【進撃の巨人】エレンの性格が変わった理由を考察！悪役になったのは演技？

本記事ではエレン・イェーガーの性格や人格がなぜ変わってしまったのかを考察していきます！変わった理由だけでなく、作中の不可解な行動なども載せていきます。その他には、エレンに関する読者・視聴者の感想なども紹介していきます。

エレンの性格がなぜ変わったのかを知る前に、まずは「進撃の巨人」の基本情報を紹介していきます！進撃の巨人は2009年から連載されている漫画が原作で、原作者は漫画家の諫山創です。諫山創は2006年の漫画賞に投稿した「進撃の巨人」で佳作を受賞しており、そのままプロデビューしているようです。2013年からはアニメも放送されており、2020年の秋からファイナルシーズンの放送が予定されています。

進撃の巨人の作中では、人類と巨人の戦いが描かれています。人間を喰う巨人は数百年前から存在しており、人類は巨大な壁を作って巨人から身を守っていました。ですがこれまでの巨人を遥かに超える大きさを持つ超大型巨人が現れ、主人公たちが住んでいた町の壁が破壊されてしまいます。そして大切な人を失った主人公はこの世から全ての巨人を駆逐する事を胸に誓っています。

画像は「進撃の巨人」に登場したエレン・イェーガーです。エレンは本作の主人公で、年齢は15歳です。幼馴染のアルミンが持っていた本の影響で外の世界に憧れを抱いており、自由に生きる事に対して強い執着を見せています。強い勇気と行動力で人を惹きつける一面を持っていますが、なりふり構わない猪突猛進な性格をしています。

エレンは幼馴染のミカサや母親とシガンシナ区で暮らしていましたが、超大型巨人に壁を壊された事で他の巨人に街を襲撃されてしまいます。その時に家が崩れて母親が瓦礫で動けなくなってしまい、エレンの目の前で母親は捕食されてしまいます。そして母親を殺され故郷を追われたエレンは巨人に対して深い憎悪を抱くようになり、涙を流しながら「この世から全ての巨人を駆逐してやる」という言葉を呟いています。

エレンは巨人を駆逐するために12歳で訓練兵団に志願しており、厳しい訓練を乗り越えて15歳で卒業しています。他のキャラクターと比べて突出した身体能力は持っていませんでしたが、強い信念と努力で試練を乗り越え最終成績では5番目に選ばれています。その後、幼馴染のミカサやアルミンと調査兵団に入団しており、憧れていた外の世界に飛び出しています。

ここからはエレンの性格がなぜ変わったのかを考察していきます。性格が変わった理由だけでなく、作中の行動なども載せていきます。その他には、変わってしまった仲間たちとの関係性なども考察していきます。

エレンの性格が豹変した理由には「クルーガーに精神を乗っ取られた」という説が浮上しているようです。クルーガーはマーレ治安当局の職員として登場したキャラクターですが、後に「9つの巨人」を身に宿していた事が判明しています。このクルーガーの冷たい眼と、性格が豹変したエレンの眼が似ていると言われているようです。

クルーガーはスパイ「フクロウ」という一面を持っており、マーレ人になりすまして「エルディア復権派」に情報を流していました。またクルーガーもエレンという名前を持っているなどの共通点も判明しています。主人公・エレンの中では「始祖の巨人」を身に宿していたグリシャの記憶が溢れる事があるので、同じ巨人を宿していたクルーガーに精神を支配されたという考察がなされているようです。

進撃の巨人のヒロイン・ミカサはエレンの命を救われた過去があるため、それからはエレンのために生きるようになりました。そんな過保護なミカサに対して煩わしそうな態度を見せる事もありましたが、エレンもミカサの事を信用していました。ですが性格が豹変したエレンはミカサに「ずっとお前が嫌いだった」と言い、親友であるアルミンとも本気の喧嘩をしています。

作中でエレンとミカサは複数の巨人に追い詰められており、命を落とすと悟ったミカサがエレンに対して「過去に命を救ってくれた事に対するお礼」を言っています。そしてエレンが「何度でもマフラーを巻いてやる」と言った瞬間に「座標」の能力が目覚めているので、エレンのミカサに対する想いは真実だという考察がなされています。そのためエレンは何かしらの理由で演技をしているという説が浮上しているようです。

ミカサはエレン中心の人生を送ってきたため、エレンはそんな不自由な生き方をしているミカサがずっと嫌いだったと言っています。エレンは物語序盤から「不自由が嫌い」だと言っていますが、「不自由な人が嫌い」だという言葉に違和感を感じた読者が多いようです。

エレンは壁の中で不自由な生活を強いられている人類を解放するために巨人と戦っていました。そのため「不自由な人」は救うべき存在で、人ではなく不自由という状況を嫌っている事が推測できます。そのためエレンのミカサに対する言葉は演技だという考察がなされているようです。

ミカサは巨人並みの戦闘能力を持っている人間で、アルミンは物語途中で超大型巨人の力を手に入れています。そのためエレンがクルーガーやジークに操られているとしたら、2人の戦闘能力を上手く理由するはずだという考察がなされています。そのため幼馴染で親友である2人を危険に巻き込まないために、あえて突き放したという説が浮上しているようです。

作中でアルミンはエレンに対して「どうしてマーレを単独で襲撃した？」「イェレナに懐柔されたのか？」という質問をしており、それに対してエレンは「俺は自由だ」という返答をしています。この意外な返答で会議は中断され、アルミンは困惑の表情を見せていました。作中の流れ的にもかなり違和感のあるシーンだったので、エレンがアルミンに対して何かしらのメッセージを送ったという説が浮上しているようです。

作中でアルミンはエレンに対して「どっちだよ…クソ野郎に屈した奴隷は…」と言っています。この「クソ野郎」はジークと言われていますが、ジークは「始祖の巨人」を有していないため、エレンの精神を支配して操る事ができません。そのため壁の中の人間を人質に取られているため、エレンは仕方なく1人で戦う道を選んだという考察がなれています。

性格がなぜ変わったのかを知った後は、エレンの作中の行動を紹介していきます！エレンは巨人を駆逐するという強い信念を持っていましたが、ある事が理由で行動も変わってしまったようです。

エレンはエルディア人が生き残る術を模索しており、「パラディ島以外の人類を滅ぼす」と宣言しています。その後にマーレに侵入して巨人化の能力を使い、善良な人間も含まれていたマーレ人を殺害しています。この出来事でエレンは「大量殺人者」という悪に墜ちており、これまで共に戦って仲間とも決別しています。

エレンは母親を食い殺された事が理由で巨人を憎んでいましたが、後に巨人は自分たちと同じエルディア人だった事が判明しています。それどころか仲間だと思っていたライナーやベルトルトが母親が死んだ原因だという事も明らかになっています。そのためエレンが度重なるショックで単純に精神がおかしくなったという考察もなされているようです。

エレンはエルディア人を生かすためにマーレを攻撃しており、その過程で何人かの仲間たちを失っています。その際には仲間たちの意見を無視して行動していたため、結果的に仲間たちの信頼を失っています。そして敵だったはずのライナーはエレンを止めるために同期と手を組み、エレン対同期の構図が描かれています。

性格や行動がなぜ変わったのかを知った後は、アニメ「進撃の巨人」でエレンの声を演じている声優を紹介していきます！エレンは途中で声が変わったと言われているので、なぜ声優が変わったという噂が浮上したのかを考察していきます。

アニメ「進撃の巨人」でエレンの声を演じているのは声優の梶裕貴です。梶裕貴は埼玉県出身で、2012年から声優活動を行っている人物です。2009年から何度も声優アワードで賞を受賞しており、2012年から音楽活動も開始しています。学生時代から声優を目指しており、近くに養成所になかったので漫画の朗読で演技の練習をしていたようです。2019年には公式Twitterで同業者の竹達彩奈と結婚した事を発表しています。

梶裕貴はこれまでに「サイコパス」「七つの大罪」「ジョジョの奇妙な冒険」「からかい上手の高木さん」などの作品でもキャラクターの声を演じています。またアニメ声優だけでなく、CMやバラエティー番組のナレーションも行っているようです。そんな梶裕貴は尊敬している声優に坂本真綾や石田彰を挙げているようです。

物語冒頭のエレンは10歳でしたが、物語が進むと15歳にまで成長しています。幼少期のキャラクターと青年期のキャラクターは違う声優が演じる事も多いですが、梶裕貴は微妙に声質が違うエレンを演じ分けているようです。そんな梶裕貴はシーズン2でエレン役から降板するという説が浮上していたようですが、根も葉もない噂だという事が分かっています。

アニメ「進撃の巨人」でハンネスの声は声優の藤原啓治が演じていました。藤原啓治は2016年頃から体調を崩しており、休業と共にハンネス役が津田健次郎に引き継がれたようです。その後、徐々に仕事に復帰していましたが、2020年に癌で亡くなった事が発表されています。

アニメ「進撃の巨人」でライナーの声は声優の細谷佳正が演じています。細谷佳正はシーズン2に入った頃に「喉の治療」で休業を宣言していたため、ライナーの声も代役が立てられると思われていました。ですが休業はそれほど長くなかったため、ライナー役をそのまま務めているようです。

性格がなぜ変わったのかや声優について知った後は、エレンに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます！エレンは作中で性格が豹変しているため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。その他には、今後の展開や最終回に関する声なども載せていきます。

本記事で紹介したようにエレンは物語途中で性格が豹変しています。物語序盤では正義感が強く仲間想いな性格をしていたため、豹変した姿が怖いという感想が挙がっているようです。またあまりにも性格が変わっているので、別人みたいという声も挙がっているようです。

進撃の巨人のメインヒロインであるミカサはエレンに対して特別な想いを抱いていましたが、エレンから衝撃的な言葉を受けて突き放されてしまいます。そんなミカサが可哀想だという声が多く挙がっているようです。

本記事で紹介したように、エレンは物語途中で性格だけでなく見た目も豹変しています。そんなエレンが怖いけれどイケメンだという感想が挙がっているようです。また少年時代とのギャップが凄いと言われているようです。

本記事で紹介したようにエレンは「パラディ島以外の人類を消す」と言っており、今までの仲間と決別する行動を取っています。このままでは最強のキャラクターであるエレンがラスボスになってしまうため、実はエレンは裏切っていないという考察がなされているようです。

多くの巨人の力を手に入れたエレンは最強のキャラクターになっているため、裏切りが本当だった場合はラスボスになってしまいます。その際には真っ向勝負で勝てる人物がいないため、バッドエンドで終わる可能性もあるという考察がなされているようです。そんな進撃の巨人は先がまったく読めない所が面白いと言われているようです。

本記事ではエレンの性格がなぜ変わったのかを考察していきましたがいかがだったでしょうか？エレンは巨人を駆逐するという信念を持っていましたが、エルディア人たちが登場した事で状況が変わったようです。そんなエレンが活躍しているエピソードをまだ見た事がない方も、本記事の考察を参考にしながら是非ご覧下さい！