【BLEACH】四楓院夜一が斬魄刀・卍解を使わない理由は?強さや能力を考察

BLEACH(ブリーチ)の作中の中でついぞ登場する事がなかったのが夜一の斬魄刀です。他にも隊長格で始解や卍解が不明なキャラクターはいますが刀を携帯しているのに対し夜一はそもそも斬魄刀を携帯する事すらしておらずその卍解が気になるという声が多くなっています。今回は夜一について作中にて使わないまま終わってしまった斬魄刀について卍解の能力や強さなどの考察をまとめて紹介していきます。

【BLEACH】四楓院夜一が斬魄刀・卍解を使わない理由は?強さや能力を考察のイメージ

目次

  1. 四楓院夜一とは?
  2. 四楓院夜一が斬魄刀・卍解を使わない理由は?
  3. 四楓院夜一の強さ
  4. 四楓院夜一の能力と技
  5. 四楓院夜一の声優
  6. 四楓院夜一と他キャラの関係
  7. 四楓院夜一に関する感想や評価
  8. 四楓院夜一が斬魄刀・卍解を使わない理由まとめ

四楓院夜一とは?

BLEACH(ブリーチ)の作品情報

夜一について紹介する前に、夜一が活躍するBLEACH(ブリーチ)についても簡単に紹介しておきます。

BLEACH(ブリーチ)の概要

BLEACH(ブリーチ)は週刊少年ジャンプにて2001年~2016年にかけて連載されていたバトル漫画です。死神を題材とした漫画で連載開始前には赤マルジャンプにて読み切り版も掲載されています。第50回小学館漫画賞少年向け部門を需要するなど高い評価を集め、アニメも放送されたテレビ東京に「業績に大きく影響したアニメの1つ」として名前が取り上げられる程の人気を獲得しています。

累計発行部数は1億2000万部を越えており、特に刀を使用した和装をモチーフとした死覇装などの存在も相まって海外での人気が非常に高い作品になっています。特にキャラクター人気が非常に高く、メインキャラクターはもちろんサブキャラクターまで高い人気を誇り数多くのグッズ展開やコスプレなどが行われるような作品です。ちなみにブリーチという名前は英語で「漂白」を意味し死神のイメージする黒と対するようにと名付けられています。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

超級の霊媒体質である以外は普通の高校生である黒崎一護が死神のルキアと出会った事で死神の存在や悪霊である虚の存在を知る事になります。虚に家族を襲われてしまいなんとか助けようとした一護をかばう形でルキアが負傷し絶体絶命に追い込まれる中、ルキアから死神の力を譲渡される形で黒崎一護は死神としての力を目覚めさせ虚を倒す事に成功します。

しかし一護がルキアの死神の力を吸いすぎてしまった故にルキアは死神の力を著しく低下してしまい、一護はルキアに力が戻るまでの間死神代行として活動する事を余儀なくされます。一護の力に触発されて織姫やチャドなどが能力に目覚める中、ルキアは死神の力を譲渡してしまった罪を問われて尸魂界に連行・幽閉される事になってしまうのでした。

ルキア救出の為に一護が尸魂界に出向く事を決め浦原喜助によって修行を受ける中、姿を見せる事になったのが今回紹介する四楓院夜一です。夜一は一護が修行する間に織姫やチャドを鍛えさらには尸魂界に行くことができない浦原喜助に変わって先導役を務める事になります。

四楓院夜一のプロフィール

夜一は普段は黒猫に擬態しており、初登場時も黒猫の姿で登場、しばらくしてから人間の姿を披露したキャラクターです。元々は隠密機動総司令官及び第一分隊「刑軍」総括軍団長兼護廷十三隊二番隊隊長という立場を持っていましたが浦原喜助の逃亡を幇助した事でブリーチ本編からおよそ100年前にその立場を追われています。

白打と歩法を得意としており、特にその歩法は現役隊長でもスピードが高い朽木白哉や同じ白打の使い手である砕蜂をも圧倒する速度を持っており、「瞬神・夜一」と異名される程のスピードを誇っています。ただしBLEACH作中では101年のブランクから全盛期からはスピードが落ちていると言われています。しかしその状態で朽木白哉や砕蜂を上回るスピードを見せています。

四楓院夜一の容姿

夜一は褐色の肌と巨乳が特徴的なキャラクターです。また現世では長い時間を黒猫の姿で過ごしており、黒猫状態=全裸である事から人間に戻っても服を着るのを忘れ、また服を着る事を窮屈に感じるようになってしまっています。自身の美貌については理解しており、自分でも自信を持っています。人間時の姿は身長は156cm、体重は42kgで1月1日生まれという事が明らかになっています。

四楓院夜一の性格

夜一の性格は非常に奔放な性格で、現世で黒猫の姿で過ごしている理由の1つとして「自由でいられる」という事を上げる程に自由な性格をしています。ただし喋り方はその自由奔放な性格に反して厳格であり一人称も「ワシ」となっています。またからかい好きの性格でもあり、一護にわざと自身の身体を見せつけたりするなどする場面も見られます。

ただその芯には一度決めた事は最後までやり通すという性格もあります。からかいながらも一護に修行をつけたりと白哉に自身の技を教えていたりと他人の世話を焼く場面も多いです。ただそれらはあくまでも行動の結果でありあまり口頭で説明する事はない為、誤解を受ける事もありその典型例が砕蜂でした。そういった意味では不器用な性格とも言えます。

四楓院夜一は貴族

様々な肩書を持っていた夜一ですが、さらに四楓院という名も1つの肩書のようなものです。四楓院家は尸魂界において四大貴族と言われる代々霊圧の能力が高い子供が生まれやすい一族で、四楓院家はその中でも「天賜兵装番」という役割を担っています。夜一はその四楓院家の22代目当主にして初めての女性当主という立場も持っていました。この肩書も現世に逃げ出した際に失っています。

ちなみにBLEACH作中には没落貴族となってしまった志波家も登場していますが、夜一の出奔後も四楓院家はその立場を失っておらず、ブリーチ作中では23代目の当主として夜一の弟である四楓院夕四郎咲宗が登場しており、夜一の跡を継いでその役割も継続しています。また同じ四大貴族としてはブリーチ作中には朽木家も登場している他小説版にて綱彌代家が登場しています。

四楓院夜一の名言

迷わず、恐れず、立ち止まらず、振り返らず、遺してしていくものたちに想いを馳せず ただ 前に進むのみ それができる奴だけ ついて来い

夜一はBLEACH作中全体で見ると実はあまり登場場面は多くありません。しかし登場する度に名言を残しているキャラクターでもあります。そんな夜一の名言の代表的な物の1つがこの名言です。この名言は8巻、ルキア救出の為に尸魂界に向かう際、断界について説明し突入する上でのアドバイスとして織姫に告げたものです。

人が剣を握るのは何かを守ろうとする時じゃ それは己の命であったり地位であったり名誉であったり 愛するもの信じること 善し悪しはあれど“守る”という意志に変わりはない

また夜一はその厳格のある喋り方から独特の言い回しの名言も多くなっています。二番隊隊長にまで上り詰めた夜一がいうからこそ重みのある言葉として特に夜一の正体が明らかになった後に再評価された名言も多くなっているのも特徴的です。

『BLEACH』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

四楓院夜一が斬魄刀・卍解を使わない理由は?

夜一は斬魄刀を持っている?

夜一は人間の姿で登場する時、それが敵と対峙する場面であっても斬魄刀を所持している描写がありません。この事から或いは夜一は斬魄刀を所持していないのではないかとも言われていますが、原作過去編にて一応斬魄刀を保持している事が明らかになっています。ただしあくまでも帯刀しただけで使わないままだった為、その能力などについての詳細は不明のままです。

夜一の始解と卍解を考察

普段から使わないとはいえ、夜一には護廷十三隊の二番隊隊長だった過去があります。隊長になる為にはいくつかの条件がありその条件のいずれかを見せれば良いという事になっていますが、いずれにおいてもその強さを示さなければいけない事、護廷十三隊の席次は戦闘能力によって決定される事からも夜一が卍解を習得していないというのは考えづらいと考察されています。

作中では使わない為に不明点が多い夜一の始解及び卍解ですが、或いは現世での姿と言える黒猫の姿にヒントがあるのではないかとも考察されています。夜一が二番隊隊長時代に白哉から「化け猫」と呼ばれている事から尸魂界にいた頃から黒猫になれると考察されておりこの猫に擬態する能力が始解や卍解の能力に関係しているのではないかとも考察されているのです。

斬魄刀を使うとスピードが落ちる?

また別の考察では、斬魄刀の能力が戦闘向きではない、或いは戦闘向きではあっても夜一最大の武器であるスピードとの相性が悪い能力である為に使わないのではないかとする考察もあります。実際隊長格であってもその能力故に使用を控えている砕蜂のような例はその典型例であり、その他にも始解時点で十分な強さを発揮できる事から使わない隊長もいます。

夜一からすると自身のスピードを活かせない為に使わないでいたのではないかとする考察もあります。また発動にタイムラグような能力で、発動するよりも自身のスピードで相手を殴りにいった方が早いというパターンなど、スピードと相性が悪い能力は多くのパターンが想定できる為、夜一は自身の最大の武器であるスピードを最大限利用する為に斬魄刀を使わないのではないかと考察されています。

体術が優れているため斬魄刀が不要

また別の理由として夜一は白打の達人でもあるという点も考察されています。白打はいわば体術であり、夜一の場合は体術に鬼道を織り交ぜた使用方法までマスターしています。これらの体得により斬魄刀が不要になった為に使わないのではないかという考察もあります。この考察には小説版ブリーチにて夜一自身が「素手で戦った方が強い」という発言をしている事からも裏付けのある考察と言えます。

斬魄刀の能力や強さは関係なしで体術が優れている故に使わないというのはある意味で死神だから斬魄刀で戦わないといけないという固定概念に囚われないという意味合いで奔放な夜一らしい選択をしているとも考察されています。

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四楓院夜一の強さ

護廷十三隊の元二番隊隊長

夜一の強さを示す一つの指標と言えるのはやはり護廷十三隊元二番隊隊長という立場にあると言えます。当時から斬魄刀を持ち歩く事をしなくとも咎められていない事からその強さが認められていた事は明らかです。余談ですが、小説版にて明かされたエピソードとしてその地位を剥奪される原因となった浦原喜助逃亡幇助の罪は愛染の謀略であった事が認められた事で浦原喜助らの罪と共に取り消されている事が明らかになっています。

このエピソードも相まって千年血戦篇後のエピソードを描いた小説版では空席となってしまった八番隊の隊長に任命された事も明らかになっています。夜一はこの打診を断り最終的には八番隊の隊長には矢胴丸リサが就任した一方で夜一は月に1度だけながら真央霊術院の講師を務めるようになっています。この事からもその高い実力は今尚評価されている事が明らかになっています。

白哉を子供扱いする強さ

夜一は四大貴族という立場も相まって白哉の事を幼少期から知っています。二番隊隊長時代にはちょうどブリーチ本編にて一護をからかっていたように白哉をからかうような姿も見せています。当時から白哉の事を白哉坊と呼んでおり、尸魂界編では一護を肩に抱えた状態ながら白夜の瞬歩に余裕で対応し逃げ切るというそのスピードを遺憾なく発揮しています。

直接的な交戦はなかったものの、一連のやり取りの中では千本桜景厳を解放しようとする白哉を晒を巻きつける事で止めるなど実力差がある事を見せつけています。白哉も無理して夜一を仕留めようとしたり追ったりしない事からも夜一の強さを認識していたと言えます。

砕蜂との差は歴然

夜一が尸魂界を去った後、二番隊隊長、隠密機動総司令官の座を掴んだのが砕蜂です。尸魂界編にて夜一が戦ったのがこの砕蜂ですがその実力差は歴然としたものでした。砕蜂が独自に体得した無窮瞬閧を独自に体得した砕蜂をより高次元の瞬閧で圧倒しました。最終的には和解という形で決着がついていますが、仮に決着がつくまで戦ったとしても砕蜂が勝利する事は難しいと感じる程にその差は大きいものになっています。

しかも砕蜂は100年間二番隊隊長兼隠密機動総司令官として最前線に立っていたのに対し、夜一は100年間前線には出ず戦いに関しては鈍っている状態での交戦でその結果を生み出しています。元々の実力差はもちろんですが、100年でも埋める事ができるない差を作り出す程の強さを誇っていたと言えます。

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四楓院夜一の能力と技

能力と技①瞬閧

斬魄刀を使わない夜一にとって斬魄刀に変わってその強さの基本になっているのが瞬閧(しゅんこう)です。高濃度に圧縮した鬼道を両肩から背中にかけて纏い、白打の際に手足に流し込む事で爆発的に白打の威力を高める為の白打の最高到達点と言われる技です。この技の1つのデメリットとして両肩から背中にかけての装束が弾け飛んでしまう事がありますが夜一は最初から両肩と背中に布がないタイプの装束を身につける事で解決しています。

基本となっている技とはいえそのレベルは通常の斬魄刀の卍解に匹敵すると言っても過言ではない程の攻撃力をもっています。加えて自身を霊圧で包むという特性上防御力も向上するので防御力にもプラス効果がある攻防一体の技です。

ちなみに瞬閧自体はあくまでも鬼道の応用である為、元々は隠密機動の総司令官に継承されてきた技で斬魄刀の能力と違って夜一専用の技というわけではなく複数の使用者がおり、夜一以外には砕蜂と夕四郎が使用する事ができます。ただし霊圧の質がそれぞれに異なる為に属性が異なっているのが特徴であり夜一の場合は雷の属性が強くなっているのが特徴で、特に発展技にはその雷の属性が強く反映されています。

能力と技②瞬閧・雷神戦形

瞬閧を夜一がさらに発展させた技が瞬閧・雷神戦形です。瞬閧のエネルギーが雷太鼓のように変化する事でより広範囲に攻撃が可能になる技になっています。ただしこの技を初披露したのが千年血戦篇であり対峙したナックルヴァールの能力も相まってすぐに次に紹介する瞬閧・雷神戦形・瞬霊黒猫戦姫へと移行した為に使用シーンが非常に短い技になっています。

能力と技③瞬閧・雷神戦形・瞬霊黒猫戦姫

ナックルヴァールの持つ、相手の霊圧に対して免疫を作って無効化してしまう能力と対峙する為に浦原喜助との連携で発動したのが瞬閧・雷神戦形・瞬霊黒猫戦姫です。瞬閧を自身に纏うような形になり、尻尾が生えるなどして完全に猫化する事で霊圧が1秒間に48回も変化するという能力になっています。

ただし見た目だけでなく理性さえも完全に失い猫化してしまうのが弱点であり、制御するには浦原喜助の協力が必須で、自身の意志で解除も出来なず「気分」で解除されるまで待つしかないという難点を持っています。また夜一自身もこの能力が自らに完全に制御できない中途半端な姿である事から嫌っているという描写もあります。

能力と技④雷王拳

白打を得意とし斬魄刀を使用しない夜一ですが決して道具を使用しないというわけではなく、破面の持つ鋼皮用に特製の手甲を装着して戦った事もあります。雷王拳はその特製手甲を装着した状態で放つ高速ラッシュ技です。この技は元々素手で破面と対峙した際にその皮膚の硬さで自身の手足にもダメージが残ってしまったという経験から生まれた技になっています。

ただしこの技を披露したのは破面編でも最終局面である愛染との戦いであり愛染が崩玉の力を利用した事から大したダメージを与える事はできなかった不遇な技とされてしまっています。登場する場面がもう少し早ければもっと活躍できた技だろうと言われています。

能力と技⑤隠密歩法四楓の参「空蝉」

歩法が得意と言われる夜一ですが、その歩法を使用した技の1つが隠密歩法四楓の参「空蝉」です。瞬歩によって残像を作り出す事で相手に自身を倒したと思い込ませる技です。名称から考察されるに元々司令官を務めていた隠密機動で使用される技とも考えられます。また隠密機動出身ではないものの、白哉も夜一に教わった事がある為に使用が可能になっているなど夜一以外にも使用者がいる技になっています。

能力と技⑥反鬼相殺

夜一の強さ、特に鬼道の扱いに長ける事がわかる技が反鬼相殺です。相手の放つ鬼道に合わせて同じ質と量の鬼道を逆回転でぶつける事で相殺させるという技で、夜一以外にも浦原喜助なども使用できる技です。相手の力量なども正確に読み切り自身も同じように揃える必要があることから見た目こそそこまで派手な技ではありませんが、夜一の強さが垣間見える技として評価されています。

ちなみにブリーチ作中では夜一はこの技を砕蜂相手に使用していますが、その砕蜂は独自に身に着けた瞬閧を使用した状態であり、通常よりも強い鬼道を放っている状態でした。このような状態の砕蜂の攻撃を避けるだけでなく相殺してみせた事が夜一が余裕を持って戦っている証ともされています。

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四楓院夜一の声優

声優①斉藤志郎

夜一は声優も豪華で、猫の時と人間の時で声優が違う、つまり夜一という1人のキャラに2人の声優がついているキャラクターでもあります。猫状態の夜一の声優を担当しているのが声優・俳優として活躍する斎藤志郎さんです。元々は俳優として1980年代に活躍、声優として活動するようになったのは1997年からです。声優としては人外のキャラクターを演じる事も多い声優さんになっています。

声優としてこれまで出演した作品としては「アンゴルモア 元寇合戦記」の張明福役、「メガロボクス」の南部贋作役、「将国のアルタイル」のウズン役、「ワンピース」のダガマ役、「キングダム」の麃公役、「ソードアート・オンライン」のニシダ役、「アドベンチャー・タイム」のジェイク役、「ドラゴンボールZ復活の「F」」のソルベ役などがあります。

声優②ゆきのさつき

人間状態の夜一役を担当しているのがゆきのさつきさんです。1992年から声優として活躍している声優さんです。ゆきのさつきという芸名は2015年に改名した名前でBLEACHで夜一を演じている頃は「雪野 五月」名義で活動していました。幅広い演技がキャラクターを演じていますが、特に成人女性を演じる事に定評のある声優さんで役に入り込む事が多い声優さんとしても知られています。

ゆきのさつきさんがこれまで出演した作品としては「中華一番」のチョウ・メイリィ役、「犬夜叉」の日暮かごめ役、「境界のRINNNE」の魂子役、「銀魂」の志村妙役、「ひぐらしのなく頃に」の園崎魅音/詩音役、「鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST」のロゼ役、「ワンピース」のコアラ役、「スイートプリキュア」の北条まりあ役、「物語シリーズ」の臥煙伊豆湖役などがあります。

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四楓院夜一と他キャラの関係

夜一と一護の関係

BLEACHの主人公である一護にとって師匠と呼べる存在は何人かいますがその中の1人と言えるのが夜一です。一護が卍解を習得する際に修行をつけたのが夜一です。加えて尸魂界に手配されている身である為に自由に動き回る事ができない浦原喜助に変わり一護やその仲間達の案内役を務めたり先導役を務めたりと導き手という印象が強いです。また尸魂界編以降は一護がピンチになると助けに現れてくれる頼もしい存在になっています。

また夜一にとって一護は日常面を知っている身という事もあってか世話を焼く一方でからかいがいのある相手でもあり何度も猫から急に人の姿に戻って一護をからかう場面も展開されています。

夜一と浦原喜助の関係

BLEACH作中で夜一と一番関係が深いといえるのが浦原喜助です。浦原喜助と志波空鶴は昔からの顔馴染みであり、幼い頃から秘密基地を作って遊ぶなど交流が深いです。護廷十三隊時代には二番隊隊長を務める夜一の部下だった時代もある浦原喜助ですがその夜一の推薦を受けて隊長になるなどもしています。浦原喜助が愛染の策略により隊長職を追われる事になったときにも自身の地位などを捨てて助けて共に現世に渡っています。

現世でも常にというわけではないものの行動を共にしておりBLEACH作中でも双方が協力する場面は非常に多くなっています。極めつけは浦原喜助との連携でしか使用できない雷獣戦形瞬霳黒猫戦姫の存在などからしても双方に深い信頼関係にあると言えます。経歴だけ見ると男女の関係になっていても不思議ではない夜一と浦原喜助ですが、あくまでも2人の関係は異性の親友同士という関係を保持し続けています。

夜一と朽木白哉の関係

同じ四大貴族という立場もあってか夜一と接点が多いのが朽木白哉です。尸魂界編でも直接的な交戦こそしていませんがその関係性に踏み込むような描写がありさらには過去編、夜一が護廷十三隊の二番隊隊長だった時代にはまだ成人していない頃の白哉をからかっている場面も見られます。鬼ごっこなどをした過去もあり、加えて夜一は隠密歩法“四楓”の参「空蝉(うつせみ)」を白哉に教えていたりもします。

ブリーチ本編上ではそこまで深い接点こそないものの、過去編などを見る限りはブリーチ本編における夜一と一護のような関係にあったと言う事が出来ます。

夜一と砕蜂の関係

夜一の貴族として以外の立場、二番隊隊長及び隠密機動総司令官の座を引き継ぐ形になったのが砕蜂です。元々砕蜂は貴族である四楓院家に使える家の出身であり砕蜂は夜一の直属の部下でした。当時の砕蜂は夜一の事を強く慕っていましたが夜一が浦原喜助を助けて現在に身を移した為に砕蜂は裏切られたと誤解するようになります。この関係は尸魂界編にて和解するまでの間続いています。

尸魂界編にて和解して以降の砕蜂は再び夜一を慕うようになっており、夜一が尸魂界に滞在する時には常に身の回りの世話をしようとするなど100年の間を埋めるように健気さを見せています。また砕蜂は猫グッズを集めるのを趣味にしているなど誤解はしながらも夜一に惹かれ続けていた事がわかるプロフィールになっています。

夜一と夕四郎の関係

二番隊隊長と隠密機動総司令官は砕蜂が引き継いだのに対し、四大貴族四楓院家としての役割を引き継いだのが弟である夕四郎です。弟である夕四郎もまた夜一の事を慕っており、夜一も夕四郎の事を大切にしています。また瞬閧を教えるなど良好な関係を築いています。

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四楓院夜一に関する感想や評価

ここからは既にブリーチを視聴している人の夜一に関しての感想を紹介していきます。ブリーチ作中では始解や卍解が判明してないだけなら他のキャラもいますが、そもそも斬魄刀を使わないというのが夜一だけである事も相まって何故使わないのかが気になるという人も多くなっています。

特に小説版にて「使わない方が強い」という夜一本人の発言が登場してからは、夜一の体術やスピードなら納得という声と共にどのような体術の方が強さを発揮できるようなタイプの斬魄刀の能力とはどんな能力だったのだろうと気になるとする声も多くなっています。鬼道系の斬魄刀やタイムラグがある斬魄刀、関係性の近い砕蜂の卍解のような移動もままならないような能力なのではという考察が行われています。

また長らく考察されているのが夜一が猫になる能力こそが斬魄刀に関係しているのではないかとする考察も多いです。元々夜一は幼少期から浦原喜助と交流があったこそから斬魄刀を改造して猫になる能力になったのではないかとする考察もあり、またその後に見せた「瞬閧・雷神戦形・瞬霊黒猫戦姫」などの性質からも或いは夜一は斬魄刀と同化しているのではないかとする考察も見られます。

特に浦原喜助との交流から斬魄刀や能力も普通じゃない可能性が高いという考察は多くなっており、夜一が猫になる能力から斬魄刀の正体を考察するファンも多くいます。単純に動物になる能力などであったとすれば確かに白打を使用した方が強いのではないかとする考察も多くなっている一方浦原喜助によってある種の実験体にされている可能性もあるのではないかとも示唆されています。

また夜一は戦闘が斬魄刀を使わないスタイルだけに技が多く、キャラクターが非常に多いブリーチにおいて活躍が描ききれなかったのではないかとする考察もあります。その立場も相まって戦闘を描きにくくもっと活躍の場面があっても良かったのではないか、活躍が増えれば斬魄刀を使わない理由やその強さなどについてもっと情報量が増えたのではないかとする考察も多くなっています。

また夜一の技はベースとなっている瞬閧以外にはその場限りの技も多い事から技の強さの優劣が分かりにくいという声も多いです。特にブリーチは斬魄刀の能力が基本的に均一であるという特徴を持った作品である事もありイレギュラーな存在である夜一の技は強さの関係性が分かりにくいという声が多くなっています。

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四楓院夜一が斬魄刀・卍解を使わない理由まとめ

ブリーチの夜一は能力的には死神でありながらブリーチ作中で斬魄刀を使わない稀有な存在として描かれているキャラクターです。斬魄刀を普段から保持もしていないので始解や卍解などについても言及されておらず、その正体は不明になっています。小説版では夜一自身が「斬魄刀を使わないのは体術の方が強さを発揮できるから」という発言をしており仮に今後ブリーチに新しい展開があったとしても使用される可能性は低いです。

夜一は斬魄刀を使わない事が1つのアイデンティティになっている事もあり夜一自身の性格も鑑みると今後も使用される可能性は決して高くはありませんがブリーチに何か新展開が生まれれば秘密兵器的な立ち位置で使用される可能性は決して0ではありません。今後の展開次第ですが夜一の斬魄刀について考察しながらブリーチを楽しんでみてはいかがでしょうか?

【BLEACH】四楓院夜一の卍解や斬魄刀は?砕蜂など死神との関係なども! - Selvy

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