【進撃の巨人】マガト隊長の正体とは?エルディア人のガビとの関係を考察

諌山創さんのデビュー作『進撃の巨人』に登場するマガト隊長について、プロフィールを詳しくまとめていきます。またマガト隊長の正体やエルディア人であるガビとの関係についても詳しく解説します。さらにマガト隊長の『進撃の巨人』における登場シーンについても紹介します。本記事では『進撃の巨人』においてマーレ陸軍でエルディア人戦士隊の隊長という重要な役どころを担い、読者からの注目度も高いマガト隊長について、その実態を詳しくまとめていきます。

【進撃の巨人】マガト隊長の正体とは?エルディア人のガビとの関係を考察のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人のマガト隊長とは?
  2. 進撃の巨人のマガト隊長の正体
  3. 進撃の巨人のマガト隊長とエルディア人のガビとの関係
  4. 進撃の巨人のマガト隊長の初登場や登場シーン
  5. 進撃の巨人のマガト隊長に関する感想や評価
  6. 進撃の巨人のマガト隊長の正体まとめ

進撃の巨人のマガト隊長とは?

マガト隊長は諌山創さんのデビュー作である『進撃の巨人』に登場するキャラクターです。『進撃の巨人』は、人間と巨人との戦いが描かれた物語です。本記事では『進撃の巨人』に登場するマガト隊長について、プロフィールやその正体、エルディア人のガビとの関係についてまとめていきます。『進撃の巨人』に登場するマガト隊長について詳しく知りたいといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。

進撃の巨人の作品情報

『進撃の巨人』は主要キャラクターだけでなく、多くのサブキャラクターがそれぞれに魅力のある作品です。また『進撃の巨人』には巧妙な伏線が張られており、読者が様々な考察を楽しむことができます。『進撃の巨人』には思いもよらない物語の展開があり、予想を超えた面白さがあるのです。日本だけでなく世界中から高い評価を受けている『進撃の巨人』の概要とあらすじについて、まずは紹介していきます。

進撃の巨人の概要

『進撃の巨人』は諌山創さんによる漫画作品で、別冊少年マガジンで2009年より連載が開始されました。『進撃の巨人』は連載から約10年で、単行本の累計発行部数が全世界で1億部を突破するという爆発的大ヒットを記録しています。『進撃の巨人』はアニメ化や実写映画化、ゲーム化もされています。

進撃の巨人のあらすじ

圧倒的な力をもつ巨人の突然の出現によって、人類は滅亡寸前となります。生き残った人類は、3重の壁の内側で生活することで、なんとか100年間平和を保ってきました。しかし、壁を上回る巨人が現れ、壁が破られてしまいます。その後、大量の巨人が侵入し、主人公のエレン・イェーガーの母親であるカルラは、巨人に捕食され亡くなりました。エレンは母親が目の前で殺されたことによって、巨人の駆逐を決意するのでした。

マガト隊長のプロフィール

  • 名前:テオ・マガト
  • 誕生日:12月21日
  • 性格:冷静沈着、厳格
  • 身長と体重:174cm、80kg
  • 職業:軍人
  • 所属部隊:マーレ陸軍

マガト隊長は仕事のできる有能な軍人です。マガト隊長はマーレ陸軍でエルディア人戦士隊の隊長を務めています。またマーレに忠誠を誓い、九つの巨人を継承したエルディア人のマーレの戦士を鍛え上げるという戦士候補生の隊長という立場でもあります。そして、マーレの戦士候補生の中から実力のある最適な戦士を選び抜く任務も担っています。マーレ人の上層部に対してでも、間違っていることははっきりと言える強さをもつ人物です。

進撃の巨人 作品公式サイト

進撃の巨人のマガト隊長の正体

ここまでは『進撃の巨人』のマガト隊長のプロフィールに関してまとめていきました。ここからは読者によって様々な考察が行われている、マガト隊長の正体について紹介をしていきます。

マガト隊長の正体①グロス曹長の息子

マガト隊長の正体がグロス曹長の息子ではないかという考察が行われています。マガト隊長は戦士候補生のことを罵倒することがありますが、それは候補生たちを奮い立たせるためであり、本当は候補生のことを大切に思っています。考察の中に戦士候補生に対しての思いやりは、マガト隊長の正体がグロス曹長の息子だからではないかというものがあります。

グロス曹長は、エルディア人を差別し、人間とは思っていない発言や態度をとります。自分の息子たちに対しても教育のためと、エルディア人のフェイを犬に襲わせます。マガト隊長がエルディア人の戦士候補生に対して思いやりがあるのは、エルディア人のことを人とは思っていない父親の教育に対しての裏返しではないかといういう考察内容もあります。

マガト隊長の正体②アニの父

読者によってアニの父親が誰であるのか、これまでにいろいろな考察が行われてきました。その中で、マガト隊長がアニの父親なのではないかという考察があります。アニは父親から厳しい格闘術の訓練を受けたことによって、素晴らしい格闘能力をもっています。アニの父親は『進撃の巨人』の作中において、アニの回想の中で登場しています。この登場シーンから分かることは、アニの父親がそれほど身長が高くないということです。

マガト隊長の身長はプロフィールで紹介した通り、174㎝となっています。『進撃の巨人』に登場するマーレ人は身長が高い人が多いことから、比較的背の低いマガト隊長がアニの父親である可能性があるという考察が行われています。

またアニの父による「この世のすべてからお前が恨まれることになっても父さんだけはお前の味方だ」というセリフがあります。このセリフから、マガト隊長がアニの父親であれば、戦士候補生を育てるという立場を利用して、何かを企んでいたのではないかと考察されています。

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進撃の巨人のマガト隊長とエルディア人のガビとの関係

ここまで『進撃の巨人』のマガト隊長の正体についてまとめていきました。ここからはマガト隊長はエルディア人が嫌いであるのか、またエルディア人であるガビとの関係について紹介をしていきます。

考察①エルディア人が嫌い?

マガト隊長には、「ウス汚い豚の末裔共」などエルディア人を嫌ったマーレ人独特の発言がみられます。マーレ人であれば、軍人だけでなく一般人であってもエルディア人に対して悪い印象をもっています。マーレ人がエルディア人を嫌っている理由は、マーレ人が幼い頃から、人の道を外れたエルディア人の歴史を教えられて育っているからです。エルディア人は特殊な薬を使って、巨人化できるというDNAをもっています。

大昔、エルディア人は巨人化できる力を使い、長い間にわたって大陸であるマーレを植民地支配していました。エルディア人は同族同士でも争うようになるものの、何とか均衡は保たれていました。しかし145代フリッツ王が巨人大戦を引き起こし、バラディ島に移住したことで大陸に残されたエルディア人は捕虜となり、死刑となりました。死刑を免れた残留エルディア人やその子孫は、「悪魔の末裔」としてひどい扱いを受けてきたのです。

しかしマガト隊長は一般的なマーレ人と違い、むやみにエルディア人のことを差別することはありません。そしてマガト隊長は、エルディア人だけでなくマーレ人に対しても批判的な発言をします。マーレ軍の上層部に対して「マーレ軍の軍事力のレベルが下がっているのは巨人の力にあぐらをかいたつけが回ってきたに尽きる」という厳しい発言をすることもあります。マガト隊長は相手が上官であってもはっきりと意見を述べるのです。

考察②ガビに手を伸ばすシーン

激しく怒ったジャンにライナーが蹴られそうになったところを、ガビがかばってわき腹を蹴られてしまう場面では、マガト隊長がガビを気遣い手を伸ばすというシーンがあります。エルディア人であるガビに手を伸ばした自分に驚き、すぐにマガト隊長は手を引っ込めるのですが、マガト隊長のガビに対する反応は、何か特別な意味があるような描かれ方がされています。

それ以前にも、マガト隊長がピークに連れられて戻ってきたガビのことを心配して、抱き寄せるというシーンがありました。その描かれ方がまるでガビがマガト隊長の娘のようであり、本当の親子なのではないかと多くのファンから考察されています。マガト隊長の娘がエルディア人のガビではないかということで、マーレ軍の隊長であるマガトが、実はエルディア人なのではないかという考察も行われています。

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進撃の巨人のマガト隊長の初登場や登場シーン

マガト隊長の初登場

『進撃の巨人』のマガト隊長が初登場したのは、マーレ軍が中東連合のスラバ要塞を攻める戦いのシーンです。初登場したマガト隊長は、エルディア人の一族であるコルトに対して「エルディア人が私に命令するのか?」というマーレ人らしいセリフを言うのでした。しかし、マガト隊長は他のマーレ人とは違い、エルディア人に対して寛大な心も持っています。

コルトや他のエルディア人が列車内で酒に酔い、騒いでいることに対して、マーレ軍人のコスロが黙らせようとしたのをマガト隊長が止めるシーンがあります。マガト隊長は、エルディア人の自由も尊重するのでした。またガビによる国際法違反になりかねない作戦に対して、マガト隊長はその作戦を認め決行し、危機を逃れます。マガト隊長は、規律に従うだけではなく、戦士候補生の意見も聞くという有能な指揮官ぶりを発揮しました。

マガト隊長のその後の登場シーン

その後の登場シーンにおいても、マガト隊長はエルディア人に対して、他のマーレ人のようにむやみに差別することはありません。無理を承知の上で作戦を行おうとするエルディア人の戦士たちに対して 「任務を果たし、始祖と共に全員帰ってこい」と送り出すマガト隊長の登場シーンがあります。相手がエルディア人であっても自分の部下である戦士たちを思いやるといった情をもつマガト隊長なのでした。

エレンを止めるための飛行艇を整備するには時間がかかり、敵の攻撃の中で整備することが不可能であることが分かる場面でマガト隊長は言葉を失います。敵が追いかけてくることができない、マーレ大陸まで船で飛行艇をけん引し、整備をすることになりますが、初めて巨人となったファルコが巨人の力をコントロールすることができず暴走します。そこへマガト隊長が駆けつけファルコを救い出し、抱きかかえるというシーンがあります。

マーレ大陸へ向かうため、みんなで船に乗り出港する際に、マガト隊長はその船には乗っていませんでした。マガト隊長は追い迫る敵を防ぐために残ることにしたのです。そこへこれまで敵対していたキース・シャーディス教官が現れ、マガト隊長に手を貸すと言います。2人はお互い教え子に対する思いを語り合います。そして敵の船に火薬を巻き爆発し、2人は死亡しました。これがマガト隊長の最期となるシーンです。

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進撃の巨人のマガト隊長に関する感想や評価

ここまで『進撃の巨人』のマガト隊長の初登場シーンやその後の登場シーン、マガト隊長の最期となるシーンまでをまとめていきました。ここからはマガト隊長に対して『進撃の巨人』の読者がどのような感想や評価をもたれているのかについて紹介していきます。

『進撃の巨人』で巨人の物語がメインになっている中、マガトのような人物が大活躍しているところが好きであるというコメントが寄せられています。『進撃の巨人』の魅力として、メインキャラクターの活躍だけでなく、マガト隊長のようなサブキャラクターが活躍するところも人気の1つとなっています。

『進撃の巨人』のマガト隊長とキース・シャーディス教官が敵対する立場でありながら、ある意味似た者同士であるという感想が寄せられています。まさかマガト隊長とキース・シャーディス教官が最期を共にするとは思わなかった、というコメントも多く寄せられています。敵対する立場であるマガト隊長とキース・シャーディス教官は、教え子を援護するために協力し、2人は最期には握手をして自爆しました。

『進撃の巨人』の最終回が近づくにつれて、退場するキャラクターが増えて悲しくなるという感想が寄せられています。マガト隊長は、エルディア人に対して厳しい発言をすることもありますが、むやみにエルディア人を差別することはなく、何より戦士候補生のことを思いやる隊長であることが魅力で、人気のキャラクターとなっています。

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進撃の巨人のマガト隊長の正体まとめ

いかがでしたか?『進撃の巨人』の登場人物、マガト隊長のプロフィールやその正体に関して、読者によって様々に行われている、考察についてみていきました。またマガト隊長とエルディア人であるガビとの関係についてもみていきました。多くの人気キャラクターが登場する『進撃の巨人』において、中年でありながら魅力的で、重要な役どころを担うマガト隊長は、読者からも注目されています。

『進撃の巨人』の物語には、巧妙な伏線が張られており、その構成から読者が様々な考察を楽しむことができる作品となっています。『進撃の巨人』は2020年6月現在、ついに最終章の見せ場を迎えています。『進撃の巨人』の最終回に向けて、これまでに張り巡らされた伏線の考察を楽しみつつ、またマガト隊長の奮闘にも注目しながら、再度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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