【ハンターハンター】クロロとシルバは過去に戦っている?その時の結果・勝者を考察

「ハンターハンター」のキャラクターである幻影旅団の団長クロロと、暗殺者一族・ゾルディック家の当主シルバが過去に戦ったことがあるということで、二人の関係や過去の戦いについて紹介します。クロロとシルバはヨークシン編で対戦しますが、その際、シルバが過去の戦いを匂わせることを言っていました。当記事では、クロロとシルバが過去にどのような戦いをして、どちらが勝ったのかを考察します。また、クロロとシルバの強さについて、それぞれ見ていきます。

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目次

  1. クロロとシルバとは?
  2. クロロとシルバの関係は?過去に戦っている?
  3. クロロとシルバの戦いの結果や勝者
  4. クロロとシルバの強さ
  5. クロロとシルバに関する感想や評価
  6. クロロとシルバについてまとめ

クロロとシルバとは?

ハンターハンターの作品情報

「ハンターハンター」は週刊少年ジャンプで連載中のダークファンタジー漫画で、作者は富樫義博です。1998年から始まった漫画「ハンターハンター」は、コミック第36巻まで発売されており、これまでに7200万部を超える発行部数となっています。テレビアニメ版は1999年から2001年まで、フジテレビ他で全62話が放送されました。

ハンターハンターの概要

「ハンターハンター」は少年が世界最高のハンターを目指して様々なバトルを行っていきます。少年漫画ではありますが、残極でハードな描写が多いことと、ダークファンタジーということで複雑なキャラクター設定が特徴となっています。2004年には集英社から「HUNTER×HUNTER ハンター協会公式発行 ハンターズ・ガイド キャラクター&ワールドオフィシャルガイド」が発売されました。

ハンターハンターのあらすじ

両親のいない少年ゴン=フリークスは、くじら島で養母ミトに育てられました。ある日、森でキツネグマに襲われたゴンはハンターのカイトによって救出されました。父・ジン=フリークスは死んでいると聞かされていたゴンは、カイトが父の弟子で、父が最高のハンターだと知りました。ゴンは父に会いたいと思い、また、ハンターに憧れを抱くようになり、ハンター試験に挑むため旅立ちました。

ここまで「ハンターハンター」の作品情報、概要、あらすじを紹介してきました。ここからは、幻影旅団・団長のクロロと、暗殺者一族・当主のシルバの関係と過去の戦いについて見ていきますが、その前にクロロとシルバのプロフィールを紹介します。

クロロのプロフィール

「ハンターハンター」に登場するクロロは盗賊団「幻影旅団」の団長です。本名クロロ=ルシルフル、流星街出身で年齢は26歳、身長は177㎝、体重は68㎏です。念能力は特質系で「盗賊の極意(スキルハンター)」です。額には十字に描かれた刺青があります。常に着用している黒いコートには、逆十字のデザインが背中に描かれています。

盗賊団を率いる強いリーダーシップと高いカリスマ性を併せ持ち、幻影旅団のためなら自らの命を投げ出しても構わないと考えており、この考え方が旅団の存続が最優先という掟にもなっています。

シルバのプロフィール

「ハンターハンター」に登場するシルバは、バドキア共和国・ククルーマウンテンを根城にする、暗殺を請け負う一族のゾルディック家・当主です。本名シルバ・ゾルディック、年齢は46歳、身長は198㎝、体重は110㎏です。イルミ、ミルキ、キルア、アルカ、カルトの5人はシルバの子どもでした。暗殺者として高い技術を持つシルバですが、念能力については詳しいことは分かっていません。

シルバが戦闘時に使う技は、地面に穴が開くほどの威力がある拳で敵を倒す技と、両手に大きな念弾を出現させ、敵を押しつぶす技があります。また、暗殺者としての腕も非常に高く、暗殺対象者の血を一滴も流すことなく心臓を取り出すことができるということです。

ここまで「ハンターハンター」の幻影旅団・団長のクロロと、暗殺者一族・ゾルディック家の当主シルバのプロフィールを紹介しました。ここからは、クロロとシルバの関係や過去の二人のエピソードを紹介していきます。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

クロロとシルバの関係は?過去に戦っている?

「ハンターハンター」のヨークシン編ではオークション会場で戦闘が起こり、その騒動の中でシルバは父のゼノと共にクロロと戦ったのですが、実は過去(3年位前)にクロロとシルバが対戦をしたことがあるということがわかりました。ここからは、そのクロロとシルバの関係や過去の戦いについて見ていきます。

クロロとシルバが戦いになったきっかけ

クロロとシルバの過去の戦いについては、シルバの息子・キルアによって語られました。ヨークシン編の3年位前、暗殺者シルバが幻影旅団のメンバーを一人殺害しました。この時シルバが殺害したメンバーは本当に暗殺対象だったのか、それとも暗殺対象者はクロロで、クロロを狙う過程でそのメンバーを殺害してしまったのかは分からないということです。

ただ、幻影旅団はメンバーが流星街出身者が多く、メンバーに対する思い入れはとても強いものがあります。そのため、誰かが殺害されれば必ず報復に乗り出します。クロロにとっては大切なメンバーを殺害されたことで、報復をするためシルバに戦いを挑んだのではないかと言われています。

クロロとシルバの戦いの内容

ヨークシン編で父のゼノと共にクロロと戦ったシルバは、クロロがゼノの攻撃を避ける身のこなしを見て「あの時よりも向上している」と感じました。あの時とは、クロロとシルバの過去の戦いのことで、当時クロロは23歳くらいで、戦闘経験豊富なシルバとの差はかなりあったはずだと言われています。

シルバが優勢だった?

凄腕の暗殺者で経験豊富なシルバとクロロの戦いは、シルバが優勢だったという可能性は大いにあると考えられます。それは、ヨークシン編でシルバが言ったセリフでも分かります。「あの時よりも向上している」という言葉は、当時の実力はそれほどでもなかったクロロが3年間欠かさず訓練を積んできたということです。このことから、クロロとシルバの過去の戦いは、シルバが優勢だったことが分かります。

クロロが一方的に負けていたわけではない?

クロロがシルバに一方的に負けてしまったのかというと、そうではないとも言われています。シルバが優勢だっただろうと考えられますが、クロロがシルバに圧倒され、打ちのめされたのだとすれば、3年後のヨークシン編でのクロロ率いる幻影旅団と暗殺者たちとの対戦で、かつて完敗し、勝ち目のないシルバとさらにその父であるゼノに対して、クロロが戦いを挑んだりはしないだろうということです。

クロロとシルバの過去の闘いは、シルバが優勢ではあったけれど、一方的に負けてしまったのではないということは、キルアの次の言葉でも分かります。シルバが幻影旅団のメンバーを暗殺した際、息子たちに「割に合わない仕事だった」と言ったと、キルアは証言しています。キルアによるとこの言葉は敵への「誉め言葉」だということです。

「割に合わない…」仕事とは、受けた金額に比べて労力がかかり過ぎたということで、シルバにとって幻影旅団のメンバーは簡単な相手ではなかったのでした。さらに、団長のクロロの強さは、シルバにとって想像以上だったことが考えられます。

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クロロとシルバの戦いの結果や勝者

幻影旅団・団長のクロロと暗殺者の一族・当主のシルバの関係、過去の戦いについて見てきました。クロロとシルバの関係は、過去に一度戦ったことがあり、クロロの強さがシルバの想像以上だったことがわかりました。ここからは、クロロとシルバの戦いの結果について見ていきます。

戦いの結果や勝者①二人とも生きている

クロロとシルバの過去の戦いは、二人とも生きていることから、勝敗が付かなかったと考えられます。幻影旅団のメンバーを殺害されたことで報復にきたクロロは、シルバにとって面倒な相手だったことは紹介しました。意外な強さを見せたクロロに、シルバは手こずらされたようです。この戦いで二人が負傷したということもないようで、戦いを途中で終わらせる何かがあったのではないかと言われています。

戦いの結果や勝者②お互い引かざるをえない状況になった?

クロロとシルバが共に大ケガをしたということもなく生きているということで、何らかの理由で戦いを止めることになったのではないか?と言われています。その理由として、暗殺対象者である旅団メンバーの殺害を達成できたシルバが、意外な強さを見せるクロロとこれ以上戦うのを避けたか、または、クロロと対戦中に旅団メンバーが加勢に来たことでシルバがこれ以上の戦闘をあきらめた、などと言われています。

幻影旅団のメンバーは皆それぞれ突出したパワーの持ち主ばかりです。そんなメンバーを束ねるクロロの強さも並大抵ではありません。シルバが暗殺者一族であるゾルディック家の当主と言えども、旅団メンバーとクロロ、次々と相手にするのは得策ではないと判断したと考えられるということです。

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クロロとシルバの強さ

ここまで「ハンターハンター」のクロロとシルバの関係や過去の闘いについて見てきましたが、凄腕の暗殺者で経験豊富なシルバの圧倒的な勝利かと思われた戦いでしたが、意外にもクロロに苦戦させられたようです。ここでは、そんなクロロとシルバの強さを、それぞれ紹介します。

クロロの強さ

幻影旅団・団長のクロロの念能力は「盗賊の極意(スキルハンター)」です。この念能力は相手の念能力を盗み出し、自身の能力として使用することができる能力です。盗み取った念能力を本に取り込むことで、好きな時に自由に取り出し使用することができます。念能力を盗まれた者はその能力を失ったということになり、使用できなくなります。

クロロが「盗賊の極意(スキルハンター)」で盗んだ主な念能力は、「番いの破壊者(サンアンドムーン)」、「密室遊魚(インドアフィッシュ」、「人間の証明(オーダースタンプ)」、「転校生(コンバートハンズ)」、などがあります。

このように、クロロの念能力は特質系で、盗んだ念能力を自分の能力として使うことができますが、そのためには自分の質問に相手が答えてくれること、念能力を取り込む本に相手の手を当ててもらうこと、それらを1時間以内に行わなければならないこと、など非常に手間がかかる作業です。実際にクロロがシルバと戦った際、果たしてシルバの能力を盗むことができたかどうかわからないと言われています。

シルバの強さ

暗殺者一族であるゾルディック家の当主・シルバは、念能力を所有していると言われていますが、詳しいことはわかりません。プロフィールでも紹介しましたが、両手に出現させた強力な念弾を落とす技や自ら飛び降りて拳で相手に打撃を与える、という技を使います。クロロとの戦いでは両手から出現させた念弾を使い、キメラアント編ではチーター型の兵隊ヂートゥを上空から狙いを定め、拳の一撃で殺害してしまいました。

幻影旅団は仲間を想う気持ちが強く、誰かが殺害でもされれば必ず報復に乗り出すことは先に紹介しました。しかし、過去のクロロとシルバの後、本格的な報復に乗り出し、幻影旅団が皆でシルバのゾルディック家を攻撃、などということはなく、それほどシルバの強さは幻影旅団にとって脅威だということです。

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クロロとシルバに関する感想や評価

「ハンターハンター」のヨークシン編でのクロロ対シルバ、ゼノとの戦いについての感想です。強力なパワーを持つ集団・幻影旅団の団長と最高の腕を持つ暗殺者集団の当主であるクロロとシルバ、そしてシルバの父ゼノの戦いは、臨場感あふれる戦闘だったという感想です。

こちらの方も「ハンターハンター」のヨークシン編での、クロロ対シルバ、ゼノの戦いについての感想です。ゼノとシルバの強さを非常に高く評価している、ということです。シルバは念能力は不明ですが、強大な念弾を放ったり、拳で瞬時に相手を倒したりと、高い戦闘能力を持っていました。

「ハンターハンター」のヨークシン編でクロロが、シルバとゼノの父子と戦ったシーンは、クロロの数あるシーンの中でも一番かっこいいという感想です。

「ハンターハンター」のヨークシン編は、クロロ率いる幻影旅団が活躍しますが、中でもクロロがかっこ良く、優しいという感想です。他にもクロロとクラピカやヒソカとの関係性を描いたエピソードなど様々で、ヨークシン編が好きだという感想です。

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クロロとシルバについてまとめ

いかがでしたか?「ハンターハンター」のクロロとシルバの関係や過去の戦いについて考察してきました。クロロは幻影旅団メンバーを殺害された報復にシルバと戦いました。凄腕の暗殺者であるシルバの優勢かと思われましたが、実はクロロの強さにシルバは手を焼いたということと、他にも様々な考察がされましたが、勝敗の付かなかった戦いでした。また、クロロとシルバのそれぞれの強さを見てきました。

「ハンターハンター」のヨークシン編で行われたクロロ対シルバ、ゼノとの戦いが見応えがあるという声もありました。幻影旅団を率いるクロロと暗殺者一族の当主シルバの関係は、過去とヨークシン編での戦いを通じてお互いの強さを認め合う関係でした。そんなクロロとシルバに注目して「ハンターハンター」をお楽しみください。

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