進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!イルゼの手帳など人気作品のあらすじネタバレ

「進撃の巨人」は、人類を捕食し滅亡へと導く巨人と人類の戦いが描かれている漫画ですが、この「進撃の巨人」には「イルゼの手帳」を含む8つのスピンオフ作品があります。「進撃の巨人」本編の主人公エレンだけでなく、他のキャラクターがメインとなっていたりと様々なエピソードが描かれている作品となっています。小説版や漫画版、OVA作品として発売されている8つのスピンオフ作品をまとめて一覧で紹介し、そのあらすじをネタバレで紹介します。

進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!イルゼの手帳など人気作品のあらすじネタバレのイメージ

目次

  1. 進撃の巨人とは?
  2. 進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!~コメディ作品~
  3. 進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!~LOST GIRLS~
  4. 進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!~その他~
  5. 進撃の巨人のスピンオフ作品に関する感想や評価
  6. 進撃の巨人のスピンオフ作品一覧まとめ

進撃の巨人とは?

進撃の巨人の概要

「進撃の巨人」は、2009年から別冊少年マガジンで連載されている少年ダーク・ファンタジー漫画で、作者は諌山創(いさやまはじめ)です。コミックは第31巻まで発売されています。「進撃の巨人」は、諌山創のデビュー作品である読み切りの「進撃の巨人」を元にした作品です。内容は、突如現れた巨人によって生命を脅かされた人類は王都を囲む三つの壁を築き、兵団を組織し、巨人との戦いに身を投じていくという物語です。

進撃の巨人のあらすじ

「進撃の巨人」の主人公はエレン・イェーガーという少年です。ウォールマリアの南に住むエレンは壁の外に出ることができる調査兵団に憧れています。エレンが10歳の時、壁内に侵攻してきた巨人によって母親が食べられてしまいます。復讐を決意したエレンは幼なじみのミカサ、アルミンと一緒に第104期生として訓練兵団に入りました。

進撃の巨人 作品公式サイト

進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!~コメディ作品~

「進撃の巨人」には、本編のエピソードの前日譚やコメディ、四コマ漫画など、様々な種類のスピンオフ作品が8作品あります。これらのスピンオフ作品には、本編登場のキャラクターをメインにした作品などもあり、新たな魅力を発見できると言われています。ここでは、この8つのスピンオフ作品をまとめて一覧で紹介し、これらスピンオフ作品のあらすじをネタバレで紹介していきます。

あらすじネタバレ①進撃!巨人中学校

「進撃の巨人」のスピンオフ・コメディ作品一覧まとめの1つ目は「進撃!巨人中学校」です。このスピンオフ作品は二次創作ではなく、公式のパロディ・ギャグ漫画として「別冊少年マガジン」で連載され、コミックは全11巻が発売されています。2015年にはアニメ化され、毎日放送で全12話が放送されました。

「進撃!巨人中学校」は、同じ進撃中学校に通う人間と巨人が繰り広げる学園コメディ作品になっています。かつて巨人に大好物のチーズハンバーグの弁当を食べられてしまった主人公のエレンは巨人に恨みを抱き、巨人退治を目指しています。本編では人間を食べる巨人ですが、この作品では人間の弁当を奪って食べます。

進撃中学校の校長は「超大型巨人」で、エレンの大切なチーズハンバーグ弁当を奪った張本人です。ヒロインはエレンに強い執着心を持つミカサ、駐屯兵団のメンバーが壁美化部の部員と顧問として登場するなど、本編登場キャラクターたちが大勢登場し、学園コメディを盛り上げます。

あらすじネタバレ②寸劇の巨人

「進撃の巨人」のスピンオフ・コメディ作品一覧まとめの二つ目は「寸劇の巨人」です。この作品は公式の4コマ漫画です。DeNA配信による漫画雑誌アプリ「マンガボックス」で2013年から2014年まで連載され、コミックは講談社コミックスから全2巻が発売されています。

スピンオフ作品「寸劇の巨人」は、本編の登場人物や設定はそのままですが、ギャグが散りばめられたコメディ漫画となっています。このスピンオフ作品の読者からは、4コマサイズに小さくなったキャラたちが本編では絶対にあり得ないような言動をしているところが面白いと好評です。「進撃の巨人」ファンなら必ず楽しめるネタが豊富だと高く評価されています。

また、原作者の諫山創もこのスピンオフ作品の紹介文で「こっちの巨人のほうがおもしろい」と絶賛しており、抱腹絶倒なストーリーが注目を集めています。

あらすじネタバレ③進撃!巨人高校~青春!となりのマーレ学園~

「進撃の巨人」のスピンオフ・コメディ作品一覧まとめの3つ目は「進撃!巨人高校~青春!となりのマーレ学園~」です。このスピンオフ作品は高校生になったエレンたちを描いたコメディです。スピンオフ作品「進撃!巨人中学校の」の続編で、コミックは全1巻が発売されています。

あらすじをネタバレで紹介すると、エレン、ミカサ、アルミンは進撃中学を卒業し、進撃高校に入学。ライナー、アニ、ベルトルトの3人はマーレ学園に入学しました。進撃高校には巨人がおらず、エレンはそのことを喜んでいました。しかし、日が経つにつれてエレンは無性に巨人を倒したいという想いに駆られます。そんなエレンの様子を心配したミカサは、エレンに新たな生き甲斐を探してあげるのでした。

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進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!~LOST GIRLS~

ここまで「進撃の巨人」のスピンオフ・コメディ作品の一覧まとめを紹介してきました。ここからは「進撃の巨人」のスピンオフ作品の「進撃の巨人 LOST GIRLS」の第1巻・第2巻のあらすじをネタバレで、まとめて紹介していきます。

あらすじネタバレ①進撃の巨人 LOST GIRLS第1巻・アニ外伝

「進撃の巨人 LOST GIRLS」の第1巻・アニ外伝は、アニメ「進撃の巨人」のブルーレイ初回限定盤に附属していた「アニ外伝 Wall Sina, Goodbye」(ビジュアルノベル)を小説化したものと、書き下ろし作品の「LOST GIRLS」を加えたものをコミック化した作品です。「進撃の巨人 LOST GIRLS」の第1巻・アニ外伝は、本編「進撃の巨人」第22話の前日の、アニ・レオンハートの行動が全5話で描かれています。

「アニ外伝」のあらすじをネタバレで見ていくと、アニは第22話で調査兵団が行う第57回壁外調査中に女型の巨人となり、エレン捕縛の任務に就くことになっています。その前日、ストラットマン会長の娘・カーリーの失踪に関してアニは会長に問い詰められます。アニは数日前から会長から捜査を依頼されていたのでした。捜査を開始したアニは、自身の父との過去を振り返ります。

また、このスピンオフ作品では本編への伏線となる様な重要な場面も多く描かれています。アニは本編第22話でエレンを襲撃することになるのですが、その理由が伺い知ることができる内容となっています。さらに、このスピンオフ作品では、アニの迫力あるアクションも描かれており、アニの知られざる苦悩や父との過去など、多くの見所のある作品となっています。

あらすじネタバレ②進撃の巨人 LOST GIRLS第2巻・ミカサ外伝

「進撃の巨人 LOST GIRLS」の第2巻・ミカサ外伝は、上記の「アニ外伝 Wall Sina, Goodbye」と共にブルーレイ初回限定盤に附属していた「ミカサ外伝 Lost in the cruel world」(ビジュアルノベル)を小説化したものをコミック化した作品です。小説版(全1巻)は2014年に発売、コミック版(全2巻)は2016年に講談社から発売されました。

全4話で描かれた「ミカサ外伝」のあらすじをネタバレで見ていくと、ミカサは本編では両親が人買いによって惨殺されたという過去がありますが、この物語の中では人買いは登場せず、両親は健在です。第1話では、9歳のミカサとエレンが初めて出会い、二人で森を探検するシーンが描かれます。最初は戸惑っていたミカサですが、やがてエレンの訪れを待ち遠しく思うようになります。

将来、調査兵団に入って壁の外へ行くことが夢だと語るエレン。外の世界への憧れを嬉々として語るエレンに対してミカサは、エレンが遠くへ行ってしまう哀しみや寂しさ、心配な気持ちなどが入り乱れ、思わずエレンに「死なないで」と言いました。そんなミカサにエレンはマフラーを掛けてあげるのでした。「ミカサ外伝」は、エレンを思うミカサの心情が切なく描かれている作品です。

進撃の巨人 LOST GIRLSがアニメ化?

スピンオフ作品「進撃の巨人 LOST GIRLS」がアニメ化され、OVA作品として本編「進撃の巨人」のコミック第24巻、第25巻、第26巻の限定版に収録されました。第24巻にはアニ外伝の前編、第25巻にはアニ外伝の後編、第26巻にはミカサ外伝というセットになっています。

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進撃の巨人のスピンオフ作品一覧!~その他~

ここまで「進撃の巨人」のスピンオフ作品の「進撃の巨人 LOST GIRLS」の第1巻・第2巻をまとめて紹介してきました。ここからは「進撃の巨人」で人気のスピンオフ作品「イルゼの手帳」を含む4作品の一覧をまとめて紹介していきます。

あらすじネタバレ①進撃の巨人 隔絶都市の女王

「進撃の巨人 隔絶都市の女王」(小説全2巻)は、本編「進撃の巨人」の公式スピンオフ小説の第2弾です。本編のアナザーストーリーという内容で、講談社のラノベ文庫から発売されています。舞台は845年頃のウォール・マリア西側の地区・クィンタ区です。巨人がウォール・マリア内に侵攻し、大混乱に陥るクィンタ区の人々をを守ろうとする駐屯兵団のリタが主人公です。

あらすじをネタバレで見ていくと、巨人の侵攻によってクィンタ区は大混乱に陥ります。市民を守るため必死に任務を果たそうとするリタの目の前で、市民だけでなくリタの上司、同僚などが次々と巨人の餌食になっていきます。リタの上官からクィンタ区の出入り口を封鎖せよという命令が下りました。リタの働きで封鎖に成功し、巨人の侵入を止めることはできましたが、クィンタ区は孤立状態になりました。

壊滅状態になった駐屯兵団の団長代理としてクィンタ区を仕切ることになったリタを、幼なじみのマティアスが助けようと避難先からクィンタ区に戻ってきました。ところが、マティアスの散弾銃が突如暴発し、兵士が死亡。リタはマティアスに同僚を殺されたショックで残酷な性格に変貌します。リタは恐怖を与えることで人々を服従させる恐ろしい「女王」になってしまいました。

あらすじネタバレ②進撃の巨人 悔いなき選択

スピンオフ作品「進撃の巨人 悔いなき選択」は、漫画雑誌「ARIA」で2014年に連載されました。本編のリヴァイが調査兵団に入団する前後のエピソードが描かれているこの作品は「リヴァイ外伝」とも呼ばれています。また、調査兵団の団長・エルヴィンとの出会いも描かれています。この作品は本編「進撃の巨人」のDVDとブルーレイの初回限定の特典です。コミックは全2巻が発売されています。

あらすじをネタバレで見ていくと、三つの壁で守られている王都の中心地には一部の裕福な人間が暮らし、中心地から離れた地下は貧民街が広がり、多くの貧しい人や犯罪者が暮らしています。この地下を根城にする窃盗団のリーダーがリヴァイで、ファーラン、イザベルの3人で地下にいる悪徳商人を襲う日々を過ごしています。ある日、高額の報酬が約束された仕事の依頼が舞い込みました。

ここからリヴァイたちの活躍が描かれていきますが、「進撃の巨人 悔いなき選択」には、この作品だけのオリジナル・キャラクターが登場します。リヴァイの仲間で、窃盗団の参謀ファーラン、リヴァイを「兄貴」と慕うイザベル、そして、調査兵団の分隊長で、リヴァイたちの上司になるフラゴン、リヴァイにエルヴィン暗殺の依頼をするニコラス・ロヴォフ議員。彼らは、このスピンオフ作品だけのオリジナル・キャラクターです。

あらすじネタバレ③進撃の巨人 Before the fall

スピンオフ作品「進撃の巨人 Before the fall」は、小説版(全3巻)と漫画版(コミック全17巻)があります。小説版は講談社のラノベ文庫として2011年から2012年にかけて発売されました。漫画版は月刊少年シリウスで2013年から2019年まで連載されました。

タイトルの「Before the fall」とは、ウォールマリア陥落前、という意味で、本編「進撃の巨人」でエレンたちが登場する前の時代、70年ほど前の773年あたりの物語です。この時代の人々は、巨人は決して倒すことのできないもの、という認識でした。その巨人を倒す兵器「立体機動装置とブレード」を造り出した職人とその兵器を使い、初めて巨人を倒した兵士の物語です。

小説版のあらすじをネタバレで見ていくと、兵器を造る職人のアンヘルは、巨人を倒すには弱点を知らなければならないと考え、調査兵団の壁外調査について行きました。そこで巨人の襲撃に遭ったアンヘルは、巨人の弱点が首だと知りました。弱点を狙う装置「立体機動装置」を完成させ、巨人を倒すことができたアンヘルは、装置の使い方を訓練兵団で教えることになりました。

あらすじネタバレ④進撃の巨人 イルゼの手帳

スピンオフ作品「進撃の巨人 イルゼの手帳」は、本編「進撃の巨人」の第5巻に特別編として収録されたものです。この特別編はアニメ化され、そのDVDを第12巻に付けて限定版として発売されました。

あらすじをネタバレで見ていくと、イルゼは壁外調査の途中、巨人に遭遇し、立体機動装置も馬も失ってしまいます。イルゼは自身のこの状況を手帳に書き残すことを決意します。そんな時、イルゼの前に巨人が出現。その巨人は「ユミルさま…ユミルの民…」などと言って頭を下げました。イルゼは訳が分からず、責めるように巨人に質問をします。パニックを起こした巨人はイルゼを食べてしまいました。

巨人がイルゼに「ユミルさま」と声を掛けたのは、イルゼの頬にそばかすがあったからではないかと言われています。イルゼと同じそばかすを持っているのが、ユミルです。イルゼを食べた巨人はユミルを崇めており、イルゼとユミルを間違えたのではないかと考えられています。

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進撃の巨人のスピンオフ作品に関する感想や評価

「進撃の巨人」のスピンオフ作品「イルゼの手帳」は、タイトルだけでもまず期待感を持つことができ、内容も、巨人に捕食され死亡したイルゼが書き残した手帳が発見され、貴重な資料となっていくというものでした。初めて読んだ時、次から次へとページをめくる手が止まらなかったという感想です。

「進撃の巨人」のスピンオフ作品「ロストガールズ」は、アニとミカサのそれぞれのエピソードが描かれている作品で、二人の過去や知られていなかったエピソードなどが描かれており、面白いという感想で、続編を期待しているということです。

「進撃の巨人」のスピンオフ作品「進撃!巨人中学校」は、本編のキャラクターたちが中学生となって登場します。本編とは違い、コメディタッチで描かれており、キャラクターたちもかわいく、面白いので見て欲しいという感想です。

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進撃の巨人のスピンオフ作品一覧まとめ

いかがでしたか?「進撃の巨人」の8つのスピンオフ作品のあらすじをネタバレでまとめて一覧で紹介しました。作品の内容は、本編の主人公エレンだけでなく、他の人気キャラクターが活躍するものや学園コメディ、四コマ漫画など、幅広く楽しめる作品となっていました。「進撃の巨人」本編だけでなく、スピンオフ作品にも注目して「進撃の巨人」をお楽しみください。

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