【弱虫ペダル】金城真護は初代総北の部長!声優や名言・名シーンも紹介

弱虫ペダルの中でも高い人気を誇るキャラクターの1人が金城真護です。主人公小野田坂道が入学した当時の総北高校の部長であり、部長として周囲をまとめ上げる姿はかっこいいという声が多く名シーンや名言も多いキャラクターになっています。今回は弱虫ペダルの金城真護について、プロフィールからかっこいい魅力、名言や名シーン、弱虫ペダルがアニメ化した際の声優についてもまとめて紹介していきます。

【弱虫ペダル】金城真護は初代総北の部長!声優や名言・名シーンも紹介のイメージ

目次

  1. 金城真護が登場する弱虫ペダルとは?
  2. 金城真護は初代総北の部長
  3. 金城真護の声優
  4. 金城真護の名言や名シーン集
  5. 金城真護のかっこいい魅力
  6. 金城真護に関する感想や評価
  7. 金城真護についてまとめ

金城真護が登場する弱虫ペダルとは?

弱虫ペダルの概要

金城真護について紹介する前に金城真護が活躍する弱虫ペダルについても簡単に紹介していきます。弱虫ペダル(通称弱ペダ)は2008年から『週刊少年チャンピオン』にて連載が開始された渡辺航先生による、高校自転車競技部(ロードレース)を題材としたスポーツ漫画です。連載のきっかけは作者の渡辺航先生が連載の打ち合わせをしている頃に自転車にハマっていた事です。

スポーツ漫画の中でも特にキャラクターの人気が高い作品であり、他校の生徒であっても因縁があったり、深い掘り下げが行われる事もあってスピンオフ漫画「弱虫ペダルスペアバイク」が展開された他、メディアミックス展開も盛んに行われ2020年3月までに4度のアニメ化、劇場版映画や題材的に行いやすい舞台化、実写映画、テレビドラマ化など幅広く行われています。

弱虫ペダルのあらすじ

千葉県立総北高校に入学した主人公小野田坂道はアニメやゲームを愛するオタク少年。彼は電車代を節約する為、千葉から秋葉原まで自転車で通っていた事から自転車競技経験者の今泉や鳴子が驚くような脚力を持っていました。2人との出会いで自転車で早く走る事に楽しみを見出した小野田坂道は自転車競技部への入部を決めます。その自転車競技部で部長を務めていたのが今回紹介する金城真護です。

TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト

金城真護は初代総北の部長

金城真護のプロフィール

金城真護は千葉県立総北高校の三年生で自転車競技部の部長として登場したキャラクターです。坊主頭をした細身が特徴のキャラクターで自転車競技の時にはスポーツサングラスをかけています。基本的には無口で自他共に厳しい性格ながら後輩の才能を引き出す力と、初心者であってもその厳しさについてきた坂道などを信頼して作戦を任せるような一面も持ち合わせています。

その他判明しているプロフィールとしては、身長は178cmで体重は65kg、BMIは20.5で誕生日は12月1日の射手座、血液型はO型だということです。中学時代はメーカー不明のクロモリを素材としたロードバイクに乗っていましたが、憧れの人と同じメーカーに乗りたいという一心で両親を説得し、現在も乗っているトレックを購入したというエピソードも描かれています。

小野田坂道1年次のインターハイ終了後、キャプテンを後輩の手嶋純太に託し総北高校を卒業、そして洋南大学に進学、同大学の自転車競技部に所属しており高校時代は別の高校の選手として凌ぎを削った元箱根学園の荒北や、広島呉南の待宮らとチームメイトになっています。小野田坂道2年次のインターハイにも総北高校で同じ自転車競技部の仲間だった田所や巻島と共に応援に訪れていました。

金城真護の総北での役割

金城真護は総北高校時代はどんな場面でも力を発揮できるオールラウンダーとして活躍していました。主人公小野田坂道らが出場した金城真護3年次のインターハイはもちろん、2年次からエースとして最後にゴールを狙う役割を担っています。3日間あるインターハイレースの1日目にはその役割通り、箱根学園のエース福富、京都伏見のエース御堂筋と熾烈な争いの末、同着で1位を獲得するなど実績も残しています。

またチームリーダー的な役割も担っており、3年次には監督であるピエールに代わり、普段の部活からチーム全体、脚質に合わせた個別練習などそれぞれの練習メニューを考えて指示を出し、インターハイの合計6人のメンバーを最終的に選んだのも金城真護です。レース中も総北高校は基本的に金城真護の考えるレースプランに合わせてレースを組み立て状況に合わせたオーダーをチームメイトに出す司令塔でもあります。

その片鱗は金城真護が1年次から垣間見えており、1年次には部長からの連絡を同じ学年の田所や巻島らに伝えるような同学年のまとめ役的な側面を既に担っていました。当時は速く走れず自信を持てなかった田所、コミュ障で周囲に上手く馴染めていなかった巻島が現在のようにそれぞれの分野で活躍できるようになったのにも大なり小なり影響を与えています。

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金城真護の声優

安元洋貴のプロフィール

アニメ弱虫ペダルにて金城真護の声優を務めていた安元洋貴さんは2003年にデビューした声優です。低音かつ重厚な声質をウリにした声優さんで、10代後半から壮年の男性役を多く演じる一方で人外なキャラクターを演じる事も多いです。演じるキャラクターのバリエーションも広く、クールなキャラから熱血漢なキャラ、肉体派から知性的なキャラクターまで演じ分けています。

声優としてはカプコンの発売するゲーム「モンスターハンター」のガチ勢として広く知られており、本来声優を起用していないモンスターハンターのアバターや登場人物の声優を担当した事もある程です。その他ラジオのMC芸にも定評があるなど幅広く活動している声優さんです。

安元洋貴の主な出演作品

安元洋貴さんがこれまで声優として出演した代表作としては、「デュエル・マスターズ」シリーズの不亞ザキラ役、「BLEACH」の茶渡泰虎役、「ロックマンエグゼStream」のカーネル役、「Axis Powersヘタリア」のドイツ役、「黒子のバスケ」の武内源太役、「鬼灯の冷徹」の鬼灯役、「FAIRY TAIL」のエルフマン役、「ソードアート・オンライン」のエギル役などがあります。

安元洋貴さんが近年声優として演じたキャラクターとしては「炎炎ノ消防隊」のカロン役、「ヴィンランド・サガ」のビヨルン役、「キャロル&チューズデイ」のスキップ役、「MIX」の二階堂大輔役、「ガイコツ書店員本田さん」のフルフェイス役、「ぐらんぶる」の時田信治役、「フューチャーカード 神バディファイト」の凶乱魔竜 ヴァニティ・骸・デストロイヤー役、「悪偶 -天才人形-」のエルバト役などの声優を務めています。

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金城真護の名言や名シーン集

名言や名シーン①「成長しろ。それがなければ俺たちは勝てない…」

金城真護のかっこいいと言われる名言には本来作戦とは言えない精神面の成長さえもオーダーに組み込んでしまう所にあります。その代表的な名言と言えるのがこの名言です。これはインターハイのレース中、1年の今泉俊輔に向けて放った言葉です。今泉俊輔は過去に御堂筋に負けた一種のトラウマもあってこのレース中でも御堂筋に負けてしまいます。心が折れそうになった今泉俊輔を励ます為に放った名言です。

このセリフには金城真護の今泉俊輔への信頼の思いも込められています。金城真護は今泉俊輔の成長を促すべく、2日目もしっかりと今泉俊輔を作戦に組み込みました。今泉俊輔はこの金城真護の信頼に応える形で覚醒し、エースと言える程に精神的に大きく成長する事になります。常に後輩に気を配る金城真護らしい名言です。

名言や名シーン②「一人で頑張る必要はない…」

金城真護が理想とするチームは全員が他のメンバーを支え合うチームです。そして金城真護のかっこいい所はこの理想は恥ずかしげもなく言葉にする所にあります。この言葉を向けたのは初心者の主人公小野田坂道です。小野田坂道は初めてのインターハイのメンバーに選ばれて空回りしてしまいますが、下記の言葉で気持ちを落ち着ける事が出来ました。

一人で頑張る必要はない。お前が辛くなったら俺たちがいる。俺らが辛くなったらお前が全力で助けろ。それが総北だ。

このスピリッツはその後の坂道の行動や考え方にも反映されており、インターハイ2日目、不調の田所をチームの元に戻す事を提案し有言実行、インターハイ最終日、チームの思いを受けての優勝へと繋がる結果に繋がっています。

名言や名シーン③「誰でもいい。このジャージをゴールに…」

インターハイという過酷なレースの中で1人、1人と選手が脱落していく中、本来であればチーム総北のエースである金城真護は誰よりも貪欲にゴールを目指さなければいけません。しかし残り20km、最後の勝負という場面で金城真護にアクシデントが襲います。ここまでのレースの中での無理が祟り、古傷の痛みから足が動かなくなってしまうのです。

誰でもいい。このジャージをゴールに、誰よりも早く叩きこめ!絶対にあきらめない!!それがチーム総北だ

不屈の男である金城真護ですら諦めかけますがそこに声をかけたのが坂道、今泉、鳴子の1年生トリオです。金城真護は彼らに総北を託す事に決めて上記の名言を送るのです。この名言は金城真護がチーム総北に出した最後のオーダーでもあります。3人はこの思いを受けて巻島と共にゴールを目指し、金城真護は4人を見送ってリタイアする結果となってしまいました。

4人を見送った直後にリタイアする程なのでよほど金城真護の身体は限界だったと言えます。そんな状況ですら投げやりにならずチームの勝ちを優先し、思いを託す。これまでも多くの思いを託してきた金城真護だからこそその思いは残ったチーム総北を突き動かし、最終的に坂道の優勝へと繋がっています。

そしてこの託した思いが現れた隠れた名シーンと言われるのが坂道のゴールによりチーム総北の優勝が決まった時の出来事の事です。既にリタイアしていた金城真護はこの時、同じくリタイアする事になった鳴子と共に救護テントで結果を聞いていました。結果が出た瞬間は鳴子と共に男泣きをする金城真護が描かれているのです。

名言や名シーン④ゴッドハンドで落車されられる

金城真護のかっこいい名シーンとして人気の高いエピソードの1つが、福富との因縁が描かれる2年次のエピソードです。金城真護は2年次からチーム総北のエースとしてレースに出走。最終日に同じく2年生エースだった福富と壮絶な戦いを繰り広げる事になります。この時実力も経験も福富の方が上でしたが金城真護は持ち前の不屈の精神で福富に食らいついていきます。

金城真護の諦めない心に恐怖を覚えた福富は、思わず金城真護のジャージを掴んでしまい落車させてしまいます。落車した後の金城真護は再び走り始める事こそできますが、本調子とは程遠く結局最後まで走り切る事は出来ませんでした。しかしここからかっこいいのが金城真護です。レース後福富は自身のしでかしてしまった事を謝罪に現れます。

話を聞いた田所は思わず福富を殴ってしまいます。福富自身もとんでもない事をしでかしてしまったと猛反省しており、何を言われてもされても受け止める姿勢を見せます。しかしやり場のない気持ちをぶつける田所を止めたのは他ならぬ金城真護だったのです。金城真護は福富を許し、再戦を誓う事になるのです。

この金城真護のかっこいい対応はチームメイトの田所や巻島の溜飲を下げるだけでなく、金城真護を支えて来年は1位を取るという強い思いを抱かせる事になり、結果としてチーム総北の結束力を高める結果となっています。そう思わせるだけのかっこいい漢気を持っているのが金城真護です。

名言や名シーン⑤3年インハイ1日目での活躍

結果的にインターハイ最終日にはリタイアする事になってしまう金城真護。そんな金城真護の実力の高さが垣間見えたのがインターハイ1日目のゴール争いです。この時、金城真護は上記の落車の件で因縁があった福富、強かにゴールだけを狙ってきた京都伏見の御堂筋と三つ巴の決戦をする事になります。三者三様の思いがぶつかったこの勝負は最終的に同着1位という結果に終わります。

過去の因縁にも決着が着いた形になったこのゴールは金城真護にとっては仲間との思いを果たした形でありその実力を遺憾なく発揮した最良に近い結果だったと言えます。チームリーダーとしてではなく1人のロードレーサーとして金城真護がもっとも活躍したと言えるかっこいい名シーンです。

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金城真護のかっこいい魅力

かっこいい魅力①「石道の蛇」という異名

弱虫ペダルのキャラクターはそれまでの活躍から異名を持っている事が多いですが、金城真護の異名は石道の蛇です。金城真護はどんな状況においても粘り強くレースに挑み、不屈の精神力を持っていると言われます。その執念とも言える姿勢は争う選手としてはどれだけ振り切ろうとしても蛇のようにしつこく食らいついてくる事からこの異名がつけられる事になりました。

金城真護の場合その異名は精神論であると同時に本人の1つの気配りの結果でもあります。エースであると同時にチームリーダーである金城真護は常に仲間や後輩を観察しているからこそその時々に思いを託し、必要なアドバイスを行う事ができるのです。

かっこいい魅力②福富との戦い

金城真護がまさに石道の蛇と言われる食らいつきを見せたのが2年次の福富との戦いです。2人ともエースとして挑んだこの戦いは基本的には福富の方が格上です。2年生にして王者箱根学園のエースを務める福富の実力は高く、基本的に福富が先行する形で展開されますが、金城真護が諦めません。しつこく食らいつき福富の隙を見逃さず一瞬とはいえ抜かす事にも成功するのです。

結果的に福富が金城真護を落車させてしまった事により金城真護、チーム総北としては散々な結果となってしまいますが、この時の金城真護は落車がなければそのまま優勝していたのではないかと考えられる程の気持ちの強さを持っていました。そんな金城真護のかっこいい魅力に福富は気持ちで押されてしまったのです。

かっこいい魅力③オーダー

※チーム総北スピリッツの1つになっているのがオーダーです。自身の考える支え合うチームこそが最強のチームであるという精神の元、後輩にはヒントになる的確なアドバイスを送っています。しかもそのアドバイスは一見すると無茶なものまで含まれていますが、それが結果としてアドバイスされた側の成長を促す事にもなっており、金城真護が如何に普段から周囲を観察しているのかが分かるような物になっています。

そんな金城真護の気持ちが体現されているオーダーはチーム総北ではかなり重要な位置を締めていきます。チーム総北にとってオーダーは精神的支柱であり、金城真護の信頼の証でもあるのです。この精神は後輩に受け継がれ、金城真護の後を継いでキャプテンとなった手嶋純太や、その手嶋純太から一時的にチームを任された際の今泉俊輔もこの言葉を使用しています。

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金城真護に関する感想や評価

ここからは既に弱虫ペダルを視聴した人の金城真護についての感想や評価を紹介していきます。金城真護と言えばオーダーと言われる程に金城真護を体現する言葉ですが、最後のオーダーとなったリタイア直前のオーダー変更のシーンは名シーンであり泣けたという人が多くなっています。それまでの積み重ねを託すこのオーダー変更を行える事こそが金城真護の気持ちの強さだとする声も多いです。

自身にとっての最後のインターハイでもう走れない事を悟りながらも気持ちの糸を切らす事なく周囲に託せた事が金城真護最大のかっこよさだとする声もあります。ここまでのシーンの中で数々の思いを託してきた金城真護だからこそこのシーンは名シーンになったとする評価もあり、金城真護のイメージを決定づけるエピソードになったとする声もあります。

また弱虫ペダルは何気ないシーンでキャラクターのイメージができる事も多く、金城真護の場合、卒業後に描かれた大学でのエピソードも人気を高める原因になっています。ロードバイクに関しては頼れる先輩のイメージが強い金城真護がその他の部分では抜けている部分があるなど、人気を高める要因になるようなエピソードも多いです。

また金城真護は公式設定で本人は自覚していませんがイケメンで女子にモテるという設定がある事もあって、ロードバイクでのかっこいい金城真護と日常生活での金城真護のギャップが女子にモテる要因になっているのではないかとするファンも多くなっています。

金城真護を含め弱虫ペダルのキャラクターがより人気を高める要因となったのが自転車を始めるきっかけなどの過去のエピソードが展開されるスピンオフ漫画「弱虫ペダルSPARE BIKE」です。金城真護の過去のエピソードも展開されており、金城真護が現在のように頼れる先輩になったきっかけが描かれると共に現在のロードバイクを購入した理由などの細かなエピソードが詰め込まれ人気を高める事になりました。

このエピソードが描かれるまでは18歳にしてはあまりに出来すぎた大人な対応を見せる金城真護に年齢を疑う声が上がる程でしたが、この「弱虫ペダルSPARE BIKE」で描かれた過去のエピソードから金城真護もまた出来た大人によってその基礎が作られた事が明かされ一気に親近感が湧いたとする声も多くなっています。

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金城真護についてまとめ

金城真護は弱虫ペダルの主人公小野田坂道が入学した千葉県立総北高校の自転車競技部のキャプテンです。後輩思いでかっこいいシーンも多い一方で泣ける名シーンも多くなっているキャラクターです。強いリーダーシップを発揮すると共にインターハイでは1日目に同着とはいえ1位を獲得するなど実力も示しています。

インターハイ終了後には引退してしまいますが大学進学後の様子が描かれていたり、インターハイに応援に来るなど要所で登場しています。弱虫ペダルは時の経過がしっかり描かれる物語なので今後また登場する可能性も十分に考えられます。まだ弱虫ペダルを視聴した事がないという人は金城真護の名シーンや名言に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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