【ワンピース】ゼポの正体を考察！ペドロの元相棒？ベポとの関係は？

漫画ワンピースの850話でビッグマムの手によって死亡してしまったペドロの元相棒ゼポ。ゼポはノックス海賊団の船長であったペドロの相棒としてポーネグリフを求める旅に出発し、死のルーレットを行なうビッグマムの手で寿命を奪われて最後を遂げてしまいました。しかしゼポは物語の過去のキャラクターであることからペドロの元相棒であったことぐらいしか判明しておらず、正体や強さなど全く公式で公表されていません。

このことから漫画ワンピースの読者からゼポとはどのようなキャラクターだったのか気になるといった声が多数ネット上に寄せられています。またそれと同時に漫画ワンピースに登場するゼポの正体とは名前と姿からベポに関係するのではないかと考察する声も多数浮上しています。本記事ではそんな漫画ワンピースに登場するゼポとはどのようなキャラクターなのかについて元相棒のペドロとの関係や正体などを交えてご紹介していきます。

ではまずゼポの正体やベポとの関係などをご紹介する前に、ゼポが登場する漫画ワンピースとはどのような作品なのかについてご紹介していきます。ゼポが登場するワンピースとは1997年に漫画雑誌｢週刊少年ジャンプ｣で連載が開始された尾田栄一郎の漫画作品です。漫画ワンピースとは海賊王を目指すモンキー・D・ルフィとその仲間達の冒険を描いた長編漫画作品であり、2020年5月現在も｢週刊少年ジャンプ｣で連載され続けています。

2020年5月現在も連載が続いている漫画ワンピースはこれまで合計96巻もの単行本が刊行されており、まだまだ終わる気配がありません。そんな長編漫画作品のワンピースは日本の国内だけで3億9000万部もの累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しています。この累計発行部数は日本で一番売れた漫画作品といわれており、漫画ワンピースは日本を代表する漫画作品の1つとしてこれまで多数の漫画賞を受賞しています。

この非常に高い人気から漫画ワンピースは2020年5月現在までにアニメ化やゲーム化、イベントとのコラボ化といった多数のメディア展開が行なわれています。特に漫画ワンピースのアニメは東映アニメーションが製作したアニメで一番長く長く放送されているといわれています。また漫画ワンピースは日本以外の国でも非常に評価を得ており、2020年5月現在までに4億7000万部という驚異的な累計発行部数を全世界で記録しています。

この4億7000万部という累計発行部数は全世界で最多となっており、2015年の6月15日にギネス記録の｢最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ｣に認定されました。全世界で漫画ワンピースは42ヶ国以上で刊行されており、2020年5月現在も人気を伸ばし続けています。また日本国内でも漫画ワンピースはメディアに取り上げられ続けており、今後も数え切れないほどの派生作品が誕生するであろうと推測出来ます。

全世界で高い人気を博している漫画ワンピースは｢ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）｣を巡り、主人公のモンキー・D・ルフィとその仲間達の冒険を描いた海洋冒険ロマン作品となっています。ルフィの冒険を描いた漫画ワンピースは緻密な設定が織り込まれた壮大な世界観とバトルや感動エピソード、仲間との絆といった少年漫画の王道ともいえる要素を融合させた作品となっており、老若男女問わず多くのファンに愛され続けています。

ではここからは漫画ワンピースに登場するゼポのプロフィールや正体についてご紹介していきます。ゼポはシロクマのミンク族のようなかわいい見た目をしたキャラクターであり、漫画ワンピースで5年前の過去編に登場しました。昔、漫画ワンピースに登場するペドロは世界政府の掟を破って賞金首にされてしまい、ノックス海賊団と呼ばれる海賊団を結成しました。その際ゼポは相棒としてペドロと共に旅に出ることになりました。

旅に出たゼポはポーネグリフを追い求めるのですが、その途中で万国（トットランド）というビッグマムの領土に入ってしまいます。そしてペドロと相棒のゼポはビッグマム海賊団のメンバーであるタマゴ男爵と戦うことになります。そしてビッグマムは死のルーレットで100年分の寿命をペドロとゼポから奪います。これによりゼポは30年分の寿命を奪われて死亡してしまい、相棒であるペドロは号泣しながらゼポの名前を叫びました。

この過去の出来事を見ると分かる通り、ゼポは漫画ワンピースの本編で故人となっています。故人ということもあってかゼポは未だどのような能力を持っているかなど全く不明となっています。しかしシロクマのミンク族として登場するベポと非常に容姿が似ているため、密接な関係にあるのではと考察されています。このゼポとベポの関係についてはまた本記事の後述で詳しくまとめてご紹介していきます。

上述でご紹介した通り、ゼポはほんの少しだけ登場したキャラクターであることから不明な点が非常に多く、正体が気になるといった声が多数寄せられています。残念ながら2020年5月現在もゼポの正体についてはペドロの相棒ということしか分かっていません。漫画ワンピースに登場するペドロとは相棒のゼポと同じくミンク族のキャラクターであり、ジャガーのミンクということもあってヒョウに似た強面な容姿をしています。

ペドロは漫画ワンピースの本編でモコモ公国のくじらの森の守護者を務めるネコマムシが率いている｢侠客団（ガーディアンズ）｣の団長を担当しており、その優れた偵察力から｢木の上のペドロ｣とあだ名されています。そんなペドロは漫画ワンピースの本編から約15年前、「ノックス探検隊」を結成してペコムズ達とポーネグリフを求める旅に出立しました。しかしポーネグリフ研究を禁ずる世界政府によって賞金首とされてしまいます。

その後賞金首となったペドロはそのまま海賊となり、「ノックス海賊団」の船長を務めることになりました。そして「ノックス海賊団」を結成したペドロは相棒であるゼポと共に、再度ポーネグリフを探す旅に出ます。しかしペドロと相棒のゼポは万国（トットランド）でタマゴ男爵と対峙した後、ビッグマムの死のルーレットで100年分の寿命を奪われてしまいます。これにより30年の寿命を奪われたゼポは死亡してしまいました。

そして一方のペドロは70年の寿命を奪われることになります。しかしペコムズが涙を流して訴えたことによって10年が恩赦となり、ペドロが自身の左目を差し出したことで更に10年の寿命が恩赦されました。これによりペドロは50年分の寿命を奪われることとなり、ゼポと一緒に死ぬことはありませんでした。しかしペドロにとってゼポはかけがえのない相棒だったので、その悲しみはどんなことよりも強かったことでしょう。

ベポとは漫画ワンピースに登場するキャラクターの1人です。ベポはゼポと同じくシロクマのミンク族であり、トラファルガー・ローの配下として漫画ワンピースの作中に登場します。シロクマのミンク族であるベポはかなりの戦闘能力の高さを持っているものの、そのシロクマのような見た目から500ベリーしか懸賞金がかけられていません。そんなベポはモコモ公国があるゾウという場所に生まれ、物心つくまでゾウで育ちました。

しかしベポは行方不明となった兄を探すために故郷であるゾウを飛び出し、冒険に旅立ちました。だが北の海に行くという大失態を犯してしまい、スワロー島でベポはトラファルガー・ローと出会いました。その後ベポはゾウに帰るために航海術を勉強し、「ハートの海賊団」の航海士としてトラファルガー・ローの配下となりました。そしてベポはマリンフォード頂上戦争などの戦いでトラファルガー・ローのサポートを行ないました。

マリンフォード頂上戦争が終結して2年が経った後、ベポは中々登場する機会が与えられませんでした。しかしベポは漫画ワンピースのゾウ編で再び登場し、ビブルカードで麦わらの一味をゾウへ案内する役割を果たしました。そこでベポがゾウの出身であることが判明しました。ちなみに漫画ワンピースの2年後編でトラファルガー・ローが麦わらの一味に渡した海図は航海士のベポが作ったものであると考察されています。

上述でもご紹介した通り、ゼポとベポは同じシロクマのミンク族で非常に見た目が似ています。そのためゼポとベポが登場した当初からその関係性が疑われていました。ゼポは5年前の段階で残り30年しか寿命が無く、ビッグマムの死のルーレットで死亡してしまいました。この年齢から多くの漫画ワンピースファンからゼポの正体とは実はベポの父親ではないかと考えられていました。しかしこの親子説の考察は大きく間違っています。

確かにゼポとベポは肉親関係にあるものの、父親と子供の親子関係ではありません。実はゼポはベポの年の離れた兄であることが漫画ワンピースの作中で明らかとなっています。なので多くの漫画ワンピースファンの考察は残念ながら間違っていました。上述でもご紹介した通り、ベポは行方不明となったゼポを探すために故郷であるゾウを飛び出し、トラファルガー・ローが率いる「ハートの海賊団」に航海士として入団しました。

しかしベポの年の離れた兄であるゼポはビッグマムの死のルーレットによって5年前に死亡してしまっています。それを知らない弟のベポは健気にも兄ゼポを探し続けているのです。もし兄であるゼポが死んだことをベポが知ってしまったら、大きなショックを受けるに違いありません。漫画ワンピースの今後の展開の中にゼポの死を知るベポの姿が描かれたとすると、おそらく涙無しで見ることは出来ないでしょう。

アニメワンピースでゼポとベポは同じ声優が担当しています。アニメワンピースでゼポとベポの声優を担当したのは日本の男性声優である高戸靖広です。ゼポとベポを演じた高戸靖広は1968年の1月23日に岡山県で生まれた男性声優であり、青二プロダクションに所属しています。そんな高戸靖広は東京アナウンスアカデミーを卒業した後、1987年にデビューして声優活動を始めました。

そんな声優の高戸靖宏は少年から悪党まで幅広く演じることが出来る高い演技力の持ち主として知られています。また持ち前の甲高い声を活かして人外のキャラクターやオカマのキャラクターなどの声優も担当しています。この幅広い役どころを演じることが出来る高い演技力から高戸靖広は2020年5月現在も声優として大活躍しており、多くの声優ファンから非常に高い人気を博しています。

• 1987年のアニメ｢ビックリマン｣：聖フェニックス役、ヘッドロココ役
• 1992年のアニメ｢美少女戦隊セーラームーン｣：アルテミス役
• 1999年のアニメ｢HUNTER×HUNTER｣：シャルナーク役
• 2001年のアニメ｢ポケットモンスター｣：カクレオン役
• 2003年のアニメ｢鋼の錬金術師｣：グラトニー役
• 2009年のアニメ｢ドラゴンボール改｣：グルド役

• 2012年のアニメ｢機動戦士ガンダムAGE｣：オトロ・バンダ役
• 2014年のアニメ｢ワールドトリガー｣：古寺章平役
• 2016年のアニメ｢僕のヒーローアカデミア｣：根津校長役
• 2018年のアニメ｢ゾンビランドサガ｣：ロメロ役

漫画ワンピースに登場するゼポに関する感想ではベポを心配する感想が非常に多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、ベポの兄であるゼポはビッグマムに寿命を奪われて死亡してしまいます。しかしそれを知らないベポは兄を探すために｢ハートの海賊団｣の航海士として旅を続けています。もしベポがゼポの死を知れば、そのショックは計り知れないことでしょう。

漫画ワンピースに登場するゼポに関する感想ではベポの父親なのではないかといった感想も多く寄せられていました。ゼポは非常に似た容姿と名前、年齢からベポの父親なのではないかといった考察が最初非常に多くネット上に浮上していました。しかしこの考察は間違いであり、ゼポの正体はベポの兄であることが漫画ワンピースの作中で明らかになっています。

漫画ワンピースに登場するゼポに関する感想ではベポの兄だと見破る感想も多く寄せられていました。当初ビッグマムによって死亡したゼポがベポの兄だと明かされていませんでした。しかしその見た目と兄を探して旅をしていることからベポの父親説の他に兄説も非常に多くネット上に浮上していました。

本記事では漫画ワンピースに登場するゼポについてその正体やベポとの関係などをまとめてご紹介しました。当初正体が不明であったペドロの相棒ゼポはベポの父親では無く、ベポが探し求めている行方不明となった兄でした。残念ながら作中で故人となっているものの、もしかすると漫画ワンピースの今後の回想シーンなどで再度登場するかもしれません。