【ハンターハンター】ゴンとパームは結婚する？二人の関係と今後を考察

ヤンデレで強い精神力を持っているパームは、素直なゴンや冷静沈着なキルアに対して相手を圧倒するようなヒステリックな性格を隠すことなく披露していました。師匠を追いかけるためにNGLに入国したかった彼女は、入国の条件であったUMAハンターであるシュートやビーストハンターであるナックルに勝つために素直なゴンと頭の回転が速いキルアの修業をサポートすることにします。

しかし、負けてしまったために無理やり単純なゴンは彼女と付き合うことになったのです。二人はデートすることになります。普段は髪はボサボサでお化けのような彼女ですが素顔はとても美人だったためにお化粧して着替えたことで見違えるような美しさを放っていました。そこで、楽しそうにデートをしていた二人は好き同士の関係？結婚する？直情的なゴンと一途なパールの今後を考察していきます。

週刊少年ジャンプにおいてワンピースに次いで長期間連載されている「ハンターハンター（HUNTER×HUNTER）」は、山形県新庄市出身の漫画家である冨樫義博（とがしよしひろ）さんによって1998年14号から連載がスタートした漫画となっています。かなり複雑な構成になっており、緻密に世界観やキャラクターが作りこまれているハンターハンターは2018年10月の時点では第36巻まで単行本で刊行されました。

ハンターハンターでは少し天然で単純な性格のゴン＝フリークスはまだ見ぬジン（父親）を探すためハンターとなって仲間と協力して戦ったり、喧嘩したりしながら成長する姿が描かれています。7200万部の累計発行部数を2019年の時点で記録しているハンターハンターは、主人公をいつでも殺すつもりで描いているため、かなり残酷でグロテスクな描写が多く登場しているダーク・ファンタジーとして注目を集めました。

偏見によって物事を判断しないゴンは、ハンター試験を受けながらそこで出会った仲間と次第に信頼関係を築いていくことができました。仲間と一緒に試験を受け合格を手にします。しかし、暗殺者の一族で育ったキルアは、彼の師匠であり兄のイルミによって邪魔をされ、家に戻ることになりました。彼を助けるため仲良くなったゴンは知的なクラピカ、義理人情に厚いレオリオと一緒に助けに行きます。

叔従母であるミトによって大自然の中で育てられたゴンは、8歳の頃に森で遊んでいて命を落としそうになった際に大型専門の生物調査ハンターであるカイトと出会います。彼との出会いによってジン=フリークスという父親がまだ生きていることを知りました。また、自然の厳しさや恐ろしさを学びます。11歳になったゴンは育ての親であるミトの反対を押し切ってハンター試験を受け合格し、ハンターとなりました。

• 本名：ゴン=フリークス
• 愛称：ゴン
• 血液型：B型
• 誕生日：5月5日
• 年齢：12歳
• 出身地：くじら島
• 体重：49kg
• 身長：154㎝

緑色のツンツンとした髪型が特徴のゴンは、クリっとしたどんぐり目をしています。強化系の能力者である彼は単純で好奇心旺盛な性格をしていました。何事に対しても偏見を持たず善悪の区別をつけない純粋な心を持っていたのです。時に核心をつくことができるゴンは、動物からも好かれ心を通わすことができました。暗算が嫌いな彼は難しいことが苦手ですが、柔軟で素直な発想の持ち主でもあったのです。

• 本名：パーム=シベリア
• 愛称：パール
• 血液型：A型
• 誕生日：不明
• 年齢：22歳
• 師匠：ノヴ
• 念能力：淋しい深海魚（ウィンクブルー）、暗黒の鬼婦神（ブラックウィドウ）
• 性格：ヒステリック、ヤンデレ
• 特徴：震えた声、ボサボサの長い髪の毛

ハンターでありキメラアント討伐隊の一人でもあるパームは、眼鏡をかけ黒いスーツに身を包んでいるノヴの弟子でもありました。ヒステリックな性格の彼女はありのままの自分を受け入れてくれるクールで冷静なノヴを信頼しておりかなり執着していたのです。普段はボサボサの長い髪の毛と傷だらけの両手に包帯をしているためまるでホラー映画から出てきたような人物でもありましたが、素顔はとても美人でした。

師匠であるノヴに必要以上に執着をしていたパームは、キメラアント討伐隊に選ばれていたため師匠を追いかけてNGLへ同行できる権利を得るためにハンター協会の会長から厚い信頼を寄せられているモラウの弟子に勝つ必要がありました。その戦いに勝利するために時に冷静なゴンや堅実な性格のキルアらの修業をサポートしていたのです。絶対に勝利することを約束した二人でしたがヒステリックな彼女は心配そうにしていました。

そんな彼女の様子を見ていたゴンは、自分の故郷でよくやっている絶対に勝つ約束を交わすのですが、それが上記の画像の「誓いのチュー」だったのです。誓いのキスといってもお互いの手を握り親指同士を重ねた印鑑のような、指切りげんまんの変形バージョンのようなものでした。しかし、一途なパームはそれを本当の誓いのキスと勘違いしてゴンが自分を好きだと思い、結婚の約束のようにとらえたと考察することができます。

思い込みの激しいパームは、師匠のノヴを追いかけてNGLに行くためにたまに核心をつくゴンや子供らしい一面を持っているキルアらのサポートをしていました。しかし、一緒に二人と過ごすうちに純粋な心を持ったゴンに惹かれ次第に気に入るようになります。そのため、好意を抱き始めていた状況で誓いのキスのような勝利の約束をしてしまったゴンは、彼女に将来結婚を迫られる可能性は十分あると考察することができるのです。

また、単純な思考を持っているゴンは、相手の愛情を感じそれに応えようとする傾向があります。育ての親であるミトの買い物なども幾度となく付き合う心優しいところがありました。そのような延長で仲間として好きという感情であっても相手が自分を好きで結婚したいと考えているのであればすんなりそれをOKしそうだと考察することができます。

一途で積極的なパームが結婚してと迫ってくれば、すんなり結婚を受け入れる可能性は十分あるでしょう。好きにもいろいろな意味があるため難しいことが苦手なゴンは性格的に、仲間として好きであるため仲間が結婚してほしいというのであれば結婚してもいいかな的なノリで結婚してしまうことはあると考察することができます。

デートができることになったパームは嬉しさのあまりお化粧をして身なりを整えてデートに臨んでいます。あまりに美しく変身した姿にゴンも驚いていました。デートしている二人の関係が微笑ましくいい雰囲気だったので二人は好き同士の関係？今後結婚する可能性も？などと噂になるようになります。週刊少年ジャンプで大人気だったドラゴンボールでも種族を超えての結婚によって子供が誕生していました。

その際もあまり好きについてよく考えない男性側と積極的で一途な女性との関係によって結ばれることがよく描かれています。情熱的な好き同士でなくても、仲間として好きだとしても好きという感情によって結ばれた関係であればハッピーエンドに加えて、次の展開に繋がる重要な要素を含むと考察することができるのです。単純なゴンと勇敢で一途なパームとの関係は絶妙であるため結婚の可能性は十分あると考察することができます。

ヤンデレな言動が目立つパームは、とてもヒステリックな性格の持ち主です。また、非常に精神力が強くそれは周囲からも絶賛されていました。ヒステリックになっている姿が多く描かれている彼女ですが、ハンターとしてはとても勇敢で積極的に行動することができる人間だったのです。また一途で心優しいため料理も上手でした。震えた声が特徴の彼女はそれも魅力となっています。

ハンター協会の会長を務めているネテロを倒したキメラアントの王を務めているメルエムからも素顔が美人なパームのオーラは高い評価を得ており、賞賛されていました。それほど彼女には揺るがない強い精神力が備わっていたのです。人を見る目があるゴンもそこに惹かれていたのかもしれません。勇敢な性格の彼女はキメラアント討伐隊の中で会長のネテロ以外で唯一王であるメルエムと話すことができた人間でもありました。

強化系の念能力者であるパームは、優れた監視能力を持っていました。自分の血液を人魚のミイラに垂らすことで、監視したい対象物を水晶に映し出し見ることができています。しかし、それほど戦闘シーンが多くない彼女の能力の詳細は分かっていません。キメラアントになってしまった彼女は、水晶や人魚のミイラと融合をしています。それらの関係によって新たな能力を手に入れていました。

キメラアントになってしまったパームは、監視能力である「淋しい深海魚（ウィンクブルー）」によって水晶に記憶されている者の現在を見たい場合は左眼だけで見るとそれを実現することができました。また、水晶に見たものを記憶したい場合は右眼だけで見ればよいのです。しかし、この力によって見ることができるのは3個までとなっており、それ以上を記憶していこうとすると古い記憶から消えていくことになります。

その他には自身を防御するための鎧を髪の毛で作ることができました。その力が「暗黒の鬼婦神（ブラックウィドウ）」で、キメラアントになってしまったことで目覚めた強化系の力となっています。自身の髪の毛によって防御をしてくれるため、攻撃に集中することができるようになりました。かつて仲間の関係だったキルアとの戦いでは彼のヨーヨー（50kg）を砕いて圧倒的な強さを見せつけています。

師匠であるノヴに執着心を抱いていたパームは、師匠を追いかけNGLへ行くための条件をクリアするために単純なゴンや冷淡な一面もあるキルアをサポートすることになります。偏見を持たないゴンを次第に好きになった彼女は、戦いに敗れたゴンと付き合うことになりました。その後は東ゴトーにおいてキメラアントの王を務めているメルエムらを監視するために、宮殿へ潜伏しますが失敗し捕まってしまいます。

飄々とした性格のシャウアプフによって勇敢なパールはキメラアントにされてしまったのです。キメラアントなってしまった彼女は急激に戦闘能力がアップし、容姿も変貌します。しかし、兵隊蟻となってしまったため仲間の関係だったキルアと一時的に敵として戦うことになりました。交戦中仲間のゴンを思い涙を流した心優しいキルアを見た彼女は自我を取り戻し、討伐隊として再度戦うことになります。

ハンター協会の会長であるネテロはキメラアントの王を務めているメルエムを倒すため自爆をしました。その時の自爆によって浮かび上がったのが貧者の薔薇です。薔薇のような爆発雲によってメルエムは火達磨になって重傷を負います。仲間達の細胞を補給することで解毒を促しますが、彼の身体から発せられる猛毒によって全盲のコムギをはじめ多くの犠牲が出ます。監視能力があった彼女は彼らの最後を見届けることになりました。

ヒステリックな性格のパームは、キメラアント討伐隊として潜入捜査をしていた際に捕まってしまいキメラアントにされてしまいます。その際、一時的に兵隊蟻となった彼女は仲間だったキルアと戦っていますが、その時に発せられたのが上記の名言です。彼女らしいヤンデレでヒステリックな性格が入り混じった名言と考察することができます。しかし、精神力が強い彼女は仲間の涙によってすぐに自我を取り戻していました。

師匠であるノヴの後を追ってNGLに行くには、自分達の前に立ちはだかっているモラウを倒す必要がありました。NGLへ行ける権利を得るために心優しく勇敢なゴンと冷静沈着な性格のキルアと一緒に彼を倒す計画を立てることが重要だったのです。その際に放ったのが上記の名言となっています。少しでも早く愛する師匠の元へ向かいたい彼女はすぐにでも抹殺計画を立て実行したくてうずうずしていました。

NGLへ行くための条件である勝負に敗れてしまったゴンは、部屋でヒステリックに怒っているパームと付き合うことになります。デートをする約束をするのですがその際に彼女が発したのが上記の名言です。すぐにカッとなって怒るヒステリックな彼女ですが一応相手の気持ちも確認する優しく繊細な気持ちが込められている名言と考察することができます。しかし、その後は激しく怒り狂ったヤンデレ言動になっていました。

キメラアント編において素顔が美人で一途なパームと単純で柔軟な思考のゴンとのデートの話がお気に入りだと感想を寄せている人がいました。素顔が美人な彼女は普段のボサボサの不気味な雰囲気とは全く別人に変身していたため、尾行していたキルアでさえも驚いていたのです。心を寄せているゴンの前では乙女になってしまう可愛らしい彼女のしぐさや言動、二人の関係にときめいてしまっている人もいました。

ヤンデレな言動やヒステリックな性格によって読者にも強い印象を与えているパームですが、素顔を見せただけでも周囲に強烈な印象を与えていました。普段がボサボサの頭にだらしない格好をして不気味すぎるためかなり別人に変身していたのです。あまりにも美しくなった彼女にすぐに気付かなかったゴンですが、綺麗だと素直に褒めているため彼女のハートをさらに掴むことになりました。

心優しく勇敢なパールと大人の女性の扱いに慣れているゴンのデートは微笑ましくてかわいいと評判になっていました。さりげない気遣いができるゴンも優しくていい子だと高い評価を得ていました。幼い頃から育ての親であるミト（叔従母）とたくさんのデートをしてきた彼は、年上の女性を気遣うことには慣れていたのでしょう。

キメラアント討伐隊として選ばれたヒステリックな性格のパームと好奇心旺盛なゴン、冷静沈着なキルアらは一緒に修業をしていくうちに仲良くなります。当初は師匠のノヴ一筋だった彼女ですが、素直なゴンに次第に惹かれていきました。二人は付き合うことになりデートもしています。その微笑ましい雰囲気に将来結婚する可能性もあると考察することができますが、今後の二人の展開を期待しましょう。