【サイコパス】ドミネーターがかっこいい！モード・種類やセリフを紹介

テレビアニメ「PSYCHO-PASS（サイコパス）」に登場する武器である、ドミネーターがかっこいいと話題になっています。今回はドミネーターという武器について、基本的な情報から各種モードについて、さらに発されるセリフの種類についてなどをまとめて紹介します。サイコパスとはどういった作品なのかを知らないという人も、基本情報も説明していくので、きっと興味を持つことができるはずです。

PSYCHO-PASS（サイコパス）はProduction I.Gが制作するオリジナルアニメで、家庭教師ヒットマンREBORN!の作者としても知られる天野明先生が、キャラクターデザインを手掛けたことでも話題となりました。脚本には虚淵玄さんも参加をしており、フジテレビのノイタミナ枠にて2012年10月より第1期が放送されました。その後2014年10月に第2期、2019年10月に第3期が放送されました。

サイコパスは近未来のSFチックな世界観の中で、警察ものの群像劇を描いた作品です。劇場版となるアニメは三部作で制作され、特定のキャラクターに焦点を当てた物語が展開されています。劇場版は連なった物語ではなく、時間軸はストーリーによって異なっており、テレビアニメよりも以前の物語であったり、テレビアニメの続きとなる物語であったりしています。

「シビュラシステム」と呼ばれる包括的生涯福祉支援システムによって、人間の心理状態など様々なものが数値化されるようになりました。中でも犯罪に関する数値は「犯罪係数」と呼ばれ、規定値を超えた場合には犯罪者でなくとも潜在犯として裁かれるようになります。新任監視官の常守朱は、狡噛慎也を始めとする犯罪係数の高い人物を集めた執行官たちと共に、凄惨な事件に立ち向かっていくこととなります。

サイコパスの世界には、ドミネーターと呼ばれる武器が登場します。ドミネーターとは、「携帯型心理診断・鎮圧執行システム・ドミネーター」という正式名称を持つ、見た目は大型拳銃のような形状をした武器です。誰でも扱える武器ではなく、使用登録された者だけを見分けてトリガーが解除されます。扱えるのは監視官と執行官のみで、事件現場までは携帯するのではなくドローンによって運搬されます。

ドミネーターにも種類があり、強襲型ドミネーターとは通常のものよりも、さらに大型のドミネーターの名称です。正式名称は明かされていませんが、狙撃銃のような形状をしており、アニメでは第2期の4話で登場しました。通常のものとは異なり、対象者との間に障害物が存在している場合でも犯罪係数の測定が可能となっているので、潜伏している敵を狙撃することもできるようになっています。

PSYCHO-PASS（サイコパス）に登場するドミネーターは、状況に応じて形を変えたりすることでも知られています。続いては各モードの種類や、変形についてを一覧にして紹介します。ドミネーターがかっこいいと言われる理由のひとつには、変形をしたり種類が変化する点も挙げられます。種類の詳細を知れば、手元にレプリカが欲しくなる人も多いはずです。

ドミネーターで見られるの最初の形状が、「ノンリーサル・パラライザー」です。パラライザーとは犯罪係数が100以上300以下とされる対象を認識した場合のモードで、対象の確保や制圧を目的としています。そのため使用されるのは麻酔銃で、銃撃を受けても対象が死亡することはありません。この基本モードとされるパラライザーには発射回数の制限などは無く、集中電磁波が発射されます。

続く形状が、「リーサル・エリミネーター」です。エリミネーターとは犯罪係数が300以上となった場合に発動されるモードで、対象者に更生の見込みがない、あるいは危険人物であると判断された場合に変形する種類です。対象を排除する目的で使用されるモードなので殺傷力が高く、このモードで攻撃を受けた場合には、対象者の血液が沸騰し、みるみるうちに膨れ上がった身体が弾け飛ぶこととなります。

最終段階となる形状が、「デストロイ・デコンポーザー」です。デコンポーザーとは、人間以外のドローンなどによって脅威判定がされた場合、分子分解をして対象を焼失させるというものです。シビュラシステムにアクセスできない場所では、使用することができないという制限もあります。ちなみにエリミネーターは4発、デコンポーザーは3発までという使用制限が設けられています。

PSYCHO-PASS（サイコパス）に登場するドミネーターは、ただ武器として扱われるだけではなく、使用者にのみ聞こえる声で指示を出してくれるアイテムでもあります。続いてはサイコパスの中でドミネーターが発する、セリフの数々についても順番に紹介します。モードによってセリフの種類も異なってくるので、すべてのセリフを覚えらえるとちょっとした達成感を味わうこともできそうです。

PSYCHO-PASS（サイコパス）でドミネーターの声を担当しているのは、声優の日高のり子さんです。「タッチ」の浅倉南役や、「となりのトトロ」の草壁サツキ役を演じていることでも有名な声優です。

ドミネーターを起動させた際には、このようなセリフを聞くことができます。眼球のスキャンなどによって生体認証を行っているので、誰が使用しているのかがわかるようになっています。使用者は指向性音声と網膜表示によって、対象の判定をすることができます。

銃口を向けた際に、対象の犯罪係数が規定値を下回っている場合には、このようなセリフと共にトリガーがロックされます。これにより誤って犯罪係数の低い一般人を撃ってしまうことはなくなりますが、犯罪行為を実行しているにも関わらず犯罪係数が規定値を超えない犯罪者に対しても、攻撃をすることができなくなるのが難点です。

執行対象の犯罪係数が、上下する場合もあります。その際には対象の脅威判定が更新されることもあり、こういったセリフを聞くことができます。捕まえるために追っていた対象が脅威とみなされ命を奪う形になることもあれば、明らかな犯罪者でありながらどんどん犯罪係数が下がっていく場面なども見られます。

ドミネーターは誰でも使用できるアイテムではないため、執行官や監視官として登録されていない人物が手にした場合には、このようなセリフと共にロックがかけられます。普段は緑色に光っていますが、不正ユーザーが使用しようとした場合には赤い色へと変化します。

世界中に張り巡らされているシビュラシステムですが、どんな場所でも監視できるわけではありません。時には地下施設や特殊な地域などで、システムとの通信が遮断されてしまう場合もあります。そういった際にはこのセリフと共に、ドミネーターが使用できない状態であることを知らされます。仕組みを知る人物であれば、そういった場に執行官たちを誘導することもあります。

ここまででも、PSYCHO-PASS（サイコパス）に登場するドミネーターが欲しいと感じた人も多いのではないでしょうか？実際に武器として扱うには恐ろしいアイテムではありますが、様々なモードを搭載して種類ごとに形を変える様子は、コレクター気質のあるファンにとってはたまらない武器でもあるはずです。続いてはそんな願望を叶えてくれる「ドミネーターMAXI（マキシ）」についても紹介します。

ドミネーターMAXIとは、サイコパスの作中に登場していたドミネーターを、現実世界で商品化したものです。アニメを見るだけでもかなり複雑な構造をしていることがわかりますが、それをリアルに商品にしてしまったとあって、ファンの間でも大きな話題になりました。ちなみに変形はするものの、モードはパラライザーとエリミネーターのみとなっています。もちろん実際に誰かを攻撃をすることはできません。

実はドミネーターは、過去にも19,800円という値段で販売されたことがありました。こちらはパラライザーモードのみでしたが、今回のドミネーターMAXIは変形もするということで、サイコパスのコスプレを楽しむ人も注目したはずです。気になる値段についてですが、こちらは79,800円とのことでした。

アイテムひとつを取っても魅力的なPSYCHO-PASS（サイコパス）という作品ですが、実際にアニメを視聴していたファンからは、ドミネーターはどのように映ったのでしょうか？続いては、Twitterでの感想や評価についても少しだけ紹介します。

作られた機械的な音声ではなく、声優の日高のり子さんが音声を担当していることで、好感を持った人も多かったようです。アニメとは異なりますが、車のETCでも日高のり子さんの音声が使用されていることもあって、馴染み深いとの意見もありました。

犯罪係数を測定して脅威を排除してくれるドミネーターですが、現実のSNSでもこういった機能が欲しいと感じている人がいるようです。世界中の人と気軽に繋がることのできるSNSですが、だからこそ悪意を持って使用する人を排除したいと考えるのは自然なことなのかもしれません。

実際にグッズとして販売もされていますが、サイコパスという作品のファンだからこそ、買うと決意した人も多かったようです。飾りとしてだけではなく、コスプレ用のアイテムとしても活躍してくれるほか、世界観を実際に体験できるような変形機能も備わっています。MAXIは高くて購入できないという人も、変形しない方であれば購入を検討しやすいのではないでしょうか？

現実に商品化もされていることがわかったPSYCHO-PASS（サイコパス）のドミネーターについて、様々な情報を紹介しました。これまでサイコパスの中ではキャラクターやストーリーにのみ注目していたという人も、改めて興味を持つことができたのではないでしょうか？

第3期の放送を終えたばかりのPSYCHO-PASS（サイコパス）ですが、その人気はまだまだ高く夢中になるファンも多い作品です。この機会に改めて作品を見返しながら、これまで注目しなかったアイテムなど、他の部分に目を向けてみるのもおすすめです。最初に作品を観た時とは違った発見があったり、思わぬ伏線に気付くこともあるかもしれません。