【呪術廻戦】究極メカ丸(与幸吉)の強さと正体は?術式や天与呪縛を考察

人気漫画作品『呪術廻戦』に登場するメカ丸。呪術によるバトルアクションを描いた『呪術廻戦』に登場するキャラクターとしては異質で、呪力でロボットを操り戦う人物として登場しました。今回はそんな異色のキャラクター・究極メカ丸こと与幸吉について紹介。究極メカ丸こと与幸吉の強さや術式、天与呪縛について紹介する他、呪霊・真人へ情報を流す内通者だった等、その正体についても考察していきます。

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目次

  1. 呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)とは?
  2. 呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)の正体
  3. 呪術廻戦の究極メカ丸の強さは?術式や技・天与呪縛を紹介
  4. 呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)の謎を考察
  5. 呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)に関する感想や評価
  6. 呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)の正体まとめ

呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)とは?

人気漫画作品『呪術廻戦』に登場するキャラクターの1人、究極メカ丸こと与幸吉。メカ丸は呪術によるバトルアクションを描いた『呪術廻戦』としては異色のキャラクターで、呪力でロボットを操り戦う人物として登場しました。京都校交流戦では同じく『呪術廻戦』に登場するパンダと戦ったことでファンの間では大きな話題に。

今回はそんな究極メカ丸こと与幸吉について紹介します。メカ丸の強さや術式、彼の呪力の強さにも関わっている天与呪縛とはどのようなものなのでしょうか?またメカ丸が呪霊・真人へ情報を流す内通者だった等、メカ丸の正体についても考察していきます。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

メカ丸こと与幸吉について紹介する前に、彼が活躍する『呪術廻戦』という作品について見ていきましょう。『呪術廻戦』は芥見下々(あくたみげげ)による漫画作品で2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始されました。連載当初から多くのファンに注目されている作品で、同著者による『東京都立呪術高等専門学校』という作品がプロトタイプ兼前日譚となっていることが知られています。

『呪術廻戦』の人気はかなりのもので、2019年には全国書店員が選んだコミック第1位にランクイン。コミック化していなかった『東京都立呪術高等専門学校』も『呪術廻戦』の第0巻として刊行されました。また累計発行部数は2020年5月時点で450万部を突破。その人気から2020年10月からはアニメ放送が予定されており、人気が上昇し続けている漫画として話題になっています。

呪術廻戦のあらすじ

『呪術廻戦』の舞台は現代の日本。主人公は身体能力が高いものの、ごく普通の学生生活を送っている男子高校生の虎杖悠仁です。平和な毎日を過ごしていた虎杖悠仁ですが、ある日親代わりとして虎杖悠仁を育てていた祖父が「オマエは強いから人を助けろ」と言葉を遺し他界。病院で手続きをしていると呪術師である伏黒恵が現れ「宿儺の指」を渡せと迫ってきました。「宿儺の指」には強力な呪いがかかっていました。

しかし虎杖が持っていたのは「宿儺の指」を保管していた空き箱。「宿儺の指」は虎杖が所属していたオカ研の先輩達へと渡ってしまっていました。虎杖と伏黒は先輩達がいる学校へ急行。「宿儺の指」を求めて大挙していた呪霊を祓うため、虎杖は「宿儺の指」を取り込み、状況を打開することに成功します。平穏な生活から一変。呪術の世界に足を踏み入れることとなり…というのが『呪術廻戦』のあらすじとなっています。

究極メカ丸(与幸吉)のプロフィール

『呪術廻戦』では、ほぼ自身が操るロボットの姿で登場する異色のキャラクター究極メカ丸。しかし勿論ロボットが本体ではありません。メカ丸の本名は与幸吉(むたこうきち)。京都の呪術専門高等学校の2年生です。呪術師としての階級は準1級。生まれつき体が不自由で外出ができない為、普段は傀儡であるロボットを通じて活動しています。

そのことが関係しているのか、本人も本名ではなく「メカ丸」と名乗っており、仲間からそう呼ばれているようです。後で詳しく紹介しますが、生まれつき与えられる呪縛である「天与呪縛」を持っている為、呪力の多さは傀儡を操れる範囲が日本全土に及ぶ程厖大。強さとは別に、純粋な呪力の多さだけについてなら『呪術廻戦』に登場するキャラクターの中でもトップクラスなのではないかと噂されています。

傀儡とは?

普段は傀儡を通して活動するメカ丸。では傀儡とは一体何なのでしょうか?『呪術廻戦』における傀儡とは使い手の直接的な意思で操作することのできる無生物のことを指しています。『呪術廻戦』には呪力を籠めた核を心臓として自立する無生物『呪骸』も登場しますが、これとは異なり『傀儡』は自立することはなく、あくまで呪力による操作が必要となります。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)の正体

正体①内通者だった?

『呪術廻戦』では主人公達が呪霊である真人と呪詛師である夏油を相手に奮闘する姿が描かれています。作品内では長らくの間「高専の情報を呪霊達へと漏らす内通者がいる」とされており、その正体について多くのファンが様々な考察を繰り広げていました。そしてコミックス第9巻ではとうとう内通者の正体が明らかに。その内通者が今回紹介するメカ丸こと与幸吉だったのです。

与幸吉は「自分の体を治すこと」そして「京都校の人間には手を出さないこと」を条件に夏油及び真人たちへと高専側の情報を渡していたのでした。コミックス第9巻では呪術師達が内通者の正体がメカ丸こと与幸吉であることに気付きましたが、与幸吉の元へ向かった時にはすでに部屋はもぬけの殻となっていました。

正体②その後は内通者を辞めた?

作中で内通者の正体がメカ丸こと与幸吉であると明らかになりましたが、メカ丸はその後内通者であることを辞めていたことが描かれています。その理由としてはメカ丸が情報を渡す条件としていた「京都校の人間には手を出さないこと」を真人が無視したため。京都校との交流戦の最中、真人の仲間の呪霊である花御が乱入し高専の生徒たちに危害を加えた為メカ丸は内通者であることを辞めていたのです。

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呪術廻戦の究極メカ丸の強さは?術式や技・天与呪縛を紹介

究極メカ丸が操る術式は傀儡操術

2020年5月現在『呪術廻戦』に登場しているキャラクターの中で唯一『傀儡操術』を駆使して戦うメカ丸。ここからはメカ丸の強さや術式の他、彼の使用する技やメカ丸の強さに深く関係している彼が抱えている『天与呪縛』というものについて紹介していきます。まずはメカ丸が使用する術式について。既に触れている通りメカ丸が使用する術式は『傀儡操術』。傀儡操術は読んで字の如く傀儡を呪力によって操るものとなっています。

普段は主に等身大の人型ロボットを使用しており、外出できない代わりに傀儡を使って高専で活動しているようです。また、このロボットの中には様々な武器が搭載されており、交流戦でパンダと戦った際には刀剣や邦題を使用して戦う姿が描かれていました。

技一覧①刀源解放

ここからはメカ丸が使用した技について紹介していきます。まず紹介する最初の技は「刀源開放(ソードオプション)』。これは術式で使用している傀儡の右腕に仕込んだ刀剣を開放し、攻撃に使用する技となっています。メカ丸が近接戦を行う際の基本技のようで、刀源開放によって武装状態となり、そこから他の技を使用して攻撃を行うのが主流のようです。

技一覧②推力加算「絶技抉剔」

次に紹介するメカ丸の技は『推力加算「絶技抉剔」(ブーストオン「ウルトラスピン」)』です。この技は「刀源開放」から派生技となっており、刀で武装した状態で右肘部分からのジェット噴射を行い勢いをつけ、凄まじいスピードで正面の相手を抉り切る技となっています。『呪術廻戦』本編では交流戦でパンダと戦った際に使用。周囲に合った木を複数本なぎ倒す様子が描かれていました。

技一覧③剣山盾

続いて紹介する技は『剣山盾(ウルトラシールド)』。こちらの技も『刀源開放』からの派生技となっており、解放した刀を剣山のように立たせて相手からの攻撃を防御する技となっています。刀剣を用いた防御技となっているので、素手による近接攻撃を仕掛ける相手にはカウンター攻撃としても有効。『呪術廻戦』本編では先程の『推力加算「絶技抉剔」』同様交流戦でパンダと戦った際に使用していました。

技一覧④大祓砲

4つ目に紹介するメカ丸の技は『大祓砲(ウルトラキャノン)』です。この技は左手の掌から広範囲にわたって高熱を射出する技です。使い勝手の良い技にも見えますが、技を仕掛ける前には溜め動作が、そして使用した後には放熱を行わなければならないという弱点があることが明らかにされています。また、強力な呪力によってガードすることも可能なようで、『呪術廻戦』の本編ではパンダが呪力を駆使してこの技をガードした様子が描かれています。

技一覧⑤砲呪強化形態「三重大祓砲」

次に紹介するメカ丸の技は『砲呪強化形態「三重大祓砲」(モード・アルバトロス「アルティメットキャノン」』。この技は口に仕込んでいる砲塔と、両掌にある砲塔の両方から高熱を射出して行う攻撃で、普段メカ丸が行う攻撃の中でもかなりの大技となっています。『呪術廻戦』本編では使用した後、この技の射線に入っていた箇所は焦土と化していました。

技一覧⑥チャージ1年「大祓砲」

武器を搭載した傀儡を使用する為、技も数多いメカ丸。ここからは技は普段からメカ丸が使用する等身大の傀儡ではなく、真人と戦う際に使用した巨大ロボットの傀儡『究極メカ丸試作0号』から放たれた技について紹介していきます。

まず紹介するのは『チャージ1年「大祓砲」』。これは見た目上、普段使用している傀儡で使用する『大祓砲』と似た技となっていますが、通常の『大祓砲』とは威力が段違い。与幸吉が17年以上かけて溜め続けていた呪力の内の1年分をビームにして使用する技となっています。『呪術廻戦』の作中では呪霊・真人との対戦で使用。使用した際には、射線に入っていたダムが破壊されていました。

技一覧⑦チャージ2年「二重大祓砲」

次に紹介するのは『チャージ2年「二重大祓砲」』。こちらの技も『チャージ1年「大祓砲」』と同じく呪力をビームに変えて掌から放つ技となっています。ただし使用する呪力が2年分であるため、もちろん威力は倍増。『呪術廻戦』本編でメカ丸はダム湖の水面に向かってこの技を放ちましたが、その際には巨大ロボットである試作0号の背丈を越えるほどの大きな水しぶきが上がっていました。

技一覧⑧チャージ5年「追尾弾~五重奏~」

最後に紹介する技は『チャージ5年「追尾弾~五重奏~」』。この技は与幸吉が溜めていた呪力の内の5年分をエネルギー弾に変えて放つ技となっています。また他の技とは異なり追尾型であるため回避が難しく、『呪術廻戦』の作中では鳥のように姿を変えて空を飛んでいる真人を追い詰めました。エネルギー弾1つ1つの威力も非常に高く、この技の射線に入っていたダムには穴が開いていました。

究極メカ丸の天与呪縛

自分から離れた位置にある傀儡を精密操作する術式『傀儡操術』を使用するメカ丸。しかも彼の術式は日本全土と言った非常に広大な範囲に及びます。また、『呪術廻戦』の中でメカ丸はそうした術式だけでなく、多彩な技も使用。これは並みの呪術師に出来ることではありません。ではメカ丸の術式範囲はどうしてそんな広大なのでしょうか?それには彼にかかっている『天与呪縛』というものが関係しているようです。

『天与呪縛』とは生まれながらに強制された枷のようなもの。メカ丸は右腕と両ひざから下の肉体がない上に腰から下の感覚もなく、さらに皮膚は月の光にさえ焼けてしまうほど弱いのです。その上メカ丸は24時間絶え間なく毛穴を針で疲れるような痛みを受けている為、他の人間とは比べ物にならない程広大な術式範囲を持つこととなりました。また、「実力以上の呪力出力を与えられた」ことが明らかとなっています。

呪術師としてはかなりの実力を持つこととなったメカ丸ですが、この力は生まれながら不自由な肉体と引き換えに強制的に与えられた『天与呪縛』によるもの。メカ丸本人が望んでこの力を手に入れたわけではなく、『呪術廻戦』本編では肉体が治るのであれば呪力など喜んで差し出すと話していました。

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呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)の謎を考察

考察①パンダとの関係

『天与呪縛』により非常に広大な術式範囲を与えられたメカ丸。ここからはそんなメカ丸について作品中謎とされている部分について考察していきます。まず触れていくのは『呪術廻戦』本編で描かれた交流戦で対戦したパンダとの関係についてです。交流戦でメカ丸と直接対決したパンダは、メカ丸と同様『呪術廻戦』に登場するキャラクターの中でも異質な存在としてファンの間では注目されています。

パンダは夜蛾学長が作成した『呪骸』の中でも感情を持って生まれた『突然変異呪骸』。生き物ではなかったのです。『呪術廻戦』の中でメカ丸はそんなパンダについて呪骸であるパンダが日の下を歩いているのが我慢ならない」とはっきりと発言しています。しかし戦闘の後パンダは「俺は敵じゃない」「やりたいことがあるのなら手伝う」と発言。微かにではありますが、2人の間には友情めいたものが芽生えていたのかもしれません。

考察②真人と対戦した結末

『天与呪縛』によって広大な術式範囲と実力以上の呪力出力を与えられていたメカ丸でしたが、真人の『無為転変』によって体が治った為、真人との対決の際にはその2つとも失った状態となっていました。善戦しましたが、最終的には試作0号の操縦席を破壊され、真人の『無為転変』を直に受けて死亡してしまったようです。

考察③メカ丸が虎杖に伝えた内容

真人との戦の末死亡してしまったメカ丸ですが、真人との闘いの後にも彼は『呪術廻戦』にミニメカ丸として登場しています。ミニメカ丸はメカ丸が生前保険として用意していたもので、「最強の呪術師」である五条悟が封印されたことを切っ掛けに起動。虎杖に五条悟が封印された事の他、「術師を拒む帳が張られた」という重要事項を伝えた後休止状態となりました。

しかし虎杖が呪霊・脹相と戦っている最中に再起動。これからミニメカ丸がどのような助言や情報をもたらすのかは不明となっていますが、もしミニメカ丸の再起動の条件が「脹相との接触」にあるのであれば、虎杖にとって有利な情報をもたらしてくれる可能性が高いと多くのファンから考えられています。

考察④ミニメカ丸とは?

虎杖に「五条悟が封印された」という情報をもたらしたミニメカ丸。既に触れていますが、ミニメカ丸はメカ丸が生前保険として用意していたもので、「五条悟が封印された」という条件のもとに起動するよう仕掛けられていました。あくまで保険なので長くは起動できないようですが、虎杖と行動を共にしている1体の他に後2か所用意されているようです。

では残りの2体は一体どこにいるのでしょうか?ミニメカ丸が虎杖の元に現れた理由の1つとして「虎杖は内通者である可能性が最も低い」とういことをあげていることから多くのファンは残りの2体も同じような条件の人物の所で起動している可能性が高いとされています。また、メカ丸の想い人であるかのような描写がされていた三輪のところで起動している可能性もあると考察しているようです。

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呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)に関する感想や評価

ここからはファンからのメカ丸についての感想・評価について紹介していきます。まず最初に紹介する感想は「メカ丸にとって生きて帰らないといけない理由がそのまま死亡フラグになっていて辛い」というものです。メカ丸は17年もの間不自由な体を抱えて生きてきたキャラクターとして知られています。

メカ丸は真人の『無為転変』によって体を治されましたが、そのまま真人との戦闘に突入することとなってしまいました。メカ丸は生身の姿で京都校の皆と会う事を切望していましたが、それが「死亡フラグになってる」とファンの間で話題となったようです。

次に紹介する感想は「メカ丸の死亡確定は悲しい」というものです。真人との闘いに敗れ死亡してしまったメカ丸でしたが、その死亡シーンは、はっきりとは描かれていませんでした。その為しばらくの間「メカ丸生存説」がファンの間で流れていたようですが、ミニメカ丸が登場したことによりその説は崩れることに。メカ丸死亡について悲しく思っているファンは沢山いらっしゃるようです。

最後に紹介する感想は「メカ丸が死んだことと、メカ丸が死ぬ直前に三輪が言ったセリフが悲しい」というものです。『呪術廻戦』にはメカ丸と同じ京都校の生徒である三輪が、真人との闘いの為通信を切っていたメカ丸に対し「いつか会いに行くからね」と話しかける場面が描かれました。しかしメカ丸が死亡してしまったためそれは叶わぬことに。こうした事についても悲しいと感じているファンは大勢いらっしゃるようです。

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呪術廻戦の究極メカ丸(与幸吉)の正体まとめ

今回は『呪術廻戦』でも機械を操るという異色のキャラクターメカ丸こと与幸吉について紹介しました。与幸吉は天与呪縛によって広大な術式範囲が与えられた『傀儡操術』の術式を使う呪術師。強力な呪力を持っていましたが、真人との闘いの末死亡してしまいました。しかしその後もミニメカ丸として『呪術廻戦』本編に登場しています。これからもメカ丸の活躍に注目しながら『呪術廻戦』を応援していきましょう。

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