【鬼滅の刃】小鉄は縁壱零式の所有者！お面の下の素顔や名言も紹介

「鬼滅の刃」に登場する小鉄は、刀鍛冶の里編で登場するキャラクターです。「鬼滅の刃」の主人公・炭治郎（性別・男）は、少し気難しい性格の刀鍛冶・鋼鐵塚に刀を作ってもらっていました。度重なる紛失や破損に怒った鋼鐵塚は、怒りの手紙を送りつけ、炭治郎に新しい刀を届けませんでした。炭治郎は、鋼鐵塚に会いに行くため、直接刀鍛冶たちが住まう里へと出向きます。

しかし、鋼鐵塚はすぐに見つかりませんでした。里長に挨拶後、同じく里に刀を取りに来ていた恋柱・蜜璃と親しくなります。刀が研ぎ終わったという蜜璃は、先に里から去ることになりました。炭治郎と別れ際、蜜璃は里に伝わるとされる秘密の武器のことを教えます。翌日、里を歩いていた時に出会ったのが、他の刀鍛冶と同じく素顔がお面に隠された小鉄でした。

家族を殺された復讐のため鬼に立ち向かう少年・炭治郎を主人公とした物語「鬼滅の刃」は、2016年11号から「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年にアニメ化もされた大ヒット作です。2020年内には映画公開も予定されており、さらなる反響を呼びました。

炭焼きの家系で大家族と共に暮らしていた長男の炭治郎（性別・男）は、炭を売るため住んでいる山を降りて街へと出向きます。知り合いの男性宅に一泊し、家に戻ると家族は鬼に殺され、周囲には血のにおいが立ち込めていました。ただ一人生きていた妹の禰豆子（性別・女）は、体内に鬼の血液が入ったことで鬼となっていたのでした。

小鉄の初登場回とは、霞柱の無一郎と言い争っている原作「鬼滅の刃」101話です。「火男」と書かれた陣羽織を着ており、素顔は他の刀鍛冶同様お面に隠されています。太い眉毛、まん丸の目とほっぺが特徴のひょっとこのお面をつけた刀鍛冶の里に住む子供です。かわいい容姿から性別がどっちなのかわからないといった声もありましたが、性別は男の子です。炭治郎との会話で、年齢は10歳と判明しています。

先祖代々受け継がれてきた縁壱零式が壊れないよう無一郎から鍵を守ろうとしたりなど、気の強さに加え責任感の強さがうかがえるシーンが多くあります。警戒心も強く、無一郎に殴られ胸ぐらを掴まれた時に仲裁に入った炭治郎のことも、すぐに信じようとしませんでした。初対面にも関わらず、身を呈して自分を守ってくれた炭治郎と仲良くなります。

先祖代々受け継いできた戦闘用からくり人形・縁壱零式は、戦国時代に活躍した凄腕の剣士をモデルに制作されました。しかし、炭治郎は、モデルになった剣士と夢の中で会ったことがあるといいます。そばにいた無一郎のカラスは、炭治郎の言葉を鼻で笑いました。小鉄は、落ち込む炭治郎に大人顔負けのフォローを入れており、周囲を気遣う優しさと賢さも持ち合わせていることがわかります。

義理堅いところもあり、身体を張って自分を助けてくれた無一郎が玉壺の水獄鉢に閉じ込められた時は、危険を顧みず助けに向かっていました。緑豊かな里で育ったためか、木登りも得意です。

好き嫌いがはっきりしており、心を許した相手には礼儀正しく親切に接します。一方で、嫌いになった相手の利になることは絶対に教えたくないと発言しており、第一印象が最悪だった無一郎に対して容赦ない悪口を並べ立てていました。

素顔をお面に隠している小鉄は、10歳で性別は男であり、刀匠見習いです。刀鍛冶としての技術はまだ高くありませんが、頭が良く優れた分析力を持ちます。兄弟はおらず、父親も亡くしており、精神的に辛い日々を送っていました。しかし、刀鍛冶の里を訪れた無一郎と揉め、腹を立てなりを潜めていた毒舌が再び復活します。

「鬼滅の刃」の小鉄とは、戦闘用からくり人形・縁壱零式を代々受け継ぐ家系の末裔です。縁壱零式とは、戦国時代に活躍した最強の剣士をモデルに制作されており、使う人の弱点を克服できるよう設定することもできます。腕が6本あるのは、それだけ増やさなければ、モデルの剣士の動きに近づけることができなかったからといいます。先祖代々受け継がれてきた縁壱零式ですが、かなり老朽化が進んでいました。

非常に高い技術力で制作されているため、壊れた場合直すことは困難を極めます。そのため、誰かに貸し出すことを嫌がっていました。柱の邪魔をすることの愚かさを無一郎に説かれ、仕方なく貸し出しますが、腕を一本折られ、ボロボロになった状態で返却されます。ショックを受ける中、炭治郎と共に動作確認をしたところ、問題なく動きました。今度は小鉄に監修の元、炭治郎が特訓に使うこととなります。

「鬼滅の刃」の小鉄とは、性別は男で他の刀鍛冶たちと同じくひょっとこのお面をつけています。小鉄がつけているお面は、少しつり上がった太い眉、まん丸の目とほっぺが特徴です。しかし、素顔の小鉄も、このお面と瓜二つです。本編では、小鉄の素顔は不明でした。しかし、コミックスのおまけページで小鉄の素顔が判明し、かわいいと話題になりました。

「鬼滅の刃」の小鉄とは、性別は男で高い分析能力を有しています。自身の能力も適確に分析しており、縁壱零式を直すことができないというのもこの分析能力の高さによって判断したものでした。この能力に加え毒舌であり、縁壱零式を使って炭治郎にトレーニングをつけた時は、歯に衣着せぬ物言いをしています。しかし、炭治郎の弱点や癖などをすぐに見抜き、適確なアドバイスを送っていました。

刀鍛冶の里に訪れた無一郎は、戦闘用からくり人形の現所持者である小鉄から、人形を動かすのに必要な鍵を貸すよう迫ります。当初は壊れることを恐れて鍵を渡すことを拒んでいた小鉄でしたが、無一郎の辛辣ながらも筋の通った言葉に根負けし、鍵を渡してしまいました。無一郎は、縁壱零式の腕を一本折り、ボロボロの状態で返却します。動作確認をしたところ、人形は問題なく動きました。

壊れていなかったことに喜ぶ炭治郎に小鉄は、無一郎より強くなって見下してやってほしいと頼みます。炭治郎は、小鉄監修の元、縁壱零式を使った修行をすることになりました。縁壱零式は、トレーニング対象者の弱点や癖を克服できるよう動きを設定することができました。炭治郎用のカスタムした縁壱零式で、小鉄は厳しくコーチを務めます。適確なアドバイスをしつつも辛辣な言葉を浴びせながら、小鉄はこの名言を口にしました。

「鬼滅の刃」の炭治郎は、小鉄監修の元、縁壱零式を使った修行をすることになります。分析力に優れ適確な指導をする小鉄でしたが、言ったことができるようになるまで水も食事も与えないという、非常に危険な指導をしていました。炭治郎は、運良く降った雨の水を飲んで命を繋ぎます。そんな中、炭治郎は、動作予知の匂いを感じることができるようになり、ようやく縁壱零式に一太刀入れることに成功します。

久方ぶりに食事と水分を与えられた炭治郎は、再び縁壱零式で訓練を再開しました。以前よりもずっと縁壱零式の動きに対応できるようになっており、首に太刀を入れようとしますが、壊れてしまうことを懸念して躊躇します。そんな炭治郎に、小鉄はこの名言を叫ぶのでした。

小鉄は、刀鍛冶の里にやってきた無一郎から縁壱零式の鍵を渡すよう迫られます。しかし、老朽化が進んでいる上、自分の力では直せないこともあり、鍵を渡そうとはしませんでした。そんな小鉄に無一郎は、たくさんの人を鬼から救う柱の邪魔をすることの愚かさを語ります。無一郎に鍵を渡した小鉄でしたが、その後無一郎にボロボロにされた縁壱零式を目にしました。

炭治郎と共に立たせて動作確認をしたところ、縁壱零式は腕を一本無一郎に折られていましたが、問題なく動きました。壊れていなかったことを喜ぶ炭治郎に小鉄は、お面の下からでもわかるほどの青筋を立てて怒りを露わにしながら、炭治郎にこの名言をいいます。

上弦の陸との戦いで療養し、体力も回復してきた炭治郎でしたが、担当の刀鍛冶・鋼鐵塚から新しい刀は届きませんでした。炭治郎は、許可をもらい隠の協力を得て鋼鐵塚が住む刀鍛冶の里へと向かいます。同じく里にきていた蜜璃と親しくなり、秘密の武器が里のどこかに隠されているという情報を教えてもらいました。先に刀が研ぎ終わった蜜璃と別れた翌日、炭治郎は里を散策します。

里を散策していた炭治郎は、霞柱の無一郎と小鉄が何か言い争っている現場に遭遇しました。ただならぬ様子を見た炭治郎は、止めに入ろうか考えます。無一郎は、縁壱零式の持ち主である小鉄から鍵を渡すよう迫られていました。しかし、小鉄はこの名言をいい、断固として鍵を渡すことを拒否します。

「鬼滅の刃」の炭治郎は、小鉄監修の元、戦闘用からくり人形・縁壱零式を使って修行をします。小鉄の課題をこなさなければ、水も食事ももらうことができません。疲労困憊の中、動作予知ができるようになった炭治郎は、縁壱零式の足に一太刀入れることに成功します。一週間ぶりに食事と水分を与えられた炭治郎は、再び縁壱零式でトレーニングを開始しました。

動作を予想することができるようになり、縁壱零式の動きに対応することができるようになりました。そんな中、炭治郎の刀は、縁壱零式の首に当たりそうになります。しかし、小鉄が悲しむことを懸念し、切ることを躊躇しました。そんな優しい炭治郎に小鉄は、切っても構わないと叫び、モノローグでこの名言をいいます。

小鉄は、刀鍛冶の里にやってきた無一郎から、縁壱零式を動かす鍵を貸すよう要求されます。しかし、小鉄は父親を亡くしており他に兄弟もおらず、壊れてしまっては直すことができません。劣化が進んでいたことから壊れることを心配し、鍵を渡すことを頑なに拒みます。そんな小鉄を無一郎は殴り胸ぐらを掴んだところで、偶然通りかかった炭治郎に止められました。

無一郎から柱の邪魔をすることは、その分救える命をないがしろにすることと説かれ、仕方なく小鉄は無一郎に鍵を渡します。しかし、無一郎との訓練で縁壱零式は、一本腕を折られ顔が砕けた状態で横たわっていました。炭治郎と共に立たせて動作確認をしたところ、問題なく動きます。しかし、無一郎に対して怒りが抑えきれなかった小鉄は、炭治郎に無一郎より強くなってほしいと頼むのでした。

縁壱零式を巡って無一郎ともめた小鉄は、すっかり彼のことが嫌いになっていました。しかし、上弦の伍・玉壺の血鬼術に襲われているところを無一郎に助けられ、悪口を言ったことを謝罪します。その後も無一郎は、毒のある千本針魚殺から小鉄を庇い、水獄鉢に閉じ込められました。水の中で呼吸法が使えなくなった無一郎は、なすすべがなくなります。

しかし、無一郎を助けるため、小鉄は命を顧みず水獄鉢に駆け寄り、自身の息を吹き込みます。小鉄が吹きかけた息を使い、無一郎は呼吸法を使って水獄鉢からの脱出に成功しました。

「鬼滅の刃」の小鉄は、仲良くなった炭治郎に戦闘用からくり人形・縁壱零式を貸し、トレーニングをつけてあげます。しかしそれは、小鉄の掲げた目標を突破するまで、食事はおろか水ももらえないという危険なトレーニングでした。炭治郎は、途中で運よく降った雨の水を飲んで喉の渇きを癒し命を繋ぎます。全く悪気のない小鉄のトレーニングに思わず笑ってしまったといった感想もあります。

「鬼滅の刃」の小鉄は、心を許した相手に対しては、非常に素直で親切です。当初、嫌っていた無一郎に対しても、助けてくれたことを素直に感謝していました。こうした素直な小鉄がかわいいといった「鬼滅の刃」読者の感想も多くありました。

「鬼滅の刃」の無一郎は、上弦の伍・玉壺の血鬼術に襲われていた小鉄を助けています。危うく殺されるところを救われた小鉄は、泣きながら無一郎にお礼をいい、悪口を言ったことを謝罪しています。その後、無一郎がピンチに陥った時は、小鉄が助けに向かっています。無一郎と小鉄が助け合うシーンがよかったといった「鬼滅の刃」読者の感想もありました。

「鬼滅の刃」の登場キャラクターである小鉄の作中での活躍や名言、お面の下に隠された素顔、性別などのプロフィールを紹介してきました。かわいい見た目から、性別はどっちなのかと戸惑う読者も多くいました。