【BLEACH】風死絞縄は檜佐木修兵のオサレな卍解！能力や斬魄刀・風死を考察

ブリーチでノースリーブの死覇装を着用している檜佐木修兵は、卍解の風死絞縄を扱うことができました。彼が扱う卍解の風死絞縄はオサレと注目を集めています。「69」という刺青を左の頬に刻んでいる彼は、護廷十三隊に所属しており九番隊において副隊長を務めていました。鎖鎌のような形状をしている二刀一対となっている斬魄刀を愛刀としている彼は、巨大虚に襲われて以来戦いの際に恐怖心を抱くようになってしまいます。

この巨大虚は天に立つという野心を抱いていた藍染惣右介が実験的に作ったものでしたが、彼には顔に痛々しい3本の傷と心に大きな恐怖を与えることになりました。そこで、ブリーチで卍解となっている風死絞縄を扱うことができる檜佐木修兵の斬魄刀である風死の能力や強さ、オサレな卍解と言われている風死絞縄の能力を考察しながら、彼の声優を務めた小林ゆう（幼少時代）さんや小西克幸さんもご紹介します。

全366話によってテレビアニメ（2004年10月～2012年3月）として放送された「BLEACH（ブリーチ）」は、広島県出身の久保帯人（くぼたいと）さんによって描かれた漫画となっています。BLEACH（ブリーチ）では、茶色の瞳にオレンジの地毛を持つ黒崎一護は人の魂を喰らう虚によって大好きだった母を失いますが、後に残された双子の妹を守るべく死神になる訓練を積み、仲間と力を合わせて戦う姿が描かれていきました。

週刊少年ジャンプ（2001年36・37合併号～2016年38号）によって連載されていた「BLEACH（ブリーチ）」は、1億2000万部という世界累計発行部数を誇っており、平成16年度には第50回小学館漫画賞（少年向け部門）を受賞しています。テレビ東京の業績に最も貢献している作品として名前が挙がっているBLEACH（ブリーチ）は、全74巻に渡って単行本で刊行されており、ヴォイスコミックは全4話で展開されました。

自分が大切にしたいと思う一つのものをしっかりと護り通せるようにと名付けられた黒崎一護は、ぶっきらぼうな態度をとる高校生でしたが、正義感が強く凶悪な虚に対しても臆することなく戦う姿勢を持っていました。異常なほど霊感が強かった彼は、滅却師と死神の血を受け継いでいたのです。かつて滅却師として自分を守ってくれた母親の思いを大切にしている彼は、死神となって大切な家族を守り抜こうとしていました。

ブリーチで卍解となっている風死絞縄を扱うことができる檜佐木修兵は、九番隊において副隊長を務めています。「69」という刺青を左の頬に刻んでいる彼は、110年前には流魂街に住んでいました。当時の彼は泣き虫で気弱な性格を持っていたために、人の魂を喰らう虚に襲われた際には何もすることができなかったのです。死にそうになったところを当時九番隊において隊長を務めていた筋肉質の六車拳西によって助けてもらいます。

• 名前：檜佐木修兵（ひさぎしゅうへい）
• 所属・役職：護廷十三隊において九番隊の副隊長
• 生年月日：8月14日
• 出身地：流魂街（110年前）
• 斬魄刀：風死
• 体重：67kg
• 身長：181㎝
• 好きな食べ物：ウインナー
• 趣味：ギター

「69」という数字を左の頬に刺青として刻んだのは、銀髪でかっこいい六車拳西に対する憧れの気持ちからだったのです。虚に襲われた彼は強くなろうと真央霊術院の試験を受けますが2回落ちてしまいます。しかし、諦めなかった彼は次第に成長し入ることができました。優等生だった彼は護廷十三隊への入隊が在学中に内定するほど強くなります。幼少期は泣き虫だった彼ですが席官入り確実と言われるまでになりました。

ブリーチでウインナーが大好きな檜佐木修兵は、幼少期は泣き虫で弱気な性格を持っていました。幼少期に虚に襲われた際に通りがかった当時九番隊において隊長を務めていた筋肉質の六車拳西に助けてもらいます。その時の彼のかっこいい戦う姿に憧れた檜佐木は死神となって戦う決意をしました。入学試験には2回も落ちてしまった彼ですが、諦めずに頑張ったために最終的には合格しています。

諦めずに修業を積む芯の強さがあったために、九番隊において副隊長を務めるほどに成長することができたのです。しかし、魂葬実習の引率に出た際に巨大虚に襲われ顔に傷を負ってしまってからは、幼少期の弱気な性格が復活してしまいます。戦いを恐れるようになってしまった彼は常に半歩下がってしまう癖がついてしまったのです。当時九番隊において隊長を務めていた東仙要に恐怖を受け入れる大切さを教わります。

彼を師匠と仰ぐようになった彼は、それ以来恐怖と戦う勇気を持つようになりました。そのため、難易度の高い卍解である風死絞縄を使うことができるようになったのです。師匠と仰いだ東仙要の裏切りを受けた際も、最後まで自分に勇気を与えてくれた東仙要を尊敬するという人情味のある姿も見せていました。隊長を務めた東仙要が姿を消してからは彼の活躍が増え注目されるようになります。

ブリーチのアニメ版と小説版ではクールでかっこいい檜佐木修兵は、異なるキャラクターとして描かれています。イケメンでかっこいいと話題になっている彼ですが、妄想癖が激しいため残念なイケメンとも言われていました。アニメ版においてはメインキャラクターでないためそれほど活躍が見られない彼ですが、2017年に発売された小説版では主人公としての活躍を見せています。

アニメ版は2004年から放送され注目を集めていましたが、原作に忠実な本編に追加されたオリジナルのストーリー編も制作されていました。本編においてはそれほど登場回数が多くなかった彼ですが、オリジナル編では登場回数も増え、残念なイケメンと言われる彼の魅力を確認することができます。そこでは、妄想癖が炸裂しており、巨乳の乱菊に心を寄せている彼は彼女を妄想して鼻血を出していました。

「BLEACH Can’t Fear Your Own World Ⅰ」という小説版は2017年8月4日に発売されています。小説版では主人公として活躍している彼はオサレな卍解と言われるようになった風死絞縄（ふしのこうじょう）を披露しています。アニメ版はバトルがメインとなっていますが、小説版では今までのブリーチの内容を補完するような展開となっており、彼は瀞霊廷においての通信編集長として働いていました。

「BLEACH Can't Fear Your Own World」という小説版では、残念なイケメンとして注目を集めている檜佐木の風死絞縄が披露されています。九番隊において副隊長を務めている彼は小説版においては主人公として活躍しているため最上級の解放となっている風死絞縄ができるようになったのでしょう。正義のあり方について苦悩する彼は、アニメ版とは異なった魅力が放たれ注目を集めるようになります。

始解の状態での風死では、風車のような形状の鎖で繋がれている大きな2本の鎌を投げつけたり、斬り倒したりする単純な攻撃となっていました。しかし、小説版に登場した風死絞縄では真の強さは2つの鎌を繋いでいた鎖だったことが判明しています。風死絞縄の能力が解放されると2本の鎌が渦を巻くようになりました。さらに鎖は、漆黒の塊となって凝縮されていきます。

漆黒の塊が弾けることによって黒い霊圧の風が一体に吹き荒れることになりました。大気と大地の霊圧は消えることになり、彼の周囲の者だけの霊圧が残った状態となります。突然彼の周囲からは無数の鎖が出現し、敵と自分を縛り付けていました。鎖で結ぶことができる対象物は彼によって決定されることになりました。最後はお互いの霊圧を分かち合うことができる黒い太陽を頭上に発生させています。

妄想癖があるイケメンの檜佐木が解放した卍解は風死絞縄となっています。解放された風死絞縄の能力によって鎖で繋がれた者同士はお互いに不死身に近い状態になることができました。鎖と発生した黒い太陽によってお互いの傷をお互いの霊圧によって完治させることができたのです。この能力は彼が風死絞縄を解くまで永遠に続くことになりました。

そのため、鎖で繋がれた敵と自分はお互いに死ぬ寸前まで霊圧を削り続けることになったのです。霊圧が続く限りは生き延びますが、最悪共倒れになる危険性も含まれていました。風死絞縄での攻撃は作中では1度しか描かれていません。

かなり貴重なシーンとなりましたが、その他にはチェーンソーのようにお互いに巻き付いた鎖を動かして攻撃することもできました。しかし、運命共同体となっているため攻撃してもお互いの霊圧によって完治させることができるため、あまり意味のある攻撃とは言えないでしょう。

ブリーチでは虚を倒すために死神が大活躍しています。死神が虚を倒すための武器として扱っているのが斬魄刀です。虚を斬り倒すことができる斬魄刀はそれを扱う死神の能力や霊圧によって、斬魄刀の能力や形状が異なっていました。クールでかっこいい見た目の檜佐木修兵が扱っている斬魄刀は風死（かぜしに）となっています。風死という斬魄刀の形状は、二刀一対となっている鎖鎌のような見た目となっていました。

卍解において風死絞縄を使うことができる彼は、二刀一対となっている鎖鎌のような見た目の斬魄刀をあまり好きではないようです。そのため、始解となっている風死という斬魄刀での戦いのシーンは少なくなっていました。斬魄刀によって斬られた虚は魂が抜けるため、虚を斬魄刀によって斬ることで今まで人間や死神から奪ってきた魂を解放することができます。

虚を斬ることができる斬魄刀を解放するためには斬魄刀の名前とそれぞれのキーワードを組み合わせた解号が必要となっていました。それを唱えることで初めて斬魄刀は解放され力を発揮することができたのです。また、斬魄刀は2段階の解放をすることが可能で能力が高い隊長クラスになると卍解も解放することができました。

ブリーチで料理が得意な檜佐木修兵は風死という斬魄刀を使用していますが、普段の形状は日本刀となっています。しかし、能力を解放することによって形状を変化させることができました。彼の扱う斬魄刀は能力を解放することによって風車のような形状の鎖と2枚の刃を持った大きな鎌のような見た目の武器となります。まるで風車のような大きな鎌を2つ鎖で繋げた武器を敵に向かって回転させながら投げつけていました。

風死絞縄を使うことができる彼は、命を刈り奪る（かりとる）形状をしている風車のような見た目の武器をあまり好きではなかったようで、戦いの際には積極的には使用していません。それほど冷酷になれない人情味のある性格の彼は戦いにおいても弱気になってしまう傾向があったのです。

ブリーチで鎖によって相手と自分を繋げて戦う風死絞縄を使用することができる檜佐木は、斬魄刀を解放する際に「刈れ～」という解号を唱えています。彼の斬魄刀を解放する際には「刈れ～」と唱えることで始解を解放することができました。死神は虚を倒すための武器として使用していますが、普段は日本刀のような形状になっていることがほとんどです。

しかし、解放することによって形状を変えて力を発揮することができるようになります。彼の斬魄刀は解放することで日本刀から2つの風車のような形状の鎌が鎖で繋がれている状態の斬魄刀となりました。さらに卍解を解放することによって鎖と黒い太陽が出現して始解の時とは全く異なる力を発揮することになります。

ブリーチでギターが趣味の檜佐木修兵は、2本の風車のような鎌の形状をした斬魄刀を使用していますが、その能力はあまり強くないのではと推測されています。彼自身がこの刀の形状を気に入っていないためそれほど積極的に使用していないのですが、かなり原始的な攻撃となっていたためにそのような評価がされたのかもしれません。

風死絞縄を使うことができる彼は、風死に開放した際は斬るか投げるかの攻撃しかできないために能力はそれほど高くないと考察されるようになったのです。物理的な攻撃以外に風車のような形状をしているため、その雰囲気を活用して風を起こしたり、嵐を起こしたりすることができれば能力が高い武器と評価されたのかもしれません。

幼少期は泣き虫で弱気な性格だった檜佐木ですが、ブリーチで彼の過去のエピソードが描かれ話題となりました。かつて流魂街に住んでいた彼は、友達と一緒に過ごしていた際に虚に襲われています。虚によって魂を喰われそうになったところを、たまたま通りがかった筋肉質で銀髪の六車拳西（当時九番隊の隊長）によって助けてもらいます。命を助けてくれた六車拳西の胸の下の中心には「69」という刺青が施されていました。

幼かった彼は死神である六車拳西の圧倒的な強さに憧れるようになります。そのため、それ以降彼と同じ「69」という刺青を左の頬に刻んだのでした。ブリーチの漫画では第46話において真央霊術院に在籍していた際のシーンが描かれています。虚狩り実習訓練に参加した彼は、その際に虚に襲われ怖い体験をしました。それ以降、虚の戦いにおいて恐怖心を抱くようになってしまった彼のエピソードが描かれています。

また、第209話（過去編）では110年前に虚に襲われてるところを勇ましい当時隊長を務めていた六車拳西に助けられているエピソードが描かれていました。虚との戦いにおいて恐怖心を抱くようになった理由や戦いの際に無意識に半歩下がってしまう癖がついてしまった彼の心情なども繊細に描かれています。彼にも虚との戦いにおいて心身ともにボロボロになってしまった過去があったようです。

残念なイケメンと呼ばれている檜佐木は、臆病で戦いの際に恐怖心を抱いてしまう人情味のある性格となっているため多くの人から支持を集めています。優秀でなりながらも過去に虚に襲われた際の恐怖に苦しめられている心情も作中では描かれていました。

そんな彼のフィギュアに注目が集まっています。彼のフィギュアは上記のようなクールでかっこいい姿のフィギュアも人気ですが、幼少期の貧しい姿のフィギュアキーフォルダーも登場し注目を集めました。仲間でありスタイル抜群の乱菊に心を寄せ、彼女の妄想によって鼻血を出してしまうなど残念なイケメンとしても評判ですが、そこが彼の魅力ともなっているようです。

料理が得意な人情味のある檜佐木修兵の声を担当したのは声優の小西克幸さんです。彼は声優のほかに舞台俳優としても活躍されています。幼少期からボーイスカウトとして活動をしていた彼は、小学校から高校にかけて毎日サッカーを夢中でしていたそうです。高校生の時はサッカーの他に映画研究会にも所属していた彼は声優という職業があることを知ります。それがきっかけとなり勝田声優学院に入学し声優を目指しました。

• 名前：小西克幸（こにしかつゆき）
• 愛称：こにたん
• 血液型：B型
• 生年月日：1973年4月21日
• 出身地：和歌山県和歌山市
• 所属事務所：賢プロダクション
• 職業：声優、舞台俳優
• 声優デビュー：1996年
• 身長：180㎝

声優の小西克幸さんの主な出演作品には、勇者王ガオガイガーのボルフォッグ/ビッグボルフォッグ役や妖しのセレスの十夜役、電脳冒険記ウェブダイバーのガリューン役、ワイバリオン役、SAMURAI DEEPER KYOの鬼眼の狂/壬生京四郎役、デュエル・マスターズのナイト役、DEAR BOYSの土橋健二役、トランスフォーマー スーパーリンクの総司令官グランドコンボイ役、デカダンスのカブラギ役などがあります。

• 名前：小林ゆう（こばやしゆう）
• 生年月日：1982年2月5日
• 出身地：東京都
• 血液型：O型
• 所属事務所：ホーリーピーク
• 職業：声優、歌手
• 声優デビュー：2003年
• 身長：168㎝

九番隊において副隊長を務めている檜佐木修兵の幼少期の声を担当したのは声優の小林ゆうさんです。彼女は声優の他に歌手としても活動をされています。モデル（高校生の頃）としてスカウトされた彼女は2003年には声優としても仕事が決まりデビューを果たします。声優として活躍した彼女はその成果を認められ第2回声優アワード（2008年）において新人女優賞を受賞しました。

「Can't Fear Your Own World」という小説版では、本編で描かれていなかった「風死絞縄」という卍解を使用して活躍する檜佐木修兵の姿が見れて良かったと感想を寄せている人がいました。本編ではそれほど登場回数が多くなかった残念なイケメンの彼は小説版においては主人公として活躍しています。そのため、死神で副隊長を務めていながらも虚に恐怖心を抱いてしまう彼を応援していた人は喜んでいたようです。

妄想癖が激しい檜佐木修兵は、クールでイケメンなかっこいいキャラクターでありながら残念なイケメンとしても扱われていました。そんな人情味の溢れる彼が小説版で使用している風死絞縄（ふしのこうじょう）の響きがかっこいいと高く評価をしている人もいます。鎖によって敵と繋がることができる能力となっているため、その鎖で繋がりたいと考えている人もいました。

臆病者なりに必死に戦っている檜佐木修兵の姿を見ていつの間にか推しになっている人は意外と多いようです。風死絞縄という卍解での解放で使用することができる技も力で倒す技でないところが高く評価されているようでした。虚に恐怖心を抱いてしまう臆病者でありながらも、その恐怖と必死に戦っている姿が共感を持たれたようです。彼の活躍が今後も楽しみだという声も上がっていました。

ウインナーが好物の檜佐木修兵は、一見クールでイケメンのような雰囲気を漂わせていますが時に好意を抱いている女性を妄想しては鼻血を出したり、虚との戦いにおいて恐怖心を抱いたりする残念なイケメンでもありました。しかし、小説版においては主人公として活躍しており、力で倒す技ではない相手と繋がって戦う「風死絞縄」を使用しています。臆病者なりに恐怖と必死に向き合う姿は高い支持を集めていました。