2020年05月29日公開
2020年05月29日更新
【ワンピース】ジャックの正体は魚人?ゾウゾウの実の能力・強さや覇気を考察
テレビアニメ『ワンピース』に登場する魚人族のジャックについてまとめています。ジャックの正体が魚人族であるというのは本当なのか、魚人族との共通点や特徴について紹介していきます。また、ジャックの能力である「ゾウゾウの実」や強さ、覇気の有無やジャックの他の人物の持つ「ゾウゾウの実」の能力についてもまとめていきますので、『ワンピース』のジャックが気になった方はぜひチェックしてみてください。
目次
ワンピースのジャックとは?
ワンピースの作品情報
今回のまとめでは、テレビアニメ『ワンピース』に登場するジャックの正体や魚人族の謎、また、ジャックの能力である「ゾウゾウの実」の能力や強さに関してまとめていきます。ジャックについてまとめていく前に、テレビアニメ『ワンピース』に関する概要やあらすじについて見ていきましょう。テレビアニメ『ワンピース』は1999年10月より放送が始まり、2020年5月現在も放送されている長編アニメとして知られています。
ワンピースの概要
原作『ワンピース』は1997年より『週刊少年ジャンプ』にて連載が始まった尾田栄一郎さんによる海賊冒険ストーリーです。単行本は現在96巻まで刊行されています。また、『週刊少年ジャンプ』では、ストーリーの終盤とも言われている『ワノ国編』が描かれている最中でもあります。『ワンピース』はアニメのほか、劇場版やスピンオフ漫画、舞台など様々なメディアミックスがされており、国内外問わず大人気の作品です。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公であり、将来的に大きな海賊を率いる船長となる少年・ルフィは、フーシャ村に住む男の子でした。幼少の頃、赤髪海賊団である船長のシャンクスという海賊に出会ったことで、海賊に憧れるようになったルフィは「海賊王になる」ことを夢見て、17歳になったある日、フーシャ村を旅立つことを決めました。最初は船はおろか仲間もいないルフィが、信頼を培いながら大きな海賊団へと成長していくストーリーです。
ジャックのプロフィール
今回まとめていく『ワンピース』のキャラクター・ジャックは、「旱害のジャック」という通り名を持った海賊です。「百獣海賊団」の大看板であり、マンモス号の船長をしている人物です。身長は8.3mの大巨人で、種族は”タマカイの魚人”と言われています。出身は「偉大なる航路」で「ゾウゾウの実」の能力者です。ゾウゾウの実については後半で紹介していきます。ジャックが所属する「百獣海賊団」は四皇のカイドウが率いています。
活動拠点は「新世界・ワノ国」で、「百獣海賊団」の特徴として動物系悪魔の実の能力者が多くおり、2万人ほどの船員がいます。ジャックの肩書である”大看板”というのは、「百獣海賊団」の総督であるカイドウの腹心で、ジャックのほかにキングとクイーンがいます。ジャックは、凶暴で人の話を聞かない勝手な性格をしています。体力には自信があり、実際に休まず5日もの間戦い続けるという偉業を達成しています。
ジャックの年齢
ジャックは9月28日生まれの28歳、てんびん座です。以外にも28歳という若さということでびっくりした方もいるのではないでしょうか?ジャックは頭には2本の角、顔には鉄のマスクに大きな身体に貫録のある話し方から、『ワンピース』の中でも相当な年齢だと予想していた方も多いことが窺えます。強さも半端なく、戦闘にも慣れていることから若くはないとされていましたが、28歳という若さの持ち主でした。
ワンピースのジャックの正体は魚人?
考察①水中でも生きている理由
続いては、魚人族だというジャックの正体などについて考察含め見ていきましょう。ジャックは漫画『ワンピース』82巻で登場した「象主(ズニーシャ)」という1000年以上も生きる巨大なゾウを襲撃するというシーンがありました。その際、ジャックは船共々海の底へと沈んでしまったのです。ですが、沈んでしまっても尚、ジャックは冷静沈着で動じず、心の中では悪態をつくという態度を見せます。
そして、動けない状態でも海底では冷静に部下の助けを待ち、最終的には救助の手を借りて海上へ上がりました。このことから、ジャックは魚人であることが判明したのです。水中でも慌てることなく冷静な理由は魚人族であったからこそできた技でした。魚人族の特徴として、人間よりも10倍の力を有し、深海約1万mほどまでは水圧に耐えることができるという特性があります。
考察②魚人が悪魔の実を食べると水に強い?
続いての考察は、魚人が悪魔の実を食べると水に強いか?というものです。これに関しては魚人族が悪魔の実を食べたからといって水に強くなるということはありません。魚人が悪魔の実を食べても水に対しての耐性はもともとの耐性と変わりないのですが、悪魔の実を食べたことによって魚人が水中で泳げなくなるというデメリットがあるのです。このことから、ジャックの『ゾウ編』での態度が納得がいくでしょう。
『ゾウ編』では考察①で説明したように、ジャックは海底に沈んでしまっても動じることなく冷静に救助を待っていました。この時、ジャックが魚人族であるということは明かされていなかったので、読者からは「魚人族では?」という考察がされていました。ですが、ジャックが魚人族だということが分かった今、彼が動かなかったのは悪魔の実と引き換えに泳ぐという能力を失ったことによるものだということが判明したのです。
考察③肌色が魚人族のように青みがかっていない理由
続いての考察は、魚人族だということが判明したジャックの肌の色が青みがかっていない理由についてです。魚人族の特徴として”人間とは違った肌の色をしている”という点があります。ジャックの肌の色は土色です。これまで、『ワンピース』内に登場した魚人族は、モデルとなった魚の色に近い肌の色をしているという特徴がありました。ジャックは青色をした”タマカイ”の魚人ということが判明しましたが、肌の色は青くありません。
肌の色が青色ではないほか、タマカイの特徴でもある”斑点模様”もジャックには見られません。また、肌の色のほかにも指先に魚人族の特徴の1つでもある”水かき”がないなど魚人族としての特徴も見られないのです。ですが、1つだけ魚人族としての特徴があります。それは、歯がギザギザであること、気性が荒いという点です。このように特徴の有無が半分であることから、ジャックは魚人族とのハーフであると考えられます。
考察④魚人という設定の理由
続いての考察は、なぜジャックは魚人という設定なのか?という点についてです。考察③のように、ジャックは魚人とのハーフであるという考察を進めていくと、なぜジャックを魚人族という設定にしたのでしょうか?ハーフであった場合、ジャックは人間との混血である半魚人、巨人との混血であるヴォータンと呼ばれる魚巨人であることが考えられます。半魚人だとデリンジャーやサピー、ヴォータンだとビッグパンがいます。
どちらにせよ、ハーフであるという説が有力のジャックは、何らかの伏線のため「タマカイの魚人」であるという設定だと考えられます。魚人族であると判明したにもかかわらず、タマカイの特徴や魚人族の特徴が極端に少ないという点で、今後何らかの重要なカギを握っているとも考えられるでしょう。また、今後の『ワンピース』の動向やジャックの活躍に注目してみてください。
ワンピースのジャックのゾウゾウの実の能力
ジャックはゾウゾウの実の能力者
続いては、ジャックの能力である「ゾウゾウの実」について見ていきましょう。ゾウゾウの実は、動物系悪魔の実であり、食べた者がゾウのような長い鼻になってしまうという特徴を持ちます。因みに、ジャックが船長を務める「マンモス号」はこのゾウゾウの実の能力が由来となっています。ジャックが食べたゾウゾウの実は古代種のモデルであるマンモスになってしまうという能力でした。
そのため、大型の動物であったことからジャックの身体は巨人の様に大きく、攻撃方法は長い鼻を使い振り回すというものです。ジャックの強さは、ワラワラの実の能力者バジル・ホーキンスやリュウリュウの実の能力者X・ドレークらと同じくらいの強さだと言われています。気になる戦闘スタイルですが、2020年5月現在詳細は明かされていません。
また、戦闘時には獣型を使い分けることができますが、ジャックは作中内で人獣型で戦闘をする姿を見せていないのです。このように、ジャックはまだ本気を出した戦法を見せていませんが、計り知れない怪力や強さを温存していると考えられています。海底でも動じない姿や5日間不眠不休で戦い続けるなど、一筋縄では倒せない強さを持っていることが窺えるでしょう。
ジャック以外にもゾウゾウの実の能力者が登場
実は、「ゾウゾウの実」はジャック以外にも能力者が存在することが作中で明かされています。『ワンピース』39巻から46巻で描かれた『エニエス・ロビー編』に登場するスパンダムの武器である剣が”象剣ファンクフリード”でありました。スパンダムは、世界貴族直属の諜報機関であるCP‐0に所属する人物です。かつては世界政府の諜報機関で長官として活動していました。下劣で悪党な性格をしており、最悪な人物として登場します。
戦闘能力は普通の人間と同じくらいのレベルで決して高くありませんが、ゾウゾウの実を食べた像剣”ファンクフリード”を愛用しているのです。像剣はサーベルのような見た目をしていますが、像の姿をした特徴が見られます。ファンクフリードが食べたゾウゾウの実は世界政府によって改変させられた新技術によるものでした。この像剣には武器になる能力、獣武器になる能力、獣になる能力という3つの能力が備わっています。
主な攻撃方法はアイボリーダートと呼ばれる突進、エレファント・チョップと呼ばれる剣として攻撃する方法があります。読者からは「スパンダムには勿体ない武器」だと揶揄されています。
ワンピースのジャックの強さや覇気
考察①ミンク族戦
続いては、ジャックの強さや覇気について考察していきましょう。まず1つめは、ジャックとミンク族の戦いについてです。ジャックの武勇伝に「5日間不眠不休で戦った」というものがありますが、これはミンク族の王であるイヌアラシとネコマムシとの戦いでした。ミンク族とは半獣人と呼ばれる動物の顔つきの種族であり、戦闘種族とも言われているほど戦闘に有利な能力を持っています。
そんなミンク族とも互角に5日間不眠不休で戦ったということで、ジャックの強さは半端でないものがあると考えられるのです。また、ミンク族のイヌアラシやネコマムシなどもジャックの強さに圧倒されておりその強さを認めていました。そんな戦闘種族のミンク族とジャックの戦いは『ゾウ編』で見られますので、ぜひ漫画もご覧になってみてください。
考察②覇気は使える?
続いて、ジャックに関して気になることといえば「覇気」が使えるかどうかということではないでしょうか?ここまでの圧倒的な強さを見せてきたジャックですが、実は覇気の有無について公式では言及されていません。ですので、ジャックが覇気を使えないという可能性も拭えないのです。「ズッコケジャック」と大看板のキングとクイーンに呼ばれるのは強いのに覇気が使えないからでは?とも言われています。
考察③生命力
続いては、『ワンピース』の中でも特に生命力が強すぎる点についてです。ジャックは『ワンピース』82巻にてマンモス号が海底に沈むシーンが描かれ、泳げないジャックも共に海底に沈んでしまいました。ですが、危機的状況にも動じず仲間の救助を信頼して待ったり、先ほども紹介しましたがミンク族との不眠不休の戦いを1人でやってしまったりなど、ジャックの生命力は『ワンピース』のキャラで誰よりも強いことが窺えます。
考察④酒天丸と比べると?
続いては、酒天丸と比べたジャックの強さについてです。酒天丸とは『ワノ国編』で登場する人物で盗賊団『頭山盗賊団』で棟梁をしているアシュラ童子です。巨大な牛にのる50歳前後の老人です。光月おでんに仕えた家臣団「赤鞘九人男」でもあった人物で、四皇のカイドウも彼を仲間にしたいと思うほどの実力の持ち主でした。
『ワノ国編』ではおこぼれ町にてジャックと酒天丸の鬼気迫るやり取りがあり、ジャックは斬られてしまうという展開になりましたが、どちらも五分五分の強さでした。この一戦からもどちらも生命力に長けていてしぶとい強さを持っていることが窺えます。
考察⑤カイドウと比べると?
続いては、ジャックの強さを四皇のカイドウと比べてみましょう。ジャックは悪逆非道で傍若無人、最悪な性格をしていると言われているジャックですが、「百獣海賊団」の長であるカイドウにはどうやら敵わないことが窺えます。
カイドウはお酒が入ると仲間でさえも攻撃するという厄介な癖をもっていることから、ジャックはカイドウがお酒を飲むとえらく心配しています。このことから実力や強さ云々以前に、ジャックはカイドウに恐れを心を抱いていると言っていいでしょう。
考察⑥三害の中では最弱?
ジャックはカイドウ率いる「百獣海賊団」の大看板の1人であります。大看板という名の最高幹部は3人おり、ジャックのほかにキングとクイーンがいますが、この3人は「災害」と言われるほどの強さを持っているのです。ですが、この3人の中ではジャックが一番弱く最弱と言われています。実際、ジャックはキングやクイーンを「兄御」と呼び慕っているのです。また、2人からは叱責を受けることも度々あります。
考察⑦懸賞金は10億?
そんなジャックですが、彼の懸賞金は10億ベリーと高額なのです。懸賞金から推察するとかなりの強さを誇ることが窺えるのです。これまで紹介してきたジャックの活躍や強さは一端に過ぎず、戦闘スタイルもまだ明らかになっていないことから10億相当の強さがあることが考えられます。覇気が使えないにもかかわらず、『ワンピース』内でも高額の懸賞金のジャックは、現在賞金順位が”10位”となかなかの高さを誇っています。
ワンピースのジャックの目的や現在・モデルを考察
考察①ジャックの目的は赤鞘九人男
続いては、ジャックの目的や現在、モデルなどについて見ていきましょう。まず1つ目は、ジャックの目的についてです。ジャックは『ゾウ編』にて、ミンク族とともに「象主(ズニーシャ)」を殺害しようというシーンにて大胆な登場となりました。
もともとジャックはミンク族殺害が目的ではなく、ワノ国の光月おでんに仕えていた家臣「赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)」の1人、“霧の雷ぞう”という異名を持つ雷ぞうを捕まえにやってきました。「百獣海賊団」に追いかけられていた赤鞘九人男の1人がズニーシャにいるということを聞きつけ、ジャックはパシリとしてやってきたのです。
考察②現在はワノ国にいる?
漫画『ワンピース』は現在『ワノ国編』を描いている最中で、ジャックも同じく現在ワノ国にいます。ワノ国は黒炭オロチが牛耳っていますが、実質カイドウが支配していると言ってもいいでしょう。ですので、海底に沈んだジャックでしたが、その後ジャックの部下によって救出され、無事にワノ国へと帰還しました。帰還後もクイーンやキング、カイドウのパシリとして奔走していることが窺えます。
考察③ジャックは死亡していない?
続いては、ジャックの死亡説に関してです。ジャックは度々「死亡したのでは?」と憶測が飛び交いますが、ジャックは死亡していません。なぜ死亡説が出たのかと言いますと、先ほども説明したように、海底に沈んだシーンが描かれたからです。また、ジャックを魚人族と知らない海軍たちがジャックが沈むのを目撃しそのような説が飛び交うようになりました。ジャックは10億の懸賞金がかけられているので簡単には死なないでしょう。
考察④モデルとなっているタマカイ
ジャックはタマカイという魚がモデルになっていることを先述していますが、タマカイとは一体どんな魚なのでしょうか?タマカイは体長90㎝~270㎝の大きさの斑点模様が散りばめられている青みがかった皮膚をしています。沈没船に潜む魚とも言われおり、海底に沈んだジャックが動じなかったのはタマカイの習性として何ら不思議ではないのです。本州ではあまり食べられませんが、沖縄ではメジャーな魚だといいます。
ワンピースのジャックに関する感想や評価
感想や評価①格好がカイドウ
干害のジャックの格好がまんまカイドウなの、本当に尊敬してるんだなと思って微笑ましい。
— 桑畑エニー (@Kuwabata_A) May 14, 2020
魚人を隠す為か口元を見せないせいで髭部分を模倣出来ないから、代わりに御下げを作ってところとか特に。
良い奴なんだよ、スゲェ悪い奴だけどさ。
ジャックの格好がカイドウに似ていてカイドウを尊敬していことが分かるという感想がありました。ジャックは『ワンピース』で悪い奴だけどいい所も垣間見えると言っている方も多くいらっしゃいました。
感想や評価②『ワンピース』の懸賞金
早害のジャック懸賞金高すぎでしょ笑笑
— ホカゾノ (@0409hS) December 3, 2015
『ワンピース』では賞金に見合った強さと順位のキャラクターが多いことから、ジャックの懸賞金が10億ベリーということについて「高すぎでは?」という感想が多くありました。2020年現在のジャックの懸賞金順位は10位ということで、なかなかの高さを見せています。ジャックには何か秘められた役目があるのでしょうか?『ワンピース』のジャックの立ち位置に注目です。
感想や評価③覇気は使えない
ジャック覇気使えないの草
— べ(本垢) (@onbebe_sub) August 8, 2019
ジャックは『ワンピース』内でも高額の10億ベリーという懸賞金で10位であるのにもかかわらず、覇気が使えないジャックに「覇気が使えないのに10億ベリーという矛盾に笑った」など様々な意見が出ています。また、ジャックは本当は覇気を使えるのでは?という意見も出てきており、今後の『ワンピース』でのジャックの活躍や出番、覇気に期待です。ぜひ、最新の『ワンピース』情報もチェックしてみてください。
ワンピースのジャックの正体は魚人説まとめ
以上、『ワンピース』に登場する四皇カイドウの腹心のジャックに関する情報をまとめてきました。ジャックはタマカイの魚人であったことや覇気が使えないらしいこと、様々なエピソードなどを紹介してきました。サイト内には、『ワンピース』に登場する他の人物のまとめも沢山ありますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。