【はたらく細胞】マクロファージはかわいいお姉さんキャラ!役割や声優情報まとめ

『はたらく細胞』は体の中の細胞を擬人化した漫画です。擬人化されている細胞の中にはマクロファージという細胞が登場します。マクロファージは単球が分化したもので、さまざまな役割を持っています。見た目はかわいい姿をしているものの、菌が現れた時にはすぐさま倒す強いキャラクターでもあります。この記事ではマクロファージの性格や役割、『はたらく細胞』のアニメの声優などを紹介します。

【はたらく細胞】マクロファージはかわいいお姉さんキャラ!役割や声優情報まとめのイメージ

目次

  1. はたらく細胞のマクロファージはかわいいお姉さんキャラ
  2. はたらく細胞のマクロファージは強い?役割を紹介
  3. はたらく細胞のマクロファージの声優
  4. はたらく細胞のマクロファージの正体や活躍シーン
  5. はたらく細胞のマクロファージに関する感想や評価
  6. はたらく細胞のマクロファージまとめ

はたらく細胞のマクロファージはかわいいお姉さんキャラ

はたらく細胞の作品情報

マクロファージは『はたらく細胞』という漫画に登場します。体の中に実際に存在するマクロファージという細胞をかわいいお姉さんに擬人化したキャラクターです。そんなマクロファージはかわいい見た目からは想像できないほど強い一面を持っています。ここではマクロファージの性格や強さについて紹介する前に、『はたらく細胞』の作品情報をまとめています。

はたらく細胞の概要

『はたらく細胞』は2015年から連載している漫画です。『はたらく細胞』では体内の細胞を擬人化することで、体の中でどのようなことが起こっているのか漫画で分かりやすく解説されています。そのため、医療や教育方面から注目度が高く、真夏には熱中症の正しい知識を広めるために第6話を無料公開するなど様々な取り組みがされています。

『はたらく細胞』は現在学術的な面においてより正確に描くために2017年から休止し、連載再開に向けて準備が行われています。ただ2018年にはアニメ化されて第1期が放送され、2021年からは第2期の放送が決定しています。このように連載休止中でもアニメ化するほど人気が高い作品です。

はたらく細胞のあらすじ

『はたらく細胞』の主人公である新米赤血球は酸素を細胞に届けていました。するといきなり肺炎球菌が地面を突き破って現れます。肺炎球菌は早速体を支配しようとしました。白血球が対応しますが一匹だけ逃してしまいます。赤血球は突然のことに驚きはしたものの次の仕事に向かいました。しかし道に迷ってしまいます。そこでたまたま開けた部屋に逃げ出した肺炎球菌がおり、赤血球はピンチに陥ってしまうのでした。

マクロファージのプロフィール

『はたらく細胞』に登場するマクロファージはとてもかわいい容姿をしています。使用人のような格好をしており、ミルクティー色のグラデーションがかった髪色が特徴的です。『はたらく細胞』には複数のマクロファージが登場するのですが、その中でも登場回数が多いマクロファージはミディアムボブのヘアスタイルをしています。白血球のように個体識別番号が書かれていないので、主に髪型などで判別されています。

マクロファージの性格

マクロファージの性格は、普段はとてもおっとりとした性格をしています。同じ免疫細胞で抗原を発見すると気性が荒くなる白血球とは真反対の性格をしています。マクロファージの場合は敵を倒す時も常に穏やかでニコニコと笑顔を絶やさないところが特徴的です。

TVアニメ「はたらく細胞!!」

はたらく細胞のマクロファージは強い?役割を紹介

役割①細菌を殺す

『はたらく細胞』に登場するマクロファージが強いといわれているのは、細菌を容赦なく殺すシーンがあるからです。現実でもマクロファージは細菌を殺す役割を持っており、白血球やキラーT細胞よりも殺傷力が高いことから強いといわれています。実際に『はたらく細胞』の第3話「インフルエンザ」では、強いと思わせる姿が描かれています。

第3話ではインフルエンザウイルスに感染した細胞が大量発生していました。白血球はナイーブT細胞に協力を求めましたが、ナイーブT細胞は怖がってしまい全く役に立ちません。そこに現れたのがマクロファージです。かわいいマクロファージは微笑みながら登場しますが、手に持っていたのは血まみれのナタでした。

マクロファージは背後から忍び寄るインフルエンザウイルスを容赦なく抹殺しました。かわいい見た目をしながらも笑顔でウイルスを除去する姿はギャップがあると読者の間でも話題になりました。そして第3話ではマクロファージの殺傷力がかなり高いと解説されていたので、白血球やキラーT細胞と比べてもとても強いことが分かります。

役割②死んだ細菌の片付け

マクロファージはただ強いだけではありません。死んだ細胞の片付けをする役割を持っています。体の中では1日約3千億もの細胞が死んでいくのですが、それを取り除いてくれるのがマクロファージなのです。マクロファージは元々体の中に侵入した異物を取り込んで殺していく作用を持っています。死んだ細胞もマクロファージにとって処理する対象になるため、細菌やウイルスと同じように掃除してくれるのです。

こうして死んだ細胞を除去してくれるマクロファージは、難病解明の研究の要ともいわれています。『はたらく細胞』ではほとんど細胞が死ぬ描写がないので、マクロファージが細胞を掃除をしている姿は詳しく描かれていません。ただ、マクロファージの解説欄などでは「掃除屋」と書かれていることもあります。

役割③敵の侵入をヘルパーT細胞に伝える

マクロファージは敵の侵入があった時に抗原や免疫情報を見つけ出す役割があり、見つけ次第ヘルパーT細胞に状況を伝えて抗原提示を行います。『はたらく細胞』の作中でも、インフルエンザウイルスやムンプスウイルスを殺しながらヘルパーT細胞に状況を伝えていました。

ヘルパーT細胞に状況を伝えれば、キラーT細胞が出動して先に戦っている白血球やマクロファージの加勢をしてくれます。ちなみにヘルパーT細胞が指示を出さなければ基本的にキラーT細胞は出動しません。マクロファージは細菌を殺す強いイメージが大きいのですが、体の異常を伝える重要な役割も担っているのです。

役割④赤芽球を育てる

マクロファージはかわいい姿をしていながらも戦える強い細胞なのですが、赤芽球を育てる役割もあります。『はたらく細胞』の第7話では、主人公の赤血球が赤芽球だったころの過去が描かれました。まだ赤血球になっていない未熟な赤芽球たちに、怖い細菌やウイルスの存在を教えたり酸素を運ぶ訓練をさせていたのがマクロファージでした。

第7話のマクロファージは、戦闘していないためいつもの優しい性格で赤芽球の教育をしていました。上手くできずに泣く赤血球に対しても怒ることなく励ましている姿が描かれています。このように『はたらく細胞』では赤芽球に色々と教えているのですが、実際の体内では骨髄内のマクロファージの周りに赤芽球が集まり、栄養を供給したり成長のコントロールなどを手助けしています。

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はたらく細胞のマクロファージの声優

マクロファージの声優①井上喜久子

アニメ『はたらく細胞』でマクロファージ役を担当しているのは井上喜久子です。井上喜久子は1964年9月25日生まれの女性声優です。オフィスアネモネとベルベットオフィスに所属しています。娘の井上ほのかも声優として活動しています。井上喜久子は1988年から声優として活動しており、声優アワードで何度も賞を取っている実力の高い人物です。

井上喜久子の主な出演作品には、『らんま1/2』の天道かすみ役、『ふしぎの海のナディア』のメディナ・ラ・ルゲンシウス・エレクトラ役、『しましまとらのしまじろう』のしまじろうのお母さん役、『宇宙交響詩メーテル 銀河鉄道999外伝』のエメラルダス役、『ああっ女神様っ』のベルダンディー役、『CLANNAD-クラナド-』の古河早苗役などがあります。

マクロファージの声優②木村珠莉

アニメ『はたらく細胞』でマクロファージ役を担当しているもうひとりの声優は木村珠莉です。木村珠莉は6月7日生まれの女性声優です。東京俳優生活協同組合に所属しています。元々ナレーションをメインに活動していましたが、2014年にアニメの主役に抜擢されたことで声優としても本格的に活動するようになりました。『はたらく細胞』では赤血球や制御T細胞、造血幹細胞なども演じています。

木村珠莉の主な出演作品には、『SHIROBAKO』の宮森あおい役、『ミカグラ学園組曲』の一宮エルナ役、『セイレン』の桃乃今日子役、『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』の相葉夕美役、『風が強く吹いている』の勝田葉菜子役、『炎炎ノ消防隊』のアナウンス、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のニナ・ミヤモリ役などがあります。

マクロファージの声優③貫井柚佳

アニメ『はたらく細胞』でマクロファージ役を担当しているもうひとりの声優は貫井柚佳です。貫井柚佳は12月30日生まれの女性声優です。AIR AGENCYに所属しています。『はたらく細胞』では赤血球や肝腺細胞なども演じています。

貫井柚佳の主な出演作品には、『Back Street Girls -ゴクドルズ-』の山本アイリ役、『ミュークルドリーミー』の白井はな役、『あんさんぶるスターズ!』の明星スバル(幼少時代)役、『転生したらスライムだった件』の沢渡美穂役、『モンスターストライク』の毘沙門天役などがあります。

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はたらく細胞のマクロファージの正体や活躍シーン

マクロファージは単球という免疫細胞だった?

普通の状態ではおっとりした性格のマクロファージが、抗原を見つけ次第容赦なく殺すのは免疫細胞の一種だからです。『はたらく細胞』の第15話「黄色ブドウ球菌」では実際に単球の姿をしているマクロファージが登場します。第15話は主人公の赤血球が細菌に襲われているところから始まります。そんな赤血球を助けたのが、黄色い防護服を着た単球だったのです。

単球は細菌を容赦なく殴り続け、なにかを吹きかけて殺しました。そこに抗原を感知した白血球が現れます。赤血球があのマスクの人がやっつけてくれたと言うと、白血球はあれは単球だと解説しました。単球とは白血球の約7%を占める細胞のことで免疫細胞の一つです。他の免疫細胞と同様に細菌を殺したりします。

赤血球から見た単球の性格は謎で、何も喋らず先程細菌を殺す時に使った器具でゴルフの練習をしたりと妙な行動が目立っています。しかし単球は細菌を分解する力に優れており、遊走能もできるのでとても頼れる性格をしていると白血球は説明しました。その後白血球と別れますが、赤血球はまたすぐに黄色ブドウ球菌に襲われます。

白血球が駆けつけましたが、コアグラーゼとなった黄色ブドウ球菌には太刀打ちできませんでした。そんな時に現れたのが単球でした。単球はハンマーを持って現れたのですが、そこが血管の外だと分かると突然防護服を脱ぎだします。その防護服の中から現れたのがマクロファージだったのです。単球は血液中を守る役割を担っているのですが、血液の外に出るとマクロファージになります。

マクロファージは白血球でも敵わなかったコアグラーゼを一瞬で倒しました。これには赤血球も驚き、混乱しました。このように『はたらく細胞』の第15話ではマクロファージの新たな一面が描かれました。

マクロファージの活躍シーン

マクロファージの活躍シーンは主に細菌やウイルスが侵入した時に描かれています。圧倒的な強さで細菌やウイルスを倒し、さらにヘルパーT細胞に抗原提示をするなどサポート力にも優れています。特に活躍しているのは、赤芽球を育てるシーンが描かれた第7話や単球との関係性を描いた第15話です。

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はたらく細胞のマクロファージに関する感想や評価

『はたらく細胞』は人体を詳しく知ることができると教育方面でも注目されている漫画です。中には幼い子供に『はたらく細胞』の漫画や図鑑を与えている方もいました。『はたらく細胞』はとても分かりやすいので、5歳〜6歳でもマクロファージなどの基本的なキャラクターの役割は理解できるようです。

『はたらく細胞』の中でもマクロファージが好きだという方はたくさんいました。顔はかわいいのに細菌を殺す時には容赦のないところや、キラーT細胞・白血球よりも強いというギャップが人気のようです。作中では登場回数は多いもののメインで描かれたのは数回しかないので、かわいいマクロファージをもっと見たいという声もありました。

アニメ『はたらく細胞』の第6話ではマクロファージがまだ赤血球になる前の赤芽球の面倒を見る姿が描かれました。赤芽球に細菌の恐ろしさを語るマクロファージは、元来のおっとりとした性格で優しく教えており、とてもかわいいといわれています。ただ、実際に細菌と戦う時は笑顔で惨殺するというギャップも持っています。そんなギャップもかわいいと評判でした。

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はたらく細胞のマクロファージまとめ

『はたらく細胞』のマクロファージはとてもおっとりとした優しい性格をしているように見えて、細菌やウイルスには容赦のないキャラクターでした。特に戦闘時には白血球からも頼りになるといわれており、免疫細胞の中でも強いことが分かります。マクロファージは『はたらく細胞』の第7話や第15話以外にも戦闘シーンで度々登場しているので、ぜひ漫画を読んでみてください。

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