【リゼロ】プリシラ・バーリエルとは何者？血染めの花嫁の正体と能力を考察

今回は「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルの正体や能力、加護について考察し、血染め花嫁と呼ばれるプリシラの衣装の秘密や活躍をみていきます。また、プリシラに隠された伏線や、アニメで声優を務めた田村ゆかりさんについてもプロフィールや声優としての主な出演作品を紹介していきます。まず、ここでは「リゼロ」の概要やあらすじをご覧ください。

「Re:ゼロから始める異世界生活（公式略称：リゼロ）」は長月達平先生が原作で、大塚真一郎先生がイラストを手掛けたライトノベルです。ジャンルはループもの、ダークファンタジーなどに分類され、2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されています。

また、リゼロはコミカライズやアニメ化もされており、特にアニメは第1期が2016年4月4日〜同年9月19日の期間に放送され、2020年7月からは第2期の放送が始まります。

引きこもりの男子高校生ナツキ・スバルはある日突然、異世界に飛ばされ、いきなり命の危険に晒されます。スバルはその危機を救ってくれたハーフエルフに恩返しするため、彼女の探し物を手伝うことを決めます。彼らは手がかりを掴みますが、その矢先に襲撃され、スバルが死んでしまいます。しかし、スバルは生き返り、それを繰り返すうちに「死に戻り」というタイムリープの能力を手に入れたことに気づくのでした。

「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルはエミリアとその座を争う王選候補の1人で、その悲劇的な運命から「血染めの花嫁」と呼ばれています。プリシラはかなりの自信家で傲慢な性格をしており、「この世は妾の都合の良いようにできておる」が口癖となっています。彼女はその言葉通り、強運の持ち主で世界が彼女の都合の良いように回ってるとしか思えない出来事が頻発していきます。

プリシラの容姿について、赤い瞳に橙色の髪を持ち、作中のキャラの中で最も巨乳となっています。プリシラは登場回があまり多くないものの、ストーリー中の多くの謎や伏線を抱えているキャラだとされており、美しくも強い「毒花」のような絶世の美女だと言われています。

そんな彼女の年齢は20歳ですが、彼女はその若さで既に7回の結婚を経験しており、その7回とも夫が死亡しています。そんな悲劇的な運命も男性を虜にするプリシラの美貌のせいだとされています。

「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルの正体や能力の考察、1つ目は「加護」についてです。プリシラは「太陽の加護」を持ち、陽属性のあらゆる補正を受けることができます。ただ、この加護のおかげでプリシラの行動にはいつもなんらかの補正がかかりますが、この加護と彼女が非常に強運の持ち主であることとは関係がないようです。

また、プリシラの太陽の加護は彼女が7回の結婚ですべての夫を失くした悲劇的な運命とも関係がないと言われており、プリシラの強運には何か別の秘密があると考えられています。さらに、プリシラは天才的な陽魔法の使い手で、自身のその才能と太陽の加護の力を相乗効果によってさらにパワーアップし、その強さはクルシュの万全な状態での戦闘力と並び立つほどだと言われています。

また、天才的な陽魔法の使い手のプリシラですが、彼女は空中から陽剣と言われる赤い剣を取り出すことができます。「リゼロ」の5章でプリシラが、魔女教の大罪司教で「憤怒」のシリウス・ロマネコンティと対決したときも、この陽剣を使用しました。そして、このプリシラがシリウスとの戦いで陽剣を使用するシーンで「日輪が陰った」というセリフがありました。

このとき、彼女はシリウスのことを爆破でもなく捕まえるだけでとどまっていました。このプリシラの能力と日輪との関係について、未だに「リゼロ」の作中では明らかになっておらず、注目が集まっています。

「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルの正体や能力の考察、2つ目は「衣装の秘密」についてです。プリシラの衣装には何らかの秘密があると考えられています。「リゼロ」の5章でプリシラはいつもの赤いドレスを着用し、大罪司教のシリウス・ロマネコンティとの戦いに臨みます。そして、プリシラはその戦いで終始、余裕な様子で軽やかにドレスを纏いながら飛び回っていました。

しかし、余裕な様子と言っても、プリシラが一度もシリウスからの攻撃を受けなかったわけではなく、シリウスの鎖の武器をまともに受けてしまい、ぶっ飛ばされるシーンもありました。しかし、そのときプリシラが付けていた首飾りの宝石の一部が砕け散っただけで、プリシラの体は無傷でした。その光景を目にしたシリウスは下のセリフを言い、これにより、プリシラが大罪司教の「傲慢」なのではないかという考察が浮上しました。

また、このプリシラが自身の身につけているものを身代わりにする能力についても注目が集まっており、この能力は太陽の加護とは異なると言われています。さらに、シリウスとの戦闘中、強制的に感覚を共感させるというシリウスの非常に相手を苦戦させる能力もプリシラには全然効いていないようでした。

これらのプリシラの能力について、陽魔法の一種なのではないかという説もあります。しかし、もしプリシラが大罪司教の「傲慢」なのだとすれば、身につけているものを身代わりにしたり、謎の強運の持ち主であったりするのも「傲慢」の魔女因子によるものではないかと予想されています。

ただ「リゼロ」の主人公であるスバルこそが「傲慢」の正体なのではないかという説もあり、今のところ「傲慢」の正体が誰なのかは確定となっていません。

「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルの正体や能力の考察、3つ目は「一人で大罪司教を捕獲したこと」についてです。前述の通り、プリシラは大罪司教のシリウス・ロマネコンティと対峙しています。シリウス・ロマネ・コンティとは「リゼロ」の3章でスバルが対決して破ったペテルギウス・ロマネコンティの妻を自称する人物です。シリウスはプリシラに対して、鎖の武器と炎の魔法を駆使して襲いかかってきます。

しかし、プリシラは陽剣と自らが発生させた炎を使って応戦します。プリシラのこの炎は相手に熱を感じさせるものの、彼女が燃やそうと思うもの以外が燃えることはない仕組みとなっており、この能力はプリシラの太陽の加護とは関係なく、陽魔法によるものだと推測されています。

その後、プリシラとシリウスは空中戦を展開したり、建物を破壊したりと激戦を展開していきます。そして、プリシラは大罪司教を相手に終始、余裕な様子で最後には1人でシリウスを捕らえてしまいました。

「リゼロ」に登場する「血染めの花嫁」ことプリシラ・バーリエルの隠された伏線の考察、1つ目はライプ・バーリエルの行く末についてです。ライプ・バーリエルはプリシラの7番目の夫であり、すでに亡くなっています。現在のプリシラは彼から相続したバーリエルの領地を統治しながら、王選候補としての活動を行っています。

実は、プリシラの7番目だったライプは腹黒い人物だったという噂が色々ある人物でした。「リゼロ」の短編集1では、プリシラを傀儡として自在に操れる術をかけ、ルグニカ王国の王に仕立て上げて王国を自分のものにしようと画策していました。しかし、それをアルデバランやシュルトに相談したため、ライプはアルデバランによって廃人状態にされてしまいました。

その後、ライプは事故死として処理され、彼の死亡が公表されました。このように、プリシラの7番目の夫はアルデバランによって亡き者とされてしまったのでした。プリシラは7度の結婚を経験し、ライプ同様に7回とも夫を亡くしています。そこで、プリシラの他の元夫たちも皆、自然な死ではなかったのではないかという予想が立てられています。

それというのも、プリシラはシリウスとの戦いの最中、シリウスが言った「アイリスと茨の王」という言葉や「ティレオスの薔薇騎士」という言葉、「マグリッツァの断頭台」という言葉の3つを聞くやいなや、プリシラが激怒するシーンが描かれていました。この3つの言葉がプリシラの元夫たちに関わりのあるワードだと考えられています。

「リゼロ」に登場する「血染めの花嫁」ことプリシラ・バーリエルの隠された伏線の考察、2つ目はアルデバランの正体についてです。プリシラの最後の夫ライプを殺害したアルデバランは、プリシラの従者ですが、その正体が注目されています。「リゼロ」の原作では、アニメ版では描き切れなかったアルデバランの正体について、大きな謎を抱える人物として描かれています。

原作によると、実はアルデバランも主人公のスバルと同様に、現代から異世界へとやって来た人間なのだそうです。そして、アルデバランは「リゼロ」の中に仕掛けられた革新的な3つの謎のうちの1つを握る重要人物であると、作者の長月達平先生本人が明かしています。アルデバランは魔法も剣術も人並みで、ものすごく強いというわけではないキャラクターですが、特殊な能力を持っています。

それは詳細は不明ながら、ある一定の条件を満たしたとき、アルデバラン自身や相手が死亡したとしても、時を巻き戻して、繰り返し戦闘を続けることが可能な「死に戻り」に近い能力です。ただ、アルデバランの能力はスバルと異なり、ループの記憶を持っているかどうかは定かではありません。

そして、アルデバランの能力は繰り返し戦闘を続ける中で、相手が戦意を失った時点で解除されるようです。このように、スバルの能力と似ているものの、スバルの「死に戻り」とは少し異なり、アルデバランの能力は本人が言うにはループが2ケタで済むなら優しい方なのだそうです。

アニメ「リゼロ」でプリシラの声を担当したのは声優の田村ゆかりさんです。プリシラの声優・田村ゆかりさんのプロフィールをみていくと、1976年2月27日生まれ、福岡県出身で「ゆかりん」「ゆかり姫」の愛称で親しまれています。

また、プリシラの声優・田村ゆかりさんの身長は157cm、血液型はA型、所属事務所はアミュレートで1997年から声優として、2001年から歌手として活動しています。次に、プリシラの声優・田村ゆかりさんの声優としての主な出演作品をみていきます。

• 2002年「おねがい☆ティーチャー」森野苺役
• 2003-2005年「D.C. 〜ダ・カーポ〜」芳乃さくら役
• 2003年「NARUTO -ナルト-」テンテン役
• 2004-2015年「魔法少女リリカルなのは」高町なのは役
• 2005年「AIR」みちる役
• 2006年「ときめきメモリアル Only Love」東野ゆかり役
• 2006-2020年「ひぐらしのなく頃に」古手梨花役
• 2007年「アイドルマスター XENOGLOSSIA」水瀬伊織役
• 2008-2014年「黒執事」エリザベス・エセル・コーディリア・ミッドフォード役
• 2010年「B型H系」山田役

• 2010年「刀語」とがめ役
• 2010-2013年「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」来栖加奈子役など
• 2011-2018年「STEINS;GATE」阿万音鈴羽役、阿万音由季役
• 2011年「アスタロッテのおもちゃ!」塔原明日葉役
• 2012年「あの夏で待ってる」山乃檸檬役
• 2013年「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」夏川真涼役
• 2013年「キルラキル」針目縫役
• 2013年「変態王子と笑わない猫。」鋼鉄の王/筒隠つくし役
• 2013年「波打際のむろみさん」むろみさん役
• 2014-2015年「旦那が何を言っているかわからない件」カオル役

• 2014年「アカメが斬る!」マイン役
• 2014年「ノーゲーム・ノーライフ」ジブリール役
• 2014年「のうりん」木下林檎役
• 2014年「風雲維新ダイ☆ショーグン」ちはる役
• 2016-2018年「斉木楠雄のΨ難」夢原知予役
• 2017-2019年「GRANBLUE FANTASY The Animation」イオ役
• 2018-2019年「HUGっと!プリキュア」ルールー役
• 2018年「ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-」ちょこ役
• 2018年「ISLAND」御原凛音役、リンネ・オハラ役
• 2019年「グランベルム」土御門四翠役

こちらは「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルに関するツイートです。プリシラが「リゼロ」の作中で最もかわいいという感想となっています。

こちらも「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルに関するツイートです。原作のラノベ「リゼロ」を読み進めていくうちにプリシラのかわいさに気づき、すっかり虜になったという感想になっています。

こちらも「リゼロ」に登場するプリシラ・バーリエルに関するツイートです。「リゼロ」の登場キャラたちは心の底に闇を抱えてそうなキャラばかりに思えるという感想で、そんな中でプリシラだけはそういったものが一切なさそうなのに恐いと感じるそうです。

いかがでしたか？「リゼロ」に登場する血染めの花嫁ことプリシラ・バーリエルの正体や能力を考察し、太陽の加護を持つことや彼女の衣装や装飾品には秘密があり、陽剣や自ら炎を出す能力によって1人で大罪大司教を捕獲したことなどが分かりました。また、プリシラの隠された伏線についても考察し、アニメでプリシラの声優を務めた田村ゆかりさんについてもみてきました。

そして、プリシラが7回結婚してその都度夫を亡くしており、最後の夫ライプはアルデバランに殺害されてことが分かりました。さらに、アルデバランの正体が実は現代からやって来た人間で「リゼロ」の重要な3つの謎のうちの1つを握る重要人物であること、彼がスバルの「死に戻り」に似た能力を持っていることも分かりました。今後も血染めの花嫁として多くの謎や伏線を抱えるプリシラ・バーリエルに注目していきましょう！