【鬼滅の刃】嘴平伊之助の名言集！「猪突猛進」など人気のセリフ・名シーンまとめ

「鬼滅の刃」に登場する伊之助は、主人公・炭治郎の同期です。頭にイノシシのマスクをつけ、腰には毛皮を巻き長ズボンを着用した印象的な見た目をしていました。猪突猛進という四字熟語の名言を口癖としています。

鬼狩の少年を主人公とした「鬼滅の刃」は、「週刊少年ジャンプ」にて2016年から2020年にかけて連載された少年漫画です。その人気を受けて2019年にアニメ化され、さらに世間から注目を集めます。

主人公の少年・炭治郎は、優しい兄弟と母親に囲まれ、幸せな生活を送っていました。しかし、ある日炭を街に売りに出かけて戻ってくると、家族が鬼に殺され、生き残った妹の禰󠄀豆子は鬼にされていました。炭治郎は、家族の復讐と妹を人間に戻す手がかりを探すため、鬼殺隊に入隊します。

伊之助は、イノシシのマスクをつけ、毛皮の腰巻きとズボンをはいたキャラクターです。赤ん坊の時から野生のイノシシに育てられましたが、ふんどしに名前と誕生日が記載されていたといいます。文字の読み書きはできませんが、近くに住んでいた青年と老人との交流によって、人の言葉を喋れるようになります。競争を好み、他生物との力比べを好みます。

住んでいた山にやってきた隊士から話を聞いて興味を持ち、鬼殺隊に入隊しました。同期に炭治郎、善逸、玄弥、カナヲがいます。独自に編み出した獣の呼吸法を使います。鼓屋敷の戦い後、藤の花の家紋の家で休息しました。そこで出された天ぷらを気に入ったようで、好物にあげています。猪突猛進という四字熟語の名言を口癖にしており、作中でも多く登場しました。

伊之助の名言集・名シーン1つめに紹介するのは、おなじみの猪突猛進です。最初に名言・猪突猛進が登場したのは、伊之助が鼓屋敷の主人・響凱を倒しにきた時でした。炭治郎は、途中で会った同期の善逸と共に、司令先の鼓屋敷に向かいます。そこには、先に司令を受けてきていた伊之助がいました。響凱の血鬼術から、伊之助は何度も屋敷のあちこちに飛ばされており、中々首をとることができずにいました。

炭治郎は、屋敷を苛立った様子で歩く響凱に遭遇します。炭治郎と響凱の近くに、伊之助は名言・猪突猛進と口にしながら派手に登場しました。炭治郎は、日輪刀を持っていたことからすぐに鬼殺隊の隊士であると判断します。イノシシのマスクをかぶった風変わりな見た目と名言が印象的だったといった感想が多く見られた名シーンでした。猪突猛進は、その後も使用しています。

伊之助の名言集・名シーン2つめに紹介するのは、炭治郎と喧嘩した時のこちらの名セリフです。鼓屋敷にいた善逸と正一は、部屋の回転と共に外へ脱出します。伊之助も、響凱の使う血鬼術によってしばらく鼓屋敷をさまよっていましたが、ようやく外へ出ることができました。そこには、炭治郎が外に置いていった禰󠄀豆子の入った木箱があります。鬼の気配に気づいた伊之助は、退治しようと箱に近寄りました。

善逸は、中身が鬼であると気づいていましたが、炭治郎の大切なものと聞いていたため、伊之助に暴力を振るわれながらも必死で箱を守ります。鼓屋敷で響凱を倒し戻ってきた炭治郎は、伊之助に無抵抗で暴力を振るわれる善逸を目撃しました。善逸と箱もろとも刀で刺し殺そうとする伊之助を、炭治郎は殴って止めます。鬼殺隊には、隊士同士で刀を交えて喧嘩することは禁止されていました。

炭治郎がその規則を指摘すると、伊之助は素手で喧嘩しようといい出します。炭治郎は、伊之助を止めるため再び頭突きしました。頭突きされた拍子に伊之助のイノシシのマスクは地面に落ち、女の子のような素顔が現れます。こちらは、その時に口にした名言でした。

伊之助の名言集・名シーン3つめに紹介するのは、炭治郎に対していったこちらの名セリフです。伊之助は、鼓屋敷の戦いで炭治郎と善逸と会い、藤の家紋の家でしばらく休むことになります。そこにいた女将から、衣食住の面倒をみてもらいました。優しさに触れた伊之助は、ホワホワとした感情が芽生えます。次の指令で、炭治郎、善逸、伊之助は、那田蜘蛛山に向かうことになりました。

那田蜘蛛山の麓には、助けを求めて逃げてきた隊士がいます。事情を聞こうとしますが、隊士は見えない糸に引っ張られるようにして、再び山に戻っていきました。伊之助は、先に入山するといい、炭治郎の前に立ちます。

山に入った炭治郎は、伊之助の行動が心強かったとお礼をいいました。この時も、伊之助にホワホワとした感情が生まれます。その後も、母蜘蛛との戦いで炭治郎に助けられホワホワとした気持ちになったため、伊之助はこの名言を口にしました。

伊之助の名言集・名シーン4つめに紹介するのは、那田蜘蛛山に入山する前のこちらのセリフです。鼓屋敷での戦いを終え、炭治郎、善逸、伊之助は、藤の花の家紋の家で束の間の休息をとります。しばらく休んだ後、那田蜘蛛山に向かうよう指令が届きました。

山の麓に到着すると、一人の隊士が命からがら逃げ出してきていました。事情を聞こうと近寄ると、隊士は見えない糸に引っ張られるようにして、再び山の中へと消えていきます。炭治郎は、恐怖を抑えるように山に入る決意を固めました。そんな炭治郎に伊之助は、この名言をいいます。

伊之助の名言集・名シーン5つめは、父蜘蛛に対していったこちらのセリフです。那田蜘蛛山に入った炭治郎と伊之助は、操り人形のように人を操る母蜘蛛を倒します。母蜘蛛を倒した後、皮膚が異様に硬い父蜘蛛と遭遇しました。父蜘蛛に遠くへ飛ばされた炭治郎は、死なないよう伊之助に向かって叫びます。父蜘蛛に苦戦する中、伊之助は腕を一本斬り落とすことに成功しました。

腕を斬り落とされた父蜘蛛は、木の上に上がり、脱皮してさらに強くなります。進化した父蜘蛛を前にした伊之助は、死をさとりました。しかし、炭治郎や藤の花の家紋の家にいた女将の言葉を思い出し、怖じ気づかず、戦うことを決めます。こちらは、その時の伊之助の名言でした。

伊之助の名言集・名シーン6つめに紹介するのは、那田蜘蛛山の戦いを終え、怪我の治療を受けた病室でのこのセリフです。那田蜘蛛山の戦いで伊之助は、遭遇した父蜘蛛に殺されそうになり、義勇に助けられています。義勇の強さを目の当たりにした伊之助は、勝負を挑もうとするも木に括り付けられ、到着した隠に蝶屋敷へと連れて行かれます。

一方、炭治郎は、鬼の妹・禰󠄀豆子を連れて行動していたことがバレてしまい、柱合会議にかけられます。2人の処罰を求める意見が多く出る中、禰󠄀豆子が人を襲わないことが証明されました。炭治郎と禰󠄀豆子は、しのぶが住む蝶屋敷に預けられます。

そこで炭治郎は、心配していた伊之助との再会を喜び、助けに戻れなかったことを謝罪します。伊之助は、普段の好戦的な様子からは想像もできないほど弱々しく返事をします。その後も伊之助の落ち込みようは、変わりませんでした。こちらは、その時の伊之助の名セリフです。

伊之助の名言集・名シーン7つめは、童磨に対して言ったこちらのセリフです。異空間無限城に落とされた伊之助は、そこで童磨に遭遇します。伊之助の素顔を見た童磨は、母親は自分が殺して食べたと明かしました。母親の仇であると知った伊之助は、童磨に深い憎悪の感情を抱き、このセリフを口にします。

伊之助の名言集・名シーン7つめに紹介するのは、上弦の弐・童磨との戦いで口にしたこちらのセリフです。異空間無限城に飛ばされた伊之助は、童磨と戦うカナヲの元に駆けつけます。そこで、しのぶが童磨に殺されたことを聞かされました。伊之助は、怒りを露わにしながらこの名言を口にします。

伊之助の名言集9つめに紹介するのは、炎柱・煉獄杏寿郎が亡くなった時に登場したこちらのセリフです。炭治郎、伊之助、善逸、禰󠄀豆子、杏寿郎は、無限列車で魘夢を倒し乗客を守ります。しかし、そこへ上弦の参・猗窩座が現れました。杏寿郎は、猗窩座との戦いで致命傷を負い、命を落とします。こちらは、伊之助が泣きながら口にした名言になります。

伊之助の名言集・名シーン10個めに紹介するのは、カナヲに対して言ったこちらのセリフです。異空間無限城でカナヲは、しのぶとカナエの仇である童磨と戦います。しかし、戦いの中で日輪刀を奪われてしまいました。丸腰の状態で童磨の攻撃を浴びそうになった時、伊之助が登場し攻撃を全て斬り落とします。その後、伊之助は、童磨の近くの床に刺してあったカナヲの刀を取り返し、この名言を口にしました。

伊之助は、住んでいた山にやってきた隊士から、鬼殺隊という組織を知り興味を持って入隊します。隊士たちは、師匠から呼吸法を習うのが一般的ですが、伊之助は獣の呼吸法を自身で編み出しました。

壱ノ牙・穿ち抜きは、両手に持った2本の刀で対象をつくシンプルな技です。伊之助は、これを那田蜘蛛山にいた父蜘蛛に使用していました。近距離型の攻撃であり、威力も高い技となっています。

弐ノ牙・切り裂きは、両手に持った刀を対象にめがけて振り下ろす技です。刀の軌道は交差し、狙い定めた場所をばつ印に切り裂きます。伊之助はこの技を、無限列車で鬼の首を探す時に使いました。

参ノ牙・喰い裂きは、刀を両手に持った状態でクロスさせ、腕を外に勢いよく開いて対象者を攻撃する技です。鼓屋敷にいた鬼に対して使っており、この技によって首を斬られていました。

肆ノ牙・切細裂きは、両手に持った刀を連続で対象に打ち込む技です。攻撃範囲は広く、前方にいる敵に効果を発揮します。伊之助はこの技を、無限列車に潜んでいた鬼・魘夢の首を斬るために使用しました。

伍ノ牙・狂い裂きは、空中で回転しながら周囲の敵を一掃する技です。伊之助は、この技を無限列車で使い、乗客を魘夢から守りました。荒々しく刀を振るう近距離から中距離型の攻撃でした。

陸ノ牙・乱杭咬みは、両手に持った2本の刀で、ギザギザと軌道を描きながら対象を切りつける技です。遊郭での戦いで使用しました。爆裂猛進で堕姫に近づき、この技で首をとることに成功します。

漆ノ型・空間識覚は、人並み外れた触覚を生かし、空間を認識する技です。伊之助は、この技を那田蜘蛛山の戦いで、糸を使って隊士たちを操っていた母蜘蛛を探す時に使いました。母蜘蛛の居場所を特定したことで、炭治郎は首をとることに成功します。

捌ノ型・爆裂猛進は、腕を後ろにして前のめりで猛突進する技です。全速力で走ることに集中する技であるため、防御面はおろそかになります。遊郭での戦いで、炭治郎と善逸にサポートを受けながらこの技を使い、堕姫の近くまでたどり着くことができました。

伊之助は、身体の関節を自在にはずことが可能です。この技は、その特技を生かした技になります。腕の関節を外すことで、攻撃範囲が広がります。相手に攻撃は届かないと油断させる狙いがあるものです。新しく考えた技であり、あまり精度は高くないといいます。

拾ノ牙・円転旋牙は、両手に持った刀をプロペラのように高速で回転させることで、自分の周辺を防御することができます。伊之助は、童磨の血鬼術・凍て曇をこの技でガードしました。

こちらは、伊之助がその場で閃いて使った技です。両手に持っていた刀を、狙いを定めた場所に投げつけます。童磨は、藤の毒を大量に蓄積してきたしのぶを捕食したことで、身体が腐り始めます。絶好の機会と判断したカナヲは、彼岸朱眼を使って首を斬りに向かいました。しかし、童磨の技によって身体が凍らされ、既のところで腕が動かなくなります。

アニメ「鬼滅の刃」で伊之助役を演じた声優は、アイムエンタープライズに所属する松岡禎丞でした。2011年に、第6回声優アワードにて新人男優賞を受賞し、一躍世間から注目を集めるようになります。

主な出演作に、「マイの魔法と家庭の日」立海光役、「カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜」草薙護堂役、「さくら荘のペットな彼女」神田空太役、「超速変形ジャイロゼッター」速水俊介役、「輪廻のラグランジェ」ダノン・シ・アレイ役、「弱虫ペダル」青八木一役、「バディ・コンプレックス」渡瀬青葉役、「つばさとホタル」飛鷹顕役、「ミカグラ学園組曲」ビミィ役、「エロマンガ先生」和泉正宗役などがあります。

名言集でも紹介した通り、伊之助は名言・猪突猛進を口癖にしています。名言・猪突猛進は、様々なシーンで登場しました。特に何も思っていなかった四字熟語だけれど、伊之助がきっかけで好きになったといった意見も多くありました。

伊之助は、登場して間も無く善逸に暴力をふるったことから、第一印象があまり良くないといった意見もありました。しかし、物語が進むにつれ素直で純粋な性格だと判明していきます。さらに、仲間との交流を通して成長していく姿や名言もよかったといった感想も多くありました。

伊之助は、常にイノシシのマスクを被っていますが、素顔は女の子と見紛うほどの美少年でした。伊之助の素顔がかっこいいといった感想や、好きといった感想も多くありました。

伊之助の名言集・名シーンを紹介してきました。猪突猛進という有名な名言から、かっこいいセリフまで様々でした。名言集で取り上げきれなかった名言も、作中に多く登場します。