2020年06月07日公開
2020年06月07日更新
【ワンピース】六式の紙絵(カミエ)は攻撃を回避する技?鉄塊との違いは?
国民的に人気のアニメ「ワンピース」に登場する六式は、CP9が使用する体術のことで「指銃」「紙絵」「鉄塊」「月歩」「剃」「嵐脚」の種類があります。そのうちの1つ「紙絵(カミエ)」は攻撃を回避する技です。今回はそんな紙絵についてみていき、似ていると言われるゴムゴムのボーや「鉄塊」との違いを考察していきます。さらに、ルフィと再会したコビーが使える六式や紙絵以外の他の六式の技も一覧で紹介していきます。
ワンピースの六式とは?
ワンピースの作品情報
今回は「ワンピース」で登場する六式の1つ、紙絵(カミエ)とはどんな技なのかや、似ていると言われる鉄塊との違いを紹介し、紙絵以外の他の六式の技についても一覧でみていきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。
ワンピースの概要
「ワンピース」は国民的な人気を誇る週刊少年ジャンプで連載中のバトルファンタジー漫画で、連載期間は1997年から2020年現在まで20年以上続くロングラン作品です。原作者は尾田栄一郎先生で、1999年からはフジテレビ系列でアニメ放送もスタートしました。
ワンピースのあらすじ
海賊王ゴール・D・ロジャーが処刑され、あまたの海賊たちが彼の残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を狙ってバトルする大海賊時代がやって来ました。そんな中、少年ルフィは赤髪のシャンクスと出会い、海賊に憧れるようになります。シャンクスとの別れ際、ルフィは麦わら帽子を託され、彼と再会を約束します。10年後、海賊王になる夢を抱いてルフィは旅立ち、様々な仲間や敵と出会っていきます。
六式とは?
六式のうちの1つ、紙絵(カミエ)についてみていく前にまず、六式とは何かを紹介し、「ワンピース」1巻で登場し、その後ルフィと再会したキャラであるコビーの使える六式の種類などについてみていきます。
六式とは何?
「ワンピース」に登場する「六式」とは極限まで自らの肉体を鍛え抜いたものだけが使用することが出来る体術のことです。「ワンピース」作中ではエニエス・ロビー編で初登場しました。「六式」には「指銃(シガン)」「紙絵(カミエ)」「鉄塊(テッカイ)」「月歩(ゲッポウ)」「剃(ソル)」「嵐脚(ランキャク)」の種類があり、これらをマスターした者は「六式使い」と呼ばれます。
また、悪魔の実の非能力者であっても「六式」を使用することで、悪魔の実の能力者と互角に戦うことが可能です。ただ、悪魔の実の能力者の場合、海で溺れてしまうというデメリットがありますが、六式の場合、そういったデメリットがないのも魅力となっています。
コビーも使える六式
「ワンピース」エニエス・ロビー編でCP9が使用し、大いに盛り上がった「六式」ですが、それ以降はその名前もあまり登場しなくなっていました。しかし、再登場したコビーが「六式」をマスターしていたことで「六式」が再び脚光を浴びるようになりました。
コビーはルフィと再会し、六式の1つで高速移動の技である「剃(ソル)」をマスターしていたことが明らかになりました。ただ、剃を使用しても、コビーはルフィの攻撃を受けてしまいました。このことから、六式をマスターしたと言っても、コビーはそれほど強いというわけではないようです。
コビーの今後
六式の「剃(ソル)」をマスターしたコビーですが、今後、剃(ソル)以外の六式をマスターするかどうかに注目が集まっています。そして、コビーが努力家であることや彼が六式をマスターしたという描写があったことから、コビーが今後、他の六式の技も覚え、六式使いとしてのレベルをあげていくだろうと考えられています。
そして「ワンピース」作中で覇気と六式を合わせて攻撃することでその威力が上がると明らかにされていることから、コビーが再登場した際には六式と覇気を組み合わせた新しい技を繰り出すのではないかとも予想されています。
紙絵(カミエ)は攻撃を回避する技?
紙絵(カミエ)はCP9が使用する攻撃を回避できる技
「ワンピース」に登場する六式の紙絵(カミエ)は、CP9(さいふぁーぽーるなんばーないん)が使う体術で、相手からの攻撃を避けることに特化した技となっています。
紙絵(カミエ)はゴムゴムのボーに似ている?
「六式」の回避技である紙絵(カミエ)ですが、ネット上では同じく回避技であるルフィの使う「ゴムゴムのボー」に似ているという声もあがっています。ルフィの「ゴムゴムのボー」とは思考をゼロの状態にし、反射神経だけで相手からの攻撃をかわす技となっています。一方、六式の紙絵は相手からの攻撃によって発生する風圧に身を委ね、その攻撃を回避する技となっています。
一口に回避技と言っても、ワンピース作中には多種多様な技が登場しています。ただ、このように紙絵とゴムゴムのボーには明らかな違いがあっても、回避技というだけで似た印象を受けるのだろうと考えられています。また、紙絵は同じ「六式」の鉄塊(テッカイ)とも似ていると言われています。次に、紙絵と鉄塊の違いをみていきます。
紙絵と鉄塊との違いは?
鉄塊とは?
「六式」の紙絵(カミエ)と鉄塊(テッカイ)が似ていると言われています。ここで「六式」の鉄塊とは身体に全身全霊の力を込め、肉体を鉄の甲殻並みに硬くする防御技です。鉄塊を使用することで、銃弾も刃物も通じないほどの驚異の防御力を手に入れることができますが、その一方で高熱や電撃などの攻撃には弱いというデメリットもあります。
紙絵と鉄塊の違いは何?
ファンの間で似ていると言われている「六式」の紙絵と鉄塊の違いについてみていきます。鉄塊は相手の攻撃をしっかりと受けた上で、そのダメージを減らす防御技であるのに対し、紙絵は相手からの攻撃を徹底的にかわす回避技です。
このように、紙絵はあくまでも回避技であって、防御力が上がる鉄塊とは異なるため、仮に紙絵を使用したにも関わらず、相手の攻撃をもろに受けてしまった場合には、その100%のダメージを被ることとなります。そのため、紙絵は絶対に回避できると確信を持った攻撃にしか使用できないと考えられており、鉄塊よりも使用シーンが限られてしまう技だと言われています。
紙絵以外の六式の技一覧
六式の技一覧①指銃(シガン)
「指銃(シガン)」は相手に向かって、硬化させた指先を弾丸のような速さで打ち込む六式の1つで、威力を極限まで増幅させた攻撃技とされています。ただ、ゴム人間のルフィのように弾力性や柔軟性のある相手に対しては効きにくいというデメリットがあります。
しかし、CP9のメンバーのように動物(ゾオン)系の悪魔の実の能力者の場合、鋭い爪を有しているため、そのような相手であっても効果を期待できます。また、指銃は指だけでなく髪の毛や鼻からも技を使用することが可能となっています。
獣厳(ジュゴン)
「指銃(シガン)」の種類の1つである「獣厳(ジュゴン)」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員フクロウが披露した技です。指銃と同じスピードでパンチを繰り出す攻撃技となっています。
十指銃(じゅっしがん)
「指銃(シガン)」の種類の1つである「十指銃(じゅっしがん)」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員ジャブラが披露した技です。合掌のポーズをとり、相手の肉体を10本の指によって貫く攻撃技となっています。
撥(ばち)
「指銃(シガン)」の種類の1つである「撥(ばち)」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員ルッチが披露した技です。指銃を高速で放つことで、弾丸のスピード並みの空気を相手に向けて押し出す攻撃技となっています。
六式の技一覧②剃(ソル)
「剃(ソル)」は十数回地面を蹴ることで高速で移動し、周囲の者に消えたと思わせる瞬間移動技です。また、高速での移動中に方向を変えることも可能です。「ワンピース」作中では、敵が剃で瞬間移動するのを見たルフィが、見様見真似でマスターし、ギア2を発動しながら使用しました。
六式の技一覧③嵐脚(ランキャク)
「嵐脚(ランキャク)」は超高速な蹴りと鎌風を同時に繰り出す攻撃技で、離れた場所にいる相手を切り裂くことができます。そして、この嵐脚をさらに極めると石壁のように堅いものであっても真っ二つにしてしまうことが可能です。
線
「嵐脚(ランキャク)」の種類の1つである「線」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員ネロが披露した技です。鎌風を一直線に放つ攻撃技となっています。
白雷
「嵐脚(ランキャク)」の種類の1つである「白雷」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員カクが披露した技です。相手の真上から垂直に嵐脚を繰り出す攻撃技となっています。
乱(みだれ)
「嵐脚(ランキャク)」の種類の1つである「乱(みだれ)」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員カクが披露した技です。無数の嵐脚によって、相手を乱れ打ちにする攻撃技となっています。
キリ時雨(きりしぐれ)
「嵐脚(ランキャク)」の種類の1つである「キリ時雨(きりしぐれ)」は手足を小さく振動させることで繊細な嵐脚を無数に放ち、それが天井に跳ね返ることで敵を切り刻むことが可能となる攻撃技です。
周断(あまねだち)
「嵐脚(ランキャク)」の種類の1つである「周断(あまねだち)」はキリン人間になったCP9のカクが使った攻撃技です。片手を地面に付けて体を支え、独楽(こま)のように体を回転させることで、鎌風を全身で起こすことができます。
群狼連星(ルーパスフォール)
「嵐脚(ランキャク)」の種類の1つである「群狼連星(ルーパスフォール)」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員ジャブラが披露した技です。狼のような形状の鎌風を繰り出す攻撃技となっています。
凱鳥(ガイチョウ)
「嵐脚(ランキャク)」の種類の1つである「凱鳥(ガイチョウ)」は「ワンピース」作中でCP9の諜報員ルッチが披露した技です。鳥のような形状の鎌風を繰り出す攻撃技となっています。
六式の技一覧④月歩(ゲッポウ)
「月歩(ゲッポウ)」はサンジが2年間の修行によりマスターした空中歩行と同じで、空中の空気を脚力のみで蹴り、空中を自在に動き回ることができる技です。かつては飛行能力を持つ能力者のみが空中を自在に動き回れましたが、六式の月歩の開発により、飛行能力を持たない一般人であっても空中を自在に動き回れるようになりました。
六式の技一覧⑤鉄塊(テッカイ)
「鉄塊(テッカイ)」は前述のように、自分の体を鉄の甲殻並みに硬くして、相手から受ける攻撃のダメージを軽減する防御技です。「ワンピース」作中に登場する防御技で有名なものと言えば、武装色の覇気をイメージする人も多いでしょう。しかし、六式の鉄塊の場合は武装の覇気で纏うような黒色のオーラが伴わないのが特徴となっています。
また、鉄塊を使用した場合、防御力がアップする代わりに活動が抑制されてしまうデメリットもあり、フランキーのパンチのように本物の鉄による攻撃には耐えられないという欠点も指摘されています。
鉄塊拳法(てっかいけんぽう)
「鉄塊(テッカイ)」の種類の1つである「鉄塊拳法(てっかいけんぽう)」はCP9の諜報員ジャブラのみがマスターしている技です。この技を使えば、動きが抑制されるデメリットを持つ「鉄塊」を発動しながらも動くことが可能となり、鉄塊のデメリットを見事に克服した技だと言われています。
空木(うつぎ)
「鉄塊(テッカイ)」の種類の1つである「空木(うつぎ)」は「ワンピース」作中でCP9のルッチが披露した技です。鉄塊を敵の攻撃と同時に発動するカウンター的な攻撃技となっています。
六式の技一覧⑥番外編
次に「ワンピース」作中で登場した「六式」の技であるものの、主な6種類の中に含まれない番外編的な技をいくつか紹介していきます。
手合(てあわせ)
六式の番外編「手合(てあわせ)」は六式を利用した遊技です。相手の体術がどれくらいのレベルなのかを攻撃によって測定する技です。単位は「道力」で、1人の武器を持つ衛兵の指数を10だと仮定すると、CP9のルッチが4000、ジャブラが2180、カクが2200と表されるそうです。
六王銃(ロクオウガン)
六式の番外編「六王銃(ロクオウガン)」は六式の全種類を極めることで使用が可能となる究極の奥義です。「ワンピース」作中でこれを使えるのはCP9のルッチのみで、両方の手で握り拳をつくり、それを相手に当てることで衝撃を送る攻撃技です。「六王銃」はインパクトダイアルの数倍とされる威力を誇り、防御が一切できません。そのため、ルッチからこの技を受けたルフィも相当苦しい思いをしていました。
紙絵に関する感想や評価
唐突だけどONE PIECEの六式で一番影薄いのは紙絵だと思う
— 三星 (@surisutamiho) August 28, 2014
こちらは「ワンピース」に登場する紙絵に関するツイートで、六式の中で紙絵が最も影が薄いと感じるそうです。
六式の中でも紙絵の影の薄さやばない?鉄塊ばっかりやん
— あえいおう (@60013102G) September 5, 2016
こちらも「ワンピース」に登場する紙絵は六式の中で非常に影が薄いという感想となっており、鉄塊が多用されていると感じるそうです。
六式なら鉄塊と紙絵なら頑張れば習得できる気がする
— KIX@Laugh Sketch (@tasogarezamurai) June 9, 2016
こちらも「ワンピース」に登場する紙絵に関するツイートで、六式の中でも紙絵と鉄塊なら努力次第でマスター出来るかもしれないと感じるそうです。
紙絵についてまとめ
いかがでしたか?「ワンピース」で登場する六式の1つ「紙絵(カミエ)」について、似ていると言われる鉄塊との違いや他の六式の技を一覧で紹介してきました。そして、紙絵は攻撃を回避できる技でCP9が使用していること、ファンの間で影が薄いと言われていること、そして、ゴムゴムのボーや鉄塊と似ていることなどが分かりました。皆さんもぜひ、紙絵を含めた六式に注目していきましょう!