しく争うのは違うのではないか?という声があるのです。「成長しすぎにもほどがある」という意見が多くあがりました。
同じ展開のストーリー
続いて、2年生編が1年生編と比べてつまらないと言われている理由2つ目は、ストーリーが1年生編と同じ展開で面白みがないというものでした。1年生編を「面白い」と思い読み始めた方や観始めた方からすると、2年生編は既視感がないとは言えないのです。先が見えるストーリーは見ていてワクワク感が湧いてきません。全部が同じではありませんが、要所要所で同じ展開のストーリーな点がつまらないと言われている理由と言えます。
弱虫ペダルの面白かった1年生編
弱虫ペダルの面白かった1年生編のあらすじ
では、「面白かった」と言われている1年生編のあらすじをおおまかに説明していきます。自転車競技の経験がない小野田坂道は、今泉俊輔と鳴子章吉という2人の友人によって自転車競技の魅力を知り、自転車競技にのめり込んでいくことになりました。
趣味のためにママチャリでせっせと漕いでいた”ママチャリの実力”から、自転車競技ではクライマーとしての実力があることが判明し、先輩の巻島裕介のもとでクライマーとして練習に励むことになりました。仲間とインターハイでの優勝を目指し奮闘する日々には、それぞれ葛藤や挫折などを経験しながらもインターハイでは見事優勝することができたのです。
インターハイでのみどころは、何と言ってもクライマーの坂道と真波のどちらも譲らない勝負です。坂道がこれまでに頑張ってきた成果が結果に現れた瞬間でもあり、熱くなるシーンでもあります。
弱虫ペダルの1年生編の主要なキャラ
それでは、『弱虫ペダル』の1年生編での主要なキャラクターについて見ていきましょう。キャラクターについては高校別で分けていきます。また、高校の情報も紹介していくので、まだどのキャラクターがどの高校なのか判別がついていない方はぜひ参考にしてみてください。
総北高校
まず、総北高校の主要キャラについて見ていく前に、総北高校とはどんな高校なのでしょうか?総北高校は千葉県佐倉市に位置する架空の県立高校です。主人公の小野田坂道が入学した高校になります。少し高めの山の奥にあるため、登校するだけでもトレーニングになりそうな場所にあります。黄色のジャージがトレードマークです。因みに、偏差値など学力については一切公表されていません。
では、総北高校の主要キャラクターについて見ていきましょう。
- 小野田坂道…1年生。3月7日生まれの九十九里西中出身、ポジションはクライマー。
- 今泉俊輔…5月18日生まれの市葉第三中出身、ポジションはオールラウンダー。
- 鳴子章吉…8月28日生まれの関西境浜中出身、ポジションはスプリンターからオールラウンダーに転向しました。
- 金城真護…3年生で主将。12月1日生まれ、ポジションはオールラウンダー。
- 巻島裕介…インターハイ後に途中退部し留学しました。7月7日生まれ、ポジションはクライマー。
- 田所迅…10月16日生まれ、ポジションはスプリンター。
- 手嶋純太…2年生。後に主将になります。9月11日生まれ、ポジションはクライマー。
箱根学園
続いて、主人公の小野田坂道とインターハイで激戦のレースを見せた真波がいる箱根学園について見ていきましょう。箱根学園は、名前の通り神奈川県足柄下郡箱根町にある高校で自転車競技の強豪校として有名な高校です。「箱学」と呼ばれ、メンバー全員が実力者ということで知られていました。ジャージは白地に青のラインがトレードマークです。
出典: https://prcm.jp
では、箱学の主要キャラを見ていきましょう。
- 福富寿一…3年生。箱学のエースで主将。3月3日生まれ、ポジションはオールラウンダー。
- 真波山岳…1年生。5月29日生まれ、ポジションはクライマー。
- 東堂尽八…3年生のエース。8月8日生まれ、ポジションはクライマー。
- 新開隼人…3年生のエース。7月15日生まれ、ポジションはスプリンター。
- 荒北靖友…3年生。4月2日生まれ、ポジションはオールラウンダー。
- 泉田塔一郎…2年生。10月10日生まれ、ポジションはスプリンター。
- 黒田雪成…2年生。ポジションはクライマーからオールラウンダーになりました。
- 葦木場拓斗…2年生。2mを超える長身が特徴的なクライマー。
京都伏見
続いては、癖の強いキャラクターが多くいる京都伏見高校について見ていきましょう。京都伏見高校は「京伏」の通称がある高校で京都府京都市伏見区に位置しています。紫のジャージがトレードマークです。では、京都伏見高校にはどんな主要キャラがいるのでしょうか?見ていきましょう。
出典: https://festy.jp
- 御堂筋翔…挙動不審な1年生。1月31日生まれ、ポジションはオールラウンダー。
- 石垣光太郎…3年生。6月5日生まれ、南十条中学出身。ポジションはオールラウンダー。
- 水田信行…御堂筋を崇拝する2年生。1月3日生まれ、ポジションはオールラウンダー。
- 井原友矢…3年生。石垣の相棒のような存在。ポジションはスプリンター。
- 山口紀之…2年生。6月6日生まれ、ポジションはスプリンター。
- 辻明久…3年生。ポジションはクライマー。
- 岸神小鞠…1年生。11月29日生まれ、ポジションはオールラウンダー。
弱虫ペダルの今後に期待されていること
弱虫ペダルの今後①インターハイは必要ない?
『弱虫ペダル』は2年生編がつまらないと言われていますが、では、今後『弱虫ペダル』にはどんな展開が期待されているのでしょうか?まず1つ目は、インターハイの有無についてです。1年生編ではインターハイに出場し見事優勝をした総北。2年生編でも同じようにインターハイに出場し、またしても坂道による最後の気合で優勝をすることができました。ですが、この展開が「つまらない」と言われてしまう理由でした。
このことから、今後はインターハイに重きを置くのはやめたほうがいいのではないか?という声も上がっているのです。インターハイで2連覇を果たした総北ですが、3年生でもこの展開だと読者も読むのを諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?では、インターハイでの優勝に拘ることをやめた次は、一体何に期待されているのかについて説明していきます。
弱虫ペダルの今後②戦いの舞台が海外に?
『弱虫ペダル』の今後に期待されること2つ目は、戦いの舞台を海外へと発展させていけばいいのではないか?というものです。『弱虫ペダル』は自転車競技の強豪キャラがたくさん登場しますが、物語の主軸はあくまで”坂道の成長”というものが根底にあります。また、卒業し大学でも自転車競技を続けている先輩もいるので、その先輩たちと世界に向けてもっと遠い場所へと手を伸ばしてもいいのではないでしょうか?
弱虫ペダルに関する感想や評価
感想や評価①微妙
弱ペダ2年生編、もう見たって展開ばかりだし手嶋は雑魚過ぎてイライラするしつまらないわけではないけど1年生の時に比べると微妙
— わらびもち (@w_mochi3969) March 26, 2018
それでは『弱虫ペダル』の2年生編に関する感想や評価について見ていきましょう。まず1つ目は、このような感想がありました。「決してつまらなくはないけど総じて微妙」だというものです。
感想や評価②つまらなくはない
弱ペダ。私は2年生編がつまらないとはまったく思わないので、やっぱ皆さんもう作品自体というかそれぞれ元いたキャラへの思い入れが強すぎてその視点になってるからつまらないと感じる人も多いんだろうな、とも思いつつ第4期アニメを観ています。
— 暴走2年 no へる。 (@hell_J_yozakura) July 9, 2019
「微妙」だという感想がある一方で続いての感想は、「つまらないとは思わない」というものでした。感じ方は人それぞれなので、つまらないと思わない方もいることでしょう。キャラの入れ替わりもあったことが理由ではないか?と挙げていますが、確かにキャラの変化も「つまらない」と感じてしまう要素ではあることが窺えます。
感想や評価③いい展開
弱ペダ2年生編は鳴子が活躍しててめっちゃいい展開
— あくせる (@AXL_pad) September 28, 2016
続きが楽しみすぎる
また、鳴子が活躍していて面白いといった感想もありました。好きなキャラなどによっても2年生編の感じ方はそれぞれであるということが窺えます。みなさんは『弱虫ペダル』の2年生編にどのような感想を持ちましたか?
弱虫ペダルのつまらないといわれる理由まとめ
以上、『弱虫ペダル』の2年生編がつまらないと言われている理由についてのまとめでした。『弱虫ペダル』は様々なメディアミックスがされている人気作で、原作の方もまだまだ完結していません。ぜひ今からでも作品をご覧になってみてはいかがでしょうか?サイト内には『弱虫ペダル』に関する他のまとめもありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。