【約束のネバーランド】アニメ最終回(第12話)をネタバレ!あらすじや感想は?

白井カイウ先生と出水ぽすか先生がタッグを組みCloverWorksが制作を手がけたことでも話題のアニメ『約束のネバーランド』。そのアニメ『約束のネバーランド』第1期最終回にあたる第12話について今回はネタバレを含みつつあらすじと感想を紹介していきましょう!エマの選んだ最後の選択とは?エマたちハウスの子どもたちの命運は?気になるアニメ『約束のネバーランド』最終回のあらすじに迫っていきます。

【約束のネバーランド】アニメ最終回(第12話)をネタバレ!あらすじや感想は?のイメージ

目次

  1. 約束のネバーランドとは?
  2. 約束のネバーランドアニメ最終回(第12話)あらすじネタバレ
  3. 約束のネバーランドのアニメ2期はいつ?内容は?
  4. 約束のネバーランドのタイトルや数字の意味
  5. 約束のネバーランドのアニメに対する海外の反応
  6. 約束のネバーランドのアニメ最終回に関する感想や評価
  7. 約束のネバーランドのアニメ最終回(第12話)まとめ

約束のネバーランドとは?

皆さんはもう『約束のネバーランド』のアニメ第1期最終回にあたる12話「150146」はご覧になりましたか?国境を超えて多くのファンに感動や驚き、興奮を与えたアニメ『約束のネバーランド』12話「150146」。今回はそんな最終回のあらすじと見所、そして気になる感想をネタバレを含みつつご紹介していきましょう!ネタバレが含まれる項目には見出しに「ネタバレ」と記載しますので未見の方は目安にしてみてください。

約束のネバーランド(約ネバ)の概要

まずは「約ネバ」でおなじみの大人気作品『約束のネバーランド』についておさらいしておきましょう。『約束のネバーランド』とは「白井カイウ」先生原作「出水ぽすか」先生作画という『ポピィの願い』(2006)のタッグで『週刊少年ジャンプ』において連載開始したダークファンタジー漫画です。2020年現在、181話で完結しており、続編やスピンオフなどが展開するのではないかとファンに心待ちにされている作品のひとつでもあります。

2016年の「漫道コバヤシ漫画大賞2016」期待の新連載賞を皮切りに数々の賞を受賞し、2019年にはアニメ制作会社「CloverWorks」によってアニメ化され、深夜アニメ枠ながら大ヒットを記録。2021年公開予定で実写化映画の企画まで発展した2010年代を代表するジャンプ作品のひとつです。海外では『The Promised Neverland』の名前で愛されており公式Twitterも積極的に海外ファンを受け入れていることでも話題です。

約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ

『約束のネバーランド』は2045年の孤児院「グレイス=フィールドハウス」からはじまります。自然豊かでのどかな孤児院で暮らす少女「エマ」は同じく幼馴染の「ノーマン」、「レイ」とともに孤児院の最年長として多くの兄弟たちと仲良く暮らしていました。その日常は日々の「テスト」と「ママ」による学習、そして敷地内での遊びによって支えられておりこの幸せは「里親」がみつかって施設を後にしても続くものだと信じてやみません。

しかし、6歳の「コニー」が里親に迎えられるべく施設と外を隔てる「門」へと向かった10月12日の夜、エマとノーマンはコニーの忘れ物を持って門を潜ってしまいその先で「自分たち子どもが『鬼』と呼ばれる巨大な生物の食事のために生かされている」ことを知ってしまいます。そうしてエマたちは「食用児」としての悲惨な運命に抗うべく故郷「グレイス=フィールドハウス」からの脱走を試みるのでした。

TVアニメ「約束のネバーランド」公式サイト

約束のネバーランドアニメ最終回(第12話)あらすじネタバレ

この章では気になるアニメ『約束のネバーランド』の第1期最終回にあたる12話「150146」のあらすじと見所をネタバレを含みつつ紹介していきましょう!ハウスに火を放ち脱走を試みるエマ。エマと兄弟たちはいったい何を選択したのか?ママとエマの心理戦の行方は?ハウスから本当に脱出できるのかなど気になるあらすじを確認していきます。

TIps:アニメ『約束のネバーランド』の中盤から終盤あらすじおさらい

最初に門の先の「鬼に食われる食用児としてのハウスと孤児たち」という真実を知ってしまったエマとノーマン、そして幼馴染のレイの3人はフルスコアと呼ばれる稀有な知能ゆえに3人だけで脱走を企て、準備や実行の責任やリスクも負うつもりでした。

しかし、ドンとギルダからの頼って欲しいという言葉やノーマンという掛け替えのない存在の出荷、エマの負傷など数多くの苦難と努力のなかで、「全員で逃げ切る」という覚悟を決めます。そんななかで迫るレイの出荷日の夜、レイは秘めていた仄暗い希望を「自らに火を放つ」という残酷なかたちで実行しようとしたのでした。

あらすじネタバレ①エマの決断

燃える「グレイス=フィールドハウス」の前で監督官(ママ)…イザベラに抱きつくフィル。終始「家族全員で逃げる」と口にしていたエマの策のなかで、逃げ遅れたかに思われたそれはエマとフィルの驚くべき決断によるものなのでした。

全員の無事を保つための最大の難関は得体の知れない外の世界でも生き残ることです。6歳未満は出荷されないという条件と、誰かが抱え上げなければ自力で身を守れない4歳未満の兄弟たち。断腸の策とは、そんな壁を登りきれない4歳以下の子ども達を置いていくものでした。エマから真実と作戦を告げられたたった4歳のフィルはその持てる洞察力のすべてをもって「待てるよ、ぼく。だから置いていって」という決断をしたのです。

それもフィルがその洞察力を発揮していたのは時系列的にはエマが足を折って追い詰められこの苦肉の策を講じるよりもずっと前、シスタークローネとの鬼ごっこでの「ある発言」まで遡っていたことが判明します。そんな暗澹たる洞察がエマの告げた真実と符合し、本来ならば折れてしまってもおかしくないフィルの心が非常にしなやかで力強いものであると知ったエマは、フィルにハウスを任せて必ず戻ってくるのだという決意を秘めていました。

あらすじネタバレ②ロープ

そうして脱走の作戦は決行されます。序盤から脱出するための最重要アイテムとして示唆されていた「ロープ」をどう使うのかの解答編です。この項はギミックや謎解きなどの重いネタバレを含むあらすじになります。

まず、ロープを木に括り付けて脚力の強いエマたち年長組が壁を駆け上がります。問題はその先です。ノーマンの証言では高い壁の先には5m以上の深い堀があり、橋を使わなければ到底ロープだけでは乗り越えられません。レイもまた「橋越えのためにも4歳以下を置いてきたのだろう」と洞察しています。しかし、そんななかで笑顔を見せたのはなんとドンとギルダ、そして小さい兄弟たちでした。

その手に持たれていたのはロープの先に括られていた小石でした。練習していたのだと明かすドン。なんとレイが暗い希望のために準備を進め、エマが絶望を装っていた間に、エマを司令塔としてドンとギルダを中心に脱出のために全員で協力する作戦を立てていたのです。

スリングの要領で小石を対岸の木へ括り、そして続いてペットボトルロケットで更にレーンを作ることで、リフトを完成させた兄弟たちは次々とハンガーを使って対岸へと滑り降りていきレイを唖然とさせます。レイの予想や作戦のリスクと生存率を考えた妥当性を凌駕してエマの「全員で生き残りたい=脱出したい」という想いと兄弟たちの「エマを支えて自分たち全員で成功させたい」という決意と努力が形になった感動的なシーンとなっています。

あらすじネタバレ③イザベラの過去

この項目も重めの『約束のネバーランド』の根幹に関わるネタバレが含まれますので未見の方はご注意ください。

一方でハウスは4歳以下の子ども達の怯えや鬼達の混乱を他所に、橋からの脱出を警戒した鬼の包囲網のなか、イザベラは「あること」に勘付いてエマ達を追ってきます。その先には自分が過去にそうしたようにロープを使って誇らしげにこちらを見下ろすエマの姿がありました。ここでイザベラの回想が挟まります。楽器を弾き穏やかに笑う優しい幼馴染のレスリー。教えてもらった歌。淡い恋心にも似た感情を出荷によって絶たれた思い出。

そして、自身の出荷の先に待っていたのは、自分のような無念や絶望を抱えた子どもたちと暮らし続け、鬼に奉仕することを条件に生き残り続けるという「ママ」として過酷で残酷な第二の人生でした。イザベラはそのなかで、レスリーに教えられた歌に縋りながらただただ「生き延びる」ことを望み、そして自分の実の子である「レイ」に出会って、より強く「最後のその日まで子ども達と生き残る」という願いを胸に秘めていたのです。

Tips:約束のネバーランドのスピンオフ小説

余談ながらこのイザベラの過去、回想シーンの拡張部分にあたるより深い「ママ」の生まれと過酷な業についてはスピンオフ小説『約束のネバーランド ~ママたちの追想曲~』で楽しむことが出来ますので、レスリーとイザベラの関係性などが気になる方はこちらを読んでみるといいでしょう。

小説『約束のネバーランド ~ママたちの追想曲~』だけでなく、ノーマンの手紙として綴られた小説『約束のネバーランド ~ノーマンからの手紙~』も人気の一冊となっています。またムックの解説本をはじめ、ギャグ漫画『お約束のネバーランド』(宮崎周平先生著)などスピンオフ作品がいくつかあるのも約束のネバーランドの魅力です。

あらすじネタバレ④第一歩

自分の姿とママとして生き延びる手段を棄てて、危険でありながら希望溢れる外の世界へと旅立とうとするエマをみて、イザベラは諦めとも満足ともとれる表情を浮かべます。ここではじめてイザベラは監視官としてではなく遠い世界を同じく過去に夢見たひとりの人間として、エマや子どもたちのその背に希望を見出し、過酷な真実にぶち当たって絶望するくらいなら自分の手の中で安らかに死んでしまえという暗い執着を拭い去られるのです。

そして、「いってらっしゃい、気をつけてね」という言葉からはじまる切なる祈りを込めて、外なる希望…混沌渦巻く外界へと去っていくエマ達を見送ります。その後、ハウスに戻り小さい子ども達にエマ達の無事を告げて優しく抱擁する際に口ずさんだのは、レスリーが教えてくれた優しい子守唄でした。フィルのこともおそらくは気付いているであろうイザベラは、その決意を讃えるようにあたたかい毛布と抱擁を本当の母親のように与えるのです。

一方でエマ達は朝日のもと、最初の朝を迎え、イザベラの生き残れという祈りや妄執に応えるかのように、1日でも長く生き残り外の世界を知り、フィル達4歳児以下の兄弟たちとグレイス=フィールドハウスのすべてのまだ見ぬ兄弟たちを自由にするべく一歩を踏み出すところでアニメ『約束のネバーランド』第1期最終回「150146」は幕を閉じます。

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約束のネバーランドのアニメ2期はいつ?内容は?

約束のネバーランドのアニメ2期はいつ?

『約束のネバーランド』のアニメ2期は「YouTube」による第一報動画では当初2020年10月に放送開始を予定していましたが、新型コロナウイルスによって制作会社「CloverWorks」の作業ルーチーンにヒビが入ったため、その後の発表で2021年の1月の新春からの枠に切り替える予定であることが判明しています。

約束のネバーランドのアニメ2期の内容

ティザー動画や広報情報などからみるに、『約束のネバーランド』のアニメ2期は漫画『約束のネバーランド』5巻からはじまる「ミネルヴァ探訪編」が1クール12話前後の単位で放映されるのではないかと期待されています。また放送間隔が空くことから総集編が放映されたり、総集編映画がリマスター版として放映されるなども可能性としてあがってくるでしょう。

「ミネルヴァ探訪編」は漫画『約束のネバーランド』の5巻から8巻65話の手前までを指し、少々ネタバレが挟まりますが外の世界を冒険しながらシスタークローネから託された「W・ミネルヴァのペン」を羅針盤にして多くの謎に立ち向かい、そして世界の真実を知ってエマたちがより成長を遂げる話になっています。

脱出する範囲が閉鎖的なハウスから外の世界のルールや成り立ちに代わりより大規模な冒険と心理戦に発展し、更にはアクションシーンなども豊富に登場していくため、「ミネルヴァ探訪編」以降の内容はファンのなかでもアニメ化が期待されている期待の章でもあります。先んじて気になる方は原作漫画『約束のネバーランド』を読んでみると楽しいでしょう!

Thumb【約束のネバーランド】アニメの続きを漫画で読むなら何巻から?その後のあらすじは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

約束のネバーランドのタイトルや数字の意味

約束のネバーランドのタイトルの意味

原作漫画『約束のネバーランド』では各話のタイトルが例えばアニメ12話に相当する5巻37話は「脱走」など比較的内容に沿った簡素なタイトルがつけられています。しかし、アニメは本記事でも何度かあげた通り数字の羅列があてがわれています。この数字は原作漫画内でも謎かけがされていた要素を引き継いだ憎い演出になっています。

読み方などの法則性はこの記事では謎解きのネタバレになるため避けますが、各話の数字をじっくり眺めてみると何か法則性に気付けるかもしれません。答えが知りたい場合は原作漫画『約束のネバーランド』を隅々まで読んでみると謎が解けるようになっています。

約束のネバーランドの数字の意味

同じ桁数の数字が登場する場面が『約束のネバーランド』の原作漫画でもあります。それはエマたち「グレイス=フィールドハウス」の子どもたちやイザベラ、そしてシスタークローネの首筋に刻まれた数字です。

これらは認識番号であると同時にあるおぞましい事実が伺える構造になっています。これもまた推理のネタバレになってしまうため、原作漫画を読んでもどうしてもわからない場合は下記リンクの解説記事などを読んでみるとスッキリするかもしれません。

Thumb【約束のネバーランド】首筋の認識番号の意味・法則は?年齢や出荷時期から考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

約束のネバーランドのアニメに対する海外の反応

『The Promised Neverland』として海外でも愛され公式アカウントでも手厚いフォローがされていることでも話題な『約束のネバーランド』。海外の方々はアニメ『約束のネバーランド』の12話をどう受け取られたのでしょうか?SNSにあがっている『約束のネバーランド』の12話の感想を一部抜粋してのぞいてみましょう!

翻訳「ちょうど約束のネバーランドを見終わったよ。想像以上に面白く、12話は愛すべきものだったね。見たことのない斬新な展開が興味を引き続けてたんだ。第2期楽しみにしてるわ!」

この方の感想は「12話まで観終わったけれども、すごい斬新で楽しかった」というものです。12話の最後まで興味を惹きつけられ続けたとの熱狂っぷりをコメントされていて、2期が楽しみだと仰っています。またツリーでもこの方のご友人たちが同じく「終盤4話がめちゃくちゃ好き」などの感想を投げかけあっているのが伺えます。

この方は全話を通してのアニメ『約束のネバーランド』の感想を簡潔にツイートしています。どうやら「Deg2an」はインドネシアのノリノリなヒットナンバーのようなので1〜9話はノリノリだったけれども10話はとても悲しくなり、そして11話と12話でいい意味で悶絶したという感想のようです。インドネシア語で「とても刺激的で楽しいからみて!」との感想コメントが添えられています。

翻訳「ちょうど12話しかない1期見終わったんだけど、どれくらいアホみたいに泣いたかよくわかんないや。約束のネバーランドは必見だわ!脚本の捻り方に燃えあがる!2つのことを考察してたんだけど、もう最後は感動しまくってたよね!大好き!」

この方は、第1期12話まで見切ってものすごい泣けたという感想をあげています。シナリオ脚本の捩れは燃え上がり推察するより先に感動したとのことで「必見だ」と『約束のネバーランド』12話をおすすめしています。

アニメ『約束のネバーランド』12話に対する海外の方々のリアルタイムな感想実況動画はこちらからもご覧になることが出来ます。概ね『約束のネバーランド』12話への海外の方々の感想は驚きと喜び、そして歓喜の声で満ちているようです。特に国内外問わずの傾向として12話はレイやイザベラの視点であるかのように今までの伏線が回収されていくため、驚きとイザベラの過去への感動で揺れ動く感想が多く散見されているようです。

『約束のネバーランド』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

約束のネバーランドのアニメ最終回に関する感想や評価

国内のファンにとっての12話はどんな風に受け止められたのでしょうか?最後にアニメ『約束のネバーランド』最終回「150146」の感想をSNSから今度は国内のものを抜粋してみましょう!

この方は、アニメ『約束のネバーランド』終盤の怒涛の展開に緊張を感じつつも、イザベラの過去編の回想やその後の行動に持って行かれたと感動の意を示しています。また、お気に入りの声優さんの続投も心待ちにする感想もあるようです。

この方はありがちな展開と前置いた上で、イザベラの過去編の挿入タイミングや演出についてもお腹いっぱい感動できたとの感想をあげられています。病みつきになって12話をリピートするファンの方も多いようです。

こちらは原作漫画で大好きだった『約束のネバーランド』脱獄編の最終回は泣きっぱなしだったという感想です。エンディングで伏線が張られていた部分が解けるように解けていって泣けたという方も多いのではないでしょうか?

また、ここで改めてアニメ『約束のネバーランド』のCö shu Nieさんによるエンディング曲「絶体絶命」と「Lamp」を最終回のあとにみてみると見覚えのなかったカットの意味が痛いほどわかってしまって泣けるという意見は多く存在しています。「Lamp」の意味である「灯火」が12話になって物理的にも比喩的のも登場し、伏線回収されていく様は多くのファンの心を掴む演出となりました。

Thumb約束のネバーランドのあらすじと感想をネタバレまとめ!伏線や相関図も考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

約束のネバーランドのアニメ最終回(第12話)まとめ

『約束のネバーランド』のアニメ第1期の最終回「150146」に関するあらすじや感想の紹介はいかがでしたか?第2期が2021年初頭に待たれるなか小説版のスピンオフ作品や原作漫画などでさらに深く最終回の余韻を深めていくと楽しいかもしれません!

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