ドラえもんがどら焼きを好きな理由は？初登場回やモデルとなったお店も調査

国民的アニメである『ドラえもん』で題名にもなっているドラえもんの大好物であるどら焼きですが、実はそのどら焼きが大好物であるのにはちゃんとした理由があるのです。今回はそんなドラえもんの大好物のどら焼きの理由に視点を置き、ドラえもんがどら焼きを好きな理由やモデルとなったお店、初登場回など詳しく解説していきます。

言わずと知れた大人気キャラクターのドラえもんとは作者の藤子・F・不二雄先生の代表的漫画の一つとして描かれているモデルであり、漫画の巻数は全45巻もある長寿漫画です。1973年からはテレビアニメとして放送をスタートし、2018年7月現在もその勢いは衰えを見せることなく放送され続けています。次に大人気キャラクターであるドラえもんの詳しい情報を解説していきます。

アニメ『ドラえもん』のOP『ぼくドラえもん』でも歌われているように、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットのドラえもん。22世紀にいた時のガールフレンドがいたのですが、耳をネズミ食べられてしまいその姿を見たガールフレンドに笑われて理由により別れた悲しい過去のあるキャラクターです。

22世紀の未来からのび太の子孫である『セワシ』によって子孫に莫大な借金を残したのび太の助け、不幸な運命を変えるためにやってきました。のび太の生活指導員のような立ち位置で、勉強などを教え、叱り役もこなしながら、のび太のピンチには必ず助け舟を出してくれる少し甘さもあるキャラクターです。

『ドラえもん』での一番の特徴である秘密道具。22世紀の未来デパートと言う所から購入しており、のび太のピンチにはこの秘密道具で助けていきます。中でも代表的な『タケコプター』や『どこでもドア』など非常に便利な道具もある一方で『独裁スイッチ』や『悪魔のパスポート』など一歩使い方を間違えれば取り返しのつかないような道具まであります。

ドラえもんの腹部についている四次元ポケットは四次元空間につながっていて、無限に物体を収納することができるようになっています。のび太のピンチの時にはその袋を何倍にも広げ、秘密道具を取り出します。ときにドラえもんの寝室である押し入れに入れてあるスペアポケットをのび太が持ち出し、ドラえもんの四次元ポケットと繋がっているために、いたずらしようと持ち出されることも少なくありません。

『ドラえもん』での物語の大半はのび太がジャイアンにいじめられ秘密道具でたすけたり、のび太のいたずらのせいでトラブルに巻き込まれるなどですが、特に映画などではドラえもんやのび太の他に、ジャイアンにスネ夫にしずかちゃんと、個性的な友達とともに世界を救ったりなど困難を乗り越えていきます。映画ではジャイアンがいつものいじめっ子ではなく急に優しくなるのは有名です。

今回の本題であるドラえもんの大好物であるどら焼き。一目見ただけで目の色が変わり、思わず飛び込んでいってしまいそうになるほどです。さらにはどら焼きを勝手に食べると本気で怒ってしまったり、どら焼きに恐ろしいほどの執着心を持っています

みんなが知っているドラえもんの好物のどら焼きですが、そこには意外な理由がありました。過去のガールフレンドや藤子・F・不二雄先生のことなど、気になる好きな理由に迫っていきます。

22世紀のドラえもんが製造された時代には、ロボットが通うロボット学校がそんざいしていました。そのロボット学校での同級生であるノラミャーコの事を好きになったドラえもん。ガールフレンドとなった二人の間で後に、ドラえもんがどら焼きを好きになってしまう出来事が起こるのです。

ドラえもんがそこまでどら焼きを好きになったのは、過去に付き合っていたガールフレンドが関係していました。ある日ドラえもんが落ち込んでいるときにノラミャーコから貰ったどら焼きがとてもおいしく、それ以来どら焼きの虜になってしまいました。

ドラえもんの体が青くなってしまった理由は実は昔と今で少し内容が違います。昔はドラえもんの昼寝最中にネズミに耳をかじられてしまい、耳が全部無くなってしまったドラえもんはそんな自分を鏡で見たときにあまりの衝撃で青ざめるという内容でした。

ですが現在は、ネズミに耳をかじられなくなってしまい、その姿をガールフレンドのノラミャーコに笑われてしまい大泣きしてしまいます。そんな状況から立ち直るために、秘密道具である『元気の素』を飲もうとしましたが、間違えて「悲劇の素」を飲んでしまい、三日三晩泣き続けます。その時の振動で塗装が剥がれ落ちて青くなりました。

大好きだったガールフレンドから教えてもらったどら焼きですが、現在の設定であるネズミに耳を食べられて、ガールフレンドに笑われ青くなった設定の方でしたら少しほろ苦い思い出の味なのではないでしょうか。

ドラえもんがどら焼きを好む理由としてのひとつとして、どら焼きがドラえもんを動かすための『最適の動力源』であるといわれております。いわれております。ドラえもんの初期設定では動力源が『原子力』で、体内に特殊な原子炉を持っていました。ですが読者の不評なのか、子供にわかりやすくするためなのか、今では食べたものを何でも動力源に変えてしまうという設定になっています。

コミックス4巻に『友情カプセル』という回でドラえもんが唐突に発した「どら焼きは大こうぶつなんだ。こんなにたべれるなんて。ああ、夢じゃないかした。」と言いいきなりですがどら焼きが大好きだと宣言しています。それ以来ドラえもんのどら焼き大好き設定が度々登場してきます。

ドラえもんがどら焼きを大好物としている理由として『ドラえもん』の原作者である藤子・F・不二雄先生の好物がどら焼きだったため、ドラえもんの好物に自身の好物を設定されました。さらにそのどら焼きにはモデルになったお店がありました。

ドラえもんや藤子・F・不二雄先生の大好物であるどら焼きにはモデルとなったお店があります。藤子・F・不二雄先生も愛したそのお店について、詳しく解説していきます。

ドラえもんの大好物のどら焼きのモデルとなったお店は時屋という和菓子屋さんです。新宿西口ハルクの1階にある甘味喫茶である時屋。和菓子屋さんだけあって、木目を基調としたデザインの店内に、カフェのような装飾が施されているとてもオシャレな和菓子喫茶となっています。

戦後間もない1948年に開店し、現在まで70年近く営業をしている老舗のお店。手作りにこだわったどら焼きは人気商品であり、売り切れる事は珍しいことではありません。創業以前は時計やを営んでいたようで、現在の焼き印が当時の時計屋をモチーフにしたデザインとなっています。

ドラえもんがアニメのなかで発していた「甘すぎるどら焼きは邪道だ！」という言葉どおり、時屋のどら焼きも甘さ控えめの素朴な味わいになっています。どら焼きは創業当初からずっと手作りにこだわっており、そんなどら焼きへの愛情があるからこそ藤子・F・不二雄先生も時屋のどら焼き愛したのでしょう。

時屋のどら焼きには小サイズや中サイズなど様々なサイズがあるのですが、その中でもお持ち帰りにはひときわ存在感を出している25cmほどの特大栗入りどら焼きがあります。重さは1.5キロでお値段は2750円とドラえもんなら食べられる量ですが、一般的にはサプライズやおみやげ用に買う人が多いようです。

藤子・F・不二雄先生が愛してやまなく、自身の漫画の中にまで登場させてしまうほどのどら焼きを作る時屋には、長い歴史とどら焼きに対しての深い愛情がこもっていました。

ドラえもんの大好物であるどら焼きにはモデルとなる実際のお店があったのですが、逆にドラえもんをイメージしたどら焼きと言うのも販売されていました。

藤子・Ｆ・不二雄ミュージアムの中には藤子・Ｆ・不二雄先生の代表作品の『ドラえもん』や『キテレツ大百科』などの様々な展示品やグッズ、キャラクターを描いたラテアートなど老若男女問わず楽しめる場所となっています。

藤子・Ｆ・不二雄ミュージアムの中にあるギフトコーナー「藤子屋」の中にはドラえもんの絵が焼印されたどら焼きがあります。もっちりとした生地にとてもかわいいドラえもんの絵柄が3種類あり、値段も1個210円と安い大人気商品です。

どら焼きをもったドラえもんが大きく描かれており焼印が大きく押されており、商品パッケージもかわいい人気商品です。文明堂の『ドラえもんどら焼きは』通販で買うことができ、お値段も5個入り1,080円(税込)とお安く、贈り物にも喜ばれるような商品です。

現在発売されているドラえもんのどら焼きをモチーフにしたどら焼きはどの店でも大人気商品として存在していました。可愛いイラストが焼印されていて、アニメそっくりな形をしているどら焼きはドラえもんファンにとっては一度は食べておきたい商品なのではないでしょうか。

ドラえもんの記念すべき初登場シーンは、お正月にいつものようにごろごろしたのび太のシーンから始まります。そしてドラえもんの登場シーンはいつものようにのび太のピンチに颯爽と現れるとかではなく

いきなり引き出しの中から飛び出してきます。これがドラえもんの初登場シーン。当然何のことだかわからないのび太は飛び上がり、そしてはじめて会ったドラえもんにいきなり物騒なことを言われます。

いきなり引き出しから出てきて、死ぬまで君は不幸だ宣言をされるという、なんとも理不尽な登場回でした。

ドラえもん本人のグッズはたくさんありますが、ドラえもんに登場するどら焼きのグッズはあるのでしょうか。実はたくさんある可愛いドラえもんのどら焼きグッズを紹介していきます。

グッズの定番キーホルダー。このキーホルダーではどら焼きにドラえもんは描かれておりぷにぷにの感触に摘まめば中からあんこが飛び出してくる、気づいたら触ってしまうような中毒性ある感触のキーホルダー。

ドラえもんのどら焼きをモデルにしたクッション。ドラえもんの可愛らしいデザインの施されたクッションで飾っても絵になるそんな愛らしい表情のドラえもんです。

どら焼きの中のあんこのようにワンちゃんたちが顔を出すドッグベッドです。表面にはドラえもんのデザインが描かれており、ふわふわなドラえもんのどら焼きをモデルにしたベッドとワンちゃんの両方の可愛さがみられる商品です。

ドラえもんのどら焼きをモデルにしたイラストはかなりの数があり、どれもドラえもんへの愛情が伝わってくる作品ばかりです。そんなドラえもんのどら焼きをモデルにしたイラストを紹介していきます。

大好きなどら焼きに挟まれながらこちらを覗いている姿に癒されてしますイラスト。どら焼きに挟まれながらこちらを見ている様子に癒されます。絵のタッチが優しく、尖らした口に上目遣いをしているドラえもんがかわいいイラストです。

大好きなどら焼きを纏いご機嫌なのか嬉しそうな雰囲気を醸し出し口笛を吹いていそうな顔をしています。胴体部分はどら焼きと言うより、ドーナツに近い状態になっていますが、今にもずり落ちそうなどら焼き帽子をかぶり、ドーナツ状のどら焼きを持ちながらご機嫌に歩いている姿に癒されてしまうイラストです。

大きなどら焼きに飛びついているドラえもん。自分の体以上の大きさのどら焼きに夢中になり、今にも食べてしまいそうなイラストです。耳や尻尾もあり、毛並みもあるドラえもんですが、かなりの可愛さです。

以上、ドラえもんの大好物であるどら焼きを紹介しました。ドラえもんのどら焼きが好きな理由であるガールフレンドの存在や、まさかの最適燃料である事実など、あまり知らなかった事も多く、魅力あるキャラクターのドラえもんとどら焼きの関係性は本作にとってとても重要な位置関係がありました。