【進撃の巨人】ヒィズル国のモデルは日本?着物の紋章とミカサの右手の印の関係は?

進撃の巨人のヒィズル国のモデルが日本だと、ファンの間で話題になっているのをご存知でしょうか?ヒィズル国とは東洋にある国の1つで、マーレ編以降ストーリー展開にも大きく関わってきました。今回は進撃の巨人のヒィズル国に注目しました。キヨミ・アズマビトがエルディア人のウドを助けた理由、そして着物の紋章とミカサ・アッカーマンが受け継いだ右手の印の関係に迫っていきます。

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目次

  1. ヒィズル国とは?
  2. ヒィズル国のモデルは日本?
  3. ヒィズル国の着物の紋章とミカサの右手の印の関係
  4. ヒィズル国の女性がウドを助けた理由やケニーの回想を考察
  5. ヒィズル国に関する感想や評価
  6. ヒィズル国のモデルまとめ

ヒィズル国とは?

今回は進撃の巨人のヒィズル国に注目しました。進撃の巨人ではグリシャ・イェーガーが遺した手記により、パラディ島の外に広がる世界の真相が明らかとなりました。そして孤立していたパラディ島も、世界の国々と関わりを持つようになります。そこでパラディ島の近代化に協力しているヒィズル国についてキヨミ・アズマビトがウドを助けた理由や、着物の紋章とミカサ・アッカーマンの右手の印の関係などを掘り下げていきます。

進撃の巨人の作品情報

東洋にあるヒィズル国のモデルや着物の紋章とミカサ・アッカーマンの右手の印の関係について掘り下げていく前に、まずは進撃の巨人の作品情報を紹介します。進撃の巨人は漫画家の諫山創の少年漫画が原作で、人喰い巨人が闊歩する世界を描いたダークファンタジー作品です。絶滅寸前の人類が、人喰い巨人と戦いながら世界の謎に迫っていきます。伏線が多い作品で、ファンの間では様々な考察が飛び交っています。

漫画家の諫山創のデビュー作でありながら、「このマンガがすごい!(オトコ編)」や「THE BEST MANGA 2011 このマンガを読め!」や「第35回講談社漫画賞少年部門」など数々の賞を獲得して別冊少年マガジンの看板作品となりました。独自の世界観で残酷な展開が繰り広げられる一方で、少年漫画ならではの激しいバトルシーンや仲間との絆も描かれています。また緻密な伏線もファンから高く評価されています。

進撃の巨人の概要

進撃の巨人は2006年に講談社のMGP(マガジングランプリ)の佳作に選ばれ、2009年から別冊少年マガジンで連載が開始されました。連載早々から注目を集めて、2011年には数々の賞を獲得する人気作品となりました。2020年6月時点でコミックは31巻まで発売しています。既に全世界での累計発行部数は1憶部を突破しており、僅か30巻でこの発行部数に達したのは史上最速です。

2013年には毎日放送系列でアニメ1期が放送されました。主題歌を担当したLinked HorizonがNHK紅白歌合戦に出場し、進撃の巨人の世界観を取り入れたパフォーマンスが話題となりました。2017年には毎日放送系列でアニメ2期、そして2018年にはNHK総合系列でアニメ3期も放送されました。劇場版アニメ3作品も人気を集め、2020年には新作の公開が予定されています。

進撃の巨人のあらすじ

人喰い巨人が闊歩し絶滅の危機に瀕した人類は、巨大な壁の中での生活を余儀なくされました。人類は自由を失ってしまいましたが、人喰い巨人の侵略を免れて平和に暮らしていました。ウォール・マリアに囲まれたシガンシナ区に住むエレン・イェーガーは壁内の生活には満足しておらず、壁外の世界を夢見て壁外調査を行う調査兵団に憧れていました。しかし仮初めの平和な生活も突如一変してしまいます。

通常の人喰い巨人よりも遥かに大きい超大型巨人が出現し、人類を守っていたウォール・マリアに穴を開けてしまいます。人喰い巨人の侵入を許し人々が逃げ惑う中で、エレン・イェーガーの母親が家の倒壊に巻き込まれて人喰い巨人に捕食されます。目の前で最愛の母親の命を奪われたエレン・イェーガーは「巨人の駆逐」を心に誓い、調査兵団を目指して104期訓練兵団に入団します。

ヒィズル国とは?

進撃の巨人のヒィルズ国は東洋に位置しており、長い歴史を持つ国の1つです。100年以上前エルディア帝国の同盟国だったため、145代目カール・フリッツ王の巨人大戦によりエルディア帝国と共に失脚しました。その後将軍家の血筋であるアズマビト家の尽力で、現在の国際的地位が確立されました。エルディア人に差別意識の無い世界的に珍しい国で、パラディ島の近代化に協力しています。

TVアニメ「進撃の巨人」公式サイト

ヒィズル国のモデルは日本?

パラディ島と協力関係にあるヒィズル国の謎について掘り下げいく前に、まずは進撃の巨人の作品情報を紹介しました。ここからはヒィズル国のモデルが日本である根拠を説明していきます。ヒィズル国についてはまだ多くを語られていませんが、日本がモデルになっていることを示唆するセリフや描写はあったのでしょうか?

考察①「東洋から来たヒィズル国の人だ」というセリフ

マーレではダイバー家の演説前夜に、各国の要人を招いたパーティーが催されていました。そのパーティーでのガビ・ブラウンのセリフに注目すると、ヒィルズ国は東洋に位置する国だということが分かります。そしてこの時のキヨミ・アズマビトは着物姿でした。これはヒィルズ国が東洋にある着物を正装とする国という描写であり、日本をモデルにしていると考えられています。

考察②ヒィズル国の名前

続いてはヒィズル国の名前に注目します。ヒィルズ国は「日出ずる国」を意味していると言われています。「日出ずる国」は聖徳太子が隋に宛てた書簡で日本を表す言葉として使われていました。進撃の巨人では現実世界とは逆で進撃の巨人では太陽が西から昇るという点では矛盾していますが、ヒィルズ国が日本をモデルにしている有力な根拠となっています。

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ヒィズル国の着物の紋章とミカサの右手の印の関係

東洋にあるヒィズル国について、まずは日本がモデルとなっている根拠を説明しました。続いてはヒィズル国のキヨミ・アズマビトの着物の背中にあった紋章、そしてミカサ・アッカーマンが受け継いだ右手の印の関係について掘り下げていきます。それでは伏線とストーリー展開に定評のある進撃の巨人の謎の1つに迫っていきます。

考察①着物の紋章

ヒィルズ国の外交官であるキヨミ・アズマビトの着物には、背中の部分に紋章が描かれています。ヒィルズ国が日本をモデルにしていることから、この紋章は家紋という説が濃厚です。つまりこの紋章はヒィルズ国の国旗のような存在ではなく、キヨミ・アズマビトの生家であるアズマビト家を表しています。そもそも家紋とは他者と区別するために、家の独自性を表すために生まれました。

キヨミ・アズマビトの着物の紋章は、3本の刀を三角形に組み合わせています。この紋章は三つ組み筋違(すじかい)と呼ばれている模様で、家や城を守るという意味が込められています。つまりアズマビト家もアッカーマン一族と同様に、優れた武家の血を引く一族なのです。もしかすると今後アズマビト家にも、アッカーマン一族の覚醒と同等クラスの能力があるという展開になるかもしれません。

考察②ミカサの右手の印

進撃の巨人のヒロインのミカサ・アッカーマンは、東洋人の母親とアッカーマン一族の父親のハーフです。壁内の東洋人はほとんど絶滅していたため稀少価値が高く、人攫いに家を襲撃されて両親を殺されてしまいました。自身も東洋人の血を引くため人攫いに狙われますが、家を訪ねてきたエレン・イェーガーに命を救われました。人攫いとの戦いをきっかけに、アッカーマン一族の力が覚醒しました。

ミカサ・アッカーマンの右手には、母親から受け継いだ印が刻まれています。またミカサ・アッカーマンは右手の印を子供にも受け継ぐように言われていました。ミカサ・アッカーマンの右手の印は進撃の巨人ファンの間で様々な憶測を呼んでいましたが、ヒィルズ国のキヨミ・アズマビトの登場で将軍家の家紋だと明らかになりました。東洋人の中でも特に貴重な存在なので、壁内の将軍家は印を隠して生活していたのかもしれません。

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ヒィズル国の女性がウドを助けた理由やケニーの回想を考察

日本がモデルとなっているヒィルズ国について、キヨミ・アズマビトの着物の紋章とミカサ・アッカーマンの右手の印の関係を考察しました。続いては数少ないヒィズル国に関係する描写から、ヒィズル国の謎に迫っていきます。エルディア人のウドを助けた理由だけでなく、中央第一憲兵団の対人立体機動部隊で隊長を務めていたケニー・アッカーマンの回想についても掘り下げていきます。

考察①ヒィズル国の女性がウドを助けた理由

進撃の巨人の世界には、黒歴史が原因の人種差別が根強く残っています。エルディア帝国の奴隷だったユミルは、有機生物の根源と接触して巨人化の能力を身に付けました。ユミルの巨人化の能力を欲した初代フリッツ王はユミルに子供を産ませ、巨人化の能力で世界を掌握しました。そして初代フリッツ王は巨人化出来るエルディア人の血筋を増やしていきました。フリッツ王家による民族浄化は1700年間続けられました。

その後9つの内7つの巨人の力をマーレが奪ってからは、エルディア人は人種差別に遭い兵器として扱われました。しかしマーレ編ではエルディア人のウドが着物を汚してしまいましたが、ヒィルズ国のキヨミ・アズマビトはウドを罵るどころか助けています。ヒィルズ国が古くからエルディア帝国と親交のあった歴史的要因、そして今後利益になる可能性を加味してエルディア人を差別していないと考えられています。

考察②ケニーの回想

ヒィルズ国に関することは、実はケニー・アッカーマンの回想でも描かれていました。ケニー・アッカーマンとは王政編に登場した中央憲兵団の隊長です。切り裂きケニーの異名を持ち、暗殺などの対人に特化した任務を遂行していました。アッカーマン一族の血筋のため王政から酷い迫害を受けており、妹のクシェル・アッカーマンを病で亡くしました。

そんなケニー・アッカーマンの回想では、アッカーマン一族はエルディア人と異なる種族で記憶操作を受けていないことが明らかとなりました。そしてアッカーマン一族と同じく壁内で記憶操作を受けてない一族として、東洋の一族の存在が語られていました。この東洋の一族こそが、ミカサ・アッカーマンの母方の血筋であるヒィルズ国の末裔だと考えられています。

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ヒィズル国に関する感想や評価

ヒィルズ国のモデルが日本である根拠を説明し、キヨミ・アズマビトの着物の紋章とミカサ・アッカーマンの右手の印の関係を考察しました。それでは最後に、進撃の巨人のヒィズル国に関する世間の感想や評価を紹介していきます。パラディ島と協力関係にあるヒィズル国に対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはヒィズル国に対する印象について書かれているツイートです。東洋にあるヒィズル国の人々と日本人には多くの共通点が存在します。ヒィズル国のキヨミ・アズマビトは着物姿だっただけでなく、日本人の奥ゆかしい雰囲気を醸し出していました。エルディア人に対する人種差別が描かれている中で、ヒィズル国の人々の言動は好印象のようです。

こちらはヒィズル国の名前について書かれているツイートです。進撃の巨人は沢山の伏線が張り巡らされている作品なので、何気ないセリフや名前に多くのファンが注目しています。このツイートは名前から発展させて、ヒィズル国の人々に隠された能力を考察しています。エルディア人には巨人化の能力が宿っていたので、東洋にあるヒィズル国の人々にも何か能力が隠されているかもしれません。

こちらはヒィズル国の将軍家の能力について考察しているツイートです。ヒィズル国の外交官として、アズマビト家の頭領であるキヨミ・アズマビトがパラディ島を訪れました。キヨミ・アズマビトは銭勘定に浅ましいと言われている人物で、パラディ島に協力しているのも立体機動装置の燃料の元となる氷爆石などの資源でこの先大きな利益を得られると期待しているからです。

あくまでもヒィズル国の利益のために行動しているキヨミ・アズマビトが、ミカサ・アッカーマンを重要視しています。このキヨミ・アズマビトの言動は、ミカサ・アッカーマンが価値ある存在だと意味しています。ミカサ・アッカーマンにはヒィズル国の将軍家の末裔としての特殊能力があり、ループ出来るのではないかと話題になっています。

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ヒィズル国のモデルまとめ

東洋にあるヒィズル国のモデルやキヨミ・アズマビトの着物の紋章とミカサ・アッカーマンの右手の印の関係について考察しましたが、いかがでしたでしょうか?進撃の巨人にはヒィズル国以外にも、まだ明らかとなっていない多くの伏線が張り巡らされています。この機会にぜひ、進撃の巨人をご覧になってみてはいかがでしょうか?

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