【進撃の巨人】エルヴィンとリヴァイの出会いと過去とは？二人の関係を考察

進撃の巨人に登場するエルヴィンとリヴァイとは、エルヴィンは調査兵団13代団長です。臨機応変に対応できる柔軟な思考を持っています。リヴァイ、エレン・イェーガーの上官でもあり部下達からの信頼も厚い人物です。また、目的の為なら仲間の命を捨てる覚悟を持ち非情で冷酷な一面も持ち併せています。

リヴァイは、スラム街で生まれ育ち仲間と盗みを働いていたゴロツキだった過去を持つ人物です。エルヴィンのスカウトにより調査兵団へ入団します。人類最強の兵士と称され、その戦力は一人で一個旅団並みといわれています。

大人気漫画の進撃の巨人についてを紹介していきます。進撃の巨人は諫山創さん原作による漫画作品です。2009年より「少年マガジン」にて連載され人気を集め、2013年にはアニメ化されています。劇場版として総集編が上映され2015年には実写映画化され大ヒットを記録しました。

2010年NEXTブレイク漫画ランキングBEST50第2位、2011年「このマンガがすごい2011」第1位獲得、全国書店員が選んだおすすめコミック2011第1位獲得、第35回講談社漫画賞少年部門受賞、2015年には第1回SUGOIJAPANAwardマンガ部門グランプリを受賞するなど高く評価されています。

進撃の巨人は2009年から「週刊少年マガジン」で連載を開始しています。連載開始から読者アンケートが急速に伸び始めたのをきっかけに、初単行本が通常初版2万部発行から倍の初版4万部発行で発売した実績を持ち、単行本の累計発行部数は2019年時点で全世界1億部を突破しています。海外でも出版され人気を得ているようです。

特に韓国では、2011年からコミックスが35万部以上の売り上げを記録しています。その人気は凄まじく、主題歌やオリジナルサウンドトラックまで日本と同時に発売される異例のブームとなりました。アメリカでの記録は、ニューヨークタイムズのベストセラーコーナーに掲載される週間マンガランキングで2013年に1巻が第1位、2位が2巻、4位が7巻、5位が3巻ランクインしました。

進撃の巨人のあらすじを紹介していきます。突如として現れた巨人により人類滅亡の危機にさらされる1人の少年エレン・イェーガーは、医者の父グリシャと母カルラ、そして幼馴染ミカサ・アッカーマンと一緒に暮らしていました。外の世界を夢見て調査兵団への入隊を希望しますがミカサや母カルラに反対され、分かりあえるのは同じく外の世界を夢見る幼馴染アルミンだけでした。

そんなある日、長年破られていなかった壁を超えて超大型巨人が現れ壁を破壊その結果、ウォールマアリアは放棄され目の前で母カルラが巨人に捕食されてしまいます。その日からエレンは調査兵団へ入隊し巨人を駆逐する事を決意します。調査兵団へ入隊し仲間との出会いや別れを経験し成長していく姿を描き、新たな事実が次々と判明していくダークファンタジー作品です。

進撃の巨人に登場するエルヴィン・スミスのプロフィールを紹介していきます。エルヴィン・スミスは調査兵団13代団長です。身長188cm体重92kg、誕生日10月14日です。感情を露わにする事はほとんどなく、人類の為であれば、仲間の命はもちろん自分の命さえ捨てることも厭わない人物です。しかし、リヴァイやハンジ、ナイル等の付き合いが長く信頼できる人物の前では口調も表情も多少柔らかく変化しています。

進撃の巨人に登場するリヴァイのプロフィールを紹介していきます。リヴァイは、調査兵団の兵士長です。身長160cm体重65kg、誕生日12月25日です。王都の地下街で生まれ育ち盗みを働くゴロツキだった過去を持っています。

そして極度の潔癖症というのが特徴的です。また人類最強の兵士と呼ばれ戦力は1人で一個旅団並みであるといわれています。リヴァイのモデルはウォッチメンのロールシャッハ、名前の由来については、映画「ジーザス・キャンプ」のリヴァイ少年です。

進撃の巨人に登場するエルヴィンとリヴァイは上司と部下でありながら強い絆で結ばれています。そんなエルヴィンとリヴァイの関係について紹介していきます。エルヴィンとリヴァイの出会いはどんな出会いだったのか？そしてエルヴィンとリヴァイの気になる過去を紹介していきます。
 

進撃の巨人に登場するエルヴィンとリヴァイの関係を知るには、2人の過去を知る必要があります。２人の過去が描かれたスピンオフ作品のリヴァイ外伝「悔いなき選択」で２人の過去や出会いが描かれています。エルヴィンとリヴァイの関係は、シガンシナ区襲撃の一年前の845年まで遡ります。エルヴィンはまだキース団長の部でした。

当時からエルヴィンは相当な切れもので一目置かれていました。リヴァイの過去は王都のスラム街で街のゴロツキとして立体起動装置を使い盗みを働いていました。その姿を偶然見かけたエルヴィンがリヴァイをスカウトしています。

エルヴィンとリヴァイの関係を語るうえで、２人の過去と出会いについて知る必要があります。舞台は845年、王都の地下街はスラム街と化していました。そこでリヴァイは生まれ育っています。リヴァイの過去はこのスラム街でイザベラとファーランという仲間達と共に立体起動装置を使い盗みを働いていた過去を持っています。

そんなリヴァイを偶然見かけたのがエルヴィンです。これが２人の出会いになります。この出会いをきっかけに、エルヴィンから調査兵団にスカウトされます。リヴァイは当初、仲間を捕らえられ仲間をダシに調査兵団へとスカウトしたエルヴィンを憎んでいました。

ある日、壁外調査へ行きリヴァイは大事な仲間を失います。リヴァイは激昂しエルヴィンを殺そうとしますが、エルヴィンの力強い説得により心を許します。この出会いを通じエルヴィとリヴァイの関係はより深いものとなっていきます。

進撃の巨人に登場するリヴァイ兵士長の上官であるエルヴィン。彼はリヴァイからみるとどんな風に映っていたのでしょうか？ここでは、その疑問を考察していきます。リヴァイがエルヴィンを信頼していた理由を考察し、リヴァイがエルヴィンに語った「エルヴィン、お前の判断を信じよう」と語った意味を考察していきます。

リヴァイがエルヴィンを信頼していた理由を考察していきます。当初、リヴァイはエルヴィンを殺そうと密かに思う程憎んでいましたが、エルヴィンの力強い説得によりいつしか強い憎しみは強い絆に変わりました。それは、人類の未来の為に、冷静な判断が出来て任務に忠実である事がリヴァイの心を大きく動かし信頼していた理由だと考察出来ます。
 

リヴァイからみたエルヴィンを考察するには、リヴァイが「エルヴィンお前の判断を信じよう」と語った事が重要になってきます。女型の巨人捕獲作戦の時に、リヴァイが部下と合流しようとしますが、エルヴィンは立体機動装置のガスと刃を補充するよう命じています。

これをリヴァイが断ると強い口調で「命令だ」とエルヴィンは言い放ちます。そこで出た言葉が「お前の判断を信じよう」です。この発言からリヴァイがエルヴィンに抱いていた任務に忠実で冷静な判断ができる認めていると考察出来ます。そして、この発言はリヴァイがエルヴィンを信頼したからこそでた言葉であると考察出来ます。

進撃の巨人に登場するエルヴィンは調査兵団団長として幾多の修羅場をくぐり抜けてきました。そんなエルヴィンの過去や夢についてを考察します。そして、夢半ばにして倒れたエルヴィンの最後のシーンも考察していきます。早速見ていきましょう。

エルヴィンの過去や夢を考察していきます。エルヴィンの父は、教員をしていました。歴史の授業をしていた時、エルヴィンは人類が逃げ込んだ際に外の世界の資料や文献が全く残っていない事を疑問に思います。

エルヴィンの父は王政の歴史書には矛盾が多過ぎる事、そして歴史を語り継ぐことができる筈が外の世界の情報を残さない事は不可能である事、それは王が統治しやすいように記憶を改竄されたのではないかという仮説を立てます。まだ子供であったエルヴィンは街の子供たちに父の仮説を話します。その時に憲兵団に見つかり詳細を話してしまいます。

その後、父は事故死という形で憲兵団に殺されてしまいます。この過去の経験からエルヴィンは、父の仮説を証明する事を夢見てに生きるようになったと考察出来ます。地下室に世界の真相に繋がる手掛かりがあると推測し、エルヴィンはリヴァイの反対を押し切りウォール・マリア奪還作戦に参加します。全ては父の仮説を証明する事、それだけがエルヴィンの夢であったと考察出来ます。

進撃の巨人に登場するエルヴィンの夢や最後のシーンを考察するにあたり、エルヴィンが謎の笑みを浮かべているシーンがあります。これは単行本13巻にてリヴァイからラカゴ村の住民が巨人に変えられたという報告受けた時のシーンです。

多くの読者がエルヴィンの笑みの理由について考察されていました。エルヴィンの笑みの理由はエルヴィンが想像していた通りであったとエルヴィン自身が納得しての笑みであると考察出来ます。事実、原作者である諫山創先生が発言されていました。

進撃の巨人に登場するエルヴィンの最後のシーンを考察していきます。エルヴィンが死亡したのは、ウォール・マリア奪還作戦です。獣の巨人と戦い命を落としています。獣の巨人の投石により、生き残ったのはエルヴィンとリヴァイ、そして入団したての新兵という絶望的な状況でした。この状況にリヴァイは、エルヴィンに撤退を含めた判断を委ねます。

エルヴィンは、自らが囮となり獣の巨人に特攻し、その間にリヴァイが獣の巨人を仕留めるという作戦を実行します。その結果、瀕死の重傷を負います。その頃、アルミンもまた瀕死の重傷を負っていました。巨人化の薬を使用すればどちらかが助かります。リヴァイは迷う事無くエルヴィンに注射しようとしますが、エルヴィンは腕を払いのけ自身の夢でもあった「壁の外に人類がいないってどうやって調べたのですか」と呟きます。

その言葉を聞いたリヴァイは長年苦しみ続けたエルヴィンを解放してやろうとアルミンに巨人化の薬を使用すると決断します。エルヴィンは自身の夢の為だけに全てを犠牲にしてきた事をどこか後ろめたい気持ちがありやっと全てが解放された安堵感があったと考察出来ます。

進撃の巨人に登場する「エルヴィン」と「リヴァイ」の関係は上司と部下の関係を超越した兄弟のように熱い絆で結ばれています。そんな「エルヴィン」と「リヴァイ」に関する感想や評価をまとめました。気になる「エルヴィン」と「リヴァイ」の感想や評価を、早速見ていきましょう。

進撃の巨人に登場するエルヴィンとリヴァイの感想で最も多くの方が共感したのはエルヴィンの最後のシーンです。中でもリヴァイの判断が凄いと高く評価する意見も多くありました。

進撃の巨人に登場するエルヴィンとリヴァイに関する感想や評価について、エルヴィンの最後のシーンも評価が高く、エルヴィンが自らの命を懸けて獣の巨人に立ち向かう姿に感動したという感想も多くありました。

進撃の巨人に登場するエルヴィンとリヴァイに関する感想や評価について、エルヴィンやリヴァイ班のメンバー達が亡くなったという実感が湧かず受け止めきれないという感想も多くありました。進撃の巨人という作品が終わること自体が恐いという意見も多くありました。

いかがでしたか？進撃の巨人に登場するエルヴィンとリヴァイの出会いと過去は意外な事実が数多くありました。エルヴィンの夢があと一歩、手の届く所まで来ていましたが、エルヴィンは死を選びました。その決断の影には盟友リヴァイの言葉が大きく関係し２人の絆を思い知らされた結果となりました。エルヴィンの死を受け止めきれませんが、今後の展開が楽しみでもあります。進撃の巨人、益々目が離せません。