2020年05月25日公開
2022年11月14日更新
【ワンピース】海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)とは?メンバーや目的を考察
ワンピースの海軍側の勢力として新しく登場した組織が海軍本部機密特殊部隊通称SWORD(ソード)です。まだまだ概要は不明ながらルフィと同じ「超新星」「最悪の世代」に数えられたX・ドレーク、さらにコビーがそのメンバーである事が明らかになっているなどワンピースの今後に大きな意味を持つ組織なのではないかと考察されています。今回はワンピースに新登場したSWORD(ソード)について、現状判明しているメンバーやメンバーの候補、目的とはなんなのかなどの考察をまとめて紹介していきます。
目次
ワンピースの海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)とは?
ワンピースの作品情報
海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)について紹介する前にSWORDが登場するワンピースについても簡単に紹介しておきます。
ワンピースの概要
ワンピースは1997年に週刊少年ジャンプにて連載が開始された海賊を題材とした少年漫画です。少年漫画らしい王道なテーマが全面的に展開されながらも壮大な世界観と物語の節々に込められた伏線が様々な考察を呼び高い人気を獲得しています。日本国内だけではなく海外でも高い人気を誇り日本国内では多数の出版記録を樹立、「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス記録にも認定されています。
ワンピースの人気は漫画だけに留まらず、1999年から2020年5月現在も放送中のアニメを筆頭に、劇場版映画や小説、ゲーム、スーパー歌舞伎など様々なメディアでも展開し、それぞれのメディア毎にも高い評価を受けています。ワンピースはまさに日本を代表する漫画の1つです。
ワンピースのあらすじ
海賊王を目指すルフィは各地を冒険しながら仲間を集め絆を深めながら麦わらの一味を結成。東の海(イーストブルー)、偉大なる航路(グランドライン)と冒険を進め、偉大なる航路後半の海、通称新世界へと足を踏み入れます。ルフィが七武海のドフラミンゴや四皇ビッグマムと激闘を繰り広げる中、世界政府や各国の王も黙ってみているわけではありませんでした。
七武海に国を荒らされたアラバスタ、ドレスローザ両国王の進言によりワンピース本編初期から存在していた世界政府公認海賊制度である王下七武海制度が廃止されます。そんな不安定な情勢の中で存在が明かされたのが海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)です。
海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)とは?
ワンピース本編においてSWORDとはどういった組織なのか2020年5月現在判明している事はかなり限定的です。行っている任務内容や活動目的などほとんど分かっておらず、分かっているのは僅かなメンバーのみです。ただ海軍本部機密特殊部隊という名称から海軍独自の諜報機関である事が伺えます。
ワンピースでは諜報機関と言えばサイファーポールですがサイファーポールは世界政府の直轄で海軍の管轄ではないので海軍がその任務の為に独自に諜報機関を持っていても不思議ではありません。その諜報機関に当たるのがSWORDなのではないかと考察されています。
SWORD(ソード)はいつ登場していた?
SWORDの存在がワンピース本編で初めて明かされたのはワンピース第956話「ビッグニュース」での事でした。後述するメンバーであるドレークが、コビーに得た情報を連絡するという形で登場したのです。2020年5月現在のワンピース最新話は979話なのでかなり最近になって描かれた新組織と言えます。
ワンピースのSWORD(ソード)のメンバー
メンバー①ドレーク
メンバーの1人で隊長として登場したのがワンピースに既に登場していたルフィと同じ最悪の世代に数えられ動物系古代種の悪魔の実「リュウリュウの実モデルアロサウルス」の能力者でもあるドレークです。ドレークとは元海軍本部少将という肩書を持った海賊として登場していましたが実際に海軍をやめたわけではなく、SWORDの隊長を務めている事が発覚しました。
ドレーク海賊団の船長であり、新世界編では百獣海賊団の傘下に入りドレーク自身は百獣海賊団の飛び六胞に数えられるなど百獣海賊団の中でも確かな地位を得ていますがここで得た情報は全て海軍に流しています。
メンバー②コビー
SWORDのメンバーとしてもう1人確定しているのがコビーです。コビーとはワンピース1巻から登場し、元々はひ弱な性格だったもののルフィとの出会いで前向きな気持ちを手に入れ、さらには偶然にもガープに気に入られた事でガープの元で鍛えられる事になりました。その結果も相まって新世界編までに着実に実力をつけています。
新世界編ではガープが実質職を辞した事もあってかガープの元を離れていますがコビーは現在も海兵を継続しており、どこかに潜入しているというわけではありません。上記のドレークの通信を受けたのがコビーである事からSWORDの所属である事は確定しています。或いはSWORDのメンバーが集めた情報を元に海軍を動かす役割なのかも知れないと考察されています。
ワンピースのSWORD(ソード)である可能性のあるメンバー
可能性のあるメンバー①ロシナンテ
その任務内容、SWORDがワンピース本編内にて「新設されたばかりの部隊」という表現がない事からメンバーだったのではないかと考えられているのがロシナンテです。ロシナンテもまた海兵でありながらドフラミンゴの弟という立場を利用してドフラミンゴファミリーの情報を海軍に流す任務を行っていました。その役割はまさにワンピース本編にてドレークが百獣海賊団相手にしている事と同じです。
可能性のあるメンバー②センゴク
上記のロシナンテと合わせてメンバーと考察されているのがセンゴクです。ロシナンテの育ての親であり、長らく海軍元帥をしていた事から少なくとも存在は知っているはずです。新世界編では元帥の職は辞していますが、SWORDの立場は残っているのではないかとも考察されています。センゴクを海軍に留まらせたコングもその存在を知っているからこそ軍に残るように言ったのではないかと考察されています。
可能性のあるメンバー③ガープ
SWORDの名称が天竜人直轄のCP0(イージスゼロ)と対になっている事から海軍の中でも声を大にして天竜人を嫌いを公言しているガープが設立したのではないかとする考察もあります。ただロシナンテとセンゴクの通信の際は部屋から追い出されている事から深く任務に関わっていない可能性も高いです。
可能性のあるメンバー④クザン
サカズキとの決闘に敗れて海軍を去ったとされているクザン。新世界編後その姿が明確にワンピース本編で描かれる事はありませんが、黒ひげに接触しているという噂レベルの話があります。これもドレークと同じように海軍を辞めた事にして黒ひげの情報を流す為ではないかと考察されています。クザンは上記でも紹介したセンゴクに元帥として推薦されたりガープに世話になった過去があるなど海軍内での接点も十分にあります。
可能性のあるメンバー⑤ヘルメッポ
上記のキャラクター達とは全く別のベクトルからSWORD所属を考察されているのがヘルメッポです。ヘルメッポはコビーと共にガープに鍛えられコビー程ではないにしてもかなり強くなっている様子が描かれています。ワンピース本編においてはコビーの海軍内でのライバル的な立ち位置である事からコビーと共にSWORD所属になっていてもおかしくないのではと考察されています。
ワンピースのSWORD(ソード)の目的や強さ
SWORD(ソード)の目的
SWORDの目的は2020年5月現在ワンピース本編では一切語られていません。ただその名称やメンバー、メンバー候補と合わせて考察されているのが海軍内の世界政府対抗勢力、世界政府の裏の動きを監視するような目的を持っているのではないかという事です。
しかも海軍内でもSWORDの存在について知っているメンバーはかなり限られていると考察されています。シャボンディ諸島編では大将の黄猿がドレークと交戦しており、これを倒しています。最終的に逃げられてこそいますがもし黄猿がドレークがSWORDだと知っていれば戦っているフリをするだけでも良かったはずです。この事から海軍大将クラスでも知らない組織なのではないかと考察されています。
新世界編元帥であるサカズキについてもSWORDの存在を知っているかは怪しいです。一応クザンの動きを追わなくていいような事を言ったり、ワノ国行きを提案する黄猿を制したりとクザンやドレークの動きを知っての発言にも見える発言もありますが、仮にその目的が海軍内の世界政府危険視勢力だとすれば知らない可能性は否定できません。
またメタい考察としてワンピースの物語において海軍側の主人公とも言えるコビーがワンピース初期から語っている「ルフィを捕まえる」という夢を描く為の組織なのではないかという考察もあります。コビーがルフィと戦う時、麦わらの一味と交戦するのがSWORDの精鋭なのではないかとする考察です。
SWORD(ソード)と旧CP9とはどちらの方が強い?
同じ諜報機関という側面を持つSWORDとCP9。CP9は麦わらの一味に敗れてしまいましたが、その後ルッチ・カクについてはCP0に昇格しています。SWORDが何時頃設立されたのか、その目的の相違によってどちらが強いかは変わりますが、現在判明しているメンバーだけでいえばまだCP9の方が強いと考えられます。
メンバー候補としてセンゴクやガープが含まれていますが彼は一線で戦うわけではありません。CP9でいえばスパンダムのような司令官的な立場です。彼らを除けばドレークが隊長=組織内で一番強いと考えられます。ドレークが強さの頂点であれば総合戦力はやはりCP9には劣るのではないかとする考察が多いです。
ただクザンのような海軍大将にまで登りつめる実力者も所属しながらドレークが隊長を務めていた場合、隊長=1番強いという前提が覆る場合はあります。この前提が覆るのであれば今後明かされる事になる所属メンバー次第ではSWORDの方が強い可能性は十分にあります。特にSWORDが麦わらの一味と戦うような事になればそれは相当な強さメンバーを揃える事になるのではないかと考察されています。
ワンピースの海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)に関する感想や評価
#ワンピース
— コウ (@s_g_hrak) September 21, 2019
ルフィsideにオロチと通じてる内通者がいるかと思えば、まずカイドウsideに海軍と通じてる内通者がいたの巻。え、ドレークさん、マジで…?SWORDとかいう組織も初耳なんですけど。つまり海軍少将から海賊に転身したのも、ハナからスパイ活動するためだったってこと?マジで???#wj43
ここからはワンピースを既に視聴している人のSWORDに関しての感想を紹介していきます。ワノ国編はワンピース全体の物語的に見てもかなりの情報量が多いとされるエピソードになっています。ワノ国編に直接関わらずその先のワンピースの物語に繋がる情報も多いのではないかとされており、その中でもドレークがSWORDの隊長であり海軍のスパイだった事に驚いたという声は非常に多くなっています。
これまでドレークと海軍を結びつける接点はなく、シャボンディ諸島では黄猿とも交戦するなど完全に海賊として描かれていました。唯一海軍と結びつける要素といえば元海兵という要素ですが、このような過去すら伏線だった事に驚いたという声も多くなっています。また同時にドレーク海賊団のメンバーはSWORDなのかという考察もあります。
【SWORDの他のメンバー考察】
— 野菜生活/ワンピース大好き (@7duPZuXgs1N3tIT) September 23, 2019
SWORDは”機密”特殊部隊なので潜入、スパイが目的ですよね。
ドレークは百獣海賊団にスパイとして潜入しています。
僕の考えでは、このSWORDにはクザン(青キジ)が絡んでくるのではないかと思います!#ワンピース#ワンピースSWORD#ワンピースSWORD考察
2020年5月現在SWORDのメンバーとして明かされているのはドレークとコビーだけですが、その他のメンバーとはどんな人物なのかという考察も盛んに行われています。特にドレークとの共通点からクザンの動きがSWORDだからなのではないかとする声も多くなっています。
過去に遡ればロシナンテもドレークと同じような任務をしている事からかなり古くからSWORDは存在していたのではないかと考察する声が多く、設立や運営にはセンゴクやガープが関わっていたのではないかとする声が多いです。
海軍本部機密特殊部隊SWORDとかいう新組織が出てCP-0のイージス=盾の対でソード=剣って面白い考察ですね。
— ウェッ@意識低い系 (@debusdebusdebus) September 21, 2019
でもSWORDってS-Wordに分けることも出来ますよね?S-WordといえばShankの意味で使われますね…ここまで考えてつけてるならやっぱすげえわ尾田っちとならざるを得ない、面白いなあワンピース
ただメンバーに対して不明とされているのがその活動目的です。CP9のような諜報機関にも考えられますが海軍が独自に持ち、しかもその存在を海軍大将ですら知らない可能性がある事から目的や海軍内での位置関係が分からないとする声も多くなっています。
またその名前から天竜人直轄のCP0と対になっている組織ではないかとする考察もあります。CP0はなぜかイージスゼロ(イージスは盾の意)と他のサイファーポールにはない意味を持っています。この盾であるCP0に対抗する為の組織がSWORDなのではないかと考察されているのです。或いはワンピースのワノ国編より先の物語において対天竜人共同戦線としてルフィ達と協力するような展開もあるのではないかと考察されています。
ワンピースの海軍本部機密特殊部隊SWORD(ソード)まとめ
SWORDとはワンピースワノ国編になって新しく登場した海軍内の組織です。2020年5月現在まだ判明しているのはドレークが隊長でメンバーがコビーである事だけで設立目的や活動内容などは一切不明になっています。ただワンピース全体の物語は佳境に入っていると言われる中での登場である事から相応の組織である事が想定されます。
その為所属メンバーについても豪華なメンバーが考察されており、センゴクやガープ、クザンなど海軍大将以上の実力を持つ者達、さらには彼らと縁が深いロシナンテやヘルメッポなども候補に上がっています。今後のワノ国編、或いはワノ国編後のワンピースのエピソードにおいて間違いなく中心となる組織の1つなのでSWORDの存在に注目しながらワンピースを視聴してみてはいかがでしょうか?