2020年07月01日公開
2020年07月01日更新
【進撃の巨人】ジャンはミカサが大好き!一目惚れ?残念イケメンの魅力を紹介
「進撃の巨人」に登場するジャンは、主人公のエレンと同じ104期生です。幼い頃に両親を亡くし、エレンの家に引き取られたミカサに一目惚れしています。考えの違いや好きな人と親しいことへの嫉妬から、当初からエレンとは折り合いが悪く、何かと衝突していました。当初は、身の安全を確保できる内地勤務の憲兵団に入るため、訓練兵になりました。この記事では、ジャンの魅力、好きな人・ミカサとの出会い、人気の名言などを紹介していきます。
ジャンとは?
「進撃の巨人」に登場するジャンは、主人公・エレンと同じ104期生の兵士です。訓練兵に入った目的は、安全な内地勤務の憲兵団に入団するためでした。壁外調査が主な調査兵団を希望していたエレンとは、真逆の考えを持っており、一目惚れした好きな人・ミカサと親しいことも相まって当初から何かと衝突していました。
進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人の概要
「進撃の巨人」は、講談社の「別冊少年マガジン」で2009年から連載された作品で、2020年4月に31巻が発売されました。2013年には、4月から9月まで2クールでアニメ第1期が放送され、さらに話題を呼びます。続編となる2期、3期も制作され、スピンオフ作品、ゲーム、実写映画など様々な媒体で取り上げられました。
進撃の巨人のあらすじ
本能のままに人を食べる巨人に出現により、人類はシェルターとなる壁の内側での生活を余儀なくされていました。壁は3つの層の分類されており、主人公のエレンは一番外側のウォール・マリアのシガンシナ区に家族と住んでいました。そんなある日、身長が約60mもある超大型の巨人が現れ、ウォール・マリアの壁を破壊します。破壊されたところから外にいた巨人が侵入し、ウォール・マリアは陥落しました。
エレンは、侵入してきた巨人に母親を食われ、以前からの目標だった巨人の討伐や調査を主に行う調査兵団に入団する決意をさらに固めます。104期訓練兵を卒業し、兵団の入団を決める時期に差し掛かった頃、再び超大型巨人が現れました。超大型巨人は、今度はウォール・マリアのさらに内側にあったウォール・ローゼの扉を壊し、新たな脅威に晒されるのでした。
ジャンのプロフィール
ジャン・キルシュタインは、エレンたちと同じ第104期訓練兵団の1人です。面長で刈り上げた髪型が特徴で、身長は175cm、体重は65kg、4月7日生まれの牡羊座、出身地はウォール・ローゼにあるトロスト区でした。アルミンからは、エレンと同様目つきが鋭いと言われています。アニメ「進撃の巨人」でジャン役を演じた声優は谷山紀章、実写映画のキャストは三浦貴大でした。
巨人に勝つことなど不可能であると早くから判断し、当初は内地勤務の憲兵団に入ることを目指していました。考えや価値観の違いから、エレンとは訓練兵時代から何かと折り合いが悪く、よく喧嘩しています。訓練兵時代は、キース共感から立体機動の扱いを高く評価されていました。
その他にも、一目惚れした好きな人・ミカサがエレンと仲が良いことも衝突する原因の一つのようです。かなり正直な性格のため、考えていることをすぐ口にしてしまうところもあります。訓練兵時代は、真面目で温厚なマルコと仲が良く、一緒にいることが多かったようです。
ジャンはミカサが大好き!一目惚れ?
ジャンはミカサが大好き!一目惚れだった?
訓練兵に入ったばかりのある夕食時、エレンはシガンシナ区に現れた超大型巨人のことを周囲に尋ねられます。超大型巨人の特徴を説明し、立体機動装置を使えば巨人など大した脅威ではないと豪語します。さらにエレンは、調査兵団に入る目標があるとみんなの前で宣言しました。ジャンは、人類は巨人には敵わないと判断し、内地勤務の憲兵団を志願していました。
真逆の考えを持っていた2人は、衝突しそうになりますが時刻を知らせる鐘が鳴り響き、争うのをやめることにします。エレンが外へでた後を追うように、ミカサがジャンの前を通り過ぎました。ジャンはミカサに一目惚れし、すぐに声をかけて黒髪を褒めています。ミカサは、軽くお礼を言うとすぐ退出しました。後を追いかけると、エレンと親しそうに話す彼女の姿がありました。
エレンは、ミカサの髪を軽く触り、立体機動の訓練で巻き込まれては危ないとアドバイスします。アドバイスを受けたミカサは、あっさりと切ることを決めました。それを見たジャンは、ショックから呆然とし、先ほどエレンとハイタッチした手を、近くを通りかかったコニーの服でぬぐっています。
ジャンはエレンをライバル視している?
訓練生になったばかりのジャンは、目の前を通り過ぎたミカサに一目惚れをしています。顔を赤くし、思わず呼び止め、髪の美しさを褒めました。褒め言葉に対して軽くお礼を言ったミカサは、エレンの後を追いかけ隣に並んで話します。ジャンは、エレンが一目惚れしたミカサと親しげに話していた上、褒めた髪を触り切るよう促していたところを目撃しました。
一目惚れからすぐに失恋したような衝撃を受けたジャンは、先ほどエレンとハイタッチした手をコニーの服で拭き取ります。ミカサのことが好きなのも相まって、ジャンは何かとエレンをライバル視しているのではないかとも取れる言動をしていました。
ジャンの残念イケメンの魅力
かっこいい魅力①「貴様は何者だ!?」に対するセリフ
訓練兵は、入団前に毎年恒例となっているキース教官の恫喝を受けることになります。ジャンは、「貴様は何者だ!?」というキース教官の質問に対し、他の兵士と同じく大きな声で名前を述べました。その後、兵団に入った理由を聞かれた時は、内地で働くことができる憲兵団に入るためと正直に答えます。
質問の答えを聞いたキース教官は、ジャンに頭突きをしました。ジャンは痛みに耐えるようにその場にうずくまり、座って良い許可は出していないと再び怒鳴られます。調査兵団に入り巨人と戦うという真逆の目標を持っていたエレンは、横目でジャンを見ていました。
かっこいい魅力②死亡が囁かれたシーン
リヴァイは、104期生ので新たなリヴァイ班を作ります。メンバーには、エレンとヒストリアの他、ジャン、ミカサ、アルミン、コニー、サシャがいました。山奥の小屋にいたリヴァイ班の元に、エルヴィンから伝令が届きます。伝令には、中央政府がエレンとヒストリアを引き渡すよう要求していることが記されていました。リヴァイ班はすぐさま小屋を後にし、トロスト区の人混みに紛れ込むことにします。
ジャンとアルミンは、エレンとヒストリアの替え玉としてわざと誘拐されることになります。リヴァイ班は、犯行グループのアジトを突き止め拘束することに成功しました。しかし、替え玉の2人を誘拐したのは中央政府ではなく、中央政府から雇われた商会の会長・リーブスでした。エレンとヒストリアが乗っていた馬車は、中央政府に奪われます。
馬車に乗り込んだアルミンは馬を操縦し、ジャンは中央政府の1人を武器で脅して動かないよう牽制します。人を殺すことを躊躇していたジャンは、その場に転ばされ銃を向けられました。すぐに銃声が鳴り響き、ファンの間ではジャンの生死を心配する声が上がります。
しかし、先に馬を操縦していたアルミンが、ジャンを殺そうとした中央憲兵を撃ち殺していました。ジャンは助かりますが、アルミンは、仲間を助けるため仕方なかったとはいえ、初めて人を殺したことで強い精神的ショックを受けます。
かっこいい魅力③キャラソン
「Rusty Honesty」は、ジャンのキャラクターソングです。歌詞は、恐怖と向き合い戦う決意を固めたジャンのかっこいい心情が描かれています。このキャラクターソングも、アニメ「進撃の巨人」ジャン役の声優・谷山紀章が歌っていました。谷山紀章は、音楽ユニット・GRANRODEOの1人としても活躍しており、本楽曲でも持ち前の歌唱力の高さを披露しました。
かっこいい魅力④フィギュア情報
ここでは、ジャンの人気のフィギュアを紹介していきます。こちらは、笑顔で武器を持った片手を軽く上げ、シャツとパンツルックの軽装に立体機動装置をつけた爽やかな雰囲気が人気のグッズです。
こちらは、「月刊進撃の巨人公式フィギュアコレクション」のVol.4に付属していたフィギュアです。立体機動装置を使って飛び回るワンシーンであり、本体価格も1800円とお手頃で人気がありました。
かっこいい魅力⑤誕生日にはSNS上の盛り上がりがすごい?
ジャンの誕生日である4月7日には、SNSで誕生日を祝う投稿で賑わいます。特注したケーキや手作りの凝ったケーキ、グッズの飾り付け、イラストなどの画像が数多くアップされ、ファンからの惜しみない愛情がわかるものとなっていました。ちなみに、原作者の諫山創も、好きなキャラクターにジャンをあげているといいます。
ジャンのかっこいい名言集
ジャンの名言①「もう十分わかった…」
こちらは、原作「進撃の巨人」3話に登場したジャンの名言です。エレンたち104期生は、訓練兵を卒業することになります。安全な内地勤務の憲兵団に入る選択権を持つのは、成績上位者10名だけでした。ジャンは、6位という優秀な成績を収めたため、憲兵団に入る選択権を手にいれ喜びます。食堂で訓練兵たちは、憲兵団に入団できるジャンを羨ましがりました。
もう十分わかった 人類は巨人に勝てない
近くで話を聞いていたエレンは、安全とされている内地もいつ危険に晒されるかわからないという内容の発言をし、ジャンに突っかかります。ジャンは、過去に巨人と戦った兵士の死者数を例にあげ、この名言を口にしました。冷静に物事を分析するジャンの能力がわかる名言でした。
ジャンの名言②「調査兵団になる…」
こちらは、ジャンが入る兵団を考え直した時の名言です。ジャンは、過去に巨人と戦った兵士の死者数などを考慮し、人類は巨人に勝つことはできないと判断を下します。そのため、内地勤務で一番身の安全を確保できる憲兵団に入ることを目標にしていました。憲兵団を選択できるのは、成績上位者10名だけという狭き門でしたが、ジャンは努力の末6位に入ります。
調査兵団になる
訓練兵を卒業し、いよいよ憲兵団を選択して内地に行こうとしていた矢先、超大型巨人が再び現れ、ウォール・ローゼのトロスト区の扉を破壊します。卒業したばかりの104期生も、現場に駆り出されました。トロスト区奪還作戦後、ジャンは仲の良かったマルコの死を知ります。生前にマルコは、ジャンを現状を把握して正しい行動が取れると評価していました。彼の言葉を思い出したジャンは、同期生に向き直りこの名言を口にします。
ジャンの名言③「俺は、俺には…」
こちらは、知性を持った女型の巨人と戦おうとするジャンのかっこいい名言です。エレンたち104期生たちにとっては初となる、調査兵団の壁外調査が行われることになります。そんな中、大量の巨人を引き連れた知性を持った女型の巨人が登場しました。ジャンは、アルミンとライナーに合流し、女型の巨人を足止めして部隊を守ろうと提案します。
俺は、俺には今なにをすべきかが分かるんだよ。そして、これが俺達の選んだ仕事だ
訓練兵時代は利己的な発言が多かったこともあり、ジャンの発言にアルミンもライナーも驚きます。ジャンは、そんな2人に対してこの名言を口にしました。ジャンの名言に、アルミンもライナーも協力することにします。
ジャンに関する感想や評価
今進撃やってるから
— さら (@rock__band52) January 2, 2016
みてるけど鳥肌もんやな
女型の巨人来るあたりから好きやわ。無駄にジャンかっこいい←
104期生には初めてとなる第57回壁外調査が行われますが、そこへ知性を持った女型の巨人が現れます。女型の巨人は、大量の巨人を引き連れ、何か目的を持って行動していました。軍の全滅を防ぐため、ジャンはそばにいたアルミンとライナーに、女型の巨人を足止めしようと持ちかけます。この回のジャンがカッコよかったといった感想や、好きになったといった感想が散見されました。
@hasutsuki_toru ですね…ジャンかわいそうに(´・ω・`)そしてミカサに一目惚れしたのはジャンだけではないはず! しかし当のエレンは一切ミカサを恋愛対象として見てなくて悲しいですね…
— なち (@nachikt5119) May 7, 2013
訓練兵になったばかりのジャンは、前を通り過ぎたミカサに一目惚れし、黒髪が綺麗だと褒めました。しかし、その後エレンと親しそうに話している姿を目撃します。さらに、エレンはミカサの髪を触り、危ないから切るようアドバイスしました。このシーンのジャンに同情する声も多く見られました。
ジャンがマルコの死をきっかけに調査兵団への入団を決めるシーン好き
— まいそら (@StarryWish1) May 21, 2019
訓練兵を6位で卒業したジャンは、安全な内地勤務の憲兵団に入る資格が与えられていました。しかし、トロスト区奪還作戦後、ジャンは仲の良かったマルコが亡くなったことを知ります。そこで、マルコの言葉を思い出し、一番危険な調査兵団に入ることを決めます。この時のシーンがカッコ良くて好きといった感想や、感動したといった感想が多くありました。
ジャンについてまとめ
「進撃の巨人」の登場キャラクターであるジャンの魅力や作中での活躍、一目惚れした好きな人、名言などを紹介してきました。過去の人類と巨人の戦いから、冷静に物事を分析し、当初は憲兵団に入ることを目標としていました。トロスト区奪還作戦後に考えを改め、調査兵団に入ることを決めます。