2020年06月01日公開
2020年06月01日更新
【ワンピース】クマシーのかわいい魅力や登場シーンを紹介!アニメ版の声優は?
「ワンピース」クマシーは、スリラーバーク編から登場する敵キャラクターの一人です。つぎはぎと包帯をしたかわいいクマのぬいぐるみのような見た目をしており、上司のペローナからは気に入られています。しかし、低い声が見た目と合わず可愛くないとして、喋ることを禁じられていました。この記事では、「ワンピース」クマシーのかわいい魅力や、作中での活躍、登場シーン、アニメの声優などを紹介していきます。
目次
ワンピースのクマシーとは?
「ワンピース」に登場するクマシーは、スリラーバーク編から登場する動物ゾンビの隊長であり、ペローナの部下でもあります。つぎはぎだらけのぬいぐるみのようなゾンビで、かわいい見た目をしていることから、ペローナに気に入られていました。常にペローナに付き従っており、登場シーンはほぼ彼女と一緒にいます。
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
海賊王ゴールド・ロジャーのひとつなぎの大秘宝を探し大冒険するファンタジー漫画「ワンピース」は、「週刊少年ジャンプ」で連載されている作品です。アニメ化、映画化の他に、舞台化もされており、幅広い年齢層に支持されています。
ワンピースのあらすじ
東の海に位置する村出身の「ワンピース」の主人公・ルフィは、海賊王ゴールド・ロジャーのひとつなぎの大秘宝を探すため、大海原へと小舟を出し旅に出ます。行く手に阻む強敵を倒し、頼もしい仲間を得ながら航路を進め、海賊王を目指します。
クマシーはクマのぬいぐるみのようなゾンビ
クマシーは、スリラーバークに住む動物ゾンビの隊長です。ボーダーのつぎはぎ、腕や下半身には大量に包帯を巻いたクマのぬいぐるみのようなキャラクターでした。頭には、つぎはぎと同じ柄のボーダーの丸い帽子を被っています。まん丸の目は、常に血走っていました。かわいい見た目からペローナに気に入られていますが、低い声は気に入らないらしく、喋ることを禁じています。アニメの声優の声も、低いと評判でした。
そのためか、口には常にマスクを着用していました。体の中はポーチのぬいぐるみのように空洞になっていて背中にチャックがあり、人が入れるほどのスペースがありますが、自分で開け閉めはできません。鋭い爪を持ちますが手先が器用で、あやとりもできました。しかし、あやとりをして遊んでいたところ、ナミ、ウソップ、チョッパーに体内に侵入されました。本物のクマ以上のパワーを持ち、物理攻撃を得意とします。
クマシーはペローナのお気に入り
ぬいぐるみのようなゾンビ・クマシーは、スリラーバークに住むペローナの部下です。ペローナは、かわいい者しか自分に付き従うに相応しくないという価値観を持っています。そのかわいい見た目からクマシーは、ペローナから気に入られています。しかし、非常に低い声質を持つことから、喋ると可愛くないということで、口を開くたび喋らないよう注意されています。
それは、簡単な挨拶や返事などにも及び、命令されても返事はせず、頷くことしか許されていません。小さな声で見送りの挨拶をした時も、ペローナは聞き逃さずすかさず注意していました。
いつもペローナの部屋におり、届いた荷物をモリアの元へ運んだり、仕事の時間になると傘を持って行ったりなど、付き人のような仕事もしているようです。登場シーンでは、吹き飛ばされるペローナを支えたり、ウソップに追いかけ回されていた時は身体を張って助けたりなど、クマシーも彼女のことを慕っている様子がうかがえます。
ワンピースのクマシーのかわいい魅力や登場シーン
魅力や登場シーン①449話「スリラーバークの四怪人」で初登場
原作「ワンピース」でクマシーが初めて登場したのは、449話からです。ドクトルホグバックの屋敷に招かれたナミ、ウソップ、チョッパーの3人は、身なりを清潔にするよう言われ、お風呂を借ります。しかし、ホグバックの屋敷にも外にもゾンビがいることを察したナミは、ウソップとチョッパーに屋敷を抜け出す提案をしました。しかし、その話をお風呂をのぞいていた透明人間に聞かれてしまいます。
入浴後、ホグバックの応接間に戻りますが、当の本人はいません。そんな中、オブジェと思われていた応接間の絵画や剥製が動き出し、ナミたちを襲います。逃げ惑う中、3人はホグバックの使用人・シンドリーがすでに亡くなっていることを知りました。さらに別の部屋では、ホグバックが死体を使って何かの実験しているのを目撃します。背後からやってきた侍・リューマによって、研究を覗き見していたことがバレてしまいました。
しかし、ホグバックは、慌てる様子がありません。時刻が夜中の12時を回ると、スリラーバークに招き入れた者を一斉に襲う夜討ちが始まり、どのみち助からないと踏んでのことでした。一方、ホロホロの実の能力のゴーストは、部屋にいるペローナの元へと戻っていきます。クマシーは、ペローナに挨拶し、常に持っている耳付きのフリルの傘を差し出していました。しかし、低い声で挨拶すると、いつものように喋るなと怒られていました。
魅力や登場シーン②ウソップに追い討ちをかけるように攻撃
一度はホグバックに捕らえられたナミ、ウソップ、チョッパーでしたが、リスキー兄弟の失敗により、逃亡に成功します。動物ゾンビやアブサロムに追いかけられる中、3人はクマシーの背中のチャックから中へと隠れました。3人の侵入に気づいたクマシーは、上司のペローナにそのことを報告しようとしますが、喋るなと牽制され、知らせることができません。
しかし、その後オーズの人形にルフィの影が入れられ、驚きのあまり様子を伺っていた3人は悲鳴をあげてクマシーの中から出てしまいます。3人は、敵がオーズに気を取られている隙に逃げ出しますが、ナミは途中アブサロムにさらわれます。ウソップとチョッパーは、大勢のゾンビから襲われる中、ロビンとフランキーに助けられ、一旦サウザンドサニー号に戻りました。
影を奪われ、サウザンドサニー号て寝ていたルフィ、ゾロ、サンジを起こし、再びスリラーバークへと向かいます。スリラーバーク内で、ウソップ、サンジ、ゾロ、フランキーの4人は、ペローナと鉢合わせました。ペローナの技・ネガティブホロウは、自身が出したゴーストが身体を通過すると、心をネガティブにさせるというものでした。しかし、もともと後ろ向きな思考のウソップには、通用しません。
唯一対抗できるとして、ウソップはペローナと戦うことになります。ウソップは、周囲にいた動物ゾンビたちを塩で倒していきました。続いてペローナに狙いを定める中、クマシーは庇うように前に出ます。その隙にペローナは、部屋から逃げ出します。ペローナの後ろには、ウソップ、さらにその後ろをクマシーが追いかけました。クマシーは、頭突きでウソップを攻撃しますが、避けられてしまい、周囲に弱点の炎を巻かれます。
一旦引くクマシーでしたが、その後主人のペローナがウソップに攻撃し、負傷を負わせました。それに続き、クマシーは、持ち前の腕力でウソップを殴りつけています。ぬいぐるみのようなゾンビ・クマシーの登場シーンの中でもかっこいいと評判のシーンでした。
魅力や登場シーン③67巻パンクハザード編の658話の扉絵
ウソップに塩を食らわされてしまったクマシーでしたが、その後658話の扉絵にて再登場していました。扉絵には、白目をむいているクマシーを抱きかかえるペローナが描かれています。
ワンピースのクマシーのアニメ版の声優
岩崎ひろしのプロフィール
アニメ「ワンピース」でクマシー役を演じた声優は、俳優としても活躍する岩崎ひろしでした。演劇学校・青年座研究所を卒業し、現在の劇団青年座に入りました。低く深みのある声に定評のある声優で、渋い男性キャラクターや、悪役などを多くこなします。
岩崎ひろしの主な出演作品
岩崎ひろしの声優としての主な出演作に、「カウボーイビバップ」ジュリアス役、「サイボーグ009完結編」石ノ森章太郎役、「シンデレラボーイ」ロベルト・デ・パニーニ役、「ギャラリーフェイク」キチエ役、「ゴルゴ13」テリー・バートン役、「タイムボカン 逆襲の三悪人」松尾芭蕉役、「深夜!天才バカボン」課金後輩役、「邪神ちゃんドロップキック」悪魔悪徳業者役、「真・中華一番!」トウリ役などがあります。
ワンピースのクマシーの動物ゾンビ
「ワンピース」スリラーバーク編には、様々なゾンビが登場します。身体に刻まれた番号によって、ゾンビの種類は分けられていました。ここでは、クマシー以外の動物ゾンビや、そのほかのゾンビについて紹介していきます。
動物(ワイルド)ゾンビ
ケルベロス
動物ゾンビは、その名の通り動物がベースとなっているゾンビのことです。ケルベロスは、身体が一つに頭が3つついたゾンビでした。しかし、2頭は犬ですが、1頭はなぜか狐です。狐は、そのことを気にしており、ツッコミを入れられると機嫌を損ねます。ルフィは、飼い慣らそうとしますが、ケルベロスが噛み付いたことにより倒され、敷地内を移動する乗り物としてこき使われることとなりました。
リスキー兄弟
リスキー兄弟は、小さなリスのぬいぐるみのような動物ゾンビです。ナミ、ウソップ、チョッパーの入った棺を2体で運ぶほどの腕力を持ちます。息ぴったりの掛け声と、スピードで棺をペローナの部屋に届けようとしますが、途中で転んで落としてしまいました。見た目通りか弱く、チョッパーに殴られあっさりと気を失っています。3人が意識を取り戻したことに焦ったリスキー兄弟は、急いで仲間を呼びに行きました。
犬ッペ
犬ッペは、ペンギンとブルドッグを掛け合わせたような動物ゾンビです。そのほかの動物ゾンビは、チョッパーとウソップを攻撃し、最後にナミを狙います。しかし、新しく動物ゾンビに加わったという犬ッペは、敵であるはずのナミを庇います。犬ッペは、サンジの影が入れられたゾンビであり、本人の価値観が根付いていたのでした。
びっくりゾンビ
びっくりゾンビは、ホグバックの屋敷の装飾品として置かれている絵画や剥製、敷物などに扮したゾンビです。このゾンビ部隊のリーダー・ブヒチャックという豚の剥製は、案内役としてルフィたちに連れて行かれました。絵画や敷物は、中から飛び出してくることができます。
しかし、炎を怖がる性質であるため、屋敷にあった火のついたロウソクを投げつけた時は、全員ひどく慌てていました。戦闘能力はあまり高くないらしく、ルフィたちにはあっけなく倒されています。
兵士(ソルジャー)ゾンビ
ソルジャーゾンビは、墓場などに埋まっているゾンビです。あらゆるゾンビの中でもっとも多く、数で圧倒してきます。ホグバックに支えるシンドリーも、ソルジャーゾンビに属していました。
将軍(ジェネラル)ゾンビ
求婚のローラ
将軍ゾンビは、世間に名を馳せた犯罪者や英雄などの遺体と影を合体させた、兵士ゾンビやびっくりゾンビとは比べ物にならないほどの強さを持ったゾンビです。求婚のローラは、イボイノシシの姿をしていますが、動物ゾンビではなく、将軍ゾンビに分類されます。アブサロムに惚れ込んでおり、すきあらば婚姻届けにハンコを押させようとしていました。彼女に宿った影は、ローリング海賊団船長でした。
風のジゴロウ
風のジゴロウは、ゾロの影を入れられた将軍ゾンビです。頭に刺さった釘、ボーダーの腹巻き、Tシャツ、靴下に下駄をはいた珍妙な格好をしています。ちょんまげ、刀を使うことなど、全体的に落ち武者を思わせるデザインとなっています。
特別(スペシャル)ゾンビ
特別ゾンビは、一般的な巨人族の比ではないほどの大きさを持つオーズの身体に、ルフィの影を入れたゾンビです。モリアは、オーズの身体に見合う賞金額の海賊を探していたようで、ルフィを捕まえた時は、ペローナ、アブサロム、ホグバックを呼び、特別ゾンビの誕生を喜びました。
ワンピースのクマシーに関する感想や評価
ペローナに喋んなって言われるクマシー可哀想だけどかわいい
— XAJI🥺 (@lPinKzz) August 11, 2018
「ワンピース」のクマシーは、非常に低い声の持ち主です。そのため、ペローナからは見た目の可愛さが損なわれるとして、喋るのを禁じられていました。ナミ、ウソップ、チョッパーがクマシーの背中に隠れた際は、報告しようにも喋るたびに怒られるため、なかなか言い出せずにいました。クマシーの扱いがかわいそうといった感想もありました。
ベポもクマシーも声低っ!!
— Ayur👆✌️最新話配信待ち (@uva_yu) April 13, 2020
「ワンピース」のクマシーは、かわいいクマのぬいぐるみのようなゾンビですが、非常に声が低いキャラクターです。かわいい見た目を気に入っているペローナは、クマシーの低い声を嫌っています。アニメ「ワンピース」のクマシーの声優は、低い声で知られる声優・岩崎ひろしでした。想像していたより、クマシーの声優の声が低かったと驚くファンも多くいました。
クマシーのぬいぐるみが欲しい。つかクマシーが欲しい。クマシーと居れば寂しくない。 (o・ω・o)
— こぐまっこり🏠 (@KOGUMAK) November 7, 2009
「ワンピース」のぬいぐるみのようなゾンビ・クマシーは、ボーダーのつぎはぎと、腕や下半身にふんだんに巻かれた包帯が特徴のかわいいキャラクターです。登場シーンでは、主人のペローナのことを、身体を張って守っており、性格もかわいいと人気でした。クマシーのぬいぐるみが欲しいといった「ワンピース」ファンの感想も多くありました。
ワンピースのクマシーのかわいい魅力まとめ
「ワンピース」のに登場するぬいぐるみのようなゾンビ・クマシーの、作中での活躍やかわいい魅力、登場シーン、アニメの声優などを紹介してきました。「ワンピース」登場シーンでは、ペローナを守るかっこいい姿も見られます。