【ワンピース】六式の剃（ソル）は高速の移動術！ルフィもマスターした？

ワンピースの六式の一つ・剃に関してまとめていく前に、ワンピースの作品情報を紹介していきます。ワンピースは週刊少年ジャンプにて連載されている漫画作品で、全世界で大ヒットを記録している作品です。

ワンピースとは、日本の漫画家尾田栄一郎による漫画作品です。1996年に週刊少年ジャンプにて掲載された読み切り作品の「ROMANCE DAWN」を原型とした作品で、海洋冒険ロマンと銘打たれている人気の少年漫画作品です。ワンピースは1997年から20年以上も連載されている作品で、1999年にはテレビアニメの放送も開始しています。

テレビアニメだけではなく、ゲーム化作品や舞台化作品、様々なスピンオフ作品など、非常にメディアミックスも盛んなワンピース。日本の累計発行部数は3億9000万部、全世界では4億7000万部という驚異的な数値を記録しています。ワンピースには悪魔の実などをはじめとする独自の設定が登場し人気を呼んでいますが、そんな中から特殊な体技・六式の剃について掘り下げていきます。

ワンピースのあらすじを紹介していきます。ワンピースの主人公・モンキー・D・ルフィは、海賊王を目指している青年です。ワンピースの世界では世の中には大航海時代が到来しており、世界中の海賊が財宝を巡って冒険を繰り広げていました。ルフィも海賊王を目指し、世界中の海を制覇するため、仲間たちと共に海に繰り出していきます。ルフィは各地の島で様々な出会いを繰り返し、強敵ともめぐり合っていきます。

ワンピースに登場する六式とは、肉体を極限まで鍛え上げ、習得する特殊な体術の事です。六式という名前の通り、六種類の技があり、そのどれもが常人には不可能なほど驚異的な体術となっています。六式には、ここで紹介していく「剃」以外にも、「嵐脚」「指銃」「紙絵」「鉄塊」「月歩」という種類があります。それぞれにバリエーション技も豊富に存在しており、六式使いは超人的な強さを誇ります。

ワンピースに六式が登場した際は、使い手は主に政府直属の諜報機関・CP9のメンバーたちでした。ウォーター・セブン編で初めて登場した六式でしたが、後にCP9のメンバーも使用しています。ワンピースの初期から登場するルフィとゆかりのあるコビーも、ワンピース作中で剃を披露しています。しかし、ルフィの実力には遠く及ばず、見切られてしまいました。

ワンピース作中で、ルフィに見切られながらも剃を披露していたコビー。コビーは海軍に入隊し、その後驚きのスピードで出世しています。努力家であるコビーが六式を取得し始めているという事は、今後コビーは六式によってさらに強くなってくると予想されています。また、新しい六式の種類をコビーが作りだすとも考察されています。

ワンピースに登場した剃とは、六式のうちの一つであり移動技です。剃は六式使いにとっては基本的な技とも言えるもので、ワンピース作中ではブルーノがルフィとの戦いで使用していました。ブルーノ以外のCP9のメンバーも、基本技の一つとして剃を体得しており、六式使いにとってはなくてはならない技だといえます。

六式のうち剃の強さは、ワンピースの初期に登場した驚異的なスピードを誇った敵・キャプテン・クロの抜き足にも匹敵する強さだと言われています。キャプテン・クロは抜き足を使用して目視出来ないレベルのスピードを誇っていましたが、あまりの速さに自分自身でも動体視力が追い付かず、攻撃対象を定められないという弱点を持っていました。

そんな抜き足に比べて剃は術者の実力によって、スピードなども段違いに変わってきます。また、極限まで研ぎ澄まされた体術使い・六式使いは剃を使用すれば、目で追いかけられないスピードを誇りますが、しっかりと敵を認識して攻撃を繰り出してきます。

ワンピース作中に剃が登場した時、主な使用者はCP9のブルーノでした。ブルーノはルフィと戦う時、剃を披露し、その場から消えてしまったかのようなスピードを見せつけました。剃を使用して常人には見えないスピードで移動したブルーノでしたが、ルフィには見切られてしまいます。

ルフィはブルーノが使った剃を見たとき、10回以上地面を蹴るという動作を一瞬のうちに行っていると見抜いていました。剃にはきちんと猛スピードを出せる原理が存在しており、ルフィはブルーノの剃からそれを理解したのでした。

ルフィはブルーノの剃を見切った際、「一瞬で地面を10回以上蹴っている」という原理に気づきます。ブルーノとの戦いで初めてこのような高速移動技を目にしたルフィは、剃のような技の存在を知ることが出来て良かったと話していました。ルフィはブルーノの剃を見切った事がきっかけで、ギア2で身体能力をアップさせ、見よう見まねで剃を体得してしまいました。

ワンピースに登場した特殊な体術・六式の剃に関しての情報を詳しく掘り下げましたが、剃以外の六式の技も紹介していきます。まず、六式のうち指銃とは、指先に力を溜めて繰り出す攻撃技で、まるで弾丸のような威力を放つ技です。指銃は指先に力をこめ高速で敵に向かって打ち出す、すさまじい威力を誇る貫手を極めたような技です。

六式の指先には様々なバリエーションは存在しています。まず、指銃の獣厳とは、CP9のフクロウが使用した指銃のバリエーション技です。指先だけで繰り出す基本の指銃を発展させ、指銃のスピードと瞬発力はそのままに、拳で殴りつける技です。CP9のフクロウはワンピース作中で、フランキーの顔面めがけてこの技を使用しています。

十指銃とは、ワンピースに登場したCP9の1人・ジャブラが使用した技です。十の指銃と言い表されている通り、十本の指全てを利用して繰り出す指銃で、両手を合わせたポーズで全ての指を突き出し、相手に大ダメージを与えることが出来る指銃のバリエーション技の一つです。

撥とは、ワンピース作中に登場する指銃のバリエーション技の一つで、指銃の威力を利用する事により、銃の弾丸のような威力の空気の塊を飛ばすことが出来る技です。ワンピース作中では、CP9のリーダー格・ルッチがルフィとの戦いで使用しました。

ワンピースに登場したCP9の使う体術・六式のうち、紙絵とは、ひらりと身をかわして攻撃を避ける防御技です。紙絵は敵の攻撃から生じる空気の流れを察知し、風圧に身体を任せて最小限の動きで敵の攻撃をかわします。極限まで研ぎ澄まされた体術取得者である、CP9ら六式使いらしい無駄のない防御技です。

CP9の使用する六式のうち、特に攻撃力の高い技が嵐脚です。嵐脚にはバリエーション技も多く、CP9のメンバーもそれぞれの特性を活かして様々な技に発展させていました。嵐脚は、鋭い蹴りによって生じる鎌風を飛ばす技で、その威力は刀による斬撃にも匹敵しています。そんな嵐脚のうち線とは、基本的な嵐脚のバリエーション技の一つで、直線的な斬撃を飛ばす技でした。

CP9のメンバーで、ゾロと戦ったカクが使用した嵐脚のバリエーション技が、白雷でした。白雷とは、空中から打ち下ろす形で繰り出す嵐脚で、敵の真上から放つ斬撃が特徴の技でした。嵐脚は基本的にどんな体勢からでも繰り出すことが出来る攻撃技で、CP9の中では特にカクが多用していた技です。

ワンピース作中でゾロと交戦したCP9のカクですが、自身が愛用している長い2本の刀と、両足で繰り出す嵐脚とを合わせて、「四刀流」を自称していました。そんなカクが使用した嵐脚のバリエーション技には、乱という大技もありました。嵐脚・乱とは、嵐脚による斬撃を無数に繰り出す大技でした。

嵐脚のバリエーション技のうち、キリ時雨とは、2年後の世界で海軍のたしぎが使用していた技です。キリ時雨とが、手足を細かく振動させて生み出す嵐脚の斬撃で、天井などに跳ね返らせて多方向から敵を切り刻む技でした。

嵐脚・周断とは、身体を大きく回転させることにより、巨大な斬撃を飛ばすことが出来る、嵐脚のバリエーション技でした。周断は、ウシウシの実の能力者となったカクが、キリン人間となって繰り出した技でした。

ワンピース作中に登場した嵐脚のバリエーション技の中で、群狼連星とはCP9のジャブラが使用した技でした。ゾオン系の悪魔の実で狼人間に変身出来るジャブラが放つ技で、狼のシルエットをした斬撃をたくさん飛ばすことが出来る技でした。

ワンピースに登場した凱鳥とは、ルフィとの戦いでルッチが使用した嵐脚のバリエーション技の一つです。鳥の形をした強力な斬撃を飛ばす技で、巨大な柱も両断してしまう威力の技でした。

ワンピース作中でCP9が使っていた月歩は、移動に使用する技でした。極限まで体術を極めた六式使いが使用できる月歩は、脚力のみで空中を歩行することが出来る技です。サンジが独学で取得した空中歩行も、六式の月歩と同じ原理の技だと考えられていました。

六式のうち鉄塊とは、防御技の一つです。身体を鋼鉄のような硬度にする技で、並大抵の攻撃技ではダメージを与えることが出来なくなります。そんな鉄塊は、使用中は自由に動きにくくなるというデメリットも持っていましたが、鉄塊拳法はその弱点を克服した技でした。CP9中ではジャブラだけが使用できる技でした。

ワンピース作中に登場した鉄塊のバリエーション技・空木は、敵の攻撃が当たる瞬間に身体に鉄塊をかけるカウンター技でした。ワンピース作中では、ルッチがルフィの攻撃を受けるのに使用していました。

ワンピース作中で、CP9のメンバーの一人フクロウが使用したのが手合わせという技でした。手合わせとは、使用者が自らの身体に相手の攻撃を受ける事で、その相手の戦闘力・道力を知ることが出来るという技です。通常の海兵一人を道力10程度として考えると、ルッチは4000道力という驚異的な数値をたたき出しました。

ワンピース作中に登場した六王銃とは、ルッチがルフィとの戦いで使用した必殺技でした。六王銃とは、六式を極限まで高めた人間のみが使用できる大技で、握り拳を敵に叩きつけ衝撃波を与える技でした。通常の打撃技とは原理が違っている為、打撃技ではダメージを負わないはずのルフィにも通じる攻撃技でした。

ワンピースに登場する剃に関しての感想や評価を紹介していきます。ワンピースの剃については、少年漫画には数々登場する高速移動技の中でも、かっこよくて使ってみたいという声が多くなっています。目にもとまらぬ速さで移動できる剃は、実際に使ってみたいと憧れられている技でした。

ワンピースの剃は、極限まで鍛え上げた肉体で習得する六式の一つです。ワンピース作中で急成長を見せているコビーというキャラクター。コビーが剃を習得していた事は、彼の成長を示す要素となっていました。

ワンピースに登場した剃は、一瞬で地面を10回以上も蹴る技でした。そんな超人技によって実現されている剃なのですが、そんな芸当が可能なのかと驚きの声も聞かれていました。また、剃をやってみたいという声もありました。剃以外の六式も、どれも超人技ばかりで、CP9の強さを際立たせていました。

ここでは、ワンピース作中に登場した六式という体術の一つ・剃に焦点を当てて紹介しています。剃とは六式の一つの高速移動技で、一瞬でその場から消えてしまったようなスピードを誇っている技でした。常人にはとうてい目で追いかけられないスピードの剃でしたが、ルフィはブルーノの剃を見抜き、見よう見まねでマスターしてしまいました。

ワンピース作中に登場した剃は六式の一つですが、ここでは剃以外の様々な六式の技も紹介しています。六式はウォーター・セブン編で登場したCP9以外にも、コビーやたしぎなど、海軍に所属する一部の人物も体得している能力でした。是非、ワンピースをチェックして、剃などの六式が登場するシーンにも注目してみてください。