【進撃の巨人】マーレ編を時系列で考察!エレンのマーレ潜入の時期や方法は?

『進撃の巨人』は主に巨人と人類の戦いが描かれているのですが、23巻からは他国との戦いが描かれたマーレ編が始まります。『進撃の巨人』のマーレ編ではファルコというマーレに住むエルディア人の男の子の視点で始まり、主人公のエレンは後半から登場します。この記事では『進撃の巨人』のマーレ編のあらすじを時系列で紹介します。また、マーレ編の伏線に関する考察などをまとめています。

【進撃の巨人】マーレ編を時系列で考察!エレンのマーレ潜入の時期や方法は?のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人のマーレ編とは?
  2. 進撃の巨人のマーレ編を時系列で考察
  3. 進撃の巨人のマーレ編のエレンのマーレ潜入の時期や方法
  4. 進撃の巨人のマーレ編のジークの安否
  5. 進撃の巨人のマーレ編に関する感想や評価
  6. 進撃の巨人のマーレ編まとめ

進撃の巨人のマーレ編とは?

進撃の巨人の作品情報

『進撃の巨人』では主人公のエレン達がパラディ島の巨人を全て討伐した後にマーレ編が始まります。マーレとは長年エルディア帝国と戦争をしてきた国で、80年前に巨人大戦が終結したのを機に7体の巨人を管理していました。そんなマーレ側のストーリーを描いたのがマーレ編です。ここではマーレ編についてあらすじなどをまとめる前に、『進撃の巨人』の作品情報を紹介します。

進撃の巨人の概要

『進撃の巨人』とは2009年から別冊少年マガジンで連載されている少年漫画です。単純に人が巨人に惨殺されるだけの漫画ではなく、ストーリーに巧妙な伏線が張られているので考察も楽しめます。『進撃の巨人』の27巻からはいよいよ最終章が始まり、これまでの伏線が回収されて話題になりました。世界の累計発行部数は1億部を突破するほど人気を博しています。

進撃の巨人のあらすじ

『進撃の巨人』の主人公・エレンは50mの壁の中に囲まれて暮らしてきました。壁の外には人間を捕食する巨人がおり、人類は壁の外にはいないといわれていました。しかしエレンは危険だと分かっていても壁の外に出たいと思っていました。そんなある時超大型巨人が現れて壁の門を破壊し、巨人による襲撃を受けます。この襲撃によって母を亡くしたエレンは巨人を憎み、全ての駆逐すると誓いました。

マーレ編はいつから始まった?

『進撃の巨人』でマーレ編が始まったのは、単行本の23巻の91話からです。『進撃の巨人』の22巻まではパラディ島でのストーリーが描かれており、グリシャの手記によって壁の外に人類がまだ生きていることが判明しました。それと同時にエレンはマーレという敵がいることを認識します。

パラディ島ではエレンが得た硬質化能力によって新兵器が作られ、全ての無垢の巨人が討伐されました。そしてエレン達は念願の海を見に行きました。その後マーレ編が始まります。『進撃の巨人』のマーレ編は時系列としては、ウォール・マリア最終奪還作戦から4年後が描かれています。エレンは19歳、ライナーは21歳となったところで物語が始まります。

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3

進撃の巨人のマーレ編を時系列で考察

進撃の巨人のマーレ編のあらすじ

ここでは『進撃の巨人』のマーレ編のあらすじを紹介します。『進撃の巨人』のマーレ編ではファルコ視点で物語が始まります。ファルコは中東連合との戦争に参加していました。マーレは勝利したものの敵国の兵器の技術は格段に上がっており、対巨人兵器でライナーは戦闘不能になるほどのギリギリの戦いをしました。その戦いを遠くから見ていたファルコ達は絶句します。

戦争から戻ると家族達が出迎えてくれます。その横では心的外傷のある負傷兵達が病院へ移動していたのですが、一人の兵士が脅した拍子に倒れてしまいます。ファルコは片足のない黒髪の男性を助け起こしました。その数日後、ファルコは戦士候補生として早くも訓練に戻っていました。ファルコはガビに好意を抱いており、ガビに巨人の能力を継承させないために自分が巨人の継承権を得ようと張り切っていました。

しかし思うように成果を出すことができません。そんなとき、ファルコはふと精神病院に足を運びます。そこで片足のない黒髪の男性に声をかけられました。その男性はファルコが助け起こした人で、クルーガーと名乗りました。クルーガーは心的外傷によって病院にいるが、家族と顔を合わせづらくて嘘をついて病院で過ごしていると言いました。ファルコはクルーガーに悩みを打ち明け、アドバイスをもらいました。

話をするうちにファルコはクルーガーを尊敬するようになります。クルーガーもよくファルコに手紙を出してもらったりと頼みごとをしていました。ある日クルーガーはファルコに、古い友人であるライナーを連れてきてほしいと言います。しかしライナーはクルーガーの顔を見ると、驚きでその場を動けなくなりました。そのクルーガーという男の正体はエレンだったのです。

進撃の巨人のマーレ編の時系列

『進撃の巨人』のマーレ編のあらすじはファルコ視点で紹介しましたが、実際にはライナー視点、マガト視点のストーリーが同時進行で描かれています。そこで『進撃の巨人』のあらすじを分かりやすく時系列に沿って紹介します。まずマーレでは中東連合戦争が終結します。マガトは対巨人兵器や戦闘機など他国の技術力を危険視していましたが、上層部は巨人に頼った戦いを続けようとします。

同じ時期、戦争から兵士達が帰還します。ライナーは英雄として称賛されるたびに、これまでパラディ島の人々を虐殺してきたことに苦しみ、自殺を考えます。その頃、先程のあらすじでも紹介したファルコが病院でクルーガーと出会います。そしてレベリオ収容区にはタイバー家のヴィリーが突然来訪しました。ヴィリーはマーレの上層部ではなくマガト個人と手を組み、巨人の全てを明かそうと企てます。

こうしてヴィリーは各国要人を呼んで巨人の歴史に関する演説を始めます。先程のあらすじにもありましたが、演説が始まると同時にクルーガーと名乗っていたエレンとライナーは再会します。こうしてエレンはマーレ軍や戦鎚の巨人と戦闘し、戦鎚の巨人を食べてその能力を継承しました。『進撃の巨人』のマーレ編ではこのようにファルコ・マガト・ライナーのそれぞれの視点が同時進行で描かれていました。

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進撃の巨人のマーレ編のエレンのマーレ潜入の時期や方法

エレンのマーレ潜入の時期

ここでは先程紹介した『進撃の巨人』のあらすじの中でエレンがいつマーレに潜入したのか、時系列をまとめて紹介します。『進撃の巨人』のマーレ編後、パラディ島では4年間の間でどのようなことがあったのか判明します。パラディ島には4年間でマーレから調査船が何隻も来ていましたが、最初の調査船に乗っていたイェレナが上司を撃ち殺し、自分達が反マーレ組織であることを主張しました。

イェレナが調査兵団に協力したことでパラディ島はマーレの情勢を知ることができました。パラディ島ではマーレの捕虜兵が働ける制度を作り、ヒィズル国との国交も始まります。ヒィズル国からは汽車などの技術を教わり、産業技術が向上しました。そして調査兵団はヒィズル国の手を借りていよいよマーレへ潜入調査をします。

エレンは、父の記憶で見たエルディア収容区の中の生活とはまるで違うマーレ人の生活にカルチャーショックを受けました。そしてエレンは街でトラブルを起こした少年の元へと行きます。そこでは戦争で居場所をなくした人々が身を寄せ合って暮らしていました。エルディア収容区以外にもユミルの民の血を持つ難民がいたのです。

エレンはかつての自分達と難民たちの姿を重ねます。その後ある集会に調査兵団は参加します。そこでは難民達を救おうという演説が行われていました。各国に散らばったユミルの民の難民達は昔エルディア帝国に交配を強いられた被害者で、全てはパラディ島の悪魔に責任があるという話がされていました。それを聞いたエレンは調査兵団の前から姿を消しました。

エレンのマーレ潜入の方法

エレンはヒィズル国のキヨミの手引によって調査兵団と共にマーレに潜入しました。それから調査兵団はパラディ島に帰国していますが、エレンだけは姿を消したまま行方不明となりました。その後はエルディア人の兵士として中東連合との戦争に参加します。この戦争で足を失くし記憶障害があるフリをして病院に滞在しました。

戦争に参加して記憶障害があるフリをすれば身元を探られる可能性は少なくなります。そしてマーレ編のあらすじではエレンがファルコに手紙を渡すシーンがありました。その手紙はおそらくキヨミ経由でパラディ島に送られ、手紙によってジークと手を組んだことを調査兵団に伝えました。

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進撃の巨人のマーレ編のジークの安否

ジークは生きている?

『進撃の巨人』では何度もジークとリヴァイの戦いが描かれています。ジークとリヴァイのこれまでの戦いを時系列で簡単にまとめると、まずウォール・マリア最終奪還作戦で一度リヴァイはジークを追い詰めます。しかしその時はピークによって助けられました。その後再び『進撃の巨人』のマーレ編で戦うことになります。

マーレ編ではヴィリーの演説中にエレンが巨人化したことで調査兵団とマーレの戦闘が始まります。超大型巨人の出現によって気を取られている瞬間を狙ってリヴァイは獣の巨人の項を削ります。そして項に手榴弾を落として爆発させました。これによりジークの死亡説が囁かれるようになりました。

しかしジークはこの時生きており、その後の最終章でもリヴァイと戦います。最終章での戦いではジークが追い詰められた状態で自爆してリヴァイを戦闘不能にしました。ジークもほぼ再生不可能の瀕死状態でしたが、始祖ユミルの力で回復しました。

ジークが水晶体から出て来る方法

『進撃の巨人』のマーレ編でリヴァイによって爆破されたジークの安否について考察された時、水晶体となって身体を防御して生存しているのではないかという説が浮上しました。その時、ちょうどエレンと戦鎚の巨人が戦っており、戦鎚の巨人の能力を持つヴィリーの妹が水晶体となって身体を防御したのでその可能性が高いといわれていたようです。

水晶体については謎が多く、アニの水晶体はパラディ島の技術を駆使しても解くことができませんでした。しかし水晶体を解く方法は3つあります。水晶体は本人の意志で解くことができるのではないかといわれています。アニは水晶体の中で眠りましたが、ヴィリーの妹は水晶体の中でも意識があったからです。そして2つ目の方法は、顎の巨人で水晶体を砕く方法です。

水晶体の硬度よりも顎の巨人の顎の力は強く、戦鎚の巨人の能力を持つヴィリーの妹は顎の巨人によって水晶体を砕かれてしまいました。『進撃の巨人』のマーレ編のあらすじの時系列をまとめた時に、エレンが戦鎚の巨人を継承したと書きましたが、継承にはこのような背景があったのです。そして3つ目の方法は始祖の巨人の能力を使うことです。始祖の巨人は九つの巨人の硬質化や水晶体化を無効化することができます。

これによってアニは水晶体から出てきました。このようにして水晶体を解くことができますが、ジークは水晶体で生き延びたわけではありませんでした。最初から調査兵団と手を組んでおり、リヴァイはジークを殺すフリをして救出していたのです。ちなみに獣の巨人の能力者であるジークが水晶体になれるのは不明です。

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進撃の巨人のマーレ編に関する感想や評価

『進撃の巨人』のマーレ編で重要なポジションにいるのがライナーでした。ライナーはパラディ島に向かった4人の中で唯一無事にマーレに帰還した人物です。家族達からは英雄として称えられますが、パラディ島での虐殺行為による罪の意識に苦しんでいました。そんなライナーの姿を時系列でまとめて見ていくと、『進撃の巨人』のマーレ編開始直後はヒゲを生やしパラディ島に居た時よりも少しやつれていました。

そして最終章が始まってからは以前よりもやせ細り、髪は伸びています。時系列で見てここまで分かるほど容姿が変わっているのはライナーくらいで、それほど大きなストレスを抱えていることが分かります。

『進撃の巨人』では巧妙に伏線が張られているので、考察をしている読者がたくさんいます。しかしマーレ編からはいきなりストーリーが変わるので、『進撃の巨人』の考察をやめてしまったという方もいるようです。一見これまでのストーリーにさほど関係なさそうなマーレ編ですが、実は重要な伏線が張られています。

また、マーレ編ではこれまで『進撃の巨人』で謎だったエルディア人の歴史についても明らかになります。『進撃の巨人』のマーレ編で考察をやめてしまった人の中には、せめてこれまでの伏線や考察をまとめておけばよかったと後悔している方もいました。

『進撃の巨人』では本編ストーリーの中で、別の時系列のストーリーが展開されることがあります。特にマーレ編ではライナーの過去編が描かれたり、エレンがマーレにどのように侵入したの後ほど分かるような複雑な構成となっています。そのため、時系列が分からなくなって何度も読み直したという方が多いようです。時系列を把握するために年表を作って考察している方もいました。

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進撃の巨人のマーレ編まとめ

『進撃の巨人』のマーレ編はあらすじのまとめを見ても分かるように、主にマーレでの出来事が描かれています。マーレ編では時系列がバラバラに描かれているので、ストーリーが難しいと感じる方もいるようです。『進撃の巨人』の読者の中には時系列ごとに出来事をまとめている方もいました。

『進撃の巨人』のマーレ編のストーリーは難しいものの、多くの伏線が描かれています。まだ『進撃の巨人』のマーレ編を読んでいないという方はぜひ読んで考察してみてください。

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