【呪術廻戦】灰原雄の最期とは?過去編の登場シーンや七海・夏油傑との関係は?

週刊少年ジャンプで連載されている『呪術廻戦』には、五條悟の過去編に灰原雄というキャラクターが登場しました。灰原雄は五條悟の一学年下で天元の星漿体を護衛するために七海と共に沖縄までやってきました。それからしばらく『呪術廻戦』への登場はありませんでしたが、再登場後すぐに死亡してしまいます。なぜ灰原は死亡してしまったのか、この記事では最期のシーンや七海・夏油との関係性などを紹介します。

【呪術廻戦】灰原雄の最期とは?過去編の登場シーンや七海・夏油傑との関係は?のイメージ

目次

  1. 呪術廻戦の灰原雄とは?
  2. 呪術廻戦の灰原雄が死亡?最期を紹介
  3. 呪術廻戦の灰原雄の過去編の登場シーンや妹の存在
  4. 呪術廻戦の灰原雄と七海・夏油傑との関係
  5. 呪術廻戦の灰原雄に関する感想や評価
  6. 呪術廻戦の灰原雄の最期まとめ

呪術廻戦の灰原雄とは?

呪術廻戦の作品情報

この記事で紹介する灰原雄は『呪術廻戦』に登場する人物です。過去編ですでに死亡しており、五条や夏油とも関係のある人物でした。ここでは灰原に関する詳しい情報や死亡シーンについて紹介する前に、『呪術廻戦』がどのような物語なのか作品概要を紹介します。

呪術廻戦の概要

『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプで連載されている少年漫画です。2018年から芥見下々によって連載されています。呪術を巡るバトル・ファンタジーを描いた作品です。「みんなが選ぶTSUTAYAコミック2019大賞」などを受賞しており、注目度が高く週刊少年ジャンプの作品の中でも人気です。2020年10月にはアニメ化されることが決定しています。

呪術廻戦のあらすじ

『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁はオカ研に入っている高校一年生です。ある時虎杖の前に伏黒という男が現れ、スマホの写真を見せます。そこには御札に何かが包まれたものが写っていました。虎杖はそれをオカ研の先輩に渡したと言います。その頃、オカ研では先輩たちがその御札を剥がしてしまい、化け物に襲われていました。その化け物の正体は"呪い"だったのです。虎杖と伏黒は急いで学校へと向かいます。

灰原雄のプロフィール

灰原雄は都立呪術高等専門学校に属する2級呪術師です。初登場時は呪術高専1年生でした。すでに死亡しているキャラクターで、本編から11年前の呪術高専2年の時に討伐任務に失敗して亡くなりました。そのため本編には登場しておらず、五条の過去編や七海の回想シーンに登場しています。見た目は黒髪の短髪で、制服は丈の短いものを着用しているのが特徴的です。

灰原雄の性格

灰原は明るく率直な性格をしている人物です。過去編の数少ない登場シーンでも分かるほど愛想の良い人物です。暗いストーリーが多い『呪術廻戦』では珍しく明るい性格をしており、特に七海や夏油と一緒に描かれることが多いので一際その明るさが目立っていました。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

呪術廻戦の灰原雄が死亡?最期を紹介

灰原雄が討伐任務失敗で死亡

『呪術廻戦』の五条の過去編で灰原が死亡してしまいました。灰原の最期は第77話「玉折-弐-」で描かれました。第77話では目を負傷した七海が「二級呪霊の討伐任務のハズだったのに」と珍しく感情をぶつけているシーンがあります。七海は夏油に対し、今回の任務は二級ではなく一級案件だったと訴えていました。それを聞いている夏油の目線の先にいたのが死亡した灰原でした。

灰原の死亡した経緯は分かっておらず、最期は霊安室で傷だらけで横たわる姿が描かれているだけでした。ちなみに、第76話「玉折」で遠いところへと討伐任務に向かうと夏油に話しているシーンがあったので、その時の討伐任務で殺されたと考えられています。戦った相手は一級レベルの産土神信仰の土地神で、灰原の最期のシーンでは頬に大きな傷があることから激しい戦いをしたことが分かります。

灰原雄の死亡フラグはあった?

灰原の死亡フラグはこれまでの『呪術廻戦』のストーリーの中にありました。まず1つ目のフラグが2018年を描いているメインストーリーに灰原が登場していないというところです。もし生きているのであれば呪術師として登場しているはずです。五条の過去編では夏油の質問に対してこれからも呪術師を続けていくような事を言っているので、七海のように呪術師を辞めたという可能性も低いです。

特に七海と仲が良かったので、七海の後輩である猪野よりも先に登場しても不思議ではありません。また、呪術高専を卒業して呪術師を一時期辞めていた七海の過去編にも灰原は登場しませんでした。そしてもう1つのフラグが夏油の離反です。夏油は少年ジャンプGIGAで短期連載されていた『呪術廻戦』の0巻にあたるストーリーですでに離反していました。

そのため、五条の過去編で夏油が闇落ちするきっかけが描かれるのではないかといわれていました。灰原は夏油と関わりの深い人物であり、夏油のことを心の底から尊敬しています。これまでのストーリーに登場しておらず、夏油が闇落ちするきっかけになりそうな親しい人物に当てはまるのが灰原だったのです。

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呪術廻戦の灰原雄の過去編の登場シーンや妹の存在

灰原雄の過去編の初登場シーン

灰原が『呪術廻戦』に初登場したのは、五条の過去編が描かれた第70話「壊玉-陸-」でした。第70話では五条と夏油が星漿体の護衛をするというストーリーが描かれています。五条は敵から星漿体の天内を救うことが出来ましたが、天内の世話係の黒井が拉致されてしまいます。黒井を助けるため、拉致犯が取引場所に指定してきた沖縄に来ていました。

五条達は見事黒井を救出し、拉致犯を捕まえる事ができました。しかしなぜ取引場所に沖縄を指定してきていたのかが不明でした。黒井は空港を占拠するつもりなのではないかと心配します。しかし、沖縄の那覇空港には天内の護衛のために追加人員が到着していました。それが当時呪術高専1年生の灰原と七海でした。七海は1年に務まる任務ではないと文句を言っていましたが、灰原は持ち前の明るさでやる気に満ちていました。

この那覇空港でのシーンが灰原の初登場シーンでした。その後特に何事もなく沖縄から東京へと帰還しているので、目立った戦闘などはなかったようです。

灰原には妹がいた?

灰原には妹がいます。灰原は呪術師の家系の生まれではありませんが、兄妹そろって呪いを視認することができました。そのため、灰原は呪術高専に通って任務をこなしているのですが、妹にはこの世界に入ってほしくないと思っているようです。

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呪術廻戦の灰原雄と七海・夏油傑との関係

灰原雄と七海の関係

灰原は七海と同期でした。真面目で冷静な七海と人懐っこい七海は正反対の性格ですが、よくバディを組んでいた仲でした。七海は灰原の最期の任務にも同行しています。ちなみに七海はその後一度呪術師を辞めてサラリーマンをしていました。辞めた理由は、状況によっては他人のために死ぬ覚悟を仲間に強いる必要があるからだと語っています。

この仲間というのが灰原のことを差しているといわれています。七海は灰原と共に二級呪霊を討伐する任務を受けていましたが、現地につくと相手はただの呪霊ではなく一級レベルの土地神でした。当時二級呪術師だった灰原と七海では到底相手になりません。七海は助かりましたが、灰原はこの任務で死亡してしまいました。

その後五条が土地神を祓除したことで、灰原が死ななくても五条が最初から出向いていれば問題は解決していたのではないかと思わせるようなセリフを言うシーンがあります。そのため、灰原の死がきっかけとなり七海は呪術師を一度辞めてしまったのではないかといわれています。

灰原雄の尊敬する人は夏油傑?

夏油は灰原にとって尊敬する人物でした。初登場時も、沖縄での任務で夏油に良いところを見せたいと言っています。そして夏油もまた灰原の死亡によって人生を大きく変えてしまいます。ここでは灰原の死が夏油にどのような影響を与えたのか、それが描かれている第76話「玉折」と第77話「玉折-弐-」を紹介します。

第76話は、星漿体の天内が伏黒の父・甚爾によって殺されてしまい、甚爾との戦いで五条が最強の呪術師となった後のストーリーです。五条は盤星教の教徒達を殺すかと夏油に聞きます。夏油はここにいるのは呪術の事を知らない一般教徒しかいないから、殺しても意味はないと言います。その一年後、五条は最強の呪術師として周知されるようになりました。

夏油は最強の呪術師を前にして、何のために苦しい思いをしながら呪霊を取り込んでいるのか分からなくなっていました。思い出されるのは、天内が殺されてしまうきっかけとなった盤星教の一般教徒達の顔です。夏油が戦う意味を失いかけていた頃、たまたま灰原と会います。灰原は明日遠いところへ任務に行くと言いました。

夏油はふと灰原に「呪術師としてやっていけそうか?辛くないか?」と聞きます。灰原は夏油と違い物事を深く考えないタイプなので、「自分にできることを精一杯頑張るのは気持ちいいです」と答えました。そんな話をしていると、突然どんな女性がタイプか尋ねてくる怪しい女性が現れます。灰原は素直にその質問に答え、夏油は呆れました。

灰原は人を見る目には自信があるから大丈夫だと言い、その場を立ち去ります。夏油の前に現れた女性は特級術師の九十九由基と名乗りました。九十九は呪霊を狩るのではなく、呪霊の生まれない世界をつくる原因療法を推進していると夏油に語ります。夏油は人類が全員呪術師になれば呪いは生まれなくなると聞き、非術師を全員殺すという考えをつい口に出してしまいました。

しかしそれを九十九は否定しませんでした。それどころか一番簡単なのが非術師を間引いて進化を促す方法だと言います。そのような話を聞いた直後、自分を慕っていた灰原が死亡してしまいます。灰原の最期を見た七海は「もうあの人1人で良くないですか?」と戦う意味を失い欠けていました。あの人とは最強の呪術師の五条のことです。五条が最初から対応していれば、灰原が死ぬことはありませんでした。

夏油はその言葉に、五条にはもう自分は必要ない存在なのだと思うようになりました。夏油はその後、神隠しの変死の原因となる呪霊の祓除の任務にあたります。その村では全く関係のない双子の少女が神隠しの事件の犯人としていたぶられ、檻に入れられていたのです。非術師の醜さを目にした夏油は村人112人を殺し、離反することになります。灰原の死は夏油が九十九へ語った思いを後押しするきっかけになりました。

灰原の好きな女性のタイプ

灰原の好きなタイプは、九十九が好きなタイプを聞いた時に判明しました。『呪術廻戦』の第77話で灰原は「自分は沢山食べる子が好きです!!」と元気よく答えています。

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呪術廻戦の灰原雄に関する感想や評価

『呪術廻戦』の読者の多くは、灰原とメカ丸こと与幸吉に関係性があるのではないかと考えているようです。なぜそう考察されているのかというと、「無為転変」で体が治った与幸吉の頬に傷があったからです。『呪術廻戦』の宵祭編ではいよいよ内通者が与幸吉だと判明しました。与幸吉は真人と「無為転変」で体を治すことを条件に情報を提供していたのです。

与幸吉が「無為転変」によって顔の火傷や四肢の欠損が治った時の姿が、灰原の最期によく似ていました。さらには灰原の死亡時と同じ位置に傷があったのです。「無為転変」は魂の形を変えることで肉体をも自在に変形させることができます。しかし与幸吉は「無為転変」で体が再生されたにも関わらず、左頬の傷だけは残ったままでした。これにより、灰原の遺体を代用しているのではないかという説が浮上しました。

『呪術廻戦』では夏油側に白髪のおかっぱの女性が登場しました。この女性が一体何者なのかまだ明らかになっていません。『呪術廻戦』のファンの間では、このおかっぱの女性は灰原の妹説があります。灰原の妹も呪いを見る事ができるのですが、灰原は妹が呪術高専に関わらないようにしていました。しかし灰原が死亡した後、妹がどうなったのかは不明です。

そのため、正体不明のおかっぱの女性が灰原の妹なのではないかといわれています。灰原は夏油のことを尊敬しており、夏油が離反したきっかけとなったのは灰原の死でした。このような縁から灰原の妹が夏油を頼ってもおかしくはありません。

灰原の最期は七海しか知らないので、どのような最期だったのかほとんど分かっていません。灰原は五条の過去編だけでなく、七海の回想シーンなどでも登場します。そのため、七海の言葉から当時どのようなことがあったのか考察している方もいました。

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呪術廻戦の灰原雄の最期まとめ

『呪術廻戦』の灰原は夏油に憧れる優秀な呪術師でした。しかし、最期は自分の能力に見合わない任務を請け負ってしまい、死亡してしまいました。この灰原の死は親しかった夏油や七海に対して大きな影響を与えました。灰原はすでに死亡しているキャラクターですが、読者の間では様々な考察がされていました。過去編後も七海の回想などで登場しているので、ぜひ『呪術廻戦』を読んでみてください。

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