2020年04月26日公開
2020年04月26日更新
【進撃の巨人】リヴァイは巨人化する?アッカーマン一族は巨人化できない?
進撃の巨人の大人気キャラクターのリヴァイ・アッカーマンをご存知でしょうか?リヴァイ・アッカーマンは調査兵団の兵士長で高い戦闘能力を誇るキャラクターですが、ファンの間で巨人化しない説が浮上しています。そこで今回は、アッカーマン一族の本家の末裔リヴァイ・アッカーマンの巨人化に注目しました。アッカーマン一族はユミルの民なのか、そしてアッカーマン一族は巨人化できないのか掘り下げていきます。
リヴァイが登場!進撃の巨人とは?
今回は進撃の巨人のリヴァイ・アッカーマンの巨人化に注目しました。ケニー・アッカーマンの登場やグリシャ・イェーガーの手記により、長年謎とされてきた巨人化について解明されました。そこで巨人化しない説が浮上しているリヴァイ・アッカーマンについて、本当に巨人化できないのか掘り下げていきます。
進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人は諫山創の少年漫画が原作のダーク・ファンタジー作品です。2009年10月から講談社の別冊少年マガジンで連載しており、週刊少年マガジンにも2度読切を掲載しています。2011年に第35回講談社漫画賞の少年部門を獲得した人気作品で、世界的にも高く評価されており2019年12月には全世界での累計発行部数が1憶部を超えました。2020年4月時点で、コミックは31巻まで発売されています。
少年漫画らしい熱い展開や巧みに散りばめられた伏線で人気となった進撃の巨人は、2013年にMBS他でアニメ化されました。2017年のアニメ2期や2018年のアニメ3期も好評だったため、2020年にはアニメ4期が放送予定となっています。2015年の実写映画とスピンオフドラマも話題となり、ハリウッドでの実写映画化も決まっています。またゲーム化やイベントとのコラボレーションなども行われている人気作品です。
進撃の巨人のあらすじ
人喰い巨人により絶滅の危機に瀕していた人類は、巨大な壁を建設して壁内でひっそりと暮らしていました。主人公のエレン・イェーガーは壁内での生活に憤りを感じており、壁外での自由な生活を夢見ていました。しかし超大型巨人が現れて壁を破壊してしまい、平和な生活は一変してしまいます。最愛の母カルラ・イェーガーを奪われたエレン・イェーガーは、巨人の駆逐を心に誓います。
エレン・イェーガーは幼馴染のミカサ・アッカーマンとアルミン・アルレルトと共に、104期訓練兵に志願しました。その後過酷な訓練を経て卒業した3人の前に、再び超大型巨人が現れて壁を破壊します。侵入した大量の巨人達と交戦しますが、アルミン・アルレルトをかばいエレン・イェーガーは巨人に捕食されてしまいます。しかし危機的状況となった104期生の前に、巨人を倒す謎の巨人が現れます。
リヴァイのプロフィール
リヴァイ・アッカーマンは調査兵団で兵士長を務めている30代前半のキャラクターです。身長は160cmと小柄ですが、4000人もの兵士と同等の戦力を持っています。ツーブロックの刈り上げが特徴で、目つきが悪くあまり感情を表に出しません。巨人の再生速度を上回る速さで回転しながら次々と薙ぎ倒していく戦いぶりから、「人類最強の兵士」とも呼ばれています。
普段は粗暴で無愛想なリヴァイ・アッカーマンですが、仲間想いの優しいところもあります。巨人との戦いで死にゆく部下の手を取り、巨人の根絶を誓うシーンもありました。監視するという名目でエレン・イェーガーを自身の部隊に引き込みましたが、本当の目的はエレン・イェーガーを守るためでした。リヴァイ・アッカーマンを主人公にした外伝作品では、自身の判断で仲間を失った過去が描かれています。
リヴァイは巨人化する?
リヴァイ・アッカーマンの巨人化について掘り下げていく前に、まずは進撃の巨人の作品情報とリヴァイ・アッカーマンのプロフィールを紹介しました。続いてはリヴァイ・アッカーマンの巨人化しない説について説明していきます。主要キャラクターが次々と巨人化していますが、果たしてリヴァイ・アッカーマンは今後も巨人化しないのでしょうか?
リヴァイは巨人化しない?
人類の敵として登場した巨人には、いくつか種類が存在します。まず大きさは3メートル程度の比較的小型な巨人から、超大型巨人と呼ばれる60メートル以上の巨人もいます。また外見にも個体差があり、肥満体型の巨人や口髭のある巨人など実に多彩です。どの巨人も見た目の割に体重が軽く、人類によく似た形状をしています。異常な速さで再生しますが、うなじの辺りが損傷すると死亡し次第に気化していきます。
ロッド・レイスの暴走やグリシャ・イェーガーの手記により、巨人の正体が人類だったと判明します。ユミルの民という人種なら巨人の脊髄液を摂取すれば巨人化でき、仮に瀕死状態だったとしても回復します。しかしケニー・アッカーマンは注射器を持っていながら巨人化しなかったため、リヴァイ・アッカーマンも巨人化しないのではないかと考えられています。
巨人化しなかったケニー
ケニー・アッカーマンは中央第一憲兵団で対人立体機動部隊の隊長を務めているキャラクターです。100人以上もの憲兵を殺した殺人鬼でもあり、喉元を切り裂く殺害方法から「切り裂きケニー」の異名で呼ばれています。クシェル・アッカーマンの兄であり、リヴァイ・アッカーマンの母方の叔父にあたります。母と死別し孤児となったリヴァイ・アッカーマンを拾い、一人でも生きていけるように独自の処世術を教えました。
壁内の王家で始祖の巨人の継承者であるウーリ・レイスと出会い、ケニー・アッカーマンは巨人化に憧れを抱くようになりました。しかしロッド・レイスの暴走により、王家の血筋でなければウーリ・レイスのようにはなれないと知りました。そして洞窟の崩落で致命傷を負ってしまいます。ロッド・レイスから巨人化の注射器を奪っていましたが、巨人化しないと決断しリヴァイ・アッカーマンに注射器を託しました。
リヴァイはアッカーマン一族で巨人化できない?
リヴァイ・アッカーマンの巨人化しない説に深く関わっているケニー・アッカーマンの最期について紹介しました。続いてはアッカーマン一族と巨人化の関係について掘り下げていきます。ケニー・アッカーマンの登場でリヴァイ・アッカーマンの出生やアッカーマン一族の存在が明らかとなりましたが、果たしてアッカーマン一族は巨人化できない血筋なのでしょうか?
巨人化できないアッカーマン一族
進撃の巨人には、アッカーマンという特殊な一族が登場します。アッカーマン一族は高い身体能力が備わっている血筋で、かつては王家に仕えていた武家でした。遠い昔エルディア帝国で巨人科学の副産物として誕生し、脳のリミッターを解除する事で常人離れした戦闘能力を発揮します。壁内ではリヴァイ・アッカーマン側の本家と、ミカサ・アッカーマン側の分家の存在が明らかとなりました。
アッカーマン一族が特殊なのは、常人離れした戦闘能力だけではありません。壁内のエルディア人の大半はレイス家に記憶を改竄されていましたが、アッカーマン一族はその影響を受けていませんでした。このような特殊な血筋であるアッカーマン一族は、エルディア人の中でも巨人できない血筋なのではないかと考えられています。
アッカーマン一族はユミルの民?
グリシャ・イェーガーの手記により、巨人化できる特殊な人種の存在が明らかとなりました。それは壁内のエルディア人の大半を占めているユミルの民と呼ばれる人種です。ユミルの民は始祖の巨人の能力の影響を受けてしまいます。しかしアッカーマン一族は記憶を改竄されていませんでした。そのためアッカーマン一族は、ユミルの民ではないと考えられています。
ユミルの民について
ユミルの民とは、大地の悪魔と契約したユミル・フリッツというキャラクターの子孫です。奴隷だったユミル・フリッツは巨人の力を欲した王に見初められ、3人の娘を出産しました。その後ユミル・フリッツは王に絶望し息絶えた後、亡骸を3人の娘達に食べられてしまいます。そしてユミル・フリッツは死後も始祖の巨人の一部となり、王家の命令に従い続けています。
王はユミル・フリッツから巨人の力を継承した娘達を利用し、ユミルの民と呼ばれる人種を生み出します。エルディア人の王家と貴族階級は奴隷や他民族に無理矢理子を産ませ、約1700年間も民族浄化を続けてユミルの民を増やしました。そのため壁内のエルディア人は王家・貴族階級・アッカーマン一族を除き、大半がユミルの民で構成されています。
リヴァイがアルミンの巨人化を選んだ理由
リヴァイ・アッカーマンの巨人化しない説ついて、アッカーマン一族とユミルの民の違いを説明しました。リヴァイ・アッカーマンは巨人化できませんが、ケニー・アッカーマンから巨人化の注射器を託されています。続いては巨人化できないリヴァイ・アッカーマンが、アルミン・アルレルトを巨人化させた理由について掘り下げていきます。
エルヴィンを巨人化させなかった理由
調査兵団13代団長のエルヴィン・スミスは、リヴァイ・アッカーマンを調査兵団に引き入れたキャラクターです。柔軟な思考と適切な判断力を兼ね備えており、「長距離索敵陣形」によって壁外調査で危険の多い調査兵団の生存率を上げました。多くの部下から尊敬されており、リヴァイ・アッカーマンもエルヴィン・スミスに絶大な信頼を寄せています。
そんなエルヴィン・スミスには、壁外調査に命を懸ける大きな理由がありました。地方教員の家庭に生まれたエルヴィン・スミスは、父から人類が記憶を改竄されているという仮説を聞かされます。その話を周囲にしてしまい父を殺されたエルヴィン・スミスは、父の仮説を証明しようと誓います。エルヴィン・スミスの譫言を聞いたリヴァイ・アッカーマンは、解放させてやりたいと巨人化の注射器を打ちませんでした。
アルミンを巨人化させた理由
アルミン・アルレルトは、エレン・イェーガーとミカサ・アッカーマンの幼馴染です。戦闘能力は低いものの、頭脳明晰で指揮官に必要な判断力もあります。エルヴィン・スミスが獣の巨人の投石で瀕死状態となった同時期に、超大型巨人を倒すために全身大火傷を負いました。
巨人化の注射器が1人分しか無かったため、エルヴィン・スミスとアルミン・アルレルトのどちらを生かすか口論になりました。リヴァイ・アッカーマンによってエルヴィン・スミスが選ばれましたが、エルヴィン・スミスの譫言により判断が覆ります。人類のためにこれまで悪魔のように生きてきたエルヴィン・スミスを楽にさせようと、リヴァイ・アッカーマンは人類の未来をアルミン・アルレルトに託しました。
リヴァイに関する感想や評価
巨人化しない説が浮上しているリヴァイ・アッカーマンについて、アッカーマン一族の特徴や巨人化できない理由を説明しました。最後にリヴァイ・アッカーマンに関する世間での感想や評価を紹介します。巨人化できないと考えられているリヴァイ・アッカーマンに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
ハロ〜!
— LEE5 (@NALEE74850093) April 6, 2020
今更だけど進撃の巨人の1期みた!
いやぁ〜面白すぎる!
最初のエレン巨人化とかカッコよすぎたしリヴァイ兵長の身長と強さのギャップがやばい
これから2期見てきます!!#リヴァイ兵長#エレン#進撃の巨人#進撃の巨人好きと繋がりたい pic.twitter.com/Z1JJ45H6iy
こちらは進撃の巨人のエレン・イェーガーの巨人化と、リヴァイ・アッカーマンのギャップについて書かれているツイートです。やはりエレン・イェーガーの巨人化は、進撃の巨人の見所の1つです。しかしこのツイートのように、リヴァイ・アッカーマンのギャップも多くのファンを魅了しています。
リヴァイ・アッカーマンの身長は160cmと平均以下で、主要キャラクターが兵士ばかりのため余計に小柄な体格が目立っています。実際に進撃の巨人の作中でも、リヴァイ・アッカーマンに対して小さいと発言しているシーンが登場します。本人も気にしているようですが、低身長な設定もリヴァイ・アッカーマンの常人離れした強さを際立たせています。
え?明日?
— はすく (@na_gi_0620) April 8, 2020
やばっっっっっっ楽しみすぎる
推しはリヴァイ様だよ
もう何もかもが素敵でかっこいいよね。
お願いだから早く復活して欲しい!!!!
ハンジさんお願いいいいいいい
そしてアニメ楽しみすぎる😭😭😭😭 pic.twitter.com/vMKHtEpNbi
こちらはリヴァイ・アッカーマンを素敵でかっこいいと評価しているツイートです。リヴァイ・アッカーマンは冷たい雰囲気を醸し出していながら、実は仲間想いで熱いところがあります。強いだけでなく人間性も評価されており、過去3回あった公式の人気投票では1位・1位・2位という結果を残しています。
リヴァイって巨人化しなくても復活しそうだな
— ゆう (@Yuu_pome245) April 8, 2020
こちらは巨人化しないリヴァイ・アッカーマンの今後の展開について書かれているツイート。ジーク・イェーガーによる雷槍の爆発に巻き込まれたリヴァイ・アッカーマンは、瀕死の状態のところをハンジ・ゾエに発見されました。巨人化できないので死亡説も浮上していましたが、アッカーマン一族の驚異の回復力で意識を取り戻しました。リヴァイ・アッカーマンの回復に、多くのファンが喜んでいました。
リヴァイの巨人化考察まとめ
巨人化しない説が浮上しているリヴァイ・アッカーマンについてアッカーマン一族の特徴や巨人化できない理由を説明しましたが、いかがでしたでしょうか?リヴァイ・アッカーマンは巨人化しないでも十分強く、ツンデレでかっこいいと非常に人気があります。また進撃の巨人にはリヴァイ・アッカーマン以外にも魅力的なキャラクターが沢山登場します。この機会に是非、進撃の巨人のご覧になってみてはいかがでしょうか?