2020年06月18日公開
2020年06月18日更新
【ハンターハンター】幻影旅団で腕相撲が一番強いのは?公式でのランキングを紹介
ハンターハンター作中にて幻影旅団の強さの1つの指標として登場したのが腕相撲です。本編で実際に確保されたゴンなどを絡めて腕相撲が行われており、その流れで公式が旅団メンバーの腕相撲の強さランキングを単行本にて順位付けしたものを発表しています。今回は幻影旅団のメンバーの腕相撲の強さについて公式で発表された順位を元に考察された順位付けの理由などを合わせて紹介していきます。
目次
幻影旅団とは?
ハンターハンターの作品情報
幻影旅団の腕相撲について紹介する前に幻影旅団が活躍するハンターハンターについても簡単に紹介していきます。
ハンターハンターの概要
出典: https://ciatr.jp
ハンターハンターは1998年から連載されている冒険活劇漫画です。様々な物を収集する「ハンター」という職業がある世界を舞台にしており、その作り込まれた世界観と少年漫画としては残虐な描写の多さで高い人気を集めています。加えて個性豊かなキャラクターも魅力であり、サブキャラクターにも人気の高いキャラクターが多いのが1つの特徴になっています。
また休載が多い作品でも知られており、年単位での休載も珍しくなくなっています。加えてジャンプ掲載時にはほぼネーム状態で、単行本になる際に加筆するようなスタイルも確立。しかしながら様々な描写が数々の考察を呼ぶ事で人気を維持しており、連載が再開される際にはネットニュースにも取り上げられる程に知名度と人気を集めています。
ハンターハンターのあらすじ
くじら島に住む少年のゴン=フリークスは幼少期、森のキツネグマに襲われかけているところを偶然島を訪れていたハンターカイトによって助けられます。カイトと交流を深める中で死んだと聞かされていた父親のジン=フリークスが生きていて世界中を巡るハンターをしている事を聞かされます。ゴンはその話を聞いてハンターという職業に興味を持つようになりました。
育ての親のミトさんの許可もなんとか取り付けたゴンはプロハンターになるべく試験に向かいます。道中で出会ったクラピカやレオリオ、本試験の会場にて出会った同年代のキルアという仲間もでき、協力してゴンはプロハンターになる事ができました。いくつかの冒険を経てジンの手がかりを求めてヨークシンに入ったゴン達と相対する事になるのが幻影旅団です。
幻影旅団の概要
出典: https://note.com
幻影旅団は団長と12人の団員の合計13名で構成される盗賊集団です。その強さはハンターであっても簡単に相手できない相手としてA級の賞金がかけられています。自分達で定めたルールの元、普段は個別に活動しつつ、団長から招集がかかると集まって活動する事を繰り返しています。活動を開始した時期は不明ですが少なくとも4年前には既に活動しており、クラピカのクルタ族を襲撃しています。
ハンターハンター作中では非常に危険な存在として言及されており、作中での行いも残虐なものが多い一方で仲間内での絆は強めであり、また多くのメンバーの出身地である流星街には思い入れを見せるなど人間味溢れる部分も持ち合わせています。
幻影旅団の腕相撲ランキングについて
今回紹介する腕相撲ランキングは読者による考察ではなく公式に発表された物になっています。ハンターハンター作中ではヨークシン編にて複数回に渡って腕相撲が行われており、それを受けてハンターハンターの単行本10巻の巻中にてランキングが発表された形になっています。10巻はまだヨークシン編の最中なのでヒソカがメンバーにされている一方で後に加わるカルトやイルミについては含められていません。
ただこのランキングには念の使用の有無など細かな情報は描かれておらず、ファンの間ではあくまでも腕っぷしを試す為である事から念を使用してなさそうであると考察されている事、また一部不思議な位置づけのランキングはキャラクターの性質を見てわざと負けた可能性もあるのではと考察されています。
幻影旅団の腕相撲の強さの公式ランキングTOP13~9
13位:コルトピ
旅団内の腕相撲ランキングで最下位に位置づけられているのがコルトピです。元々団員内でも身長なども低く小柄な体型をしており、後方支援を担当している故に身体能力を求められないポジションである事から女性メンバーよりも弱くなっていると考えられます。ただこれはあくまでも旅団内での順位であり、コルトピですら一般人と比較すると驚異的な身体能力をしているという点には注意が必要です。
12位:シズク
ハンターハンター作中でも腕相撲をしたメンバーの1人であるシズクは旅団内では下から2番目、12位という順位が公式につけられています。作中ではゴンと腕相撲をして敗れていますが、シズクは左利きであるにも関わらずゴンが右手を差し出したのにつられて右手で勝負していました。公式のランキングでは左右については触れられていませんが女性であり非戦闘員である事からも低めの順位になっているものだと考えられます。
余談ですが、シズクと対決したゴンは右手のシズク相手に本気を出してなんとか勝った形であり、そのシズクが旅団内では12位という位置づけである事が一つ、幻影旅団の戦闘力の高さを伺わせる要素になっているとも考察されています。
11位:パクノダ
同じく後方支援を担当しており女性であるパクノダも順位は低めで旅団内では11位という順位がつけられています。能力の稀有さから戦闘でも表立って行動する事がない故に目立ったシーンは見られず旅団内でも早々に死んでしまった事も相まって身体能力については不明点が多いキャラクターになっています。
10位:シャルナーク
出典: https://note.com
やはり後方支援を担当する事もあって順位が低めなのがシャルナークです。男性故にシズクやパクノダには勝てるのだと思われますがシャルナークよりランキング上位のキャラクターはいずれも武闘派である事を考えると打倒といえる順位ではないでしょうか。念能力的にも身体能力を鍛える必要がない事も腕っぷしに力を入れていない要因だと言えます。
9位:ノブナガ=ハザマ
戦闘員と呼べるメンバーの中ではランキング最下位なのがハンターハンター作中でもゴンと腕相撲を行っているノブナガです。旅団内ではどちらかと言えば最前線で戦うタイプのキャラクターですが、刀を武器としている事やウボォーギンと組んで戦う事が多かった事を考えても技巧派なのではないかと考えられます。
ちなみに公式のランキングが発表される前、ハンターハンター本編中で旅団内での腕相撲の強さについて言及があったキャラクターでありその際にはフランクリンには「7~8番目くらい」、マチには「強くもないが弱くもない」と評されています。ノブナガ自身もその評価に意を唱えるでも納得している事からもノブナガが腕っぷしに頼らない戦闘スタイルを取っていた事が伺えます。
幻影旅団の腕相撲の強さの公式ランキングTOP8~4
8位:ボノレノフ
戦闘員ながらもその腕っぷしが未知数なのがボノレノフです。舞闘士(バプ)であり音を奏でる為に身体にいくつもの穴が空いている為か、筋力はそこまで高くないのではないかと考察されていましたが公式のランキングではノブナガよりも上位に位置づけています。ただこのランキングが発表されたヨークシン編時点ではアジトの防衛を担当した事から活躍が描かれておらず未知数な存在と言われています。
7位:クロロ=ルシルフル
団長であるクロロはハンターハンター作中でも体術ではゼノやシルバ、ヒソカに匹敵する強さを見せていますが、腕相撲という土俵では旅団内でもちょうど中間に位置する7位に順位付けされています。この腕相撲が=腕っぷしと考えるならクロロの体術は念能力と複合しているからこその強さが発揮できるタイプといえるのではないでしょうか。
6位:マチ
他の女性メンバーを尻目にかなり高めにランキングされているのがマチです。ハンターハンター作中でも明確に腕力ならクロロよりも上と明言されている他、キルアの貫き手を腹筋で抜けないように止めるなど相当に鍛えている事が伺える描写も多くなっています。彼女の能力である念糸縫合(ネンシほうごう)もその身体能力を持ってこそ成せる技だと言われています。
5位:フェイタン
ランキング5位は小柄ながらも戦闘員として前に出る事も多いフェイタンが順位付けされています。この腕相撲ランキングは念能力を使用しない場合と想定されており、小柄ながらも相応に鍛えている事が伺える結果になっています。その腕っぷしの強さは師団長クラスのキメラアントを素手で相手できる程なので相応の強さを持っていると言えます。
4位:フランクリン
見た目の割に低いのではないかと考察されているのがフランクリンです。放出系の能力者である事を省いても2mを超える長身と200kgを超える体格を持っているのだからもっと上でも良かったのではないかとも考察されています。或いは指先を切り落としていなければもっとランキング上位だったのではないかとも考察されています。
幻影旅団の腕相撲の強さの公式ランキングTOP3
3位:ヒソカ
腕相撲ランキング3位はヒソカです。様々な場面で身体能力の高さを披露しているヒソカですが、その身体能力の高さは鍛え上げられた物だという事がわかる結果になっています。ただヒソカの性格を考慮するとどこまで本気でやっていたのか、実は念能力を使用していたのではないかなど旅団内はもちろんハンターハンター作中で最も疑念を抱きやすいキャラクターだけに単純な実力であるかは疑問視されています。
2位:フィンクス
ランキング2位は強化系であり純戦闘員であるフィンクスです。体格ではフランクリンやヒソカに劣りますがパワーだけなら上と評されておりゴンたちを先回りして追いつくなど身体能力も高い事を伺わせる描写も多くなっています。パワー自慢である描写は目立っていなかったものキメラアント編ではパワーファイトも見せており、強化系である事も相まって納得の順位と言われています。
1位:ウボォーギン
自他共認める旅団内での腕っぷしNo1はウボォーギンです。強化系の能力者であり、体格にも優れており見た目的にも明らかに一番のパワーキャラクターと言えます。ハンターハンター作中の活躍からもそのパワーの圧倒的な部分は垣間見えており、念能力を使用せずとも相応の強さを誇る事が伺えます。
ただしそのパワーもクラピカの鎖には封じられており、クラピカは最初にウボォーギンを捕らえる事で旅団に自身の鎖が通用するのかの試金石としています。
幻影旅団の腕相撲に関する感想や評価
幻影旅団で腕相撲大会やってるのすき
— まよこーん@迷魂。 (@shinrasetu) April 16, 2020
ここからは既にハンターハンターを読んでいる人の幻影旅団の腕相撲に関しての感想を紹介します。腕相撲の強さはあくまでもランキング形式で発表されただけですが、その様子が想像出来てしまえるとして好意的に捉えているファンが多くなっています。腕相撲が単純な戦闘力ではないとはいえ1つのランキングとして発表された事で様々な考察が生まれ指標になったとする声も多くなっています。
幻影旅団腕相撲大会、酔った勢いとかなんだろうなって思う。てかシラフでやってたらそれはそれで面白いけど解釈に困る
— イチゴ (@erdbeeren_966) October 15, 2019
仮に幻影旅団が団員内で腕相撲を行うとしたらどのような形で行うのかが気になるという声も多くなっています。誰の提案で始まるのか、お酒の席での事だったのかなど様々な想像ができるとしてファンの間でも様々な展開が予想されています。そもそもメンバーによってはちゃんと勝負が成立するのか怪しいメンバーもおり不戦勝や不戦敗もあったのではないかなどという考察も行われています。
幻影旅団が全員揃ってワキアイアイとしながら腕相撲勝負してるところはいつ漫画化するの?
— 情漢 (@jyocan) August 23, 2019
いずれにしても公式にはあくまでもランキングを発表するに留めている事から実際に短編として描いてほしいという声も見られます。とはいえ暗黒大陸編以降には死亡するメンバーも増えている事から過去編などの一幕としてやってほしいという声、完結後にやってほしい、単行本のおまけ漫画としてなど様々な形で漫画化される事を期待しているファンが増えています。
幻影旅団の腕相撲ランキングの順位まとめ
ハンターハンターにおいてそれぞれのキャラクターの強さの指標はほぼ示されていませんが、幻影旅団限定で1つの指標として描かれたのが腕相撲ランキングです。実際ハンターハンター作中でもこのランキングが発表されたヨークシン編では、シズクやノブナガがゴンと腕相撲を行っており、ゴンが苦戦したシズクが旅団内では下位に位置するなどした結果は旅団の強さを示しているとする声も多くなっています。
ただしあくまでもこのランキングは単行本のおまけ的な形で描かれたものであり、本編で団員同士が腕相撲をするような場面は見られません。それもあってなんらかの形で漫画化してほしいという声が多いシーンにもなっています。スピンオフや過去編などがあれば見れる可能性は十分にあるので期待ながらハンターハンターを追いかけてみてはいかがでしょうか?