2020年07月14日公開
2022年11月10日更新
【約束のネバーランド】ジリアンがかわいいと人気!バイヨン卿との戦いで死亡?
「約束のネバーランド(約ネバ)」で、かわいいと人気のジリアンはバイヨン卿が所有するゴールディ・ポンド(GP)の猟場(かりにわ)に、生きている状態で出荷されてきた少女です。数年間生き残ってきた9人の一人で、愛用のニット帽にはたくさんのワッペンを付けています。ジリアンは、仲間のナイジェルと共にバイヨン卿と戦い、死亡したとも言われており、その戦いについて紹介します。また、「約束のネバーランド(約ネバ)」のジリアンのかわいい魅力と、ワッペンの秘密にも迫ります。
目次
約束のネバーランドのジリアンがかわいいと人気
約束のネバーランド(約ネバ)の作品情報
「約束のネバーランド(約ネバ)」は、白井カイウ・原作、出水ぽすか・作画によって、週刊少年ジャンプで連載されていた少年漫画です。連載期間は2016年8月から2020年6月までで、コミックは第19巻まで発売されています。アニメ第1期がフジテレビ他で2019年に放送され、第2期が2021年1月から予定されています。さらに2020年12月には、浜辺美波主演による実写化映画の公開も予定されています。
約束のネバーランド(約ネバ)の概要
「約束のネバーランド(約ネバ)」は、原作者の白井カイウにとって初めての連載作品です。物語は、人間を食肉として扱う「鬼」と、仲間たちと手を取り合い、恐ろしい鬼と戦う子どもたちの姿が描かれています。作風としてはジャンプ風ではないとも言われることもあるそうですが、友情や努力によって逆境を乗り越えていく物語は、やはりジャンプ的だと言われています。
約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ
孤児たちが暮らす「グレイス₌フィールドハウス」で、シスター・イザベラに育てられた主人公のエマと仲間のノーマンは、ある日、里親に引き取られるというコニーが、食肉にされて出荷されるという場面を目撃してしまいます。この出来事によってエマは、自分たちが「鬼」の食用として飼育されていることを知り、仲間たちと脱出する計画を立てることになりました。
ジリアンのプロフィール
「約束のネバーランド」に登場する金髪・猫目がかわいいと言われる女の子、ジリアンは年齢15歳、マイナンバーは「Q1231-493」です。ジリアンはグランド₌ヴァレー(GV)農園からゴールディ・ポンド(GP)に生きている状態で出荷され、食料係を担当しています。愛用のニット帽や洋服にたくさんのワッペンやバッジを付けているギャル風の女の子です。
ジリアンは、かつて姉のように慕っていた少女を、猟場の客で上級貴族鬼のルーチェに狩られ、殺害された過去があります。
ジリアンのワッペン
ジリアンはニット帽や洋服に、たくさんのピエロのワッペンや様々なデザインのバッジを付けています。ゴールディ・ポンド(GP)の猟場にはピエロが色々な場所にあり、ジリアンはこれらのピエロを使い、ワッペンを手作りしています。
ジリアンとナイジェルとの関係
ナイジェルはジリアンと同じゴールディ・ポンド(GP)にいる16歳の少年で、マイナンバーはRⅢ522-633です。機械の担当で、支給された武器の管理をしています。ナイジェルもジリアン同様に、貴族鬼のルーチェに妹の様に想っていた少女を狩られ、殺害された過去があります。
ゴールディ・ポンド(GP)には、数か月から数年もの間生き残ってきた9人の少年・少女たちがいます。リーダーは17歳のオリバーで、出荷された時の年齢が10歳くらいだったので、7年もの間生き残っています。オリバーを中心にジリアン、ナイジェルたち9人は、いつかゴールディ・ポンド(GP)の主であるバイヨン卿ら鬼たちを皆殺しにし、脱出する計画を立てています。
約束のネバーランドのジリアンはバイヨン卿との戦いで死亡?
ここまで「約束のネバーランド(約ネバ)」のジリアンについて、プロフィールとジリアンのワッペン、ナイジェルとの関係を見てきました。「約束のネバーランド(約ネバ)」の第76話「開戦」から始まった反乱で、ジリアンはルーチェとバイヨン卿と戦ったのですが、バイヨン卿との戦いで死亡したとも言われており、ここではジリアンの戦闘シーンを見ていきます。
考察①ルーチェとの戦い
鬼たちがゴールディ・ポンド(GP)の子どもたちを狩るために猟場に集まってきました。子どもたちはそれぞれ戦う鬼を決め、散って行きました。ジリアンはルーチェの担当となり、両脇に抱えた銃でルーチェの目を狙います。ナイジェルもジリアンに加勢し、二人はルーチェを相手に銃を連発します。
ルーチェは、鬼の仮面は銃などでは破壊することはできない、どれだけ撃ったところで無駄だと叫んでいます。しかし、それでも諦めずに銃を連発するジリアンとナイジェル。ルーチェは、弾が切れた瞬間に襲い掛かれと部下に命じますが、部下の弱点を知っているジリアンたちの銃撃によって部下たちはすべて死亡しました。
ジリアンとナイジェルは、ルーチェの面を破壊するために側面を攻撃します。面さえ破壊することができれば急所を撃つことができるからです。ルーチェの側面を集中的に攻撃したジリアンたちは、ついに面を破ることに成功しました。そしてルーチェを追い詰めたジリアンは、「10秒あげるよ…」とルーチェにささやきます。
このセリフは、かつてジリアンが姉のように慕っていた少女がルーチェに狩られ死亡したとき、側にいたジリアンに向かってルーチェが「10秒あげるから、逃げていい…」と掛けた言葉でした。ジリアンはその時の恨みを込めて、このセリフをそのままルーチェに返したのでした。こうしてルーチェに止めを刺したジリアンは、知性鬼を倒した最初の人間となったのでした。
考察②バイヨン卿との戦い
ジリアンとバイヨン卿との戦いは「約束のネバーランド」の第81話で描かれました。ルーチェを打ち果たしたジリアンとナイジェルは、仲間たちの元へ向かう途中、バイヨン卿と遭遇しました。バイヨン卿と戦ったのはザックとペペのはずでした。バイヨン卿の槍に血が付着しているのを見たジリアンとナイジェルは、ザックとペペが死亡したかもしれないと思いました。
バイヨン卿は、猟場に来る鬼たちの中で最強のレウウィス大公に次ぐ実力者です。そんなバイヨン卿がレウウィス大公と合流すると計画が台無しになると考え、ここでバイヨン卿を殺すしかないとナイジェルは覚悟を決めました。ナイジェルはジリアンに、ザックとペペが死亡したかどうかの確認とリーダーのオリバーへの報告を頼み、自分は一人でバイヨン卿に立ち向かうつもりです。
ナイジェルの想いを悟ったジリアンは、特殊弾が無い状況で一人で戦うのは無謀だと考え、二人で戦おうとします。ただし、ナイジェルがオリバーへの報告を優先するなら、それはナイジェル自身に行ってもらおうと考えました。バイヨン卿への攻撃を開始するジリアンにナイジェルは、仲間の元へ行けと言いますが、ジリアンは「あんたを見殺しにすることはできない、あんたも私を見殺しにできてない」と、笑顔で言いました。
バイヨン卿の正面に向かって銃を連射するジリアンに加勢するナイジェル。どれほど銃弾を浴びても平然としているバイヨン卿は、ルーチェを殺したのは君達か?と尋ね、さらにザックとペペを仕留めたことを匂わせます。バイヨン卿は、子どもたちに鬼の殺し方を教えたものが、今回の反乱を主導した者だと考えており、ジリアンとナイジェルにその者の所への案内を求めました。
拠点を知られるわけにはいかないと考えたジリアンとナイジェルは、別の場所に誘導しようとしますが、バイヨン卿がジリアンの背中に槍を突き刺しました。負傷したジリアンを軽々と持ち上げたバイヨン卿はナイジェルに、ジリアンの命か主導者の命か、どちらかを選べと迫りますが、どちらも選ぶことができず立ちすくむナイジェル。
ジリアンはそんなナイジェルに「私を殺して」と、目配せをしました。ジリアンの想いを汲んだナイジェルが銃の引き金を引こうとしたその瞬間、煙玉が投げつけられ、辺りが見えなくなり、その隙にジリアンを救出することができました。煙玉を投げたのは、死亡したと思われていたペペでした。深い傷を負ったジリアンは死亡したと思われましたが、ナイジェルに背負われて仲間たちの元へと戻っていきました。
ジリアンとペペの治療のため、ナイジェルはきっと主導者のいる拠点に向かうだろうと考えたバイヨン卿は、彼らの後を追いました。ところが、狭い場所に誘導されたバイヨン卿は、子どもたちからの集中攻撃を受け、死亡しました。その後、治療を受けたジリアンは回復することができました。
約束のネバーランドのジリアンとピエロの関係
ここまで「約束のネバーランド」のジリアンがナイジェルと共にルーチェ、バイヨン卿と戦ったエピソードを紹介しました。ここで、ジリアンがニット帽や洋服に付けているピエロのワッペンについて考察していきます。
考察①ピエロとは?
ピエロとは「道化師(どうけし)」のことで、人を楽しませるためにおどけた表情や言動をとる者です。ピエロは路上でのパフォーマンス(大道芸)やサーカスなどで芸をする者の側で場を盛り上げる役目です。クラウンとも呼ばれますが、ピエロはクラウンよりもさらに人々に馬鹿にされ、笑われる者を指します。
メイクについても細かな違いがあり、ピエロのメイクには涙のマークが描かれています。人を楽しませるために馬鹿な言動をとるピエロですが、涙のマークを描くことによって、心の中には哀しみを湛えているという意味を表現しているそうです。一方でピエロはその外見から恐怖を感じさせる役割も担っています。例えばホラー映画、ホラーゲームなどに登場するピエロは恐怖を抱かせる存在となっています。
また、本来の自分ではない言動をとる時、「ピエロを演じる」などと言ったりしますが、この場合は良くない意味で使われます。仲間たちの中では明るく振舞っているジリアンですが、実はピエロの様に哀しみを湛えていると考えれば、ピエロにこだわる理由も理解できるのではないかと言われています。
考察②ピエロは庭にもあった?
ピエロは、ジリアンが暮らすゴールディ・ポンド(GP)の庭のあちこちに見られます。看板に描かれていたり、サイレンの上に乗せてあったりします。単に町のマスコット的なキャラクターで、楽しいイメージにしたいだけなのかもしれませんが、「約束のネバーランド(約ネバ)」という作品の世界観から考えると、この町全体が偽りの世界だと主張しているように感じると言われています。
考察③ネコを被っている?
ジリアンは猫目がかわいいと言われていますが、口の形も猫の様な形に描かれています。本来の自分を隠して大人しく振舞うことを「猫を被っている」などと言いますが、ジリアンの特徴を猫に似せて描いていることや、ピエロのワッペンをたくさん付けていることを併せて考えると、ジリアンにはまだ明かされていない秘密があるかもしれないと言われています。
約束のネバーランドのジリアンのかわいい魅力
「約束のネバーランド(約ネバ)」で、ジリアンが付けているピエロのワッペンについて考察してきました。ここからは、ジリアンのかわいい魅力に迫っていきます。
かわいい魅力①初登場シーン
ジリアンの初登場シーンが描かれたのは「約束のネバーランド(約ネバ)」のコミック第8巻でした。ピエロのワッペンや様々なバッジを付けて登場したジリアンは、それまでの「約束のネバーランド(約ネバ)」には、あまりいなかったタイプのキャラクターだと言われています。ジリアンが初めて登場したシーンを紹介します。
「約束のネバーランド(約ネバ)」の主人公エマがバイヨン卿の部下によって捕らえられ、ゴールディ・ポンド(GP)に連れて来られました。エマが町で初めて出会った子どもに連れられ風車小屋に行くと、そこにいたのがジリアンを含めた9人の子どもたちでした。
かわいい魅力②性格
ジリアンのかわいい魅力の一つとして、性格が挙げられます。ジリアンは、いつも明るく笑顔を絶やしませんが、鬼と戦った時のジリアンは、ルーチェやバイヨン卿との戦いでも紹介した通り、仲間のためなら命を投げ出してもいいと思うほど、仲間を想う気持ちの強い女の子です。
かわいい魅力③人気投票の結果
「約束のネバーランド(約ネバ)」のアニメ化記念として、2018年に週刊少年ジャンプにおいてキャラクターの人気投票・第1回目が開催されました。ジリアンは、そのかわいい魅力で第9位に入りました。
約束のネバーランドのジリアンに関する感想や評価
約ネバはジリアンが一番好きなキャラでした
— たくみ (@takumi0509astro) June 15, 2020
かわいい容姿してるのに戦いのときはめちゃめちゃかっこよかった
「約束のネバーランド(約ネバ)」のキャラクターの中では、ジリアンが一番好きだと言うことです。金髪・猫目にニット帽を被っているジリアンがかわいいと人気です。そんなかわいいジリアンが戦っている時は、とてもかっこいいという感想です。
約ネバはジリアン推しだったし
— みつりもち (@mitsuri_mochi) April 12, 2020
やっぱりお目々ぱっちりかわいい顔+めっちゃタフで強い女キャラが好きなんだな
「約束のネバーランド(約ネバ)」のジリアンは、かわいい見た目に加えて、ルーチェやバイヨン卿との戦いで見せたかっこよく強い女の子キャラとして描かれており、そんなジリアンが好きだという感想です。
約ネバのジリアンみたいな見た目可愛い子がでっかい銃振り回してるのめちゃくちゃ好き
— aki (@akiaki_no_aki) March 2, 2020
「約束のネバーランド(約ネバ)」のジリアンは、猫目に手作りワッペンを付けたニット帽がトレードマークですが、そんなかわいいジリアンが大きな銃を乱射する姿が好きだという感想です。
約束のネバーランドのジリアンまとめ
いかがでしたか?「約束のネバーランド(約ネバ)」のジリアンは、鬼貴族のバイヨン卿の「秘密の猟場」があるゴールディ・ポンド(GP)で暮らす少女で、猟場から逃げるために仲間のナイジェルと共にルーチェやバイヨン卿と戦いました。バイヨン卿との戦いで仲間のために自らの命を投げ出そうとする姿がかっこいいと好評でした。
ジリアン愛用のニット帽には、自らが手作りしたピエロのワッペンを付けていますが、このピエロに何か意味があるのかもしれないと言われており、これからのジリアンの活躍が期待されています。そんなジリアンに注目して「約束のネバーランド(約ネバ)」を、お楽しみください。