2020年07月12日公開
2020年07月12日更新
【約束のネバーランド】ドンは実は有能キャラ?成績・能力や声優情報も紹介
「約束のネバーランド」(通称・約ネバ)に登場するドンは、グレイス=フィールドハウスに住む年長者に属する10歳の少年です。エマ、ノーマン、レイより一つ年下で、同い年のギルダとはよく一緒に行動しています。物語冒頭で出荷されたコニーのことは、兄弟の中でも特に仲良しでした。この記事では、「約束のネバーランド」のドンの作中での活躍や、成績・能力、アニメの声優などを紹介していきます。
目次
約束のネバーランドのドンとは?
「約束のネバーランド」(通称・約ネバ)に登場するドンは、エマ、ノーマン、レイより1つ年下のグレイス=フィールドハウスに住む子供の1人です。ハウスの中ではもっとも身長が高く、快活で素直な性格でした。
約束のネバーランド(約ネバ)の作品情報
約束のネバーランド(約ネバ)の概要
「約束のネバーランド」(通称・約ネバ)は、2016年35号から人気少年誌「週刊少年ジャンプ」で連載された作品です。2020年28号に掲載された181話で惜しまれつつも最終回を迎えました。
人気声優が数多く起用され、監督に神戸守、アニメーション制作にCloverWorksが携わった全12話のアニメ第1期は、2019年1月から3月まで放送され話題となりました。2020年にアニメ第2期の放送も予定されています。監督は平川雄一朗、脚本は後藤法子が担当した実写映画「約束のネバーランド」は、2020年冬に公開が予定されています。
約束のネバーランド(約ネバ)のあらすじ
孤児院のグレイス=フィールドハウスに住む孤児たちは、優しい院長のイザベラと共に本当の家族のように幸せな生活を送っていました。ある夜、6歳の女の子コニーが里子に出されることになります。最年長の12歳のエマとノーマンは、コニーがハウスに忘れていったウサギのぬいぐるみを届けに門へ向かいました。そこで、食糧として殺されたコニーと、人間を食べる鬼を目撃します。
グレイス=フィールドハウスは孤児院ではなく、鬼の食糧となる人間を育てるための農園だったのでした。エマたちは、生き延びるため他の家族たちを連れた脱獄計画を考案します。
ドンのプロフィール
「約束のネバーランド」ドンは、元気で明るいグレイス=フィールドハウスの10歳の少年です。首元に刻まれた数字は16194、身長は155cmとハウスの子供達の中でも長身でした。中心にボリュームを持たせた黒髪が特徴です。負けず嫌いなようで、スコアで満点をとったノーマンに鬼ごっこの勝負をかけていました。ドンは、物語冒頭で出荷され死亡したコニーとは仲がよく、鬼ごっこの時は一緒に行動していました。
面倒見もよく、年下の子供たちとよく遊んであげています。同い年のギルダとも気が合うようで、一緒にイザベラの部屋にある秘密の部屋に侵入しています。秘密の部屋の鍵をイザベラのポケットからバレないように盗んでおり、スリの技術も持っていました。
ドンの情に厚い性格
「約束のネバーランド」のドンは、快活で情に厚い仲間思いの性格です。エマ、ノーマン、レイから、イザベラが子供達を悪い人間に売り飛ばしていたと聞いた時は、すぐに信じず訂正するよう怒っていました。みんなの神妙な様子から話が本当であると判断した時は、出て行ったばかりのコニーにことを心配し、早く助けたいと考えていました。そのためドンは、危険を顧みず秘密の部屋に独断で侵入してしまいます。
約束のネバーランドのドンは実は有能キャラ?成績・能力は?
ドンは無能だという声も?
約ネバのドンは、素直で情に熱く仲間思いの性格ですが、弱点に断定的であることが挙げられています。エマたちが里子に出された子供たちが悪い人に売られていったと打ち明けた時、最初は冗談だと思い笑い飛ばしています。イザベラの部屋に秘密の部屋が隠されていると知った時は入ってガサ入れをしようといい出します。しかし、秘密の部屋のセキュリティがどうなっているかわからず危険であるとして、レイたちに止められました。
しかし約ネバのドンは、独断でイザベラから鍵を盗み、ギルダと一緒に秘密の部屋に入ります。イザベラに鉢合わせることはありませんでしたが、秘密の部屋を覗かれたことは勘付かれます。こうした行動などから、一部では無能であるといった評価もされています。
ドンの成績・能力
「約束のネバーランド」グレイス=フィールドハウスは、6歳から12歳までの子供がスコアの低い準に出荷されていきます。これは、人間の発達した脳味噌が一番美味しいという理由からでした。エマ、ノーマン、レイの3人は、頻繁に300というフルスコアをとっています。ドンと同い年のギルダは、スコア200台です。
約ネバのドンのスコアは、明かされていませんが、10歳という年齢まで出荷されていないことを考えると、エマたちほどではないにしても優秀であると推測されます。また、ドンは、秘密の部屋に入るため、イザベラのポケットに入っていた鍵をバレないように盗み出しています。スリの技術も相当なものであることがうかがえます。ドンは、力も強く鍵のかかった部屋を体当たりで突き破っていました。
約束のネバーランドのドンは実は有能キャラ?ドンの行動は?
「約束のネバーランド」エマとノーマンは、グレイス=フィールドハウスを出て行ったコニーの忘れ物を門まで届けにいきました。そこで、鬼の存在やハウスの秘密などを知り、レイも引き入れて脱獄計画を立てることになります。3人は、自分たちより一つ年下のドンとギルダにも計画に協力してもらおうとします。ここでは、脱獄計画でのドンの活躍を紹介していきます。
脱出時のドンの行動を考察
はじめはコニーの死や真実を何も知らなかった
ドンは、物語冒頭でグレイス=フィールドハウスを出て行ったコニーと仲良しでした。ハウスの秘密も、コニーが亡くなったことも、鬼の存在も何も知らずにいました。エマ、ノーマン、レイは、自分たちより一つ年下の年長者、ドンとギルダも脱獄計画の仲間に引き入れることにします。はじめにエマは、人を食べる鬼の存在を伏せ、今まで里子に出された子供たちは、人身売買で悪い人に売られて行ったと話しました。
あまりにも唐突な話にドンは、冗談だと思い笑い飛ばします。門までコニーにぬいぐるみを届けに行った日からエマたちの様子がおかしいと気づいていたギルダは、すぐに話を信じました。周囲の神妙な様子に、ドンは戸惑います。さらにエマは、イザベラは自分たちを悪い人間に売っている敵であると話しました。イザベラを慕っていたドンは、訂正するよう怒ります。
ギルダは、ママのことが同じように大好きなエマが、そんなひどい嘘をつくわけがないとフォローを入れました。コニーが悪い人に売られていく現場を見たのかという質問に、ノーマンは目撃したけれど救出できず、安否も不明であると話します。さらに話に信憑性を持たせるため、兄弟たちのスコアの表を見せ、点数が低い準にハウスを出て行っていると説明しました。
エマたちの話を信じたドンとギルダは、脱獄計画に協力することにします。ハウスの子供達の中に、イザベラの内通者がいました。ドンとギルダを脱獄計画の仲間に入れた後、ノーマンは罠を仕掛けて内通者を炙り出すことにします。一時内通者であるという疑惑が浮上しますが、ドンは内通者ではなかったことが判明しました。
ギルダとともにママの部屋へ入る
エマとギルダは、イザベラの部屋に隠された秘密の部屋があることを突き止めます。秘密の部屋は、イザベラが本部に定時連絡をするために使っていた場所でした。早くコニーを救い出したいドンは、手がかりを求めて秘密の部屋に入ろうといいますが、デメリットの方が多いとして反対されます。ドンは、ギルダと共に夕飯の準備に行くと見せかけて、エマたちに内緒でイザベラの秘密の部屋に入ることにしました。
ギルダは、本棚の形状を確認し、そこが引き戸になっていることを発見します。そこには、扉がありましたが、鍵がかかっていました。イザベラから鍵を盗んだドンたちは、秘密の部屋に入ります。秘密の部屋には地下通路があり、階段を伝って降りると、そこには今までハウスを出ていった子供たちの持ち物が並べられていました。さらに、本部と連絡をとるための機械も置かれています。
秘密の部屋に置かれていたものや、レイの言動から、ドンは出ていった子供たちはもうすでに死んでいるのではないかと疑い、エマたちは重要なことを隠していると判断しました。そして、3人が自分とギルダを信用していないことも見抜いていました。その後、エマ、ノーマン、レイに秘密の部屋に入ったことを話し、隠してることを話すよう迫ります。3人は、ハウスの本当の秘密をドンとギルダに打ち明けました。
本当の話を聞いたドンは、ひどくショックを受け、感情的になってレイとノーマンを殴りつけます。自分の不甲斐なさに腹が立ち、八つ当たりで殴ったとギルダに胸の内を明かしました。その後すぐに和解し、改めて脱獄計画に力を入れていくことにします。
子供たちのまとめ役に
脱獄計画を進める中、ノーマンが出荷されてしまいます。仲の良かったエマとレイは、ノーマンを失ったことにひどくショックを受けました。特に、長い間エマとノーマンを助けるため二重スパイをしてきたレイは、疲れ果て、脱獄計画から下りると言い出します。元気をなくしたエマとレイのことをイザベラは今まで通り、注意深く監視していました。
エマは脱獄を諦めてはおらず、レイが出荷される12歳の誕生日の前夜、脱獄計画を実行に移します。気力をなくしたように見せかけていたエマは、周囲の子供に指示を出し、着々と準備を進めていたのでした。ドンは、先に重石をつけたロープを遠くに投げかける練習をしていました。
日々の練習のかいもあり、脱獄時に壁の向こう側の木にロープをかけることに成功します。ドンとギルダは、イザベラから監視の目を向けられて思うように動けなかったエマの代わりに、子供達のまとめ役として活躍していたのでした。
脱出後のドンの行動を考察
「約束のネバーランド」のドンを含め、グレイス=フィールドハウスにいた5歳以上の子供たちは、計画通り脱獄に成功しました。その後、エマたちは人類を生存させる世界の実現に乗り出し、七つの壁を探すことになります。スタミナもパワーもあるドンは、七つの壁を探し出すメンバーに抜擢されました。脱獄後のドンの活躍にもご注目ください。
約束のネバーランドのドンのアニメ声優
植木慎英のプロフィール
アニメ「約束のネバーランド」でドン役を演じた声優は、声優事務所81プロデュースに所属する植木慎英でした。2月21日生まれ、京都府出身、ギターやテニスなどを趣味にあげています。西尾維新原作の怪異譚を題材としたアニメ「化物語」シリーズで声優という職業に興味を持ち、2017年から声優事務所に入りました。
植木慎英の主な出演作品
アニメでドン役を演じた植木慎英の代表的な出演作に「イナズマイレブンオリオンの刻印」ソク・ミンウ役、「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」ボリス役、「フューチャーカード神バディファイト」重撃 カイナ役、「ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル」アークス役、「七つの大罪神々の逆鱗」エスタロッサ役、「Warahibi! 」紀月明役、「からめるハニー」文沢守役、「メジャーセカンド」菅原和気役などがあります。
約束のネバーランドのドンに関する感想や評価
約束のネバーランド第6話、漫画にはなかったドンが自分の不甲斐なさを嘆くところ良き。自分が凡人であることを自覚して仲間に無理させてた自分が嫌いって気持ちに気付けるドンはこれから強くなれるよ、きっと。 pic.twitter.com/L5jkoL7l48
— あかにっとのなおと🍅 (@akaknit_games) February 18, 2019
「約束のネバーランド」のエマたちは、ドンとギルダを脱獄計画に引き入れる当初、鬼の存在を伏せ、いなくなった子供たちは人買いに売られていったと嘘を言いました。しかし、イザベラの秘密の部屋を見にいったドンとギルダは、それが嘘であると気づき、問い詰めて本当のことを知ります。ドンは、エマたちに嘘を憑かせてしまった自分の不甲斐なさを悔しがりました。このシーンのドンに好感が持てたといった感想もあります。
アニメ『約束のネバーランド』でブッチギリに1番好きなのがドンの「強くなりたい………強くな…たいよ……」です。なんだあの演技すげえ!!!!声優さんって凄い
— 紅 朱赤 (@KouSyuuka) April 3, 2020
アニメ「約束のネバーランド」のドン役の声優は、声優事務所81プロデュースに所属している声優・植木慎英でした。ドンが悔しさのあまり泣くシーンや、大笑いするシーンなど、演技力の高さを称賛する約ネバファンの感想も多くありました。
約束のネバーランドはドンが1番好きだなあ
— ねぴあまい🍿໒꒱.。゚ (@kubo_masa_0601) January 12, 2019
年下に優しいのめっちゃかっこよくない??
「約束のネバーランド」のドンは、非常に面倒見がよく、年少者の子供達と積極的に遊んであげていました。そのため、年少者の子供たちからも慕われています。面倒見がよく、優しいところがかっこいいといった約ネバファンの感想もありました。
約束のネバーランドのドンまとめ
「約束のネバーランド」(通称・約ネバ)ドンの能力や活躍、ドンのアニメの声優などを紹介してきました。仲間思いで頼もしい性格のドン。監視されているエマの代わりにギルダと共に子供達をまとめ、遠くの木にロープをかけるのも成功させました。