2020年06月24日公開
2020年06月24日更新
【ハンターハンター】パイクの念能力と強さを考察!シズクとの戦いと最後は?
ハンターハンターでは、蜘蛛のような身体を持ち顔は人間(おじさん)の蜘蛛型のキメラアントであるパイクの奇妙な姿を見ることができます。彼はキメラアントの兵隊長として上司で師団長を務めているザザン(サソリ型のキメラアント)に対して忠誠を誓い、熱心に働いていました。そこで、ハンターハンターで頭が悪く生物的にレベルが低いため本能のままに捕らえた人間を食べては上司に怒られているパイクの念能力や強さ、幻影旅団で団員として活躍しているシズクとの戦い、最後に死亡した理由などを考察していきます。
目次
ハンターハンターのパイクとは?
ハンターハンターで身体能力がかなり高いパイクは、頭が悪く本能的に捕らえた人間をすぐに食べてしまうという生物的にはかなりレベルが低い蜘蛛型のキメラアントでした。捕らえた人間は女王に献上するための貴重な糧であったたために本能的にすぐに食べてしまう彼は、常に上司であるザザンから怒られることになります。しかし、頭が悪い彼は盲目的に忠誠を誓っているところがあるため部下としては扱いやすいのかもしれません。
ハンターハンターで幻影旅団の一員であり眼鏡をかけた女の子のシズクと戦っている際には、自身の能力を最大限に発揮すれば逃れられる危機にも気が付かないという分析能力の低さを見せていました。そこで、念能力者でありながら頭が悪いためよく失敗するパイクの念能力やその強さ、幻影旅団においてはまだ新人に当たるシズクとの戦い、最後に死亡してしまった理由などを考察していきます。
ハンターハンターの作品情報
ハンターハンターの概要
1998年14号から山形県新庄市出身の漫画家である冨樫義博(とがしよしひろ)さんによって描かれた「ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)」は、週刊少年ジャンプによって連載がスタートした漫画です。第36巻(2018年10月の時点)まで単行本で刊行されているハンターハンターでは、善悪の区別をつけないゴン=フリークスはジン(父親)を探すためハンターとなり仲間と友情を交わしながら成長する姿が描かれています。
週刊少年ジャンプでワンピースに次いで長期連載の漫画として注目を集めているハンターハンターは、作中で登場するキャラクターや世界観などが複雑な構成となっており、それぞれ緻密に作りこまれています。休載期間が非常に長いのも特徴となっているハンターハンターは、1999年以降は毎年10回以上の休載が続くようになりました。そのため待ちわびている読者のために連載が再開されるとネットニュースで掲載されるようになります。
ハンターハンターのあらすじ
大人の女性の対応に慣れているゴンは、ハンター試験で出会った仲間と一緒に修業をしていくうちに絆を深めていきました。ハンターとなった彼は父を探そうとします。しかし、ゾルディック家の長男であり師匠でもある兄のイルミによって、弟のキルアは家に戻されることになりました。弟に執着心を抱いているイルミから仲間を救おうと心優しいゴンや冷静沈着ななクラピカ、友情に厚いレオリオらは助けに向かいます。
パイクのプロフィール
ハンターハンターで蜘蛛型のキメラアントとして姿を現しているのがパイクです。彼は女性の人間の姿にサソリの尾が生えているサソリ型のキメラアントであるザザン師団長の部下であり、キメラアントの兵隊長を務めていました。蜘蛛型のキメラアントの彼は、身体は蜘蛛の姿をしていますが顔はおじさんのようになっているため、かなり気持ち悪い雰囲気のキャラクターとして話題となっています。
- 名前:パイク
- 正体:蜘蛛型のキメラアント
- 年齢:1歳未満
- 血液型:不明
- 出身地:不明
- 職業:キメラアントの兵隊長
- 上司:ザザン師団長(サソリ型キメラアント)
- 登場シーン:19巻の第190話「狩り」
ハンターハンターであまり頭が良くないパイクでしたが、師団長を務めているサソリ型のザザンに対しては忠誠を誓っており、かなり忠実な部下として奮闘していました。キメラアントの兵隊は女王の糧を確保するために人間を捕らえているため、捕らえた人間を食べることは禁止されています。しかし、潜在的な欲求を抑えることができない彼は本能のままに行動し、上司のザザンによく怒られていました。
ハンターハンターのパイクの念能力と強さ
パイクの念能力は愛の放射線(ラブシャワー)
ハンターハンターで幻影旅団に所属しているシズクとの戦いの際にあまり賢くないパイクは、「愛の放射線(ラブシャワー)」という念能力によって攻撃をしていました。彼は蜘蛛型のキメラアントであるため、肛門から糸を放射状に吐き出すことができます。肛門から吐き出した糸によって敵を捕らえる念能力が「愛の放射線(ラブシャワー)」です。しかし、彼にはこの念能力を使用するための直前のちょっとした癖がありました。
お茶目なパイクは、「愛の放射線(ラブシャワー)」という念能力を使用する際に、直前に2度肛門をピクつかせてしまう癖を持っていたために、その癖を見抜いたシズクにはそれ以降効かない攻撃となってしまいます。しかし、師団長を務めているザザンの居城には糸がそこら中に張り巡らせていました。彼女の城を守るかのように張り巡らされている糸は蜘蛛型のキメラアントであるパイクによるものです。
身体能力が高い彼は、師団長を務めているザザンの城中を目に見えない糸で張り巡らすことで敵が侵入してきた際には即座に見破れるようにしていました。敵の人数や力量、侵入者の有無を糸の振動によって全てキャッチしていたのです。頭はあまり賢くありませんが、素晴らしい能力を持っていました。
パイクの強さ
ハンターハンターで身体能力が高いパイクは、下級兵でありながらも兵隊長らしい働きをしていました。彼は、幻獣ハンターであるポックルが放った七色弓箭(レインボウ)の中でも最速といわれている最速の橙の矢を素手で簡単にキャッチしていたのです。下級兵には視認すらも難しいとされている矢の攻撃を素手で簡単に防いでいるためかなり素晴らしい身体能力を持っていることがわかります。
しかし、あまり賢くないパイクは素晴らしい身体能力や念を賢く使い切る頭脳を持ち合わせていませんでした。そのため、お粗末な戦い方を繰り広げることになります。上司であるザザンが助けに来たおかげでひとまず逃げることができましたが、かなり危険な状態でした。その後、上司であるザザンと一緒に流星街へ訪れた彼は眼鏡の女の子であるシズクと戦うことになります。
幻影旅団ではまだ新人のシズクをかなり追い詰めていた彼ですが、最後は頭の回転が遅いことが災いして死亡してしまいました。大胆なアイデアで攻撃してきたシズクの方がかなり賢かったため、最後は血を吸われて死亡してしまったのです。最後はどれだけ頭を回転させて戦いの突破口を切り拓くかが勝負の要となっていたため、頭の悪い彼にとってはかなり不利な状況となって死亡してしまいました。
ハンターハンターのパイクとシズクとの戦いと最後
パイクとポックルとの戦い
ハンターハンターでキメラアントの調査のためにNGLにやってきたポックルらは、女王の糧となる人間狩りをしているキメラアントに遭遇します。弓を使用した狩猟が得意なポックルと戦うことになったパイクは、彼の最速の矢を素手で簡単にキャッチして攻撃をかわしていたため、素晴らしい身体能力を披露していました。この際にはひたむきな性格のポックルの生命エネルギーをしっかりと見切ることができていたのです。
しかし、頭の回転が速くないパイクは、彼が放った矢を簡単に掴み取ることはできましたが次々と放たれた矢をキャッチしたままにしていたために手が塞がり、反撃をされることになります。あと一歩のところで死亡しそうになりますが、上司でありサソリ型のキメラアントであるザザンが助けに来てくれたおかげで最後は死亡せずに逃げることができました。
これらの戦いから彼は身体能力が非常に高い蜘蛛型のキメラアントですが、頭が悪いキャラクターとして知れ渡ることになります。身体能力だけを見た場合、上司に忠誠心を誓っているパイクの方が圧倒的に優れていたのですが、最後はその力を最大限に活かす頭脳を持ち合わせていなかったことであと一歩で死亡しそうになってしまったのです。
パイクとシズクとの戦い
ハンターハンターで女王が死亡したため師団長を務めているザザンは流星街に居城を構えました。彼女の居城は身体能力が高いパイクの頑丈な糸が張り巡らされていたため警備は完璧だったのです。その糸に触れることで敵の侵入を即座に見破ることができました。流星街では幻影旅団が悪さをしていたため、幻影旅団に入ったばかりのシズクと戦うことになります。
圧倒的な身体能力を誇っていたパイクは、天然で少し抜けた性格をしているシズクとの戦いにおいて圧倒し有利に攻撃を仕掛けていました。彼は、愛の放射線(ラブシャワー)によって、眼鏡をかけた女の子であるシズクを捕らえることに成功します。しかし、機転が利く彼女は自らの服を脱ぎ捨てることで脱出を成功させました。
また、観察力のあるシズクは愛の放射線(ラブシャワー)を放つ際の彼の癖を1回の攻撃によって見抜いたために、あまり賢くない彼はその攻撃をそれ以降使用できなくなってしまったのです。彼がその賢さに茫然としている一瞬の隙を狙って彼女は打撃を激しく放ちます。その激しい攻撃によって29個もの裂傷を負わせることができました。
パイクはデメちゃんに血を吸われて死亡?
ハンターハンターで天然で少し抜けている性格のシズクでしたが、観察力が鋭くよく考えることができたために、頭の弱いパイクを次第に追い詰めていくことができました。優れたな身体能力によって戦いの初めは圧倒されていた彼女でしたが、機転を利かせることで戦いの突破口を少しずつ見出していくことができたのです。彼の一瞬の隙を狙った打撃による激しい攻撃を放つことができたため、彼の身体中は傷だらけとなってしまいます。
具現化系の念能力者である彼女は、「デメちゃん」というキャニスター型の掃除機を具現化することができました。なんでも吸い込むことができるデメちゃんを使用して彼女は、身体中傷だらけになってしまったパイクの身体から血液を抜き取る作戦に出ます。キャニスター型の掃除機であるデメちゃんに向かって彼の血を一滴残らず吸い取るように指示したため、最後は血液を全て抜き取られて死亡してしまいました。
身体に付けられた傷をたくさんの手足によって覆い彼女の攻撃を防ごうとしたパイクでしたが、29個に及ぶ傷を負ってしまった彼は全てを防ぐことはできませんでした。そのため最後は全ての血を抜き取られて干からびてしまったのです。身体能力では圧倒的に有利な彼でしたが、その優秀な能力を活かす頭脳を持ち合わせていなかったために最後は死亡してしまいました。
ハンターハンターのパイクの名前の由来や見た目
パイクの名前の由来
ハンターハンターで、蜘蛛型のキメラアントとして誕生したパイクの名前の由来は明らかにされていません。さらに、アナグラムも不明となっています。ハンターハンターでは、登場しているキャラクターのアナグラムや名前の由来などを考慮して考察してみるといくつかの候補を挙げることができました。
ノーザンパイクという魚や、パイクという槍の一種の武器を候補に挙げることができますが、彼のキャラクターを踏まえて考えるとどうもしっくり来ません。さらに、野球のシューズやサッカーシューズなどのスパイクらも候補に挙げることができますが、これらも関連性が見出しにくいため名前の由来とは考えにくいです。
パイクの見た目
ハンターハンターで上司に対して忠誠心を誓っているパイクの見た目は、人間の顔に身体は蜘蛛の姿となっているキメラアントとして誕生していました。そのため、蜘蛛型のキメラアントとなっていますが、人間の顔はハゲたおじさんのようです。また、髪型も頭部がハゲており、サイドに髪が残っているという感じだったため気持ち悪いという感想も多く寄せられていました。独特な個性を持っているキャラクターとして姿を現しています。
ハンターハンターのパイクに関する感想や評価
ハンターハンターのパイク、オカマっぽささえ除けば喋りは平均的なとーほぐのおっちゃんだな
— 月光ガガンボ (@GGNB) November 5, 2014
ハンターハンターで東北弁を話しているパイクは、オカマっぽい雰囲気を除けば、話し方は平均的な東北のおじさんだと感想を寄せている人がいました。完全なやられ役だった彼ですが、東北弁を話すということ自体がNGL自治国においての重要な伏線としても注目を集めていたのです。オカマっぽい要素が入っていたユニークなキャラクターとなっている彼は、賛否両論の意見が寄せられていました。
今回の見所。新ハンターハンターにおける顔芸芸人パイクさん。 pic.twitter.com/byU4tGkIWQ
— りく。@毎日仕事 (@621_rkrs) May 26, 2013
ハンターハンターでオカマっぽい雰囲気を漂わせてるパイクは、さまざまな表情を見せているため、作中での見所として彼の名前が挙がっていました。顔芸芸人としても高い評価をされており、このキャラクターが気持ち悪いという意見もある反面、面白い魅力的と考えている人もいました。今回の見所として紹介されるくらい高い評価もされていたのです。頭が弱いキャラクターでしたが可愛らしい忠実な部下でもありました。
ハンターハンターの蜘蛛(パイクだっけ?)がなかなか煽り性能高いなぁ
— ラウ (@rau00001) February 5, 2015
ハンターハンターで身体能力が高かったパイクは、なかなか煽り性能が高いと評価されていました。素晴らしい身体能力によって敵を圧倒することができるキャラだったために、一見強そうなのですが頭の回転がその能力に追いついていかずに自滅することが多かったようです。そこがユニークで可愛らしい魅力ともなって評価されていましたが、NGL自治国においての重要な伏線を担っているキャラとしても注目を集めていました。
ハンターハンターのパイクの念能力と強さまとめ
ハンターハンターで蜘蛛型のキメラアントとなっているパイクはキメラアントにおいて兵隊長を務めていました。彼は上司であるザザンの城を守ったり、敵を拘束したりする力を持っていたのです。また、身体能力も高かったために敵をかなり追い詰めていました。しかし、最終的には頭の回転が遅いためにちょっとした隙ができてしまったり、特殊な癖を見抜かれたりして死亡してしまいます。