【進撃の巨人】巨大樹の森とはどんな場所?アニとの戦いなど登場シーンまとめ

巨大樹の森とは、女型の巨人と戦ったウォール・マリアの南東にある森です。高さが80m以上もある高い木々がそびえ立つ場所で、ウォール・マリアが陥落し巨人が溢れかえる前までは、観光スポットとしても有名でした。調査兵団の壁外調査57回目で、女型の巨人・アニとエレンが一騎打ちした場所でもありました。この記事では、「進撃の巨人」に登場する巨大樹の森の場所や特徴、モデルの考察などを紹介していきます。

【進撃の巨人】巨大樹の森とはどんな場所?アニとの戦いなど登場シーンまとめのイメージ

目次

  1. 巨大樹の森とはどんな場所?
  2. 巨大樹の森でのアニとの戦い
  3. 巨大樹の森の登場シーン
  4. 巨大樹の森のモチーフを考察
  5. 巨大樹の森に関する感想や評価
  6. 巨大樹の森とはどんな場所?まとめ

巨大樹の森とはどんな場所?

巨大樹の森とは、ウォール・マリアの南東に位置します。その名の通り、高さが80m以上もある木々が生茂る森であり、巨人との戦いで欠かせない立体機動装置を使いやすい地形となっていました。広大な敷地の森であり、物語の伏線になる場所なのではないかと考察するファンも多くいます。

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の概要

「進撃の巨人」は、講談社が刊行する「別冊少年マガジン」で2009年から連載がスタートした作品です。アニメ第1期は、2013年4月から9月まで2クール放送されます。第2期は2017年に、第3期は2018年から放送開始し、第4期の放送も予定されています。

進撃の巨人のあらすじ

人を食べる巨人から身を隠すため、人類は巨大な壁の中で生活していました。正義感の強い少年・エレンは、ウォール・マリアにあるシガンシナ区で生まれ育ちます。両親を亡くしたことで一緒に暮らすことになったミカサ、幼なじみの優しい少年・アルミンと共に、外の世界へ出る夢を募らせます。そんな中、大型の巨人が現れ、壁を破壊しました。破壊された壁からは、外にいた大量の巨人たちが乗り込んできます。

巨大樹の森の場所

巨大樹の森とは、ウォール・マリアの南東にある巨大な樹木が生茂る森であり、壁外にも壁内にも存在します。明確な面積は不明ですが、土地は広大でした。森の誕生秘話や、伝承などもなく、何か伏線があるのではないかと考察するファンも多くいました。

巨大樹の高さ

巨大樹の森に生茂る木々の高さは、80mを超えるとされています。幹や枝もしっかりしており、立体機動装置が使いやすい地形となっています。小柄で俊敏な動きができる巨人化したユミルには、動きやすい場所でもありました。

観光地だった巨大樹の森

巨大な樹木が生茂る緑豊かな森であるため、もともとは観光地として知られていました。高さが80mもある木々が所狭しと並んでいる様子は、非常に神秘的です。日々の疲れやストレスを解消するため、森林浴を目的とした観光客が多かったと推測されます。

調査兵団の拠点

巨大樹の森は、もともと有名な観光地だったといいます。巨大樹の森の木々は、樹高が高く、幹も枝もしっかりしています。兵団が扱う立体機動装置を使うのに適した地形であり、ウォール・マリアが巨人によって陥落させられた後は、調査兵団が拠点として使うようになりました。

進撃の巨人 作品公式サイト

巨大樹の森でのアニとの戦い

捕獲された女型の巨人

調査兵団は、57回目となる壁外調査に繰り出します。調査兵団に入団したばかりの第104期訓練兵団にとっては、初の壁外調査となりました。旧市街地まで援護班が周囲を取り囲む巨人を倒し、その隙にエレンたちは先へと進みます。調査を続ける中、14mはある女型の巨人が、まっすぐアルミンのいる方へと向かってきました。戦い方から、アルミンはエレンと同じく知性のある巨人であると判断します。

巨人を呼び寄せたアニ

女型の巨人が連れてきた大量の巨人によって、右翼側にいた調査兵団の部隊は壊滅状態となっていました。馬から落ちたアルミンは、食べられることを覚悟します。しかし、女型の巨人は、アルミンが被っていたフード下の顔を確認した後、再びどこかへ走っていきました。呆然とするアルミンの元に、ライナーがやってきます。2人で女型の巨人を追いかける中、ジャンも合流しました。

アルミンは、女型の巨人の目的はエレンであると推理します。エレンは、部隊の中でも安全な場所にいました。持っている煙弾では、女型の巨人が知性を持った巨人であることを周囲に知らせることはできません。ジャンは、部隊が全滅するのを阻止するため、女型の巨人を相手取って、周囲が逃げるまでの時間稼ぎをする案を思いつきます。アルミンとライナーは、ジャンの提案に乗ることにしました。

エレンかどうかわからない兵士をすぐに殺すことはしないと考え、フードを被って女型の巨人に接近します。女型の巨人は、疲労がたまったためか、以前よりも走るスピードが遅くなっていました。アルミンは、乗っていた馬を叩き飛ばされ、地面に打ち付けられます。ライナーは女型の巨人に掴まれますが、武器を使って脱出しました。切られた掌を見た女型の巨人は、エレンのいる中央の後方へと走り出します。

アルミン、ジャン、ライナーの3人は、女型の巨人を足止めしようと挑んだ際、乗っていた馬2頭を失います。そこへ、クリスタが2頭の馬を引き連れてやってきました。右翼側は、多数の死者が現れ壊滅状態でした。撤退するかに思われましたが、緑の煙弾が放たれ、作戦は続行されることとなります。壁外調査をしていた調査兵団は、エルヴィン団長の命令により巨大樹の森へと向かいました。

巨大樹の森へと逃げ込んで間も無くして、女型の巨人が追ってきました。周囲の調査兵団が足止めしようと攻撃しますが、通常の巨人とは異なり知性と身体能力の高さがあることから、まるで歯が立ちませんでした。必死に森の奥地へと逃げる中、待ち構えていたエルヴィン団長たちが女型の巨人を取り押さえます。叫び声をあげた女型の巨人は、仲間の巨人を呼び寄せて姿をくらましました。

エレンとアニの戦闘

女型の巨人・アニは、調査兵団に紛れ込み、再びエレンを追います。撤退命令が出たことで帰路についていたリヴァイ班のグンタは、リヴァイと勘違いしてアニに近づき殺害されました。残るオルオ、ペトラ、エルドは、エレンを先に逃し巨人化したアニと戦います。しかし、アニの戦闘能力の高さに敵わず、3人とも死亡しました。巨人化したエレンは、アニと戦いますが敗北し、うなじを噛み切られ本体を飲み込まれます。

負傷したリヴァイ

後からやってきたミカサとリヴァイは、エレンを飲み込んだアニを追いかけます。リヴァイは、巨大樹の森から出る前にエレンを救い出すとし、ミカサにアニの注意を引きつけるよう指示しました。まずアニの目を潰し、全身に攻撃を浴びせます。リヴァイの攻撃によって、アニは片手でうなじを隠しながらその場に座り込みました。リヴァイの連続の攻撃によって、アニはうなじを庇っていた手を離します。

倒せると考えたミカサは、アニのうなじを切りに向かいます。しかし、アニはそばに来たミカサを手で跳ね除けようとしました。アニの手からミカサを庇ったリヴァイは、その拍子に足を負傷します。負傷を追いながらも、アニの顎を切り裂いて中にいたエレンを救出することに成功しました。

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巨大樹の森の登場シーン

登場シーン①アニとの戦闘

「進撃の巨人」作中で巨大樹の森が登場したシーンを紹介していきます。1つめは、女型の巨人となったアニとエレンが戦ったシーンです。調査兵団は、57回となる壁外調査へと出向きます。巨人になれるエレンのいるリヴァイ班は、一番安全な中央の後方にいました。アルミン、ジャン、ライナーは、時間を稼ぐため女型の巨人のアニと戦いますが、全く歯が立ちませんでした。

アニは、仲間のライナーからエレンの居場所をこっそり知らされ、中央後方へと向かいます。上からの命令で巨大樹の森に逃げ込んだリヴァイ班は、追ってきたアニと遭遇しました。アニは、待ち構えていたエルヴィンたちによって捕らえられます。しかし、叫び声をあげて巨人を呼び寄せ、調査兵団の中に紛れ込んで再びエレンを追います。リヴァイ班のメンバーを殺された怒りから、エレンは巨人化し女型の巨人のアニと戦います。

登場シーン②イルゼと巨人の遭遇

巨大樹の森は、OVA「イルゼの手帳」でも登場します。調査兵団に所属していたイルゼは、第34回壁外調査へと赴きます。しかし、任務を遂行する中、立体機動装置が破損し乗っていた馬もいないという状況に陥りました。1人で巨大樹の森を歩いていたイルゼは、運悪く巨人と遭遇します。巨人は、イルゼをユミル様と呼び、頭を下げました。その巨人に、イルゼは罵詈雑言を浴びせ、興奮した巨人に食べられ死亡します。

登場シーン③エレン捕獲後の逃走

ライナーとベルトルトは、エレンに自分たちが鎧の巨人と超大型巨人であると告白し、故郷に一緒についてくるよう求めます。言葉の意味が理解できなかったエレンは、もしそうだとしてもついていくわけがないと返しました。巨人化したライナーとベルトルトは、エレンとユミルを連れ出すことにします。超大型巨人になったベルトルトは、熱波放出を発したため、近づいて攻撃することができなくなりました。

エレンは、鎧の巨人になったライナーと戦いますが敗北します。ライナーとベルトルトは、エレンと負傷していたユミルを連れて逃走します。エレンとユミルが目を覚ました場所は、巨大樹の森にある木の上でした。ユミルは、冷静に状況を考察した内容をエレンに話して聞かせます。ユミルとエレンは立体機動装置をつけていませんが、ライナーとベルトルトはつけています。さらに木の下には、巨人がたくさんいました。

こうした状況から考察すると、巨人化して2人と戦い生き残るのは困難を極めました。その後、調査兵団がエレンとユミルを助けにやってきました。ベルトルトに背負われていたユミルは、クリスタも一緒に連れていくことを望みます。巨人化したユミルは、クリスタを口の中に入れて再びライナーたちの元へと戻っていきます。

登場シーン④ジークが拘束されていた

巨大樹の森は、エレンの異母兄弟にあたるジークが捕まっていた場所でもありました。リヴァイは、捕らえたジークを監視していましたが、逃げられてしまいます。調査兵団の兵士たちを巨人も巨人にしたジークでしたが、リヴァイに倒されまたも拘束されました。

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巨大樹の森のモチーフを考察

「進撃の巨人」作中で、巨大樹の森はかなり重要な局面で登場していました。巨大樹の森は、何かモデルとなった場所や伝承があるのでしょうか?ここでは、巨大樹の森のモチーフについて考察していきます。

巨大樹の森はユグドラシル?

ユグドラシルとは?

巨大樹の森は、ユグドラシルではないかという仮説があります。ユグドラシルとは、宇宙樹、世界樹などという呼び名もある北欧神話に出てくる大きな木のことで、神話に登場する9つの世界を取り込んでいるとされています。9といえば、「進撃の巨人」に登場する巨人も9種類でした。座標とされる始祖の巨人・ユミル・フリッツ亡き後、9つに魂が別れ九つの巨人が登場します。

ユグドラシルの根の世界との関係性

ユグドラシルの根は、3つあります。この3つが、巨大な幹を支えているとされています。その3つとは、死者の国とされるヘルヘイム、人間、高い戦闘能力を持ち人間と外見が似ているとされる霜の巨人です。霜の巨人は、「進撃の巨人」でいう9つの巨人、ヘルヘイムは、元人間で殺戮を繰り返す無知性巨人が該当すると考察されます。こうして見ていくと、「進撃の巨人」は、ユグドラシルの根の世界と密接な関係がありそうです。

ユグドラシルとユミルの民

呼び方が異なるだけで同じ対象を指すエルディア人とユミルの民。別名が存在するのは、何か意味があるのでしょうか?始祖の巨人ユミル・フリッツの前に、無知性巨人が存在していたと仮定します。モチーフとなったユグドラシルの構造から考えると、彼らは巨大樹の森から誕生した可能性があります。始祖ユミル・フリッツは、無知性巨人と何らかの契約を交わし巨人化したのかもしれません。

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巨大樹の森に関する感想や評価

巨大樹の森は、高い木々がそびえ立つ緑豊かな場所であり、ウォール・マリアが巨人に占拠される前までは、有名な観光スポットだったといいます。巨人がいなければ美しい森であるため、行って見たいといった感想も多くありました。

巨大樹の森は、高さが80m以上もある木々が生い茂った森です。幹も枝もしっかりしており、立体機動装置を使うのに適した地形といえます。このことから、巨大樹の森で立体機動装置を使って見たいといった感想も散見されました。

巨大樹の森は、謎に包まれています。なぜ高さ80m以上もある木々が生い茂っているのか、誕生した秘話はあるのか、存在している意味はあるのか、今後伏線になるのではないかといった考察や疑問を持つ人も多くいました。

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巨大樹の森とはどんな場所?まとめ

「進撃の巨人」に登場する巨大樹の森の場所や、モデルの考察、登場したシーンなどについて紹介してきました。ウォール・マリアが巨人に占拠される前は、有名な観光地として人気があった森でした。今後の物語の伏線となるのか注目されています。

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